かくれ里

水曜日, 11月 14, 2018

300歳の集い



久しぶりに60年来の友人4人で食事をした。昭和34年の大阪市主催の成人式に集まった折の仲間で、これまで60年間付き合いのあった連中だ。4人合わせた年齢は300歳を超える。しかし、一病息災で皆元気だ。
 
 お互い野外活動が趣味で、よく山登りをした。国内の有名な山々は大体登っている。もっとも僕の場合は近郊の山しか登っていない。二十歳代には彼らと金剛山に頻繁に登った。H君はその後も金剛山の早朝登山を続けており、1万回を達成して今年5月3日に表彰された。
 
 これまで長い間、この歳になるまで友情をはぐくんでこられたことは大変喜ばしいことだ。子供が小さい頃には家族旅行などしたこともある。だが、H君の細君は1年前に他界された。この日集まったのは彼女の供養を兼ねての集まりでもあった。
 
 この日の話題はやはり健康のことだった。僕の場合、今年は医療機関の世話になったが、今のところ4人とも介護保険の世話になることはないだろう。健康であることがささやかでも国への貢献ではなかろうか等と話し合った。