かくれ里

月曜日, 8月 31, 2015

野菜の日


今日はやさいの日。昭和58年に全国青果物商業協同組合などの団体が、もっと野菜について認識してもらいたいと、8()()()の語呂合わせから8月31日を「野菜の日」に設定した。この時期は残暑も厳しく、野菜をしっかり食べて元気に秋を迎えて欲しいとの思いから決まったそうだ。
 
我が家はどちらかといえば野菜は良く食べる方だ。と云っても年寄り二人が食べる量は知れているが・・・ 朝食はパンに生野菜。その日の気分で数種類の野菜を食べている。
 
玉ネギ、ジャガイモ、大根、人参等の根菜類は常備してある。白菜、ほうれん草、小松菜などの葉物野菜はその都度買って肉などと煮込んで食べる。ほうれん草はお浸しで食べることが多い。
 
  趣味で調理をすることが多いので食材は無駄なく使い切る。例えば、大根を風呂吹きに炊いたら、皮と葉っぱは塩漬けにする。他の部位もすべて使い切る。野菜は身体にいい食材だ。まんべんなく食べれば良い。

日曜日, 8月 30, 2015

天津大爆発とその後



中国天津市で起きた大爆発事故から2週間以上たつが、中国経済にとっては大打撃となっている。報道によると、事故は起こるべきして起こったのだと言われている。
 
まず、危険な化学物質の保管倉庫が住宅地の近くにあったことだ。敷地内には40種類余りの危険物が保管されていて、その量が保管会社が当局に申請していた量を遥かに上回っていたようだ。中には水をかけるとガスが発生し、引火して大爆発の引き金になる物もあったようだ。
 
水をかけてはいけない危険物が大量に保管されていたにもかかわらず、現場の消防士には伝わっておらず、100人余りの消防士が亡くなったそうだ。700人以上が怪我をし、数千台の自動車が焼けた。周囲3km以内では1万7000戸の住宅や工場などが被害にあっている。
 
中国では、行政と企業が癒着する腐敗構造が当たり前になっており、今回の事故は、経済成長や業績ばかりを重視し、防災対策をないがしろにするという、中国社会の構造的な矛盾に対して大きな警鐘となったのでなかろうか。

土曜日, 8月 29, 2015

維新の顔



維新の創業者でもあり、党の顔と言ってもいい存在の橋下大阪市長と松井大阪府知事が維新の党を離脱した。橋下徹氏は何かと話題の多い人物だ。
 
日本維新の党は昨年8月、みんなの党から分かれた江田氏率いる「結の党」と合流して「維新の党」が出来た。この時点で石原氏のグループは結党を離脱。「次世代の党」を結成した。新しく出来た「維新の党」の代表には橋下氏と江田氏が務める形となった。
 
その後、紆余曲折あって今回の離党騒ぎとなった。現在、維新の党の国会議員は衆参で51人。橋下氏に近い議員は二桁を越えると言われている。直ちに離党とはならないだろうが執行部の党運営は難しくなったと思う。
 
維新が今後どうなるのか知らないが、来年の参議院選挙を見据えた駆け引きが活発になることだろう。橋下氏は、市長の任期が切れた時点で政界引退の表明をしている。

木曜日, 8月 27, 2015

中学生殺人事件


寝屋川市の中学1年生の男女が殺害された事件では容疑者が逮捕された。本人は黙秘しているがおそらく犯人に間違いないだろう.前科もあり最近まで服役していたそうだが、なぜこんな事件が起こったのだろうか。
 
この事件はどのようにして発生したのかわからないが、同様の事件がまたぞろ起こらない為にも犯人は厳罰に処すべきだろう。しかし、今回の事件は、それだけでは済まないように思う。
 
殺害された二人は孫の裕果と同い年だ。そのような男女が真夜中に繁華街をうろついていたというのは大きな問題だ。中学1年生としては危険極まりないことだが、家族のリスク管理も問題だ。
 
今回の事では、マスコミはこうしたリスク管理を無視した行為については意図的に触れていない様だが、再びこのような事件が発生しない為に我々も考えなければならないことだろう。

水曜日, 8月 26, 2015

機能性表示食品



これまで食品の機能性表示が認められていたのは「トクホ」商品のみで、それ以外の食品では機能性を表示することが出来なかった。トクホ表示の取得には臨床実験が必要で中小企業においては負担が大きかった。
 
安倍内閣の日本再興戦略の一環として規制改革実施計画が閣議決定された。農産物の海外展開を視野に入れて、諸外国よりわかりやすい機能性表示を促すことを目的に登場することになった。
 
この制度は国の検査なしで、食品に含有する機能性成分を表示することが出来る。この制度のポイントは、① 身体のどこの部位に良いかがわかりやすい。② 野菜、魚などの生鮮食品にも機能性が表示される。③ 機能性表示の根拠となるデーターが確認できる。
 
今朝のラジオ放送では、静岡県三ケ日町のみかん農家が、官学と共同で研究実証して、機能性表示を目指していると言っていた。

火曜日, 8月 25, 2015

山階鳥類研究所



元皇族の山階芳麿王が、私費を投じてつくった鳥類標本館が研究所の前身で、昭和17年に文部省から財団法人の許可を経て「山階鳥類研究所」が設立された。現在、所蔵標本69000点。蔵書39000冊を擁している。
 
山階芳麿王は明治36年生まれで、昭和天皇とは従弟になられる方で、幼いころから鳥に興味を持たれていた。学習院から陸軍士官学校を経て陸軍中尉に任官。その後退官。東京帝国大学で動物学の基礎を学ばれる。昭和17年に北海道大学から理学博士号を授与される。平成元年88歳で他界された。
 
山階鳥類研究所は、設立以来日本の鳥類学の研究を続けてきた。その業績は世界的にも高く評価されている。今後も鳥類の保全に挑み、鳥類にも人間にも棲みやすい地球環境の保全に貢献したいとしている。
 
インターネット上には、山階鳥類研究所が提供する資料がいっぱいある。専門的すぎて理解に苦しむものも多いが、見て楽しい物もある。僕は、これまで鳥類に関してまったく関心が無かったが、これからは少しずつ勉強して行こうと思っている。

月曜日, 8月 24, 2015

鳥類標識調査



昨日は良い経験をさせてもらった。バンディング(鳥類標識調査)のことに興味があって少し調べてみた。捕獲した鳥には通し番号が刻印された金属リングの足環を付けて放鳥する。リングを付けた鳥が何処かで撮影されたり、回収されると、その個体の動向が分かる仕組みになっている。
 
この調査はヨーロッパで100年程前に始められた方法で、現在は世界中で盛んに行われている。わが国は1924年に始まった。1943年に戦争で中断されたが1961年から再開した。
 
現在は環境省がこの事業を受け持ち、(公財)山階鳥類研究所に委託して調査を継続している。1961年から2000年までに約300万羽が標識放鳥され、約1万8000羽が回収された。最近は全国で毎年20万羽が標識放鳥され、渡り鳥の渡りのコースなどが分かるようになってきた。
 
標識調査の許可を持った人をバンダーという。鳥類の識別について十分な知識を持ち、鳥を安全に捕獲して放鳥する技術を身に付けていることが必要だ。バンダーになるには、山階鳥類研究所が実施するバンディング講習会に参加してバンダーの資格を取得しなければならない。標識調査を実際に担っている人の殆どは、ボランティアバンダーたちのようだ。

日曜日, 8月 23, 2015

バンディング




早朝より和泉葛城山に出かけた。この山はこれまでハイキングで何度か登った経験がある。本日はカモメクラブのOさんの車で頂上まで連れていってもらった。山頂で行われているバンディングの見学に行ったのだ。
 
バンデイグとは、かすみ網で野鳥を捕らえ、標識を付けることを言うそうだが、僕は初めての経験だった。これは国(環境省)が山階鳥類研究所に委託して、野鳥に標識を付け調査する標識調査の事だ。
 
調査に携われる人は、野鳥のことを知り尽くしていて厳しい審査を受けたバンダーの資格を持っていなければならない。今回のバンディングは大阪府立高校の教師で、カモメクラブのメンバーでもある、バンダーのNさんの指導の元に行われていた。
 
 現場に立ち会った。網にかかった野鳥を網からはずし、大きさなどを測定の上、標識を付けて離すのだ。今日はいつもより少なく2羽(エゾムシクイとキビタキ)だけだった。それでも何もかもが新鮮で本当に良い経験が出来た。

金曜日, 8月 21, 2015

北方領土問題


北海道、根室半島の沖合にあり、現在ロシア連邦が実行支配している択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の島々に対して、これまで外国の領土になったことがない日本固有の領土であるとして、返還を求めている。
 
これらの島々は、1945年8月、ソ連の対日参戦により占領され不法占拠されている状態が続いている。内閣府では、国家の主権にかかわる重大な課題だとして-北方四島の返還を一日も早く実践するとしている。
 
歯舞は 小さな島の集まった群島で、占領される前は5200人余りの人が住んでいた。富山県出身の人が多かったそうだ。歯舞諸島は良質な昆布が取れる産地として知られており、その開拓をしたのが富山県黒部市の漁民だったそうです。
 
色丹、国後、択捉、の島々にも、それぞれ 固有の歴史がある。日本の食文化への貢献があったが、70年の年月が経ってしまった。これからどうなるのだろうか。

木曜日, 8月 20, 2015

次世代の素材


環境省は、来年度より植物から製造され、鉄の5倍の強度を持つとされる次世代の素材を開発する実証実験を始める方針を固めたようだ。
 
この素材は「セルロースナノファイバー」と呼ばれるもので、木材や稲わらなどから特殊な技術で繊維を取り出し、樹脂と混ぜて固めると植物の細かい繊維が複雑に絡み合って、鉄の5倍の強度を持ちながら重さは鉄の5分の1程度と軽く、画期的な素材だそうだ。
 
この素材を、自動車の部品や住宅の建材などに利用すると、温室効果ガスの排出が抑えられ、軽量化による燃費の改善につながると環境省は期待している。また、研究が進めば、間伐材や廃材の他植物由来の廃棄物が再利用できる可能性もあるとみている。
 
環境省は来年度予算案の概算要求に38億円を盛り込むそうだ。そして、「この素材は温暖化対策だけでなく、国内木材や廃棄物の活用など様々な波及効果が期待できる」と言っている。コストの事などもあるので実証実験の結果を注目したいと思う

火曜日, 8月 18, 2015

桜島



桜島は、約2万6千年前 鹿児島湾内の海底火山として活動を開始した。地質学的には比較的新しい火山である。これまで頻繁に爆発を繰り返していて、現在もなお活発な活動を続けている。           

以前は文字通り島だったが、大正3年の噴火で鹿児島県大隅半島と陸続きになった。海のなかにそびえる山容は異彩を放っており、観光地としても有名だ。
 
明治以前2万人以上いた住民も,大正大噴火の影響によって現在は5000人程になっている。今年8月に入ってから火山性地震が頻繁に起き、15日には1000回を越えた。気象庁は噴火の規模が大きくなる可能性が高まったとの判断をしている。
 
現在、噴火警戒レベル4の噴火警報が出され、一部の住民は避難している。火山噴火の直前予測はとても難しく、避難した人たちは、しばらくは避難を続けることになりそうだ。

月曜日, 8月 17, 2015

プレミアム付き商品券



政府は、個人消費を底上げし地域の消費を活発にするため、地方創生事業の交付金1500億円を活用してプレミアム付き商品券の発行を各地で導入している。商品券を買った消費者は平均で15%分多くの商品を購入できる。
 
大阪市も10000円で12000円分の商品が買える商品券の発売を始めた。購入はインターネットなどで一人で4冊(4万円分)まで買える。1冊には1000円券10枚と500円券4枚がついている。有効期間は7月31日~11月30日でほとんどのスーパーで使える。我が家は4冊購入した。
 
スーパーのレジで綴りのまま渡すと、必要な枚数をちぎってくれて差額分は現金で支払う。いつも行くスーパーでは商品券で支払うと別途50円分のお買いものクーポンを付けてくれる。さらにお得だ。このクーポンは10日程度の有効期限付きなので再訪を促しているのであろう。
 
甘利経済再生大臣は記者会見で「今後、プレミアム付き商品券の執行率が高まり、消費が回復する見込みは大きい」と述べている。いずれにしても消費者にとってはお得なことなので、利用しない手はないと思う。

土曜日, 8月 15, 2015

終戦の日




今日は終戦の日。国は、先の大戦において亡くなられた方々を追悼し平和を祈念する日として 毎年、天皇皇后両陛下のご臨席を仰いで「全国戦没者追悼式」を実施している。今年も日本武道館において開かれた。
 
安倍首相は、式辞で「戦争の惨禍を決して繰り返さない」と不戦を誓った。正午の1分間の黙とうの後、天皇陛下のお言葉があり、「さきの大戦に対する深い反省」を語り「世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と述べられた。
 
BS放送では午後1時半より、映画「日本のいちばん長い一日」が放送された。昭和42年に公開された東宝映画である。多分、終戦の日の記念番組だろう。興味があって録画しながら観た。
 
太平洋戦争では200万人の軍人と100万人以上の市民が犠牲になった。映画には、昭和20年8月14日から15日の動きが克明に描かれている。あれから70年経った今の日本は平和だ。この平和がいつまでも続くように願う。

金曜日, 8月 14, 2015

首相談話



政府は本日午後5時から臨時閣議を開き、戦後70年にあたっての総理大臣談話を決定し、午後6時から記者会見して発表した。その全文がネット上にあったので印刷して読んでいる。
 
談話の作成にあたっては「21世紀構想懇談会」を開いて、有識者の皆様に徹底的に議論を頂き議論を重ねた結果一定の認識が共有できた。この提言を歴史の声として受け止めたいと語っている。
 
第一次世界大戦を経て、民族自決の動きが広がり、それまでの植民地化にブレーキがかかった。人々は平和を強く願い国際連盟を創設し不戦条約を生み出し日本も足並みをそろえていた。
 
しかし、世界恐慌が発生し、欧米諸国が植民地経済を巻き込んだ経済のブロック化を進めると日本経済は大きな打撃を受けて孤立感を深め、外交的経済的な行き詰まりを力の行使によって解決しようと試みた。こうして日本は世界の大勢を見失っていき、戦争への道をすすんでいった。
 
 わが国は、先の大戦における行いについて、繰り返し痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきた。その思いを実際の行動で示すため、インドネシア、フィリピンをはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など隣人であるアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み、戦後一貫してその平和と繁栄の為に力を尽くしてきた。こうした歴代内閣の立場は今後もゆるぎないものだ。そして最後に、謙虚に歴史の声に耳を傾ける姿勢を持ち続けたいと締めくくった。

木曜日, 8月 13, 2015

坂本 九



僕が大好きだった「坂本 九」が日航ジャンボ機の事故で亡くなって30年になる。彼がヒットさせた歌は今でもずっと歌い続けられている。奥さんは「柏木由紀子」さん。当時まだ小さかった二人のお嬢さんも、現在は芸能界で活躍されている。
 
ジャンボ機墜落のニュースはお客宅の修理中のテレビで知った。犠牲者520人の中に坂本 九もいたのだ。あれから30年も経つのだ。事故現場の御巣鷹の尾根へは今年も御遺族の参拝の模様が報道されていた。
 
九ちゃんの愛称で親しまれていた彼の歌は、いずれの曲も元気を与えてくれた。「上を向いて歩こう」は世界中で大ヒットした。他にも「見上げてごらん夜の星を」「幸せなら手をたたこう」「明日があるさ」など、今でも時々ラジオから聞こえてくる。
 
事故当時43歳だった父親と同年齢にまもなくなる、長女で歌手の「大島花子」が昨年末に発表したアルバムは、父のカバー曲を収録し30年間の思いを歌っている。次女の「舞坂ゆき子」はタカラヅカ出身で、女優業の他各方面で活躍している。

水曜日, 8月 12, 2015

通信衛星エコー



55年前の今日、初の通信衛星「エコー1号」が打ち上げられた。この衛星は直径30mもある球形で表面がアルミ箔で覆われていて、電波を反射するだけの受動型のものだった。
 
エコー一号は低軌道だったため空を横切っていく様子を肉眼で見ることが出来た。この頃僕は、「はたちのつどい」の野外活動グループのキャンプで、この衛星を見たのをはっきり覚えている。
 
今では、メジャーリーグの試合がリアルタイムで見ることが出来るが、これは宇宙に電波を中継する衛星があってアメリカからのテレビの電波を宇宙で受けて日本に向けて送信しているためだ。
 
 現在、宇宙上にどれだけの衛星があるか知らないが、通信の為の衛星もかなりの数だと思う。我々の商売においても、BS、CSなどで携わっている。この世界も半世紀の間に大きな進歩を遂げたものだ。

火曜日, 8月 11, 2015

水の事故



夏本番。全国各地では水の事故が発生しています。わが国では毎年およそ800人の犠牲者が出ている。これまでに発生した大きな事故を分析すると、ある共通点が浮かびあがるようだ。
 
多くの人が一度に犠牲になるのは、一人目が沈み、二人目、三人目が助けようとして深みに入り、次々と同じ結果になってしまうためだ。これを専門用語で「後追い枕水」というらしいが、慌てて救助に行くのは危険性が高い。
 
水難に遭った際にどのように助かればよいのか、全国の小学校などでは「ういてまて教室」が行われている。普段着の状態で溺れそうになった時、背浮きという状態で呼吸を確保しながら救助隊の救助を待つ訓練をする。目撃者からの掛け声は「ういてまて」だ。
 
人間は、胸に空気を貯めていれば、真水より軽くなり浮く。両手は広げ気味にして、息は常に貯めるようにする。「ういてまて教室」は海外にも広がっている。アジア各国でも指導員が誕生しているそうだ。

月曜日, 8月 10, 2015

応能負担



特別養護老人ホームなどの介護施設に入っている人の場合、所得の低い人に対しては食費や居住費について月に3万円から7万円ぐらいの補助が出る。介護保険は高齢化で利用者がドンドン増えてお金が足りない。
 
そこで、今月から一定の資産がある人には補助をやめることになった。一定の資産とは、一人暮らしなら1000万円を超える金融資産、夫婦だと合わせて2000万円を超える金融資産がある場合は補助がなくなる。

 補助を受けるためには、自分の資産は1000万円を超えていないと証明する必要がある。預金通帳の写しや口座残高の写しを窓口に提出する。さらにタンス預金も対象だ。申請をする人にはあらかじめ同意書を書いてもらうことになっている。

もし、不正が発覚すれば、最大で補助の3倍のお金を請求される場合もあるそうだ。国は高齢者であっても支払う能力のある人には負担をしてもらおうという「能力に応じた負担」(応能負担)を進めようとしている。国側は、この事に関して丁寧な説明をする必要があるだろう。

日曜日, 8月 09, 2015

国体護持



普段はあまり聞くことがないが、終戦日が近づくと「国体護持」という言葉をよく耳にする。日本が太平洋戦争の和平に最後までこだわった皇室の存続についてのことである。
 
ある歴史本によると、日本政府は国体護持を条件にポツダム宣言を受諾したと書かれているが、別の本では、連合国側はあくまでも無条件降伏を崩さず、アメリカは戦争の早期解決とソ連への牽制の為に原爆投下を行ったと書いてあった。
 
昭和20年8月15日の昭和天皇の玉音放送までの一週間は先日の歴史秘話にも書いたが、大変なドラマがあったようだ。この間のいきさつは昭和42年に公開された映画「日本の一番長い日」に描かれているが、残念ながらこの映画は見ていない。
 
「半藤一利」原作のこの作品が「原田真人」監督により再び映画化された。戦後70年にあたる今年8月8日から全国公開されている。主要人物は、役所広司、本木雅弘、山崎努、等が演じている。この映画、チャンスがあれば是非観たいと思っている。

土曜日, 8月 08, 2015

残暑お見舞い



「暑中見舞い」は夏の暑さが厳しい時期に、知人や友人、お客様などに安否伺いや近況を報告する季節の挨拶状だ。暦の上では 今日が立春。今日から8月いっぱいまで出す挨拶状は「残暑見舞い」と言う。
 
季節ごとの安否伺いは通信手段が乏しい時には大切なことだったが、電話やメールなどの発達した現在はあまり重要ではなくなった。
 
年賀状も季節のあいさつで、こちらは毎年必ず送っているが、暑中見舞いはほとんど送った記憶がない。暑中見舞いや残暑見舞いは貰うことも滅多になくなった。
 
インターネット中心の世の中になって、郵便はがき等による季節のあいさつは必要ないと割り切ってしまう世代も増えたことは事実だが、これからも郵便による季節のあいさつ状は無くなることはないだろう。