貧富の差
中国の北京大学が8月3日に発表した調査結果によると、都市部の最富裕層(5%)と最貧困層(5%)の世帯年収を比較したところ、242倍の格差が存在していることがわかった。
中国で共産主義革命が起きた当時の貧富の差は80倍位だった。共産主義が導入されたら格差は縮小するはずであった。しかし、改革開放政策で経済成長を進めてきた結果が今の中国の状態だ。
世界には中国より格差のひどい国が多く存在する。だが、日本はそれまでひどくはない。もっとも最近の日本社会は、所得分布が「M字型」になっており、中間層が減っている。
それでもアメリカに比べるとまだまだいい方だと言われている。デフレを解消し、景気の底上げをして国民の所得を増やし、中間層を多くすることが必要だと思う。
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