かくれ里

水曜日, 10月 31, 2012

藤本義一さん



テレビ番組などでよく拝見していた作家の藤本義一さんが亡くなられた。享年79歳だったがもう少し長生きしてほしかった。個人的にお付き合いはなったが、北新地の割烹店にご夫婦で来られた時のエピソードを、得意先だったこの店のご主人からよく聞いていた。

藤本さんは、大阪の商売人の生きる姿を題材に旺盛な執筆活動を続けていた。何度も直木賞候補になっていたが、1974年に上方落語家の半生を描いた「鬼の誌」で受賞している。

一世を風靡したテレビ番組「11PM」の大阪制作分の司会を長年にわたって務め、やわらかい大阪弁で人気を集めた。この放送は僕もよく観ていた。

 阪神淡路大震災の折には、兵庫県の自宅で被災された。その後、復興支援活動にも取り組んで「両親を失った子のケア施設を」と呼びかけて、「浜風の家」を設立し運営していた。

火曜日, 10月 30, 2012

Wi-Fi



Wi-Fiのことは、無線LANでインターネットに接続することぐらいで、あまり理解していなかったが、タブレットPCを使うようになって実感出来るようになった。

携帯電話は3G回線を使っていて、電波が圏内であればメールやインターネットに繋がる。スマートフォンやタブレットPCも3G回線も使えるが、近くにインターネット接続可能な無線LANルーターがあれば、Wi-Fi接続が出来て快適に使える。

一般的に3G接続の場合は、通信速度は遅いが広範囲に繋がる。それにくらべるとWi-Fi接続では、通信速度は速いしパケット料も発生しない。但し使用できる範囲が限られる。

最近、携帯電話各社が競って無料のWi-Fiスポットを増やしている。また、ポケットWi-FiルーターやモバイルWi-Fiルーターなどを持ち歩いて、Wi-Fi環境を作ることもできる。

月曜日, 10月 29, 2012

チベット問題



現在チベットと言う国は存在しない。かっては、ヒマラヤ山脈の北側に広がる海抜4500mのチベット高原に独立国として存在していたが、今は中国の一部になっている。ここには、牧畜や農耕をなりわいとし、仏教を信仰するチベット人が600万人ほど暮らしている。1949年に中華人民共和国が出来て、圧倒的な武力によって攻め滅ばされた。

現在のチベットの状況は、①人権がおろそかにされている。②中国人(漢民族)の移民が多すぎる(凡そ750万人)。③信仰の自由がない。④多くの自然が破壊された。など様々な問題があって、中国政府からしいたげられた生活をしている。

しかし、殆どのチベット人たちはダライラマ法王の教えを守り“非暴力”を貫いている。現在の指導者のダライラマ14世は、1959年にインドに亡命し、チベット亡命政府を樹立している。

チベットの名前は知っていたが詳しいことは何も知らなかった。少し興味があってネットで調べてみたのだが、やはり中国が絡んでいるのだ。巨大な国土と人口を持つ中国のことだから、チベットと同じようなことは数多くあると思うが、僕は知らない。中国が今後どんな動きをするか、注意して見守っていなければなるまい。

日曜日, 10月 28, 2012

B・B・Q



恒例の二色の浜でのバーベキュウのイベントは、朝からあいにくの空模様だったが予定通り決行した。11時開始当初は小雨模様だったが宴たけなわの頃には青空が見えてきた。

天候が関係してか、10名ほどの欠席があったが、用意した食材は殆ど平らげた。牛肉はいつもより1ランク上等のものを買ったので皆さんに満足してもらえたと思う。

満腹になったところで、参加者総当たりの抽選を行った。数日前にホームセンターで買っておいた食料品や日用品等を番号合わせで引き当てる。全員に景品が行き渡ったところで次のイベントに移る。

 今度は歌詞カードを配って歌声喫茶のまね事をする。Kさんがワイヤレスマイクなど拡声装置一式を用意してくれたので伴奏なしでも大いに盛り上がった。しかし、時間に限りがあるので用意した歌詞カードの全曲を歌うことは出来なかった。引き続き記念撮影をしてから散会となった。

土曜日, 10月 27, 2012

関白宣言



同業組合の秋の行事は毎年行っている。今年も明日の日曜日に家族同伴のバーベキュウの催しを行う。今回は3世代の70名ほどの参加者がある。途中で抽選会などのイベントを企画しているが、昔に流行った歌声喫茶の真似事をすることになった。

曲目は相談の上、15曲ほど選んでもらいワープロで歌集を作った。独身の頃には、手書きしたのを謄写印刷した思い出があるが、今はたいそう便利になった。歌詞もインターネット上から転記すればいい。

歌詞を探す途中で、『さだまさし』が作詞・作曲して歌っている『関白宣言』があった。前々から面白い歌だなと思っていたが、すこし長めのこの歌詞を最後まで読んだ。

終わり近くのフレーズに「子どもが育って年をとったら俺より先に死んではいけない」「何もいらないおれの手を握り涙のしずくふたつ以上こぼせ」「お前のお蔭でいい人生だったと俺が言うから必ず言うから」「忘れてくれるな俺の愛する女は愛する女は生涯お前ひとり」と続く。なんとも微笑ましい歌だ。

金曜日, 10月 26, 2012

ウインドウズ8



いよいよ、本日windows8が発売された。僕は、現在windows7のデスクトップを使っているが快適に使えている。新しいものが出るとすぐにほしくなる困った性格の僕だが、前調べした結果、今回はアップデートはやめようと思っている。

発売前にお試し版を使った人のリポートによると、基本的性能はwindows7とそんなに変わってないが、デスクトップの画面が一新して、四角いタイルの並んだ画面になった。操作方法はスマホなどと同じように画面をタッチして操作するようになっている。

最近は、多くのユーザーがスマホ的に使えるパソコンを望んでいるようだが、これらを見越しての変更だろうと思う。しかし、マウスで慣れている者には、タッチ操作は躊躇するだろう。

今後発売するパソコンは、このような形になるのだろうが、現在使用中のパソコンが快適に使えているのならアップデートはしない方が良いだろう。もっとも次に買い替える時はこのタイプになるのだろうが、慣れるまでしばらく戸惑うかもしれない。

水曜日, 10月 24, 2012

ジェームズ・ディーン


プロ野球は巨人ジャイアンツが逆転の勝利で日本シリーズ進出を決めた。一方、米大リーグでも、ジャイアンツが3連敗のあと4連勝してナショナルリーグ優勝を果たした。




ところで、ジャイアンツと言えば、ジェームズ・ディーンを思い出す。彼は、エルヴィス・プレスリーやマリリン・モンローらと共に、1950年代を代表するアメリカ文化の象徴だった。

24歳の若さで彗星のようにこの世を去ったが、生涯に3本の映画に出演しているがすべて大ヒットを記録している。『ジャイアンツ』は1956年に封切された。ジェームズ・ディーンはアカデミー主演男優賞の候補になったが、ノミネートされた時は既に亡くなっていた。

 僕が、映画『ジャイアンツ』をみなみの映画館で観たのは、10代後半の頃だったが今でもはっきり覚えている。共演者はエリザベス・テーラー、ロック・バドソン等往年の名優たちだ。この映画はテレビでも放映されているが、録画などはしていない。

火曜日, 10月 23, 2012

おもてなしトイレ



観光地で公衆トイレが見つからなくて困ったことがある。奈良市はおもてなし民間トイレ事業をスタートさせたそうだ。伝統的な町家が軒を連ねる「ならまち」などでは観光客にとってトイレは切実な問題だ。
 
利用可能な公共施設も休館の日は利用できない。かといって密集地では公衆トイレを作るスペースがない。予算もない。そこで奈良市が考えたのが「おもてなしトイレで」ある。

市の呼びかけで協力を申し出た店舗などには、添付画像のような表示板を設置して観光客に利用してもらえるようにする。市が各施設に支払う協力金は、公共施設が休む月曜日のみの場合は月額3千円、週4日以上の施設は5千円だ。

 市は新たに公共トイレを作るより大幅に経費が抑えられる。また、協力店舗では、売上げアップにもつながるのではないかと思われる。

月曜日, 10月 22, 2012

近いうちに


野田首相が「近いうちに信を問う」としている衆議院の解散時期について、与野党の議論はかみ合わないようだ。野田首相は誠実な人だと察するので、国民のことを考えていないことはないと思う。
具体的な解散時期を明示すれば、一斉に選挙戦に突入することになり、今どうしてもやらねばならないことが出来なくなる。首相はこのことを心配しているのだろう。
3党の党首会談で首相は、①選挙区の一票の格差を是正する決議事項。②特例公債法案の成立。③社会保障制度改革国民会議の設置。の3条項に協力が得られれば真は必ず問うと言ったが野党は納得しなかったようだ。
臨時国会は10月29日に召集し、会期を11月30日までと決まったようだが、野党の協力のもと、山積している案件を処理したうえで、12月初めに解散。12月末の総選挙になるように思うのだが、結果は如何に。

日曜日, 10月 21, 2012

快適サイクリング


快晴の日曜日、今日はこれと言った予定もないので、午前中、2時間程愛用のマウンテンバイクで大和川沿いのサイクリングコースをマイペースで走ってきた。目的地は特に定めず1時間走ったら引き返すことにしていた。
 
10時過ぎに自宅を出て、矢田付近から大和川右岸のよく整備された自転車専用道路を上流に向けて走る。途中すれ違う自転車も結構多い。さわやかな秋の風を受けながら気分よく走る。11時頃には近鉄道明寺線の踏切まで来ていた。左前方に柏原南口の駅が見える。
 
今日はここで引き返すことにする。この付近の河原に降りて小休止。記念の写真を数枚撮ってから今来た道をゆっくりと走り出す。
 
先日、オドメーターを取り付けたので、走行速度や走行時間と距離がわかる。この自転車は、最近仕事の時にも使っていてその値を記録している。オドメーターの数値は今日現在で278kmになった。ちなみに、今日2時間で走った距離は凡そ30kmである。

土曜日, 10月 20, 2012

自力救済の禁止


テレビのクイズ番組で、こんなのがあった。「3ヶ月前に自転車を盗まれたが、今日スーパーに買い物に行ったら見つかった。これを黙って持ち帰ってもいいのか?」答えはノー。
 
同番組に出演の弁護士の解説は、民法では、自分で実力を行使して権利を回復する行為は「自力救済」と呼ばれ、原則的に認められないことになっている。所有権を主張するには法的な手続きが必要とのことだった。
 
ただ、この行為が全く認められていないわけでなく、買い物中に自分の自転車を乗り逃げされそうになったのを目撃し、これを取り戻す行為は、正当防衛であるために許される。
 
 但し、盗難から数日後、犯人とおぼしき者が乗っている自分の自転車を見かけても、勝手に取り押さえれば緊急性がないため、「自力救済」として違法になる恐れがある。何だかややこしい感がするが、法治国家においては守らなければならないことなのだろう

金曜日, 10月 19, 2012

灰汁


料理の本を読んでいて「灰汁」の文字に出くわして、一体何と読むのだろうと考えたことがある。「アク」と分かった時、「そうそうワラビのアクをとるときに灰を入れたな」と変に納得した覚えがある。
 
灰汁の語源には「飽く(あきる)」「あくどい」の「あく」があるようだ。この語は古くから使われていて、平安末期の書物にもみられる。江戸時代以降には「灰汁が強い」や「灰汁が抜ける」などの表現がされるようになった。
 
料理の時に出る灰汁には、肉類を茹でた時のアクと、野菜類に含まれるアクとがある。肉類のアクは、肉汁・血液で、ステーキなどで食べた場合は、肉汁が食欲をそそるが、煮たり茹でたりするときは、臭みになるため取り除く。
 
野菜類のアクの場合は、身体に良くない有害物を含むことが多く、取り除く必要がある。我が家では煮物料理をよくするので、アクは丁寧にひいている。余談だが、料理用語では、アクを取ることを、アクをひくと言うそうだ。

木曜日, 10月 18, 2012

一票の格差


政局は予断を許さない状態ではあるが、近いうちに総選挙があることには違いない。総務省の8月の発表では、3月末現在の住民基本台帳を基にした試算によると、84の選挙区の人口格差が2倍以上になっている。
 
17日、最高裁判所も、一票の格差については憲法違反の状態であるとの判決を言い渡した。民主党や自民党などは、一票の格差を是正したうえで選挙制度の抜本改革の議論を行いたいとしている。
 
しかし、衆議院の解散時期を巡って与野党の対立が続いていて、この議論が本格化するかどうかはわからない。
 
野田首相は、衆院選挙制度改革については、違憲とされている格差の問題が最優先だとしているはずだ。自らが議論をリードする気概をみせてほしいと思う。

水曜日, 10月 17, 2012

ストレス解消


我々の商売は、顧客訪問時にお部屋に上がらせてもらうことが多い。Tさんは商売を始めたころからのお得意様で時々お邪魔する。お部屋はいつも小ぎれいにされているが、伺う度に家具の場所が変わっている。
 
ご主人にそれとなくお伺いすると、「部屋の模様替えは家内の趣味ですねん」そしてちょっと声を落として「あれでストレスの解消が出来るんでしょ!」とおっしゃった。
 
普段、外で仕事をしている男性たちがストレスの解消する方法は色々あるが、家を守ってあまり外出しない女性は、家具を動かしたりしてお部屋に変化をつけることがストレスの解消になるのだろう。
 
 当家の3階の洋間は娘が結婚してから、物置部屋になっている。そういえばこの部屋のベッドや机やエレクトーンなどの置き場所が、しょっちゅう変わっている。我が家のワイフもストレスが溜まる時があるのかな。

火曜日, 10月 16, 2012

国境を越えた合従連衡


 
以前、このブログで合従連衡のことを書いた。合従連衡は今や国境を越えて行われつつあるようだ。大手通信会社のソフトバンクは、アメリカの携帯電話会社「スプリント・ネクステル」を買収すると正式に発表した。
 
買収金額は日本円で約1兆6千億円と言うからものすごい金額だ。スプリントの携帯電話の契約件数は5600万件でソフトバンクと合わせると9600万件の巨大通信グループの誕生となる。
 
ソフトバンクの狙いは、アメリカに進出することで事業規模を一気に拡大する積りのようだ。今後は、両社が協力しながらインフラの構築などを進めていくようである。
 
ソフトバンクの孫正義社長は、以前からNTTを意識していたが、今回の買収で「いつかNTTドコモを追い抜く」と言った宣言を、実現することになったとのべている。

月曜日, 10月 15, 2012

車検前


自家用の軽ライトバンを運転中、車体下の異常音ですぐに停車して調べたら、何と、左後輪のタイヤが添付画像のごとく切れている。とても運転のできる状態ではなかったが、店の近所だったので何とか乗って帰った。
 
この車を購入した自動車店より、一ヵ月後に車検の期限が来ているとの連絡のはがき貰っていたので、早速引き取りに来てもらった。
 
自動車屋さん曰く。「この車あまり乗っておられないようなのでタイヤのゴムがヒビ割れしたのでしょう」と。そういえば最近ほとんど乗っていない。仕事にはトラックを使うことが多い。ライトバンは、近所のスーパーへ買い物に行く時に乗る位だ。
 
たまに高野山等へ遠出することもあるが、一ヵ月平均150kmほどしか乗っていない。最近は、健康のことも考えて、お客さん宅まで自転車で行くことが多くなったので、トラツクの走行距離も減っている。仕事の量も減って来たことだし、一人で車2台はもったいないと思うようになってきた。次の車検の折には1台廃車にしようかなと考えているのだが。

日曜日, 10月 14, 2012

世界銀行


48年ぶりに東京で開かれた世界銀行総会は13日に閉幕した。世界銀行は、第2次世界大戦で荒廃した国々の復興資金を援助するための貸付機関として1945年に設立された。
 
日本も世界銀行からお金を借りてインフラ整備を行った。借款を受けたのは1953年から1965年までで、総額 86,290万ドルだ。東海道新幹線や東名高速道路はこの借款で造られた。
 
方や、日本は、1954年から途上国への技術援助を開始している。1958年からは途上国に対して円借款の供与を始めている。つまり、一方で、お金を借りて開発を行いながら、一方では途上国にお金を貸していたのだ。
 
 世界銀行への返済は1990年までかかったそうだが、これは、利子を含めた返済金を長期にわたり、継続的に、世界銀行に資金を供給するためだったのだ。

土曜日, 10月 13, 2012

スーパーとコンビニ


一昔前までは、夕食のおかずの材料は、近所の商店街の八百屋、魚屋、肉屋などで買うのが当たり前だった。高度成長期にスーパーマーケットが登場、さらにコンビニチェーンストアーが全国を席巻し、いつでも、どこでも、欲しい物が手に入るようになった。
 
しかし、スーパーの経営は大変なようだ。流通大手スーパーの2012年8月決算では、イオンが前年同月比7.5%のマイナス。セブン&アイ・ホールディグスも3年ぶりに営業利益が減少した。ダイエーは営業赤字で苦戦している。
 
一方、ローソンやファミリーマートなどのコンビニ各社は過去最高の営業利益を記録している。消費者がスーパーから、惣菜や野菜の品ぞろえを強化したコンビニに流れたのかも知れない。
 
最近、ガソリンスタンドがどんどん減って不便を感じているのだが、その跡地に、コンビニが出店しているのをよく見かける。僅かな距離に数店も出来ている。これでは共食いになるのではないかと思ったりするのだが。余計な心配は無用なのかな。

金曜日, 10月 12, 2012

スマート家電


千葉県の幕張メッセで開催されていた「シーテック2012」が終わった。今回のシーテックでは、電気自動車、HEMS、スマート家電、などの展示に力を入れていたようだ。
 
スマート家電では、パナソニックが、会場内に体験コーナーを作り、スマートフォンを使った便利な機能や楽しみ方を訴求していたらしい。
 
パナソニックのスマート家電のシリーズについては、ユーザーから「どこがスマートなの?」と疑問の声が聞かれる。問題は、このたび発売する白物家電などは、本当にスマホと連動した方がメリットがあるのかだ。
 
たとえば、ドラム式洗濯乾燥機では、洗剤や柔軟剤の分量やコースの設定などをスマホに入力しておきながら、これを洗濯機にタッチしなければならない。これではスマートではない。機能を複雑にするよりも、シンプルな方がユーザーに受け入れられる様に思うのだが。

木曜日, 10月 11, 2012

ワイヤレススピーカー


ワイヤレスのヘッドホンやスピーカーは以前からあったように思うが、今、ワイヤレススピーカーに注目が集まっている。パナソニックでは、プルートゥース接続のワイヤレススピーカーを発売したら大好評で、計画の1.5倍の売れ行きになっているそうだ。
 
ブルートゥースはデジタル機器用の近距離無線通信規格であるが、パソコンのキーボードなどのコードレス化や、ゲーム機などにも盛んに使われている優れた通信規格である。
 
この商品は、テレビのモニター出力端子に接続すれば、テレビの音声を手元でコントロールしながら聴けるので、テレビ本体のボリュームを上げなくても済む。聴力の衰えかけた高齢者には喜ばれるだろう。
 
パナソニックの報道部では、購入者の声として「寝室で周囲に迷惑をかけないでテレビを視聴することが出来重宝している」等々ある。この商品にはまだ課題もあるが、専門家の目で見た感想をフィードバックしてほしいと言っている。

水曜日, 10月 10, 2012

ホームドア


乗客が駅のホームから転落する事故が多発している。国土交通省では、事故防止に有効なホームドアの設置を推奨しているが、設置があまりすすんでいない。
 
設置が進まないのは、多額の費用が掛かることや、列車のドアの位置や数が統一されていないからだ。費用について国は、自治体に協力を求めたり、コストの低いホームドアを開発して、普及を図って行きたいとしている。
 
ホームドアを設置する場合、機器の設置に伴い重量に耐えられるよう、ホーム自体の補強をする必要がある。乗降客の多い駅ほど必要なホームドアだが、様々なネックがあるようだ。
 
先日、初乗車した大阪市営のニュートラムは、全駅にホームドアが設置されている。列車の規格が統一されているからだろうが、エレベーターのドアーのように完全に同期されたホームドアだった。(クリック)

火曜日, 10月 09, 2012

ノーベル賞


昨夜は、号外が出るくらいのビッグニューが入ってきた。京都大学の山中伸弥教授のノーベル賞受賞だ。ご存じiPS細胞の開発をした功績によるものだ。
 
iPS細胞の開発は、今回一緒に受賞する英ケンブリッジ大学のガードン教授が50年前に発表した研究が基礎になっている。50歳の山中教授が生まれた年である。それほどにノーベル賞とは権威のある賞なのだ。
 
僕は、医学や生理学のことは何もわかっていないのだが、将来この研究が、不治の病の治療に役立つようになれば素晴らしいことだと思う。今後の研究に注目したいと思う。
 
 日本人がノーベル賞を受賞するのは山中教授が19人目だが、今日以後発表される他のジャンルの賞にも日本人が選ばれるかも知れない。日本人はあらゆる分野で活躍している。素晴らしいことだ。

月曜日, 10月 08, 2012

有意義だった一日


秋晴れの一日、Tさんと二人で、大阪市の新交通システム、ニュートラムと地下鉄を乗り継いで、南港の「なにわの海の時空館」と弁天町の「交通科学博物館」へ行ってきた。どちらも初めてだったが大変楽しかった。いい体験が出来て本当に良かった。
 
住之江公園駅から終着駅までニュートラムに初乗りする。終着駅のコスモスクエア駅で地下鉄中央線と乗り継げるようになっている。僕たちはこの駅で下車し、10分ほど歩いて海の時空館に向かったが、案内板が少なく駅の構内でウロウロした。
 
「なにわの海の時空館」はホームページに書いてあった以上に立派に建物だった。お目当ての「千石船」にも乗船が出来て大満足である。その他の展示物も素晴らしかった。しかし、残念なことに、来場者はまばらで閑古鳥が鳴いていた。聞くところによると、この施設は、来年3月で廃館になるらしい。もったいないことだ。
 
次に向かったのは、弁天町の「交通科学博物館」である。この博物館の存在はずっと前から知っていたが、これまで行く機会がなかった。今年50年を迎えるこの博物館はさすがに展示物もスケールが大きい。来場者も家族連れが多く混雑していた。僕たちも、模型鉄道の実演を見たりして、2時間余り見物した。今日は、本当に有意義な一日だった。

日曜日, 10月 07, 2012

新型プリンター

   エプソンの最新型のプリンター(複合機)を買い増した。現在、事務所では4台のプリンターが活躍しているので、これで5台目になる。今度のプリンターはタブレット用に特化しようと思っている。
 
このプリンターの特徴は、ネットワーク対応になっていることだ。スマートフォンやタブレットと無線LANやネットワーク環境を通して繋がる。スマートフォンなどで撮影した写真を、即インターネット経由で離れた場所にあるプリンターで印刷ができる。
 
さらに、プリンター本体の体積が約40%小さくなっているので置き場所で悩むことが少なくて済む。その他にもあらゆる点でこれまでの物より性能が良くなっている。値段は若干高めだが、それでも昔から比べると随分安くなった。
 
 今のインクジェットプリンターは、基本的にプリンターインクを売って儲けるビジネスモデルなので、プリンター本体の価格は安く設定されている。「壊れたらそのタイミングで買い替える」と言うことだろう。しかし、僕はこれまでに何台のプリンターを買ったのか覚えていない。

土曜日, 10月 06, 2012

生活保護


政府の発表では、今年度の生活保護の受給者が過去最多の211万人に達し、支給額は3兆7000億円を超える見通しだ。受給者の中には働きたくても職がない現役世代が30万人もいて、過去10年で2倍以上に増えているそうだ。
 
背景には、景気の低迷の長期化がある。国は自治体や企業などと連携して、軽作業の労働体験の場を提供し、生活のリズムを取り戻させるとしているが、生ぬるい感がする。
 
受給者の自立を促す一方で、低所得者が生活保護受給に至らないようにする支援も必要だ。受給者の25%がその親も受けているようだ。親から子への貧困の連鎖は断ち切らねばならない。
 
生活保護費の不正受給に対しても徹底する必要があるだろう。又、保護費の半分が医療費の扶助となっており、医療費についても、一部自己負担を求める必要があるのではなかろうか。