かくれ里

土曜日, 1月 12, 2013

ソフトバンクの思惑

 国内携帯電話3位のソフトバンクは、昨年暮れ、国内4位のイー・アクセスのすべての株式を2200億円で取得して完全子会社化した。
 
しかし、ソフトバンクはその株の67%をサムスン電子等、外国の11社に10数億円で売却するらしい。携帯電話に使われる電波の周波数が、一つのグループに集中するという批判をかわす狙いがあるようだ。
 
それにしても、2200億円で買ったものの67%の株をわずか10数億円で売却するということは、1400億円以上の損失が発生する勘定になる。
 
 ソフトバンクは、元々2200億円の価値のないものを高値で買ったのか、2200億円の価値がある物を、安値で売って販売先に利益供与したのだろうか。一体どっちなんだろう