かくれ里

月曜日, 2月 29, 2016

ジェネリック医薬品



年程前まで我が家には、薬と名のつくものは正露丸ぐらいしかなかった。それが最近は夫婦共医療機関からの処方を受けて色々な種類の薬剤を毎食後服用している。薬を合計するとかなりの金額になるだろうが、実際に支払う金額はあまり負担を感じない。健康保険のありがたさを実感している。

 新薬の開発には長い期間と大きな費用がかかるが、新薬の特許期間が満了後、厚生労働省の承認を得て製造・販売される薬のことをジェネリック医薬品と言って同等の効き目がありながら価格を低く抑えることが出来るそうだ
 
国は医療関係に莫大な予算を組んでいるが、ジェネリック医薬品を使うことで少しは軽減できるのだ。薬局では基本的に処方せんに記載された医薬品にジェネリック医薬品が発売されている場合は変更出来る。
 
自分が新薬にするかジェネリックにするか選ぶことはできるそうだが新薬は高くなる。いずれにしても医師や薬剤師は、沢山の種類の薬を適材適所に使い分けるには高度な知識が必要だろう。

土曜日, 2月 27, 2016

ミモザの花



住吉大社の北側にある一運寺の近くに僕の好きなミモザの樹がある。毎年3月ごろに黄色のきれいな花を咲かせる。今日昼過ぎに通りかかったらもう満開の状態だ。車を止めてスマートフォンのシャッターを切った。
 
ミモザはオーストラリア原産のアカシア属の樹で結構大木になる。黄色い球体の花がびっしり咲く。料理にミモザサラダと言うのがあるが、トマトの上に卵の黄身をこまかくいっぱいかけた様子がこの花びらを振りかけた様子に似ているからついたようだ。
 
10年以上前になるが、春日大社近くの、喫茶「たかばたけ茶論」では、ミモザやヒマラヤスギの茂る庭園が開放されていて、この庭で飲んだコーヒーの味は格別だった。
 
桜の開花はまだ大分先だろう。仕事帰りに万代池公園を覗いてみたが、蕾は硬い状態だった。それにしても一運寺のミモザ、今年は早く咲いたものだ。

 

金曜日, 2月 26, 2016

二・二六事件



1936年(昭和11年)に起きたクーデター未遂事件だが、80年たった今も2月26日になるとニュースでの話題になる。この頃の日本は、現在の世の中では想像もつかない大変な時代だったのだと想像する。
 
当時19歳だった関係者が生存されていて、テレビに映っていた。初年兵だったこの方には行動の目的は一切知らされていなかったそうだ。そのうち、「首相や蔵相を射殺した」との言葉が伝わってきて、ただならぬことがおきているのだと感じたと語っていた。
 
青年将校らによる決起は4日間で終焉を迎えたが、東京には戒厳令がしかれ29日には武装解除となって、初年兵たちも取り調べを受けた後、満州に派遣されたようだ。
 
二・二六事件は軍部が政治に関与を強め、その後の戦争に突き進む契機になったとされている。太平洋戦争末期に内閣総理大臣となって奔走した、事件当時は天皇側近だった鈴木貫太郎侍従長も襲われ重傷を負っている。

木曜日, 2月 25, 2016

御廟山古墳



堺の百舌鳥方面には数軒の得意先があって行くことが多い。百舌鳥には仁徳天皇陵を始め多くの古墳が残っている。4世紀から6世紀前半に作られたものが殆どで日本の古墳文化を物語る貴重な遺産である。
 
阪和線の百舌鳥駅の南東方向に、前方後円墳の御廟山古墳がある。秋の紅葉の頃は素晴らしく得意先を訪問した折などにはよく立ち寄って、デジカメのシャッターを切っていた。
 
今日も行く機会があって、先日買ったニコンのカメラを持参した。これまではお堀に水鳥などがいてもあまり気にしなかったが、今日はマガモやヒドリガモなど沢山の鳥たちに向けてシャッターを押していた。
 
 実はこのカメラには、シーンモードで鳥というのがついてあった。試してみたら超望遠で連写も上手く出来る。沢山撮って帰り、パソコンに移して遊んでいる所だ。一枚添付する。

水曜日, 2月 24, 2016

衆議院の選挙制度改革



1票の格差を出来るだけ小さくするという目的で都道府県別の議員定数を決めようとしているが、今国会で定数を10の削減を目指すことで自民党を含む多くの政党が足並みをそろえた。
 
だが、民主党だけが「アダムズ方式」という計算式を導入した上で削減すべきだと言っている。アダムズ方式とは人口によって自動的に都道府県の小選挙区の数が決まる方式だが自民党はこの導入には慎重な構えの様だ。
 
議員定数の削減は政党の利害が絡んで簡単には決まらないだろう。しかし、選挙制度は公正性を保つために明確なルールを設けることが必要だ。このことが今後の議論のポイントになるだろう。
 
いずれにしても結論の先送りはできない。今国会での合意形成を実現するためには、第1党である自民党の責任感と党総裁の安倍総理のリーダーシップにかかっていると言える。
 

火曜日, 2月 23, 2016

新党結成



民主党の岡田代表は本日午前中に、維新の党と合流して新党を作り党名も変更するとの考えを表明した。これに先立ち昨夜、維新の党の松野代表と会談し、合流の方針を確認している。
 
両党は明日24日に、幹事会や両院議員懇談会を開き、合流への了承の取り付けを目指す。維新の党は当初、民主党の解党を求めていたが、党名変更などの条件で、吸収される形での合流となった。
 
だが、民主党内には党名変更に慎重論があり、岡田代表のリーダーシップが問われるところだ。維新の党にも依然民主党の解党を要求する声もあるようで、松野氏も苦労することだろう。
 
 話は変わるが、「第48回ミス日本コンテスト2016」が東京都内で行われ、今年のグランプリに選ばれてのが何と、維新の党代表松野頼久氏の次女の未佳さんだと聞いて驚いた。未佳さんは慶応大二年生で二十歳。祖父は自民党で政調会長などを務めた松野頼三氏だ。

月曜日, 2月 22, 2016

GDPがマイナス成長 ?


 
 3か月ごとのGDPの速報値は、内閣府から公表される。この数値を見ると日本経済は殆ど成長していないことがわかる。政府は2015年度の実質成長率を1.2%と見込んでいたがその達成は絶望的な状態だ。
 
GDPは個人消費など9つの項目から構成されているが、今期、マイナス1.4%減になったGDPの成長率がどの項目によって生じているのか確認すると、民間の最終消費支出の落ち込みが一番大きな原因のようだ。
 
家計消費の推移を4つの形態で調べた場合、最も大きく影響しているのは、自動車や家電製品といった耐久消費財の落ち込みが大きいそうだ。
 
消費の落ち込みがこれほど長くかつ深刻な状態が続いているのは、消費税が8%に増税された2014年4月以降だと考えられるようだが、僕は、消費増税の影響は一時的かと思っていたがそうでもなさそうだ。やはり来年4月からの消費税の再増税はやめた方が良いのかもしれないな。

日曜日, 2月 21, 2016

国産ウイスキー



昨年の朝ドラ「マッサン」が原因かどうかわからないが、国産ウイスキーの人気が高まっていて販売が大きく伸びているそうだ。メーカー各社は、原酒不足を懸念して販売量を減らす目的で値上げをすると言うのだ。
 
キリンビールの推計では、昨年比20%の販売増だが、原酒の熟成に時間がかかるため、このままでは原酒が足りなくなる恐れがあるとして主力商品を値上げする予定との事だ。
 
サントリーも原酒の増産を進める一方、全銘柄とも20%前後希望小売価格を引き上げる模様だ。アサヒビールも原酒の熟成に時間のかかる一部の商品の出荷を終了したそうだ。
 
僕は、アルコールにはあまり縁がないからウイスキーにも関心が無いのだが、最近は町の酒屋が減って、スーパーやコンビニで売っている。日本酒やビールの自動販売機もたまに見かけるが、ウイスキーの自動販売機もあるのだろうか。

土曜日, 2月 20, 2016

バードウオッチング


同業のOさんが主宰するカモメクラブの仲間に入れて貰って1年半になる。行事にも何度か参加させてもらった。メーリングリストで毎日情報を交換しているのを読んでいるが皆さん楽しそうだ。
 
どちらかというと僕は、鳥より植物の方に興味があって、野草などのスナップをして楽しんでいた。最近樹木の観察が面白くなって双眼鏡と超望遠のデジカメを買った。
 
このデジカメは先日来試しに使っているが素晴らしい。万代池や住吉大社のカモ類をアップして撮影しているが想像以上にきれいに撮れる。これなら小鳥もうつせるのではないかと思いだした。バードウオッチングは全くの素人だが、趣味の一つにしようかなと考えたりしている。
 
Oさんが、近日中に奈良公園の比較的平凡な鳥の観察に行くそうなので連れて行って貰おうと思っている。名前は知っているが殆ど判別できない小鳥たちを、少しづつ覚えて行こうと思い、参考書を買ったり、ネットを検索して楽しんでいる。

木曜日, 2月 18, 2016

X線天文衛星



宇宙観測においてX線を用いて爆発や衝突等の突発現象の観察が飛躍的に高めることが出来る。日本が開発した新世代のX線観測衛星が2月17日に打ち上げられた。打ち上げは成功し「ひとみ」と命名された。
 
宇宙では活発な天体ほどX線を多く出す。目に見える普通の光で見るとおだやかだが、X線で見ると爆発的な活動が見えてくる。その代表格がブラックホールだ。
 
先日重力波が観測されたニュースがあったが、これは、二つのブラックホールが合体して非常に激しい活動を捉えたものだ。ブラックホール一つでは非常に弱く、X線で見る意味がある。
 
  こうしたX線天文学は日本のお家芸と言われている。日本は早くからX線天文衛星を打ち上げており、ひとみは6代目だ。これまでに星が死ぬ時の大爆発で出たX線を観測するなど世界をリードしているとの事だ。

水曜日, 2月 17, 2016

ブログのこと



2006年1月より始めたこのブログ「かくれ里」は10年が過ぎた。初めは日記を書くような積りだったが、少しづつ慣れてきて、ニュースなども注意して見るようになった。
 
試行錯誤しているうちに現在のパターンに落ち着いたのだが自己満足の域を出ていない。それでも近頃はほゞ毎日更新出来ている。投稿回数も2000回を超えた。
 
その時々の話題になっているニュースなどをテーマにすることが多いが、過去に書いた話題と同じことを書いてしまうこともしばしばだ。これまで書いたものはネット上に全部残っていて、キーワードで検索できるので時々チェックしている。
 
最近シャープの話題が多いので「シャープ」で検索してみた。何と、20回分がヒットした。今年2月16日に書いたものが最後だが、最初は2006年2月に書いていた。この時のテーマは「シャープの業績好調」だった。2007年3月には「シャープが元気」だった。2008年3月には堺浜の工事現場のことを書いてあった。このように記録が残るのでブログはこれからもも続けようと思っている。

火曜日, 2月 16, 2016

日本版CCRC


昨夜のクローズアップ現代で、日本版CCRCのことをやっていた。国は地方創生の為に都会の元気な高齢者が移り住む街を整備する計画を進めている。国は多額の交付金を予算化しているそうだ。
 
CCRCとは、健康時から介護時まで継続的にケアーを提供するコミュニティーであって米国では凡そ2000カ所あるそうだ。介護保険のない米国ではなるべく介護にさせない為に予防医学、健康支援、社会参加等ガプログラム化されていて健康寿命の延伸の取り組みをしている。
 
日本は世界で一番少子高齢化が進んでいるが、国の計画に対して全国263の自治体が推進の意向を示している。しかし、これまでに独自で高齢者の街を整備してきた自治体では、高齢化が進んで医療費の負担増加や介護の人材不足などに悩んでいる。
 
放送では、果たして国の計画通り実現できるのか、高齢者の移住の在り方を検証していた。

日曜日, 2月 14, 2016

天敵昆虫


農家が野菜栽培などで大きな被害を与える害虫の駆除に、農薬に依存するのではなく、天敵昆虫の働きを利用した環境にやさしい農法の開発が進んでいると聞いた。
 
天敵昆虫とは、害虫を食べるなどして発生を抑える昆虫の事で、ハウス栽培での利用が主で、農薬に対する害虫の抵抗性の発達などから導入が進んでいる。現在市販品が17種類あるそうだ。
 
水菜などアブラナ科の野菜類に大きな被害を与えるコナガは、体長5ミリほどの小さな蛾だが、最近、コナガコマユバチという天敵寄生蜂を使った駆除が開発された。
 
 コナガコマユバチは、花蜜等の蜜源が無いと死んでしまうため、ハウス内で糖類を与える天敵給餌装置を開発して、コナガコマユバチをハウス内に効率的に誘引することに成功したそうだ。今後も天敵害虫の行動を制御し、害虫駆除に活かす農法が普及することだろう。

土曜日, 2月 13, 2016

重力波



ノーベル賞ものだとニュースで知った重力波とはとは一体どんなんだろうか。アインシュタインの相対性理論は聞いたことがある。重い天体の重力で光が曲がることなどを予言したのを、これまでの研究で正しいことが証明されている。
 
しかし、最後の宿題が重力波だったというのだ。重力波の研究は1970年代から始まっており、アメリカはこれまで11億ドルの研究費を投じているそうだ。今回アメリカの研究チームが観測したとの報告があって、重力波が宇宙の新たな観測手段になりえることが分かった。
 
二つのブラックホールが合体した瞬間に生じた「時空のひずみ波」が、13億光年先から地球に届いたことが解析してわかったそうなのだ。今後も観察を続けて精度を高めるそうだ。
 
1990年代以降、各国が研究を繰り広げていて、日本も岐阜県に同様の性能を持つ装置を完成させ、来月から試験運転を始める計画だ。今回アメリカが一番乗りしたが、今後は日本が果たすべき役割に期待したい。

木曜日, 2月 11, 2016

マイナス金利


先月29日に日銀がマイナス金利を導入した。これに対して色々な反応があった様だが、我々が銀行に預けている預金の金利がマイナスになることはないとの事だ。市中銀行が日本銀行に預けている当座預金の金利がマイナス0.1%になるそうだ。
 
銀行の銀行たる日銀は、市中銀行から預かった当座預金の一部に0.1%の利息を付けていたそうだ。それがマイナスになるのだから市中銀行は当然反対するだろう。
 
しかし、日銀の黒田総裁の説明では、このマイナス金利つきの量的・質的金融緩和については最も強力な枠組みだと延べて、2%の物価目標の実現の為には追加緩和も辞さないと延べている。
 
一部の評論家やマスコミは、マイナス金利に対して懐疑的な意見が多いようだが別の意見もある。一般人が銀行に当座預金を預けても金利がつかない。だが、市中銀行が日銀に当座預金すると0.1%の金利がついていたのがおかしい。濡れ手に粟だ。確かにそう思う。しかし、経済音痴の僕には理解できないことが多い。

水曜日, 2月 10, 2016

電力小売りの自由化



今年4月から電力小売りの自由化が始まる。これまでは地域の電力会社の独占営業だったが、4月からは契約先を自由に選べる様になる。自分に合った料金プランを選択することが出来るというのだがどのようになるのだろうか。
 
電力自由化とは、具体的には 発電、送配電、小売販売の自由化の事だ。新しい電力会社には誰でもなれる。現在、ガス会社や通信会社など169社が登録しているそうだ。
 
しかし、新電力会社には発電設備はあっても送配電設備網がない。新電力会社は電力会社に使用料を払って送電しなくてならない可能性がある。その為に電力会社も発電と送電を分離する自由化も実現しなければならない。
 
 電力自由化は国のエネルギーに関する規制緩和の提言によるものだが、東日本大震災での福島原発の事故がきっかけに国民の関心が高まり、電力自由化や発送電分離等の議論が積極的になった。果たして電力自由化は国民にとってメリットがあるのだろうか。

火曜日, 2月 09, 2016

農業と道の駅


先日立ち寄った道の駅で買った野菜や果物が、スーバーで買っているものより柔らかくて美味しかった。味を占めて7日の日曜日にも買い出しに行ってきた。場所は和泉市の170号線沿いにある道の駅だ。この日も、ほうれん草、白菜、大根、菜の花、レタス、ブロッコリー、トマト、みかんなどを買いこんできた。
 
どの品もきれいに袋詰めし、生産者の名前と値段の書いたバーコードがついてある。相対的に安い。これで採算がとれるのだろうかと思ってしまう。
 
今、専業農家は後継者が少なく限界集落が増えていると聞く。しかし、道の駅などに出品している方たちの農業は片手間の兼業農家が多いのではないだろうか。今、農業は大きく変わろうとしている。これまでの農協を通じての流通は時代遅れで、法人化した大規模な農業に変わりつつあるようだ。
 
 ところで、農業とは言えないが趣味の園芸で野菜などを栽培している人も多い。僕も家庭菜園に憧れた時期もあったが、今はとんでもないことだと考える。野菜や花の栽培は自然が相手なだけに素人の出る幕ではないと思う。

月曜日, 2月 08, 2016

困った国だ



北朝鮮がまたまたやってくれた。人工衛星打ち上げと称して事実上のミサイルを発射した。国際社会がつよく反対している中で本当に困ったものだ。北朝鮮は人工衛星を軌道に乗せることに成功したと言っている。
 
だが、実際は人工衛星ではなく、ミサイルの先頭部分に核弾頭乗せることをもくろんでいるのだろうがそんなに簡単な技術ではない。開発には大きな金額が必要だ。これまで数回の実験である程度の製造技術は手にしているかもしれない。
 
北朝鮮が自ら発射を止めるということは考えにくい。恐らく今後も一定の期間を置きながら弾道ミサイルの発射実験は続けるだろう。だが、無駄な抵抗はよせと言いたい。
 
国連では追加の制裁決議をするだろう。しかし、国連決議を無視してまでも、ミサイル開発を続けるのを誰かがストップをかけなければとんでもないことになるだろう。

土曜日, 2月 06, 2016

鴻海精密工業



経営再建中のシャープは産業改革機構からの出資を受け入れることになったと思っていたら最終盤でどんでん返しがあった。2月4日、鴻海のトップが支援額を7000億円超規模に上積みした案を持って来日したのだ。
 
鴻海精密工業は、台湾に本社を置くスマートフォンや薄型テレビなどの電子機器を受注生産するEMS企業の世界最大手であり、2014年の売上高は日本円にして15兆円を超えている。
 
しかし、ここ数年は成長の鈍化が目立ってきており、成長目標の10%に届いていない。今後は売上高を現在の2倍超を目指すとして、シャープをその成長エンジンにしたいと考えているようだ。
 
シャープにとってもあらゆる面において産業改革機構の条件より良いので、鴻海側の提案に落ち着きそうだ。今後の交渉権は、鴻海側が優先することになり、2月末には正式決定の発表があるのではなかろうか。

金曜日, 2月 05, 2016

覚せい剤



元プロ野球選手の清原和博氏が覚せい剤取締り法違反で逮捕された。これまでにも様々な有名人が逮捕されている。結果的には本人が悪いのだが、初めは些細なことから始まったのだろう。         

覚せい剤は暴力団の資金源とみられているが、金回りの良い芸能人等は特に狙われやすいのだろう。様々な誘惑から逃れなくなってしまうのではなかろうか。
覚せい剤の濫用による保健衛生上の危害を防止するため、現物及びその原料の輸出入、所持、製造、譲渡、使用に関して必要な取り締まりの目的で、昭和26年6月30日に覚せい剤取締り法が出来た。
この法律では、覚せい剤の所持、使用した場合には、10年以下の懲役に科せられることになっている。清原和博氏も自分が使用を認めているので、この際きっちりと罪を償って社会復帰をしてほしいと思う。

 

水曜日, 2月 03, 2016

ミャンマー



「アジア最後のフロンティア」と呼ばれている民政移管後のミャンマーは、この度の総選挙で、アウンサン・スーチー党首率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝した。2月1日、選挙後初の議会が招集された。
 
ミャンマーの憲法では、家族に外国籍の者がいると大統領になれない。スーチー氏は夫と子供がイギリス籍なのでなれない。従って誰か別の人を候補に立てることになる。だが彼女は大統領以上の存在になると言っている。
 
現在の大統領の任期は来月末までだ。半世紀に及ぶ軍主導の政治にピリオドを打ち、民主的な選挙で選ばれた政権が誕生することになる。ただNLDの指導部は皆高齢で人材不足が深刻なようだ。
 
その上、国政の経験もない。民主化も経済発展も道半ばだ。今後は挙国一致で臨まねばなるまい。民主化と政治の安定を実現するために険しい道のりが待っている。だが、ミャンマーに対しては日本を始め世界の国々から熱い視線が注がれている。各国の後押しも不可欠だ。

火曜日, 2月 02, 2016

相互扶助


我が国は公的保険の制度がよく整っていて安心して生活が送れる。保険は相互扶助の精神から成り立っており、怪我や病気の場合の治療費、失業時の生活保障、老後の生活保障等、様々な場面で機能している。
 
保険制度には公的保険と民間保険がある。公的保険は国が設けた社会保障制度で基本的に強制加入だ。保険料は所得に応じ適切な額を納める。民間保険は任意加入で解約は可能だが公的保険は解約できない。
 
僕は後期高齢者として国や自治体から色々な支援を受けている。本当に有難い事だ。もっとも若いころはそれなりの保険料を治めていた。現役の皆さんも公的保険料の負担は大変だが相互扶助の精神で負担をお願いしたいと思う。
 
  日本はこれからますます少子高齢社会になるだろう。お互い健康に留意して医療費や介護料を減らしたいものだ。そして現役時代の者たちの負担を軽減する必要があるではないだろうか。

月曜日, 2月 01, 2016

寒中お見舞い



一月は行く。2月は逃げる。と言うが、早くも2月になった。3日は節分、4日が立春。暦の上では春だがこれから暫くは本格的な寒さがやってくる。この季節、昔の人は寒中見舞いを書いたものだ。時候のあいさつで「余寒の候」「向春の候」「立春の候」などを使ったようだが、正直言って僕は、寒中見舞いはあまり出した経験がない。
 
今年は4年ぶりの閏年だ。オリンピックの年でもある。今回は南米初、ブラジルのリオデジャネイロでの開催だ。ブラジルは国をあげての大会準備が終盤に入っていることだろう。日本も4年後の東京大会の準備が本格的になる。
 
僕はスポーツ全般にあまり興味を示さないが、それでもオリンピックでは日本選手の活躍に応援を送り一喜一憂する。選手にとってもオリンピックは特別のようだ。東京大会では野球など数種目の競技が増えるようである。
 
オリンピックとは無縁だが、日常の運動は続ける方が良いみたいだ。最近は仕事の量も減ってあまり歩かない。健康維持のためには歩くことが大事だと聞く。努めて歩こうと思ってはいるのだが・・・・・