かくれ里

日曜日, 5月 11, 2008

里親制度


 今のNHKの連続テレビ小説は「瞳」である。東京の下町の人情味あふれる物語が展開していく楽しい番組だ。ダンスの勉強のために上京してきた瞳だが、もう一つの目的は3人の里子を育てている祖父の手伝いをする為である。

 西田敏行演じる一本木勝太郎は、里親としてのキャリアは長い。妻が亡くなって里親を続けることが難しくなり、孫の瞳が手伝うことになったと言うストーリーだ。瞳の成長していく姿を通じて社会的養護と里親制度をテーマに取り上げているドラマだと思う。

 里親の種類には大きく分けて養子縁組を目的としない養育家庭(ほっとファミリー)と、養子縁組を前提として養育する家庭がある。このドラマでは、さまざまな事情で里子となった3人の子供たちが明るく素直に育っている姿が演じられているが、現実には色々問題があるようだ。

 里親になるのには、児童の養育について理解と熱意があって豊な愛情を有していること。経済的に困窮していないこと。そして心身ともに健全であることが条件だ。社会的養護と言う意味合いからも、里親制度は必要であろう。だが、僕にはとても出来そうにない。

土曜日, 9月 27, 2008

『瞳』


 5月ごろ、里親制度の項で少し書いたが、NHKの朝の連続ドラマ「瞳」が、今日最終回を迎えた。3月から始まったこのドラマだが、4月頃から見初めて最終回まで欠かさず観てしまった。

 内容は、東京下町での人生模様を描いたものだが、出演者の方たちの熱演が素晴らしくて、ぐんぐん引き付けられていった。ヒロインの祖父役の西田敏行や、前田吟、木の実ナナ、菅井きん、近藤正臣などのベテランに混じって、子役たちの演技もよかった。ショートステイでやって来た元気な子、さらちゃん役を演じた松本春姫ちゃん(5歳)は、特に目立った。

 このドラマで気になった役者が一人いる。篠井英介である。木の実ナナと同じアトリエ・ダンカンに所属している石川県出身の俳優だが、現代演劇の女形として有名である。このドラマでも、ローズママ役は適役で、何ともいえない魅力があって良かった。

 まったく無知だったダンスのことも少し分かったし、連綿と引き継がれている東京下町の祭りの素晴らしさと、祭りを盛り上げる人たちの心意気が実感できた。ところで、このドラマの視聴率は余り良くなかったと聞くが、僕としては、今まで見た朝ドラの中では一番良かったと思っている。