かくれ里

月曜日, 2月 27, 2017

鳥 見


平城宮跡で撮影したSDカードを開いてみた。記念撮影や風景写真はそれなりに写っている。ところが、野鳥の映像は殆ど写っていない。たまに写っていてもほとんどがピンボケだ。被写体が小さいのとじっとしていないのとで、やはり僕には無理だ。
 
持参したのは2000ミリまでズーミングできるカメラだ。このカメラには「鳥モード」機能があって、望遠の連写が出来る。しかし、オートフォーカスではピント合わせは無理だ。
 
「エナガ」という小鳥が10数羽、枯れ木に戯れている。こちらはコンパクトカメラで5分間ほど動画撮影した。再生してみるときれいに撮れていた。平城宮跡は13時半ごろに退散し近くの水上池に移動する。
 
 ここでも様々な水鳥の観察ができるとのことだ。Oさんは愛用の望遠鏡を覗いて、対岸にオシドリのペアが数組いると言った。僕もカメラのズームを最大にしてシャッターを切った。だが、結果的には添付のマガモぐらいが僕の性に合っているようだった。

日曜日, 2月 26, 2017

平城宮跡へ




早朝より奈良の平城宮跡へ行ってきた。第一次大極殿が完成してからは初めてであった。10数年前に行った折には大極殿は工事中だった。実は、今日の目的は鳥見だった。同業でカモメクラブを主宰するOさんに誘ってもらったのだ。同業のTさんも同行した。
 
平城宮跡では普段お目にかかれない珍しい鳥が見られるとのことだ。今日も大勢のバーダーたちが長い望遠レンズの付いたカメラを構えていた。僕も昨年買ったズームカメラを持って行ったが鳥の撮影は簡単ではない。
 
1時間ほどでOさんと別行動することにして、Tさんと二人で史跡をめぐることにした。朱雀門の前で記念撮影をしてから大極殿へ移動。ここの内部を見学した。昼時になったので再びOさんと合流しランチタイム。
 
 午後からも、鳥見の真似事をする。無造作にシャッターを切っていたので、そのうちの何枚かに珍しい鳥でも写っていればうれしいのだが楽しみだ。今日は初めて見聞きする数種類の鳥の名前と姿を覚えた。Oさん大変お世話になりました。

金曜日, 2月 24, 2017

プレミアムフライデー



今日2月24日金曜日は初めての「プレミアムフライデー」だ。今後毎月の月末の金曜日を軸に実施するそうだ。
 
プレミアムフライデーとは、政府と経済界が個人消費の喚起を促す目的のための働き方改革のことだ。月末の金曜日(フライデー)には、午後3時に仕事を終えることを推奨して、個人消費喚起を促すキャンペーのことだ。
 
給与支給日直後の月末の夕方に、買い物や旅行などに充てることを推奨している。そのための時間の創出を促すことで、①充実感・満足感の実感。②地域のコミュニティー機能の強化。③デフレ的傾向を変えていく。といった効果が期待できるとしている。
 
 この取り組みには問題点も多い。大企業では実施可能かもしれないが、中小企業やサービス業では不可能なところもあるだろう。夕方のテレビニュースでは、世耕経産大臣も弾力性のある取り組みで実施してほしいと語っていた。果たして効果は如何に。

木曜日, 2月 23, 2017

格差社会問題


『富裕層上位62人=36億人』。と言う一寸びっくりする数字を聞いた。世界の大金持ちがどれだけの資産を持っているかという数字のことだ。すなわち富裕層上位62人の総資産は194兆円だそうで、世界人口のおよそ半数の人の総資産と同じだと言うのだ。
 
このように世界中で格差が広がっている。アメリカではトランプ氏がこのことを訴えて大統領になったともいわれている。世界中がグローバリゼションによって格差が広がったと言うのだ。日本でもこの格差は広がっているようだ。
 
グローバリゼーションとは、国内の価格競争が激しくなって、企業はコストの安い海外に工場を移転し国内経済の空洞化が始まる。それによって安い商品が出回って消費者は喜ぶが、多くの失業者が生まれ給料も上がらなくなる。
 
かって、日本は中間層が多く羊羹型の社会だと言われていた。しかし、バブルが崩壊して以来、貧富の格差はどんどん大きくなって貧困層と言われる世帯が増えている。アメリカではトランプ氏が改革を試みているようだ。世界では今大変革が始まろうとしている。日本はどうだろうか。

 

火曜日, 2月 21, 2017

北朝鮮情勢



金正男氏の殺害について連日報道されているが、事件の裏に米国が関係していると言う観測が広まっている。情報によると、北朝鮮の核兵器やミサイルの開発や人権弾圧などの諸問題を解決するには、北朝鮮の政権変更しかないと言っている。
 
政権変更の形としては、"金一族壊滅”という事態は当面避けて、金正男氏を最高指導者とするのが中国にとっても受け入れやすいだろうと言っている。
 
このような動きを北朝鮮が察知して、今回の殺害に至ったのではないのだろうか。我々の知らない舞台裏では様々なことが行われているようだ。
 
 事件の真相はこれから明るみになるだろうが、いずれにしても北朝鮮では、近い将来大きな動きがあるだろう。日本人拉致問題の事もあるが、残念ながらこちらの解決は難しいだろう。

月曜日, 2月 20, 2017

アナログレコードの再生装置



このブログでは、過去にアナログレコードの話題を何度か書いたが、LP・EPを合わせたら100枚ぐらいのレコード盤を処分できずに保管してある。愛用していたプレヤーもどこかに保管していると思うがおそらく使用不可だろう。
 
数年前に、ソニーからUSB端子搭載のステレオレコードプレーヤーが発売されていた。レコード盤をデジタル化することが可能だと知っていたが、そこまですることもないだろうと思ってこの商品は買わなかった。
 
それでも想い出の詰まった愛用のレコードを聴いてみたい気持ちは今でもある。先日ネットサーフィンをしていて、Amazonのサイトで、添付画像のようなレトロ調の再生装置が発売されているのを見つけた。
 
レコードの他、CD、カセット、ラジオ、外部入力端子付きの再生装置だ。もちろんデジタル化もできる。価格は19800円とお手ごろだ。魅力的な商品なので良く調べた上で買ってみようかと思っているのだが

日曜日, 2月 19, 2017

原発問題


原子力事業で東芝が絶体絶命だ。原子力発電は、クリーンなエネルギーでコストも安いと思われていたが、米国のシェル革命のように、エネルギーの多様化が進む中コストの高さが認識されだした。
 
もちろん、事故が起きた場合は産業界ではまかないきれず、公的負担となって国民感情が受け入れられないだろう。このようなことから原発はいずれフェードアウトする運命だ。
 
しかし、一部の活動家が倫理問題を持ち出して即原発阻止活動をしているが、それよりも時間をかけてフェードアウトするのを選んだ方が国民にとっても企業にとっても納得できるのではないのだろうか。
 
原発事業は、廃炉や技術管理のために最小限の原発は残るだろう。その場合も、一部を国営化して、電力自由化の中でフェードアップすればいいと思う。

土曜日, 2月 18, 2017

あんかけうどん


 

我が家ではうどん料理をよく食べる。「あんかけうどん」は身体が温まるので時々食べている。調理はいたってシンプルだ。なんの具も入れない煮込みうどんに、土生姜のすりおろしたものをたっぷりと水溶きした葛を回し入れ、きざみ葱を振りかければ出来上がりだ。
 
なんとなく体調がすぐれず寒気がするときは風邪の前兆かもしれない。こんな時には無理をせず早寝することだ。寝る前に生姜をたっぷり入れた「あんかけうどん」を食べることにしている。
 
大抵の場合、翌朝には体調が戻っている。若い頃はあまり薬に頼らず自然治癒力を信じてきたが、やはり歳には勝てない。最近は毎食後、医療機関から処方された薬を飲んでいる。 

 話は変わるが、昔はうどん屋さんが、風邪用の頓服薬を売っていた。だが、現在は薬事法によって姿を消した。先日、テレビのニュースか何かで、西成区のうどん屋が保存していたホーロー製の看板を見せているのが映されていた。

金曜日, 2月 17, 2017

日米韓外相会談



岸田外務大臣はドイツで開かれたG20の外相会議に出席した。この機会に日米韓の外相会談が行われ、今週はじめに弾道ミサイルを発射した北朝鮮に対し、連携して挑発行動の自制を強く求めるなどの共同声明を発表した。
 
会談の中で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の兄の金正男氏が、マレーシアで殺害された事件についても話し合われたようだ。一方、日韓2国間の外相会談が今夜行わるようである。
 
金正男氏の殺害が金正恩朝鮮労働党委員長の指示で行われたことが断定すれば、トランプ大統領が黙っていないだろうとする意見もある。近々行われる米韓軍事演習では、金正恩氏を急襲し排除する「斬首作戦」に沿って行われるかもしれないとも言っている。
 
それにしても、今の韓国は、政治、経済ともに瀕死の状態だ。今後、朝鮮半島がどのように動くか注目しなければなるまい。日本も対岸の火事としては見ておれない事態になるかもしれない。

 

木曜日, 2月 16, 2017

アメリカにとっての中東和平問題



トランプ大統領は15日、イスラエルのネタニエフ首相とホワイトハウスで会談し、中東和平の実現に向けイスラエルとパレスチナの「2国家共存」にこだわらない考えを表明して、これまでアメリカの方針を転換することになった。
 
その上で、イスラエルが進めるヨルダン川西岸などでの入植拡大については「少し控えてほしい」と自制を促した。又、中東和平には双方の歩みよりが不可欠で、両者の条件の合意が必要だと述べたが新たな提案はしなかった。
 
トランプ大統領は、中東和平は私にとって非常に重要だと述べたが、商都テルアビブにあるアメリカ大使館を、エルサレムへ移転させる問題は、検討の時間が必要だとして話し合いには出なかったようだ。
 
いずれにしても中東問題は一筋縄でいく問題ではない。トランプ大統領は、イスラエルには和平合意に向けて柔軟性を示さねばならない。そしてパレスチナにはイスラエルへの憎しみを取り除くべきだと述べている。

水曜日, 2月 15, 2017

北朝鮮の挑発行為


12日の北朝鮮のミサイル発射はトランプ政権への挑発と核保有の道を邁進する姿勢をアピールする目的だろう。トランプ大統領は、日米首脳会談後の記者会見で「北朝鮮の核やミサイルの脅威からの防衛は極めて高い優先事項だ」と述べている。発射後においても「すべての人はアメリカが日本と100%ともにあることを知るべきだ」と述べた。
 
トランプ氏はこれまで数々の過激な発言をしてきているが、今回は慎重な発言だ。トランプ政権が北朝鮮にどうしようと思っているのか今のところわからない。いずれにせよ北朝鮮がアメリカ本土を攻撃できる核ミサイルを手にすればアメリカにとっては大きな脅威だ。
 
来月には、韓国で米韓合同軍事演習が行われる。これに合わせてさらなる挑戦に出てくる可能性もある。万一そのようになった場合にトランプ大統領がどのような対応をするか大きな注目点だ。
 
だが、北朝鮮はトランプ大統領を甘く見ているのではないだろうか。トランプ大統領は、「アメリカまで届くICBMと搭載可能な核弾頭が開発される前に、ミサイル基地と原子炉を破壊する計画を立てろ」と命じているかもしれない。

火曜日, 2月 14, 2017

高野槙(コウヤマキ)


我が家では仏花にはコウヤマキを供えている。墓参の折にも必ず持参する。かってコウヤマキは世界中に広く分布していたが、今は日本と韓国の済州島にだけ残存しているそうだ。コウヤマキの名前は、高野山に多く自生していることに由来する。
 
常緑高木で、特に手入れをしなくても円錐形の整った樹形に育つ。造園木としても重宝される。水に強く朽ちにくいことから橋梁材としても使われていたようだ。高野山では霊木とされている。
 
高野山には植林されたコウヤマキの人工林がある。日当たりの良い急な斜面に植えられており、上向きの整った枝を間引いて全国に出荷する。
 
 墓参で高野山へ訪れた際には必ずコウヤマキの束を買って帰ることにしている。スーパーなどで買うものより日持ちがして値段も安い。最近は、野菜や果物の調達の時に行く「道の駅」で買うことが多い。

月曜日, 2月 13, 2017

4K対応テレビ



今日届いた業界新聞によると、家電市場は回復傾向とのことだ。ここに来て4K対応テレレビの動きが顕著になってきた。2016年の薄型テレビの国内出荷台数は、前年比で僅かにマイナスだが、金額では大幅なプラスになっているそうだ。        

開店休業中の当店には大勢に影響なしだが、業界にとってはうれしいことだ。だが実感としては、4K対応テレビが良く売れていると言う感はしないのだが・・・・・
 
ところで、4K・8Kの実用放送は、BSのみで2018年12月からだそうな。現在発売の4Kテレビには専用のチューナーがいる。さらにBSアンテナの取換も必要なようだ。この場合どの程度の費用が掛かるかは未定だ。

 NHKなどは、東京オリンピックを4K・8Kテレビで見ようと言っているが、一消費者としての感想は、その頃には対応チューナー内蔵でそれなりの価格の商品が発売されるように思う。しかし、業界としてはそうとも言っておれないのだろうな。

日曜日, 2月 12, 2017

ゼロサム



ゼロサムという言葉を時々聞く。これは、「ゲーム理論」と呼ばれる経済学の用語で、損得の和がゼロになることだ。すなわち、一方が利益を得たなら、もう一方は同じだけ損をし、全体としてはプラスマイナスゼロになることをいうそうだ。
 
競馬やパチスロなどの賭博は、主催者側の取り分を除けば敗者から集めた資金を勝者で分け合う仕掛けになっているためこれに該当する。宝くじも同じ原理だ。
 
21世紀に入り、資本主義文明の活力は限界に達している。残された道は投機経済だけだが、これは富の変在をもたらす。トランプ大統領はこの状態を、他国を踏み台にして工場の国内回帰で解決しようとしている。
 
これによって、アメリカのプア・ホワイトと言われる人たちは救われるかもしれないが、世界全体の経済としてはモノやサービスは減少する。これもゼロサムだろうか。

土曜日, 2月 11, 2017

日米首脳会談


今朝も寝床で3時台のラジオ深夜便を聞いていた。途中音声が切り替わって、安倍総理とトランプ大統領の会談後の記者会見の模様のライブ放送が始まった。会談は昼食会を含め約1時間40分に及び安全保障と経済の両面での協力強化をうたった共同声明を取りまとめた。
 
その上で日米同盟と経済関係を一層強化していくために麻生副総理とペンス副大統領による分野横断的な対話を創設することで合意した。
 
会談は終始和やかなうちに行われたようで、日米の信頼関係はこれまで以上に深まったようだ。記者会見後は場所をフロリダに移し、ゴルフ外交で胸襟を開いて語りあおうと言うことの様だ。
 
  今、世界情勢は大きく変わろうとしているが、日米関係はこれで万全のようだ。経済に関してもお互いが知恵を出し合いながら発展していくことが出来るように思う。しかし、テロに対する対策は簡単ではなさそうだ。トランプ大統領の移民政策について安倍総理は、内政問題なのでコメントは控えている。

金曜日, 2月 10, 2017

フェイクニュース


 

最近「フェイクニュース」と言う言葉をよく聞く。トランプ大統領がツイッターで「自分に不都合な世論調査はすべてフェイクニュースだ」とつぶやいている。一方トランプ氏が大統領になったのも「フェイクニュース」のためだと言う意見もある。
 
「フェイクニュース」とは、偽のニュースのことだ。ネット上には真実かどうかわからない情報が次々と現れ拡散され続けている。SNSで得た情報をあまり深く考えずシェアーしてしまうと拡散してしまう。
 
SNSの「Facebook」を使い始めたと書いたが、何年も前にSNSのアカウントをとっていながらこれまで使っていなかったのは、不特定多数の人とのコミュニケーションが煩わしいからだった。
 
もっとも、ネット上からは様々な情報を得ているが、公平な立場で行動しているつもりだ。それでも「フェイクニュース」に惑わされることもあるかもしれない。ネットサーフィンやSNSからの情報には慎重でなければなるまい。

木曜日, 2月 09, 2017

戦後レジーム



安倍首相一行は今夜アメリカに出発する。麻生副総理兼財務大臣と岸田外務大臣も同行するようだ。日本時間11日未明にワシントンで初の日米首脳会談が行われる。世界はいま、戦後の体制が大きく変わろうとしている。
 
第二次世界大戦末期、戦後の秩序についての取り決めがなされた。(ヤルタ会談) そして、ポツダム宣言が日本に突き付けられた。日本はこれを受諾して戦争が終わった。「戦後レジーム」はヤルタ協定とポツダム宣言に沿って決められたものだ。
 
戦後日本は、アメリカに頼りきり守られながら発展してきたが、日本にとっての「戦後レジーム」はまもなく終了するとみなすべきだろう。安倍総理は就任以来「戦後レジームの脱却」が必要だとして改憲を主張してきた。
 
  今後は、米国との対等の同盟関係を築くことも選択肢の一つになってきた。与野党で馬鹿な議論や誹謗中傷合戦をしている暇はないのだろう。

水曜日, 2月 08, 2017

Facebook


世界中でどれほどの人が使っているのか知らないが、スマートフォンが普及してから「SNS」が世界中で使われているようだ。日本でも、老若男女を問わず利用しているようである。
 
トランプ大統領のツイッターでの発言が話題になっているが、これもSNSだ。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、インターネット上のコミュニィティーサイトで、広義では、メーリングやブログなどもこれに属するようだ。
 
何にでも興味があって、ツイッターは7年前に、フェイスブックは4年前にアカウントをとっては見たが、ほとんど使っていなかった。先日、同業のOさんの店に伺った際に、Oさんご夫妻がFacebookを使っておられて、僕にも勧められた。
 
帰宅して、PCのFacebookを立ち上げた。検索するとすぐにOさんが見つかった。基本データーなど何も入れてなかったので、ぼちぼち書き込んでいる。使い方も試行錯誤しているところだ。あまりのめりこまない程度に遊んでみようかと思っている。

火曜日, 2月 07, 2017

米国防長官来日の意味



3日、アメリカのマチィス国防長官が韓国経由で日本を訪れた。マティス氏は海兵隊出身で実戦経験が豊富であり知的な人物である。トランプ政権が日米同盟を重視する姿勢を鮮明に見せるための早期の訪問だろうと報じられている。
 
しかし、「国防長官の日韓の早期訪問の本当の意味は北朝鮮対策だろう」と言っているのは山崎次郎氏だ。北朝鮮のこれまでの動きに鑑み、マティス氏は、北朝鮮への攻撃の準備が出来ていると言いに来たのだろうと言う。
 
これまでアメリカ軍が北朝鮮への攻撃を躊躇していたのは、北朝鮮の反撃で韓国を火の海にしないためだ。しかし、アメリカ第一のトランプ氏ならわからない。マチィス氏はこれまでの戦歴から、北朝鮮を一撃でたたくことはたやすいだろう。
 
このようなことも含めて、2月10日には初めての日米首脳会談が行われる。トランプ大統領の就任以来の動きを見ていると、どのような会談になるのか読めないが、日米同盟の重要性は双方が再確認することだろう。

月曜日, 2月 06, 2017

昭和史を味わう


NHKのラジオ深夜便の時台の番組で、毎月の第一月曜日に、ノンフィクション作家の保坂正康氏が「昭和史を味わう」というタイトルで昭和史を語っている。平成26年4月から始まったこの番組は今日が最終回だった。
 
昭和元年から始まって63年間の歴史を40回近くに分けて詳しく語ってもらったようだが、僕は途中からしか聞いていない。それでも、昭和の時代を生きてきた自分にはいろいろ勉強になった。
 
番組では、NHKが保管してある様々な音声の原板が聞けたし、当時の流行歌などが流されたのを聞いてその頃の様子が鮮明によみがえってきたりもした。
 
昭和の60数年の間に四世代近く変わったと思うが、世の中も大きく変わった。戦前生まれの自分にもいろんな歴史があったが、日本は素晴らしい国になった。それに対して朝鮮半島は南北に分断され、再び対決が始まろうとしているようだ。

土曜日, 2月 04, 2017

東芝の悲劇



.11の事故以来、原子力事業は採算に合わず、リスクの高いビジネスであることは世界の常識になっていたが、経産省の官僚たちは政策の失敗を認めない。官民癒着によって、東芝はこの流れから抜けられなかったのだろう。
 
東芝が買収した米国のウェスティグハウス(WH)の子会社が、東芝の屋台骨を揺るがす損失を出したことが露見した。WHのこの下請け会社は、原発工事の会社だが、高騰する建設費用をどちらが負担するかでもめていたようだ。
 
WHがこの会社を買収した経緯も不透明だが、この会社に7000億円の赤字が隠れていたのを見抜けなかった東芝はよほど間が抜けていたのか、それとも何かの弱みがあったのだろうか。詐欺にあったようなものだ。ババ抜きでババを引いてしまったのだ。
 
東芝は、米国でつかまされたババによって、優良部門を一つひとつ剥され細ってゆく。最後に残った原子力部門も、やがて日立・三菱重工の原子力部門と官が主導で合体されるのではとの観測が広がっている。

金曜日, 2月 03, 2017

今日は節分


 
 「福は内、鬼は外」最近は豆まきをする家庭が少なくなった。それでも、恵方に向かって巻きずしを丸かじりで食べる家庭は結構多いようだ。
 
我が家でも、子供が小さい頃は豆まきの真似事をしていたが近頃は全然やっていない。巻きずしもスーパー等で調達できる。毎年2月3日はいつものスーパから、炒った大豆、焼き魚のいわし、太巻きの寿司を買って帰って食べる。
 
節分の翌日は「立春」だ。暦の上ではもうすぐ春だ。奈良東大寺二月堂のお水取りの行事が終わる頃までは冬の寒さは続くと言われているが、これから一日ごとに過ごしやすくなることだろう。
 
今朝、万代池の周りを自動車で通った。ソメイヨシノやナンキンハゼの樹々は丸坊主で殺風景な姿を見せていたが、間もなく芽吹きが始まって桜の開花、そして新緑の季節が訪れることだろう。

木曜日, 2月 02, 2017

IoTとは



最近「IoT」という言葉をよく聞くようになった。「モノのインターネット」と訳されていて、パソコンやスマホ等に限らず、すべての物がインターネットにつながることで、ビジネスや我々の生活が根底から変わると言われているが、ほとんど理解できていない。
 
ネットサーフィンしていると、比較的わかりやすいサイトがあった。それによると、① あらゆるものから情報を収集する。② インターネットを経由してクラウドにデーターを蓄積する。③ 蓄積されたデーターを分析する。④ 分析結果に応じた情報を人にフイードバックする。
 
要するに、ものから得たデーターを分析して、結果に応じた情報をスマートフォンに表示したり、物が動作するといったことが行われるとのことだ。これまでのスマート家電なんかよりずっと進んでいるのだろう。

  ソフトバンクグループが、「IoT」のために3兆円規模の大型買収をしたとのニュースなどから思うと、これからの社会がどのように変わっていくのか楽しみだ。それにしてもやはり「クラウド」がキーワードになるように思う。

水曜日, 2月 01, 2017

日米関係と世界情勢



アメリカ、トランプ大統領の誕生によって世界中が大きく動いている。20日に政権がスタートして、矢継ぎ早に大統領令を出しているが、マスコミと識者の多くは、トランプ政権は早々に行き詰まるだろうという見方をしている。
 
日本の安倍首相はどのような見方をしているのか興味がある。安倍首相が当選直後のトランプ氏と電撃的な会談を行った折には、安倍さんは運のいい人だと書いたが、実は、この会談を仲立ちした人は、日系三世の村瀬悟氏だった。
 
村瀬悟氏は、ハーバード大卒の弁護士で、トランプファミリーとも密接な関係がある。彼は、日本語の勉強のために中学・高校と日本に留学している。留学先は成蹊中学・高校である。安倍首相と同じ学校だ。村瀬氏と安倍首相は年齢も一つ違いなので当然よく知った仲だと思う。
 
1月28日夜、安倍首相とトランプ大統領は電話会談した。2月10日に安倍首相が訪米し、日米首脳会談を行うことを取り付けた。その直前の2月3日には、アメリカのマティス国防長官が来日する予定だ。トランプ大統領の行動が世界中を動揺させているが、日米関係はどうなるだろうか。