かくれ里

火曜日, 6月 30, 2015

うるう秒



明日7月1日は、一日の長さが24時間と1秒になる。午前8時59分59秒と午前9時の間に59分60秒が挿入されるのだ。これは世界一斉に行われる「うるう秒」という時刻調整のことだ。
 
世界の時刻は原子時計で管理されているが、地球の自転に僅かなブレがあって、天文上の時刻とのずれが起こる。それを修正するための措置である。1972年以降不定期に実施されており、今回が26回目になる。
 
近年ネットワークの発達で、1秒の挿入によっては企業などのシステムに影響が懸念される。航空機の運航管理などでもトラブルの可能性が指摘されている。時間を厳密に管理するプログラムには重要なものが多く発生すれば影響が大きい。
 
 今回のうるう秒は18年ぶりの平日実施となる。社会が動き出す時刻だけに関係者は緊張していると書かれていた。

月曜日, 6月 29, 2015

ハンミョウ



添付写真のきれいな昆虫は「ハンミョウ」という。体長2センチぐらいで、日本各地の日当たりがよく地面が湿っている林道や河原などに生息していているそうだ。名前は聞いたことがあるが、僕は実物を見たことがない。
 
昨夜のテレビ番組、「ダウィンが来た」でこの昆虫の生態が放送されていた。この番組はNHK総合で毎週日曜日の午後7時半から30分間やっている。8時から大河ドラマが始まるので一緒に見る事が多い。
 
「ハンミョウ」は、猛スピードで地面を走り回り、牙の様な大アゴでアリなどの獲物を捕らえる。まるで小さな猛獣のようだ。ハンミョウの幼虫も驚きの技を持っている。地面の巣穴で獲物を待ち伏せし、一瞬のうちに穴に引き込む。親子そろっての名ハンター振りを堪能させてもらった。
 
都市部の公園などでも見られ、人が近づくと逃げるが、1~2m飛んですぐに着地する。往々にしてこの動作を繰り返すことから「ミチオシエ」の別名もあるそうだ。

日曜日, 6月 28, 2015

TPP交渉が大詰めに



TPP環太平洋パートナーシップ協定を巡る交渉が大きく進みそうだ。アメリカ議会で大統領に大きな交渉権限を与える法案が可決されたからだと言っている。
 
正直なところTPPについては、自分には関係の少ない事案と考えていたのでこれまであまり関心が無かった。TPPはもともとアメリカが仕掛けた枠組みだったが、アメリカ議会の承認が得られず足踏み状態が続いていた。
 
TPPのメンバーはアメリカ、日本、オーストラリアを含む12カ国で構成されており、中国は入っていない。TPPでは特に知的財産権の保護を重要視しており、中国を入れてないのは知的財産権を保護することが目的のようだ。
 
 中国は、知的財産権は奪うものと思っているようで、これまでサイバー部隊がアメリカや日本の先端産業の知識を盗んできた。日本とアメリカの間では農産物の関税の引き下げ交渉が行われているが、TPPの本質はあくまでも知的財産権の保護の様である。

金曜日, 6月 26, 2015

石川県立美術館



北陸新幹線の開通で今、石川県の金沢市が注目されている。加賀100万石の城下町として有名だ。兼六園へは何度か訪れている。新幹線開通に合わせて、JR金沢駅が全面的に改装なったそうだ。

 加賀は美術工芸でも伝統が受け継がれてきている。九谷焼は良く知られている。漆器類は輪島塗が有名だ。これ等をすべて見せてくれるところが石川県立美術館だ。

ラジオ深夜便で石川県立美術館の島崎館長の話が聞けた。この美術館は石川県の美術工芸の姿を紹介することを目的として設立された。収蔵品は石川県ゆかりの古美術品から現代作品までバラエティーに富んでいる。
 
中でも、加賀蒔絵や古九谷から再興久谷までのコレクション及び、多くの人間国宝を中心とする伝統工芸作品等を7つのコレクション展示室で展示替えをしながら紹介しているそうだ。一度は行ってみたいスポットである。

水曜日, 6月 24, 2015

徴兵制



17日の党首討論で民主党の岡田代表は、将来、徴兵制が敷かれるのではという議論があると指摘した。民主党は「集団的自衛権の行使を認めれば自衛隊の任務をやりたがる人が減る。だから徴兵制が必要になる」という荒っぽい意見のようだ。
 
党首討論で安倍首相は、徴兵制度の導入は、憲法18条が禁ずる【苦役】にあたるとして、可能性を明確に否定した。
 
現在の戦争では、高性能の兵器やシステムを使うことを求められるが、高校や大学を出て入隊した若者がこうした機器を使いこなせるようになるには何年もかかる。徴兵制で大勢の人を自衛隊に入れてしまえば、教育・訓練に膨大な時間と経費が必要となり、自衛隊本来の使命が果たせなくなる。
 
そのような意味合いからも徴兵制は非現実的だと思う。民主党は政府案に対して対案を示していない。政権担当の経験がある政党としてはあまりにも無責任ではないだろうか。

火曜日, 6月 23, 2015

東京オリンピック追加種目



2020年の東京オリンピックで追加する種目の候補を募集したところ、野球ソフトボール、空手、相撲、綱引き、ボウリング等、26の国際競技団体が応募してきた。その内、野球ソフトボールと空手は絞り込みから外れることはないだろう。
 
IOCの理事会では、国際競技団体の体制や理念、人気面等35項目にわたる評価基準が示された。IOCは「若い世代の」と「選考過程の公平さ」を強く要望している。だから、絞り込んだ理由を明確にする責任がある。
 
追加種目の提案権は、基本的には東京に認められているので、開催都市のメリットは大いにあるだろう。日本での普及度、人気、入場収入と、日本が強いかどうかも選考の要素になるだろう。
 
最終的には、野球ソフトボールと空手プラスいくつの団が追加されるかが焦点になると思う。注目していよう。

月曜日, 6月 22, 2015

日韓国交正常化50年


日本と韓国は50年前の昭和40年6月22日に両国の外相が、日韓基本条約や協定に関する付属文書に署名し、国交正常化を果たした。
 
これを記念して日韓両政府は記念行事を行った。東京都内のホテルで開催された韓国政府主催の祝賀会には安倍総理が出席し、「日本にとっては韓国が、最も重要な隣国であり、お互いに信頼し合いながら関係を発展していかなければならない」と述べた。
 
韓国のパク・クネ大統領からは、国交50周年の今年は二つの国が未来に向かっていくことが出来る歴史的な機会です。たとえ、両国間に糸の様にこじれた懸案があっても文化を通じて交流し歩み寄ってきました。今後も未来志向的発展の為に協力していくつもりです。とのメッセージが伝えられた。
 
安倍総理も、「これまでの50年間の友好の歴史、発展の歴史を振り返りながら、これからの50年を展望し、共に手を携えて両国の新しい時代を築き上げて行こうではないか」と述べ、早期の首脳会談の実現を念頭に、日韓関係の改善に意欲を示した。

日曜日, 6月 21, 2015

写真撮影


あまり記憶は定かでないが、10代のころから写真機は触っていた。カメラ屋でフイルムを買ってDPEを頼むと小遣いが無くなったものだ。当時はすべてモノクロで、プリントを頼むのはほとんど名刺サイズだった。
 
20歳代になって2眼レフのマミヤフレックスを手に入れた。ファインダーは上からのぞくタイプだが、きれいに撮れたので気にいって使っていた。その後、ペンタックスの35ミリやミノルタの一眼レフを買った。
 
やがてカラーフィルムの時代になって、カメラも何台か買い替えた。子どもが小さかった頃は結構よく撮った。撮りためたネガは相当数残っている。アルバムも10数冊ある。他にも撮りためた写真が引き出しにいっぱいある。
 
デジタルカメラになってからは画像データーを電子化できるので便利になった。デジカメは発売当初はかなり高価だったが、最近は高性能の物でも安くなった。スマホやタブレットのカメラ機能も素晴らしい。そして大変使い易くなっている。

土曜日, 6月 20, 2015

多機能ステッキ



  今、インターネット上で人気のオールインワンのステッキ()を買った。値段は5000円位だ。杖の高さは、85~95cmまで5段階に調節が可能だ。しかも4つに折りたたむことが出来る。

ハンドルグリップはウレタン製で手にしっくりと心地よい。グリップの反対側にはLEDライトがついてあるから暗がりでも安心して歩ける。そして最大の特徴は自立することが出来るのだ。 

重量は375gと非常に軽いがしっかりしている。日本は高齢化社会になって、杖は老人の必需品である。先日退院した家内にも必要かと思って買ったのだが、ハイキング等に持って行っても役に立ちそうだ。 

輸入・発売元は、株式会社 echanceという東京の商社だが、この商品はヒットすると思う。良い物を手に入れた。


木曜日, 6月 18, 2015

白いスズメ



ネットサーフィンしていて、白いスズメの話題を目にした。スズメは茶褐色の鳥と思っていたので正直びっくりした。
 
突然変異で生まれたものだろうが、時々、目撃例があるようだ。よく目立つため外敵に狙われやすいためか、繁殖例はあまりないと書かれてあった。
 
突然変異は植物でも起こる。僕は学生の頃は化学の実験が好きだった。現在では放射線やイオンビームを当てて人工的に突然変異を起こさず実験も行われているようだ。
 
白いスズメは縁起が良い動物として、古い文献にも書かれている。続日本紀には、727年の正月には高官が聖武天皇に白いスズメを献上したと書かれてある。

 

月曜日, 6月 15, 2015

国家戦略特別区域法



20年以上続いた日本経済の低迷はデフレの長期化等の影響をもたらした。こうした状況を打破するためには、成長分野への移動を加速化して日本経済を再興する大胆な規制緩和が必要だ。
 
国家戦略特別区域法は、アベノミクスの第3の矢「成長戦略」の目玉として、地域限定で大胆に規制緩和をする制度で、その第一段として今年3月末に東京圏や大阪圏等の6地域に国家戦略特区が設けられた。これを受けて、特区に参入する企業が相次いでいる。
 
ローソンは新潟市内の農家と連携して、コメの生産・加工を実施する計画を示した。年内をめどに農業生産法人を設立して、ローソンの店舗で販売するおにぎりや弁当向けの生産・加工を実施する。
 
関西圏の特区では、住友不動産がまちづくりの事業を進めるほか、大阪大学医学部付属病院が医療の規制緩和を活用し、先端医療の実証実験を進めるようだ。

日曜日, 6月 14, 2015

国の天然記念物



今朝のテレビ番組で、国の天然記念物に指定されている絶滅危惧種のカンムリウミスズメのことをやっていた。カモメクラブに参加させてもらってからこのような放送は好んで見るようになった。
 
カンムリウミスズメは伊豆諸島等の岩の隙間や割れ目に巣を作り、春に1~2個の卵を産む。30日位で孵化しすぐ巣立つ。食性は動物食で主に魚類を食べる。番組では海の中を空を飛ぶように泳ぎまわる姿が映し出されていた。
 
この鳥は日本の近海にのみに生息し、一生の殆どを洋上で暮らす為、その生態は分からないことが多いようだ。日本野鳥の会では保護活動をつづけている。
 
日本での天然記念物は、文化財保護法に基き文部科学大臣が指定する。指定対象は、動物、植物、地質鉱物及び天然保護区域であるが、動物の場合は生息地、繁殖地、渡来地を、植物の場合は自生地を、鉱物の場合は特異な自然現象が生じている土地や地域を指定する。(ウィキペディアより抜粋)となっている。

土曜日, 6月 13, 2015

スマホデビュー

3年前に購入したタブレットが故障した。先日ドコモショップに持ち込んだら修理代が結構高くつくようだ。そこで、この機会に携帯電話もスマートフォンに変更することにした。

機種の選定やランニングコストのことなどあったので、娘の佳美を伴ってドコモショップを再訪した。結果、添付画像の物に決まった。スマホはソニー製の新製品。タブレットはドコモのdtabで画面は7型のものだ。

付属品や必要な物を一式そろえ、解約手数料なども計算した上で最良の金額で購入することが出来た。ランニングコストも若干安くなった。それにしても料金体系が複雑で自分だけではとても納得が出来ない。娘を連れて行ってよかった。

問題は使用法だが、これからボチボチ勉強して行こうと思っている。とりあえず基本的なことは娘に教えてもらった。以前のタブレットでは、ドロップボツクスやエバノート等をクラウドで使っていた。今度もクラウドを中心に利用しようと思っているところだ。

火曜日, 6月 09, 2015

先進国首脳会議

先進国首脳会議(G7)と呼ばれていた国際的な首脳会議は毎年開かれているが、1998年からロシアが加わってG8サミットと呼ばれるようになった。しかし、ロシアのウクライナへの軍事介入などによって、昨年は7か国で開催した。

本年は、日本時間の6月7日~8日にかけてドイツ南部の都市エルマウで開催した。討議を終えて採択した首脳宣言には、自由と法の支配などを共通理念に一致結束するとして、中国やロシアの力による領土の現状変更を批判した。そして、中国の東シナ海、南シナ海での緊張を懸念と明記した。

安倍首相は、閉幕後の記者会見で「力による一方的な現状変更や、強い者が弱い者を振り回すことは、世界中のどこでも認めることが出来ない」と強調した。サミット議長のメルケル首相やオバマ大統領も記者会見で制裁強化の可能性に言及していた。

  来年の首脳会議(サミット)は日本で開催する。開催地は三重県の伊勢・志摩と決まっている。サミット議長としての安倍首相のリーダーシップを期待する。

日曜日, 6月 07, 2015

フィリピン大統領との共同宣言



6月3日に国賓として来日したフィリピンのアキノ大統領は、安倍総理大臣との首脳会談の後、中国が南シナ海の浅瀬を埋め立てていることを懸念するとした「共同宣言」を発表した。
 
1992年までフィリピンに駐留していたアメリカ軍は、冷戦構造の崩壊などから撤退した。その直後から中国は海洋権益を拡大させてきた。

フィリピン本土近くの浅瀬を埋め立てて、滑走路や港の様なものが建設されていて、フィリピンにとっては大きな脅威になっている。日本にとっても、シーレーンの確保などもあって他人ごとではない。

フィリピンは昨年、アメリカと軍事協定を結び直し、アメリカの関与を求めているが、中国の進出を抑え込めていない。今後、日本はフィリピンやベトナムと連携して「法の支配」を国際社会に訴えて行く必要があるだろう。

土曜日, 6月 06, 2015

中東呼吸器症候群(MERS)



韓国で「MERS」という病気が流行しているそうだ。この病気は、主に中東地域で感染が広がっているため「中東呼吸器症候群」と名付けられ、病原体は「MERSコロナウイルス」と呼ばれている。
 
主な症状は、38度以上の発熱、せき、息切れで、下痢などの消化器症状を伴う場合もある。風邪や肺炎などと区別するのが難しく、韓国で感染が拡大したのは早期診断と隔離が出来なかったからのようだ。
 
現時点、日本ではMERSウイルスの感染は報告されていないが、厚生労働省は中東地域を訪れる人は十分な予防対策を取るように注意している。日本へは中東地域を含む世界中から旅行客が訪れている中で警戒を怠ることが出来ない。
 
この病気は、ここ数年のうちに存在が知られた新しい感染症で、根本的な治療法や予防が可能な薬剤がなく、感染力の強さや発症した場合の死亡率もよく分かっていない。万が一の場合に備えて最低限の知識を得ておく必要があるだろう。

金曜日, 6月 05, 2015

自転車運転と事故



最近、スマートフォンを操作しながら自転車に乗っている人を見かけることがある。殆ど前を見ていないようだ。雨の日に傘を持って片手運転するのも危ない。
 
自転車事故については、歩行者との間での事故数がここ15年間で3倍以上に増えている。高齢化が進む中で、自転車をよけきれず接触して転倒する年寄りが増えているからだ。自転車の死傷事故の6割以上で法令違反があったそうだ。
 
ルールをしっかり理解してもらうことで事故を減らす目的から、罰則を科す新たな制度が始まった。自転車で信号無視などの危険行為を繰り返した人に安全講習を義務付ける。これは14歳以上であれば子供でも対象になる。講習は3時間で、受講料は5700円程度。受講しないと5万円以下の罰金が科せられる。
 
自転車は法律上車の仲間で、もともと車道を左側通行することになっている。高度成長時代の昭和45年に、歩道を走ることを認める法改正が行われた。その後、車の事故が減った代わりに自転車と歩行者の事故が増えた為、平成19年の法改正で、歩道を走ることが出来る条件が絞られている。

木曜日, 6月 04, 2015

選挙権


今日の衆議院本会議で、選挙権が得られる年齢を18歳以上に引き下げる公職選挙法の改正案が可決された。成立すると来年の参議院選挙から選挙権年齢が引き下げられることになる。
 
選挙権年齢は、昭和21年に日本国憲法が公布され、20歳以上の男女と定められており、現在まで改正されていない。8年前に公布された国民投票法では、投票権は18歳以上のものと規定されていたが、公職選挙法上の選挙権が改正されるまでは投票できなかった。
 
高齢者の増加により、世代ごとのバランスを取るため選挙権の引き下げの必要性が指摘されていて、今回の公職選挙法の改正案は、与野党共同で提出し、全会一致で可決され参議院に送られた。
 
 選挙権年齢は70年ぶりの引き下げで、凡そ240万人が新たに有権者に加わることになる。今年高校生になった孫の浩登も3年後には有権者になるのだな。

水曜日, 6月 03, 2015

感謝


今日6月3日の誕生日の花は「ツリガネソウ」で花言葉は「感謝」だ。桔梗科のこの花はラテン語でカンパニュラと言い、小さな鐘の意味だそうだ。よく似た花にホタルブクロがある。こちらはハイキングの時等に比較的よく見かける。
 
この花の花言葉から「感謝」について少し考えてみよう。一昨日書いたように今年は我が家にとっては大変なことが続いている。だが、日本人として生まれ育ったお蔭で穏やかな暮らしがしていられる。
 
若いころは、社会保険料の支払いなどに疑問を感じたことがあったが、歳を重ねてみると、社会福祉の行き届いた日本は素晴らしい国だと思えるようになった。医療機関にお世話になって改めて実感しているところだ。
 
日本中を見渡せば、まだまだ不幸な生活を強いられている人々がいるのも事実だ。みんなが平等に暮らせる世の中にしなければいけないと本気で運動されている人たちがいるのも知っている。それでも日本は良い国だ。「感謝」の心を持って暮らしたいと思う。

火曜日, 6月 02, 2015

標的型メール



特定の省庁や企業の職員に電子メールを送りつけ、添付されたコンピューターウイルスによって個人情報を盗み取るために作られたメールで、思わず開いてしまうような文面になっている。
 
添付されたウイルスは、その攻撃の為に特別に作られたもので、対策ソフトが対応していないため見つけにくい。さらに、感染したパソコンは遠隔操作されていて内部のデーターベースが閲覧される。
 
日本年金機構の年金情報を管理しているシステムから大量の個人情報が流出した問題もこの手口をつかって不正にアクセスが行われたようだ。
 
  マイナンバー制度が導入されること等もあり、ITに依存した取り組みが増えるとリスクも高まる。情報の流出を食い止める為の対策を国全体で考え直す必要があるのだろう。

月曜日, 6月 01, 2015

日はまた昇る



我が家は年初から色々あった。1月には狭心症の治療で、大阪府立急性期・総合医療センター(府立病院)に入院し冠動脈形成の手術を受けた。最新の治療のお蔭でその後の体調は今のところ良好だ。
 
先月の21日に、今度は家内が府立病院に緊急入院した。検査の結果血糖値が異常に高く、糖尿病性ケトアシドーシスと診断され暫く入院の必要があるとの事だった。少し戸惑ったがこの際すべての検査をしてもらうことになった。家内はこれまで、何度も倦怠感を訴えていたので通院を進めたが、頑固に固辞していた。しかし、幸い府立病院に入院が出来て、いい機会だから徹底的に診てもらおうと思っている。
 
「日本の輸出産業が復活し、続いて医療産業がブレイクする。日本は世界最先端の医療技術と世界最先端の保険制度が整備された国で、おまけに病人は山ほどいる。医療産業にとっては顧客が多いということだ」と、千葉在住の山崎氏は言う。
 
 政府は保険医療費の増大で悩んでいるが、日本の医療を受ける外国人が増えれば医療産業は収益が上がる。安倍政権は第三の矢の規制緩和に、この医療産業をターゲットにしているそうだ。医療看護の分野では日本が世界をリードしている。“日はまた昇る”