かくれ里

月曜日, 7月 08, 2013

放送と通信のルール分け



パナソニックの新型テレビのコマーシャル放送を民法各局が拒否しているそうだ。問題のテレビはパナソニックが4月に発売した「スマートビエラ」だ。テレビ起動時に放送中の番組の右側と下に、放送とは関係のないサイトや、ネット動画にアクセスできる画面が表示されるからだ。
 
民放各社は、「視聴者が放送番組とネット情報を混同する恐れがある。放送局が提供するデーター放送に不具合が生じる」として、パナソニックと協議を続けていると言う。
 
民法各局が、大手広告主のCMを放送拒否するのは異例だが、パナソニック側でも、「スマートテレビは新しいサービスで、放送と通信の新しいルール作りを考えている」とだけコメントしている。
 
 最近は、公共の電波でなくてもインターネット経由で映画やテレビ番組が見られるようになった。若い人たちのテレビ離れは確かに進んでいる。だが、社会全体を見た場合、ネットが放送にとって代わることはないと思う。