かくれ里

木曜日, 1月 10, 2013

ドーナツ盤


最近は殆ど見かけることがなくなったレコード盤だが、昭和24年1月10日にドーナツ盤(EP盤)が日本で初公開された。それまでのレコード盤は78回転/分のSP盤で直径が25cm~30cmの樹脂製で落としたら割れる物だった。
 
EP盤は直径17cmで真ん中に38㎜の穴が開いている。ドーナツの穴を連想することからドーナツ盤と呼ばれていた。録音時間は片面約5分で、両面に1曲ずつ収録して発売していた。
 
続いてLP盤も発売された。こちらは33回転/分で直径30cmの盤に何曲も納めるアルバムやクラッシック音楽の収録に便利だった。当時ドーナツ盤は300円ぐらいで販売していたので時々買った。
 
 LP盤も十数枚のセット物をよく買っていたので、現在もかなりの数のレコード盤を持っている。プレーヤーもあるがかけたことがない。しかし、アナログレコードにはデジタルにない魅力があると言うから、いずれ機会をつくろうと思っている。それまで捨てないでおこう。