かくれ里

月曜日, 9月 17, 2018

高齢者人口


今日は敬老の日。総務省統計局が発表した最新の65歳以上の高齢者人口は、全国で3557万人となり総人口に占める割合は28.1%と過去最高を記録した。そのうち女性が2012万人で初めて2000万人を突破した。
 
 日本の高齢者の割合は2003年以降、世界でトップを続けており、この状態は少なくとも2065年までは維持するだろうと政府系の研究機関では予測している。
 
 大阪市のデーターを見てみると、2017年末現在の65歳以上の人口は69,8000人(75歳以上350,000人)で、その割合は25.7%(12.9%)になっている。
 
 僕も先日79歳の誕生日を迎えた。脊柱管狭窄症の手術でしばらく入院することになったが、医学が進歩しているので多分完治できるものと信じている。これからも一病息災で長生きしたいものだ。
 

日曜日, 9月 16, 2018

日本の有人月面着陸機


JAXAは、日本初の有人月面着陸機を開発する構想を明らかにして大きな話題を集めている。宇宙ビジネスに関心を示す企業が増える中、官民挙げて宇宙産業の拡大を目指すようだ。
 
 米国が2020年代に建設する月基地プロジェクトへ日本も参画し、欧州とも連携して、2030年頃には人間を乗せた機体を着陸させる計画だ。
 
 今回の有人月面着陸は米国のアポロ計画以来約60年ぶりになる歴史的事業だ。その一端をJAXAが担うことになるのだ。政府は今後、日本の宇宙産業の規模を現在の2倍に引き上げる目標だ。
 
 こうした中、民間企業の参入が加速するようだ。小惑星探査機「はやぶさ2」を納入した㈱セックは、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の船外実験装置などの幅広い技術を持っている。その他にも様々な技術を持ったメーカーが数多くある。

金曜日, 9月 14, 2018

シリア内戦


2010年頃にアラブ諸国で民主化運動(アラブの春と呼ばれる運動)が広がる。シリアに於いてもシリア政府アサド政権と反政府軍の戦いが始まる。
 
 当初は政府軍が優勢で早々に戦いが終わると思われていたが、それぞれの軍を応援する国が援助を始める。この内戦のどさくさに紛れて「イスラム国」を立ち上げるグループが出現する。
 
 7年以上続くシリアの内戦も最終局面に近づいている。アサド政権は反政府勢力の支配地域を次々と奪還し優位にたっている。反政府勢力は最後の拠点(イドリブ県)を死守しようとしている。
 
 イドリブ県一帯には290万人の一般市民が生活しているとみられ、アサド政権による総攻撃が行われれば、新たに大量の難民や避難民が出ることも予想される。関係国は事態打開に向けて動き始めているが状況は非常に厳しいようだ。

水曜日, 9月 12, 2018

若年層の自民党支持率


近年、高齢者に比べて、20代、30代の若年層に自民党支持率が高い傾向があると政治アナリストの多くが指摘しているようだ。
 
 若年層の自民党支持の原因は恐らく、現政権が世界の変化に無難に対処し、特に経済の面では相対的に安定を保っているように見えるからだろう。
 
 経済学を専攻した学生以外の普通の若者に関心があるのは、マクロ経済の分析ではなく、失業率や有効求人倍率、大卒者の就職内定率、官公庁や大企業の募集定員など、自分たちに直接関心のある指標や数字を見てのことだろう。
 
 第3次安倍内閣の成立は間違いないだろうが、若年層の多くは今後も自民党を支持するだろうと分析している。年金や社会福祉に関心を持つ中高年層にとっても基本的には同じことだろう。

月曜日, 9月 10, 2018

小惑星への着陸




 6月に小惑星リュウグウの上空に到達した「はやぶさ2」は現在、地球から数億キロ離れた宇宙空間で探査を続けており、10月には小惑星リュウグウの地表への初着陸を予定している。
 
 NHKは、小惑星リュウグウへの着陸を目指す探査機「はやぶさ2」の宇宙空間での動きをスーパーハイビジョンCGで映像化する技術をJAXAと共同で開発したと発表した。映像はNHKスペシャルなどの番組で紹介する予定とのこと。楽しみだ。
 
 この「SHVはやぶさ2可視化システム」により「はやぶさ2」のミッションの一部始終を探査機から送られてくる数値データーをもとに、リアルなスーパーハイビジョンの3D CGで映像化する。「はやぶさ2」の宇宙空間での振る舞いを映像で表現できる。
 
 JAXSAが「はやぶさ2」の飛行データーと小惑星の観測データーを解析して、NHKがデーター化する。探査機の宇宙空間での挙動をビジュアル化することによって、探査機の管制にも役立つとする。

日曜日, 9月 09, 2018

北朝鮮、軍事パレード


北朝鮮は9日、建国70周年を記念した軍事パレードを行った。パレードにはICBMは登場しなかった。キム委員長は出席したが演説はしなかった。米国との対話を続けることを意識した演出だろうか。専門家は米トランプ大統領に対し非核化の決意を示すためと考えていると指摘。
 
 トランプ米大統領は、自身のツイッターで「とても前向きな意思表示だ。キム委員長よ、ありがとう」とツイートした。
 
 6月の米朝首脳会談で北朝鮮が約束した非核化をめぐっては、その後北朝鮮から具体的な行動が示されず、メデイアからは、金正恩氏の非核化の意思をいぶかる声が出ていた。
 
 トランプ氏は、さらにツイッターで、「我々は、皆が間違っていることを証明することになるだろう」と述べ、金正恩氏と共に非核化を実現する意思を強調した。

金曜日, 9月 07, 2018

ブラックアウト


北海道で起きた大地震によって、道内全域で停電が発生。完全復旧には1週間以上かかるという。全域停電は異例中の異例で、この停電の原因は「ブラックアウト」だという。初めて聞く言葉だ。
 
 家庭などで使う電気は、需給のバランスを保ちながら発電所から一定の周波数で送られている。しかし今回は北海道の電力需要の半分を賄っていた苫東厚真発電所が地震の為緊急停止し、発電量が急激に減り、決まった周波数を保つことが出来なくなった。その為他の発電所も停止したというのだ。
 
 そのあたりのシステムについてあまり理解していないのだが、こうした現象が起きるのは北海道電力が設立されて以来初めてということだ。北海道中が大パニックに陥っているが、聞くところによれば2012年に泊原子力発電所の稼働を停止したためだともいう。
 
 我が家でも4日には半日余り停電したが、冷蔵庫始めすべての家電品が使えないし、日が暮れても部屋の中は真っ暗だ。電気の有難さをつくづく感じさせられた。

木曜日, 9月 06, 2018

台風の爪痕


案の定、アンテナ関連の修理依頼が殺到した。大屋根のアンテナが倒れたとか、BS放送のみが映らないとのコールがほとんどだ。外灯の器具が外れたとのコールも2件あった。
 
 とりあえず、応急処置のできるところだけして、大部分のお客様には猶予の時間をお願いした。BSが映らなくなったのは南西からの風速がすごかったようで、パラボラアンテナの反射器の方位と仰角が動いたようだ。
 
 それにしても、車を走らせて気が付いたのだが、台風21号の爪痕は各所に出ている。交差点では信号機の角度が変わっていて非常に危ない状態だ。住宅の壁が剥げ落ちたり、瓦が無くなっている家もあった。
 
 近所での大きな金属音は、お隣りの屋上のアルミサッシの物干し台が飛ばされて、隣家の屋根に被害を与えてしまったようだ。当店の自動シャッターの絶縁不良は何とか改修出来た。壊れた看板はこの際取り外そうと思っている。

水曜日, 9月 05, 2018

台風21号


久しぶりに本格的な台風を体験した。4日午後1時ごろから風雨が強くなったので店のシャッターを下ろした。まもなく停電。二階に上がってラジオを聴く。風はますますひどくなって、近所で大きな金属音がした。
 
 台風21号は14時ごろに神戸方面に再上陸したとの報道だ。この頃が風雨もピークの様だった。3階の窓を少し開けてみると店の看板のパネルが割れて照明器具がむき出しだ。向かいの家のアンテナが倒れて宙ぶらりんになっている。過去には台風後のアンテナの修理依頼が多かった。しかし、ここ何十年も台風一過のアンテナ修理は皆無だった。だが今回は恐らく沢山の依頼があると思う。
 
 停電は午後8時半まで続いた。だが2・3階は点いたが1階が点いていない。調べたら漏電ブレーカーが動作していて、一回路を切り離したら正常に戻った。
 
 朝になって調べたら切り離したのは電動シャッターの回路だった。シャッターが動かないと外へ出ることが出来ない。漏電個所を調べたが判明せず、結局、手動で半分ほど開けることが出来た。今日は朝からひっきりなしに電話が鳴っている。体調が今一なのにさてどうしたものだろうか。

月曜日, 9月 03, 2018

外科手術


数日前より歩行が困難になった為、今回は覚悟を決めて診察を受けることにした。府立病院へは娘夫妻に連れて行って貰った。月曜日の為か大変混雑していて、どの部門も待ち時間が長く午前9時から行ったのに15時頃までかかった。
 
 人生80年近く生きて来てこれまでに受けた外科手術は、10代の折の虫垂炎の時だけだ。しかし今日の診察の結果、脊柱管狭窄の治療で腰部を切開する手術が必要となった。その為に再度MRIの検査などを受けなければならない。
 
 手術時は全身麻酔で行うので念のため麻酔科の医師の手術前の診察も受けなければならない。そんなわけで手術日は9月26日になった。術後10日間程度の入院が必要とのことだ。
 
 だが、もう後には引けない。担当医からは「術後も時々軽い痛みがあるかもしれないが、これまで通りの生活が可能だろう」と言われた。今後の人生の為にも完治して、これまで通りの生活を送りたいと思っている。

日曜日, 9月 02, 2018

最新分析・北朝鮮問題


今朝のNHKテレビの「日曜討論」は北朝鮮問題だった。北朝鮮をめぐる動きをどう見る? 非核化協議は? 拉致問題は? などについて各界の専門家が討論した。
 
 北朝鮮の非核化を巡っては、トランプ大統領が十分な進展が見られないとして、8月24日に予定していたポンペイオ国務長官の北朝鮮への訪問を取りやめるなど具体的な成果が上がっていない。
 
 日朝当局者による極秘会談を米有力紙が問題視しているが、わが国としては、拉致問題の早期解決のための会談であって、多分米国側には連絡済だろうと言っていた。
 
 アメリカと北朝鮮の関係についていえば、トランプ大統領は、キム委員長とは良好な関係を築いているようだ。中国が問題を非常に難しくしているではないのだろうか。とも語っていた。

土曜日, 9月 01, 2018

ワーキングプア


ワーキングプアとは、仕事はあってもお金が貯まらず生活できるギリギリで働く貧困層のことだ。総務省の平成29年度の就業構造基本調査に基づいてのワーキングプアの世帯数の規模は、試算中とのことだ。
 
 ワーキングプアが増加した原因は、①労働市場の規制緩和 ②正規入社数が決まっていて非正規雇用労働者が増加 ③企業の人件費の削減等 の要因が複合的に絡み合った結果と言われている。
 
 ワーキングプアは生活が安定していないので結婚を先送りする傾向がある。必然的に子供の出生率も低下して今以上に深刻な少子化問題を引き起こすことが予想される。低所得者層が増加することは、国や自治体の税収が減少することにもつながる。
 
 ワーキングプアを抜け出すにはどうすればよいのか。収入が少なくて悩んでいる者は収入を増やすしかない。まずは自己分析をして現状を見直すことだ。又、生活保護を受ける選択肢もある。医療費が無料の上、月に約14万円を受給できる。しかし、生活保護はあくまでも働きたくても働けない人が対象の制度で、健康状態を偽って受給すると発覚した瞬間に罰せられる。