かくれ里

土曜日, 2月 21, 2015

民のかまど



愛知県一宮市の中学校校長が、勤務校のホームページ内のブログで、古代から日本は天皇陛下と民が心を一つにして暮らしてきたなどとする原稿を掲載したが、一宮市教委から注意を受けたことが2月18日付の中京新聞に掲載された。
 
この校長はブログ原稿を削除したが、新聞の読者からは一宮市の教育委員会に対し、抗議の電話が殺到しているようだ。この原稿のコピーがネット上にあったので僕も読んだが、まともなことしか書かれていなかった。この先生の意見にはむしろ共感する。
 
話は、第16代、仁徳天皇が、民家から煮炊きする煙が少ないことから困窮する人々を思い徴税をやめて自らもつつましく暮らしたとする「民のかまど」のことを紹介していた。
 
「民のかまど」の話は、大阪市歌の歌詞にも書かれているので僕も良く知っていた。この校長先生は教育者としては素晴らしい先生だと思う。このような話が理解できない教育委員会などはなくてもいいのでは・・・・・