かくれ里

月曜日, 4月 30, 2018

高野山から天野の里へ



連休日目、気分が乗っている間にと思い高野山へ行くことにした。8時半出発、11時には奥の院の駐車場に到着した。それから1時間ほどかけて両親の墓と弘法大師の御廟をお参りした。例によって車中でコンビニ弁当を食す。
 
 高野山へは、墓参を済ませたらUターンして同じ道を帰ることが多いが、今日は天気も良いので、天野の里の丹生都比売神社にカーナビをセットした。12時半に奥の院の駐車場を出発し、凡そ1時間で天野の里に到着する。丹生都比売神社には30分ほど滞在した。

    丹生都比売神社は、弘法大師空海が金剛峯寺を建立するにあたった折に、神領を寄進したと伝えられており、高野山とは深い関係のある神社だ。古くは神仏習合時代の多くの仏教建物が存在していたが、明治の神仏分離によって失われたそうだ。

 
 この神社にお参りするのは今日が3度目である。1回目は高野山町石道を歩いた時にお知り合いになった森下先生の案内で訪れた。2回目は同業のいつものメンバと一緒に行った。この時も偶然、森下先生とお会い出来たのだ。今回は車だったが、これまで2回ともは、九度山の慈尊院から歩いて訪れている。

日曜日, 4月 29, 2018

ゴールデンウイーク


ゴールデンウイーク初日の今日は朝から快晴だった。ドライブでもしようかとなって時ごろから出発した。行先は特に定めず、東方向に向けて車を進めた。国道25号線に入り、奈良公園界隈を抜けて天理方面にハンドルを切った。

 
 天理から石上神宮、長岳寺を過ぎて都祁村方面にハンドルを切ると、これまで何度か歩いた事のある『山の辺の道』のハイキングコースだ。今日も高齢者や若者のグループが元気に歩いていた。檜原神社近くに駐車してコンビニ弁当を食べる。食後に付近の風景と草花のスナップ撮影をした。

 
 此処を13時頃に出発。帰路も高速には乗らず、香芝から穴虫峠を越えて、河内国分より松原経由で帰宅した。

 今年のゴールデンウイークは明日と5月3日から6日までだ。今のところ5月4日に裕果たちと金剛山に登ろうと計画している。例年、この時期には高野山の墓参に行っている。今年も連休中に行くつもりだ。

土曜日, 4月 28, 2018

カップヌードル


普段、インスタント食品はあまり食べない僕だが、昨日はカップヌードルを食べた。ところで、カップヌードルを始めて発売したのは日清食品で、世界初のインスタント食品である「チキンラーメン」を世に送り出したのが日清食品の故安藤百福氏だ。
 
 それから60年経った現在、世界のインスタントラーメンの年間消費量は約1000億食に達しているそうだ。
 
 安藤百福氏がチキンラーメンを発明したのが48歳の時で、カップヌードルは61歳の時の発明だ。それまでには様々な事業を手掛けている。しかし、殆どの事業について素人だった。素人だから常識にとらわれない柔軟な発想が出来たのかもしれない。
 
 今年10月から始まるNHKの連続テレビ小説『まんぷく』は、安藤百福氏と妻の仁子さんがドラマのモデルだ。今から楽しみにしていよう。

金曜日, 4月 27, 2018

テレビの値段



テレビ放送が始まって60数年になる。昭和30年当時の白黒テレビの1インチあたりの価格は1万円以上だった。昭和34年に皇太子ご成婚があってテレビ受像機が爆発的に普及した。この時期によく売れたのが14型で売価は7万円ぐらいだった。
 
  テレビが1インチ5千円になったと言って飛ぶように売れた。それから半世紀余り経ってデジタル化したカラー薄型テレビになった。この頃は32型が主流で売価は1インチ当たり3千円ぐらいが相場だった。
 
  その後テレビ受像機は大型化したが、逆に価格は下がっていった。現在のスタンダード型液晶テレビは1インチ1500円以下になった。需要家にとってはうれしいことだが、こうなると、メーカーはどこも採算割れで悪戦苦闘の連続だ。
 
  技術革新によって世の中は大きく様変わりした。テレビは4K・8Kの時代に入った。液晶とともに有機ELも市場に出回ってきた。メーカー各社は価格アップを模索しているが、簡単ではなさそうだ。この業界に少しでも携わっている者として気になることだ。

水曜日, 4月 25, 2018

朝鮮半島の今後


韓国と北朝鮮の首脳会談が27、28日に開かれる。その後米朝首脳会談が予定されている。韓国の文大統領は「南北統一」を目指している。そのための手法が南北連邦制だろう。この場合、表向きは南北対等のように見えるが、文大統領は親北派だから韓国が北朝鮮に飲み込まれても構わないと思っているのではないのだろうか。
 
 北朝鮮が中国と接近していることも好都合だ。南北統一後も中国と運命共同体と考えるなら、首脳会談の際に北朝鮮と一緒に中国とも友好アピールをするだろう。
 
 韓国の大統領任期は5年1期で再選はない。文政権は、2期8年にするための憲法改正案を国会に提出した。文大統領は韓国を資本主義から社会主義へ転換しようと考えているのではないか。
 
 そのためには在韓米軍は撤退してほしいだろう。南北首脳会談では、朝鮮半島の平和という大義名分を掲げてそのための一歩を踏み出すのではなかろうか。そして米国向けには、「朝鮮戦争の終結を達成できたトランプ大統領」と持ち上げて朝鮮半島の平和をアピールしたいのでは。

火曜日, 4月 24, 2018

アースデイ


4月22日はアースデイだった。地球環境について考える日として1990年にアメリカで提案された記念日だ。この年には2000万人以上の人々が、何らかの形で地球への関心を表現する多彩なイベントになった。
 
 地球に住む我々は、自然の恩恵を受けて生活している。文明が発達して便利になった反面、環境問題やエネルギー、貧困などの様々な問題を抱かえることになった。その問題と向き合い、行動を起こすことが求められるようになったのだ。
  
アースデイのイベントは世界中に広がり、5万を超える取り組みが各地で行われている。日本でもアースデイ東京、ハッピーアースデイ大阪、アースデイ名古屋、アースデイ神戸など、多くの都道府県で開催されている。
 
 ハッピーアースデイ大阪は、今回が12回目で今年は3月24、25日の二日間、久宝寺緑地で行われ、24000人の参加者があった。運営は主に学生が中心で、各種ボランティア団体が応援したようだ。

月曜日, 4月 23, 2018

液晶テレビ市場の現状


今やテレビはどの商品を買っても大差がない、液晶テレビのコモディティー(汎用品)化だ。販売価格が下がりメーカーの採算が悪化する原因になっている。
 
 近年、液晶パネルの調達価格が大きく変動し、石油や穀物のような市況品になっていて、メーカーはパネル価格に振り回されている。このためパネルが高騰した時に調達した在庫を持つメーカーは、利益を圧迫される。
 
 アメリカ市場で実績のある船井電機は、パネル調達の長期契約に加えて、必要量をその都度手配するスポット調達に切り替えているそうだ。パナソニックも、国内外のテレビ工場の製造にかかわる時間をできるだけ縮め、在庫を減らす活動を続けている。
 
 パナソニックはパネルの自社生産を2016年でやめた。津賀一宏社長は、パネル調達をしてからテレビを売ってお金を回収するまでの期間を3か月前後にしなければと言っている。シャープはパネルを実質的に内製しているので、パネル相場の影響は少ないようだ。ただ同社のテレビ販売を牽引する中国は安値競争が激しく、対策を考えなければ生き残れないとの危機感を持っているようだ。

日曜日, 4月 22, 2018

つつじ


桜の季節も終わってこれからはつつじの季節だ。道路脇などでよく見かけるのが“ヒラドツツジだ。大型の花が咲き、満開の頃はまさに圧巻だ。だが、僕はどちらかというと野生種の“ヤマツツジ”が好きだ。
 
 大和葛城山の“ヤマツツジ”が満開の時は見事だ。だが満開時には大変混雑する。今月8日に行った武田尾の付近の山には“ミツバツツジ”の木が沢山あって、うすピンク色の花が心を和ませてくれた。
 
 5月の連休中に孫の裕果たち家族と金剛山を登る予定だが、登山道でも“ヤマツツジ”が咲いているのではないかと期待している。脊柱管狭窄症の影響は覚悟の上での登山計画だが、コースタイムは余裕を持たせている。
 
 記録を取っていないので、金剛山へはこれまで何回登ったかわからないが、裕果とは今度で4回目だ。ロープウエイで登り、下りは歩いてと考えていたのだが、裕果が歩いて登りたいというので、登山本道から登ることにした。計画では5月4日を予定している。

土曜日, 4月 21, 2018

北朝鮮動向


今朝のトップニュースで、北朝鮮が核兵器開発が完了したため、もはや核実験やICBMの発射実験を行う必要がなくなったと発表したとのことだ。その上で、北朝鮮経済にとって好ましい国際状況を生み出すため、近隣諸国や国際社会と緊密な関係や活発な対話を促進すると表明した。
 
 このことに関して、アメリカを訪問している麻生副総理は会見で、「北朝鮮はこれまで数々の約束をしてきたが実験は続いてきた」と指摘し、「何とも言えない」と述べた。今のところ日本政府の正式な発表はない。
 
 核実験停止と施設廃棄だけでは、米政府が求めるすべての核兵器とミサイルの廃棄には至らない。だが、専門家は米朝首脳会談前に譲歩を示すことで、金正恩朝鮮労働党委員長の真剣な姿勢を表明したのではと見ているようだ。
 
 韓国政府は意義ある進展だと評価している。中国外務省も朝鮮半島の非核化問題の政治的解決のプロセスを推し進めるのに有益だ。として歓迎している。トランプ大統領も北朝鮮の決定を歓迎して、世界にとって大きな前進だとツイッターで表明した。

金曜日, 4月 20, 2018

こむらがえり


起床時に突如足がつった状態になることが稀にある。「こぶらかえり」というやつだ。痛みは数分間でほとんど消えるが、しばらくの間動けない。どうして起こるのかをネットで調べてみた。すると、関西地方では「こぶらがえり」と発音しているが、「こむらがえり」というのが本当の呼び方と分かった。
 
 我々が、腕や脚を曲げたり伸ばしたりできるのは脳からの信号で筋肉を収縮することによる。しかし、筋肉を酷使したりすると正常な信号が送られず筋肉が異常に収縮して足がつったりするのだ。神経が主原因ではなく、筋肉固有の問題があるのではと言われているが今のところ特定できていないそうだ。
 
 頻発する場合は病的なこともあるが、健康な者でも起こることがあるのであまり神経質になることはないようである。
 
 治療と予防については、膝の屈伸、足跡の伸展などにより緩まる。したがって、こむらがえりが発生したら、つま先たちのまましゃがむ。軽いマッサージ、温浴、蒸しタオルで患部を温めると言ったことも症状改善に役立つと書かれていた。

木曜日, 4月 19, 2018

ゴルフ外交


今朝のテレビニュースで日米首脳会談後の記者会見が報道された。安倍首相とトランプ大統領は昨日の会談の後ゴルフをしながら語らった。ゴルフ外交は3度目だ。ゴルフ外交では話の内容が記録に残りにくい。それだけに重要な話し合いができるだろう。
 
 記者会見は7時半ごろから始まった。会見では首脳会談では拉致問題の解決が重要議題に取り上げられたとの説明があった。貿易是正については、TPPの再加入についても話し合われたようだ。記者会見は30分近く続いたが、記者たちは的確な質問をしていた。
 
 トランプ大統領は以前から2国間の貿易協定が望ましいと述べ、FTAの締結に意欲を示しているが、安倍首相は会議を通じTPPが最善とし、トランプ氏とは意見の隔たりがあるようだ。
 
 今後は、米側の通商代表部のライスハイザー代表と茂木経済担当相が協議を行ったうえで、麻生副総理とペンス副大統領がトップを務める日米経済対話に報告する形をとるようだ。尚、鉄鋼、アルミニュームの輸入制限に対して、日本を適用除外にすることは今後も協議を続けることとなった。

水曜日, 4月 18, 2018

首脳会談



 昨日安倍首相は、6度目の日米首脳会談に向けて出発した。近く米朝首脳会談が予定されているため重要な会談となる。首相はトランプ氏に対し、北朝鮮の非核化を短期間で実行させる重要性についてくぎを刺す。同時に拉致問題についてもトランプ氏から金氏に直接解決を迫るよう要請する。
 
 安倍首相とトランプ大統領の信頼関係は絶対的で、自身のスタッフにさえあまり耳を貸さないのに、安倍首相の話はきちんと聞くため、米政府内には『シンゾーから大統領にいってもらった方がいい』という声もあり、米政府も安倍首相を頼りにしている。
 
 安倍氏はこの会談後、夏にかけて首脳会談ラッシュに突入する。狙いは北朝鮮が試みる包囲網突破の阻止だ。対北圧力路線の旗振り役として、北朝鮮が具体的な行動をとらない限り圧力継続が重要と訴え,包囲網維持を呼びかける。
 
 5月上旬には東京において日中韓サミットがある。5月下旬には訪ロしてプーチン大統領と会談する。6月にはカナダでG7の首脳会議が開催される。いずれの会議でも圧力路線の協力を呼び掛ける。

火曜日, 4月 17, 2018

ハイセンス


昨年11月このブログで、東芝は映像事業を手掛ける「東芝映像リゾーション」の発行済み株式の95%を中国のハイセンスグループに譲渡することになったと書いたが、ハイセンスとは一体どんな会社なのか調べてみた。
 
 日本ではあまり知られていないブランドだが、中国では、ハイアールと並んで大変にメジャーな家電メーカーのようだ。ハイセンスは1969年の創業だそうで、当初は10人ほどでトランジスターラジオを製造していた。1969年と言えばは、僕が開業した年だ。
 
 ハイセンスは、1970年代からブラウン管テレビの製造を始め、90年代になってから白物家電や携帯電話なども製造するようになる。2016年の中国におけるテレビ市場のシェアーは13年連続のNo.1を達成した。近年ヨーロッパやアメリカ市場でも急速に成長しており、テレビの販売台数では世界第3位となった。
 
 今後はグローバル大手との激しい競争が待っているので、競業他社である国際ブランドの買収を続ける積りのようだ。東芝映像事業の買収はまさにその為だろう。今後、世界におけるハイセンスグループに注目だ。

月曜日, 4月 16, 2018

米国のTPP復帰はあるか


トランプ大統領がTPPからの離脱を掲げてから1年余りたった412日に、復帰に向けて通商代表部に指示をしたそうだ。もし復帰すれば180度の方向転換になる。
 
 米国内のお家の事情があることだろうが、トランプ氏のこれまでの行動を見る限り真偽のほどはまだわからない。今年11月の中間選挙で共和党が苦戦すると予想されているだけに、トランプ氏としては共和党の議席が失われることに歯止めを掛けたいのであろう。
 
 トランプ氏の保護貿易主義の論理は各国との貿易不均衡を是正するためである。国内産業擁護こそが「アメリカ・ファースト」だったはずだ。しかし、これまで保護主義政策をとっていても貿易不均衡は簡単に是正できないことを知ったようだ。
 
 TPPは今年3月8日に南米チリで、米国を除く11か国が「TPP11」の文書に署名し、2019年の発効を目指している。米国が参加することになれば歓迎されるべきことである。

日曜日, 4月 15, 2018

シリアへの攻撃



シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとして、米英仏軍は複数の化学兵器関連施設への攻撃を実施したとの報道があった。攻撃には巡航ミサイルの「トマホーク」が使われたようだ。
 
 アメリカのトランプ大統領は、シリアの行動を「邪悪で卑劣な行為」だと強く非難し、同時にアサド政権を支援するロシアにも責任があると指摘した。
 
 アサド政権は、ダマスカス近郊の東グーダ地区への化学兵器使用は否定している。しかしアメリカは、「塩素剤が使用されたと確信している。サリンの可能性も排除しない」と言っている。
 
 それにしてもシリアの内戦は今後も続くだろう。これまではISを含めた三つ巴の戦闘だったが、今後はアサド政権と反政府勢力の戦いになるだろう。だが、戦闘が終結するのは容易ではなさそうだ。困ったことだ。

土曜日, 4月 14, 2018

藤原京



710年に平城京に遷都するまでの16年間都が置かれていた藤原京は、奈良県橿原市と明日香村にかかる地域にあった飛鳥時代の都である。日本史上で最初の条坊制を布いた本格的な唐風都城である。(Wikipediaより)
 
 藤原京の規模は凡そ5km四方、少なくとも25km2あり、平安京や平城京を凌ぎ日本最大の都だった。都の区画に当たっては、唐の長安をモデルにして条坊制を採用し、碁盤目状に街路を配したとされる。
 
 現在、跡地の6割ほどは国の特別史跡に指定されており、周辺は史跡公園になっている。コスモスの花が沢山植えられており数年前に見物に行った。昨年秋に飛鳥を歩いた折に立ち寄ろうと計画していたが、時間が足らず行けなかった。
 
 昨年末には百舌鳥の古墳群を歩き、年初には平城山から佐紀路の古墳群を巡り平城京跡を訪れた。歴史の故郷を訪ねるのは楽しい。次はどこへ行こうか。今年の秋にはもう一度藤原京跡界隈を散策しようかな。

金曜日, 4月 13, 2018

上村敦之と花鳥画



昨夜から今朝にかけてのラジオ深夜便の「明日への言葉」の時間に、日本画家の上村敦之さんが出演した。昭和8年生まれの84歳だが、大変お元気そうだった。上村松園、上村松篁と続く日本画家の家系に生まれ、花鳥画一筋に描いてきた。奈良市にある自宅兼アトリエでは、320種1600羽の鳥に囲まれて美の探求を続けておられる。
 
 花鳥画は、花と鳥を主題とする絵画で元々中国から伝わったものである。上村敦之さんが日本画を選んだのは、父の影響というより、幼いころから、キツネ、ヤギ、ウサギなどがいる家で育ち、動物や花が好きだったことがすべての原点だったとおっしゃっていた。
 
 日本画と西洋画の違いについても語っておられた。西洋のキリスト教文化は人間中心に自然を見る。日本は自然の中に人がいる。自然に対する畏敬の念があり「一木一草に神仏宿る」のが日本の考え方で、白いふすまの真ん中に背景なく、動物の絵を描けるのが日本画の特徴だという。
 
 僕たちが今年2月に行った平城京跡の第一次大極殿の内面壁画として、四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)を書いたときには、キトラ古墳の石室壁画の絵を参考にしたそうだ。先日は深く考えないで大極殿内部を見たが、また行く機会があれば、四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)をゆっくり見ようと思っている。

火曜日, 4月 10, 2018

スマートタウン


パナソニックが吹田市の工事用跡地を活用し、環境などに配慮した次世代型都市開発によるスマートタウンの建設を計画している。広さは約2万3千㎡ある。吹田市では医療・健康分野を核にした再開発自供を進めており連携した新たなまちづくりが期待されている。
 
 パナソニックでは藤沢市の同工場跡地で、平成26年からスマートタウンを運営している。子会社のパナホームが中心になって、通信、エネルギーなどの企業が参画して商業施設が建設されている。横浜市でもまもなく同様の事業を始める予定のようだ。
 
 シャープも野村不動産と組んで,阿倍野区の田辺ビルの敷地を利用して、住宅とオフィスを核とした「シャープスマートタウン(仮称)構想」の検討をしているようだ。
 
 家電業界は今後大きな伸びは期待しにくいが、IoT等を用いた新技術や新機能の登場により、新たな市場が生まれてくると思われる。これからは、住宅関連にシフトしていくのは当然の成り行きだろう。

月曜日, 4月 09, 2018

廃線跡を歩く



昨日は、元JR福知山線の生瀬から武田尾までの線路跡を同業の皆さん11名で歩いた。このコースはこれまでにも何度か歩いた事がある。枕木の残った道の途中に数か所ある照明設備のないトンネルを懐中電灯の光を頼りに歩く。
 
 9時半に生瀬駅より歩き始めて桜の園近くの昼食場所に着いたのが12時前だ。この辺の桜も盛りを過ぎていた。武庫川の河原に降りてランチタイム。そして差し入れのコーヒーを戴く。"ふるさと桜づつみ回廊さくらの名所 たけだお 誕生記念"と書かれた碑の前で記念撮影をする。
 
 前回来た時はこの碑はなかった。この回廊は最近出来たようだ。展望場所まで登ることにした。ところが想像以上の急登に皆さんについていけない。やはり脊柱管狭窄症の影響が少なからず出た。2時間余りかけて回廊を一周する。 

 回廊の途中には色んな樹々が植林されていて、名札がつけられている。ゆっくり観察したいところだが、着いていくのがやっとでそれどころではなかった。ピンク色のミツバツツジの花が沢山咲いていた。さくらの名所なのになぜかツツジの花が目立った。武田尾駅16時39分発の普通電車で帰路に着いた。

土曜日, 4月 07, 2018

八重桜


一週間前には満開だったソメイヨシノは殆ど散って葉桜になった。これからは八重桜の開花が始まる。得意先の庭に樹齢20年ぐらいの大樹に濃いピンクの花をたくさんつける。今日は8分咲きぐらいだった。
 
 午後、松原の三宅方面へ行った。道路沿いの数本の八重桜が白や薄いピンクの花をつけてほぼ満開状態だ。今日はデジカメを車載していなかったので、スマートフォンホでスナップする。
 
 樹の下を見ると、ピンクや白の八重咲きの花が多数落ちていた。良さそうなのを数個拾って持ち帰った。ソメイヨシノ時にも書いたが、小鳥が食いちぎったようだ。
 
 今年も恒例の造幣局の桜の通り抜けの観桜会が11日から17日までの1週間行われる。今年の桜は134種349本のようだ。いずれも八重咲で、毎年一種を選び「今年の花」として紹介されている。今年は「大提灯」で、球形の大輪の花が提灯のようにぶら下がって咲くそうだ。

木曜日, 4月 05, 2018

ロコモティブシンドローム



今週の健康ライフは ロコモティブシンドロームだ。運動器症候群と訳されるが、運動器の障害によって、寝たきりや要介護のリスクが高くなることだ。できるだけリスクを少なくするように日ごろから意識して生活しようとする運動を、日本整形外科学会が提唱している。
 
 日本人の平均寿命は延びたが、人の運動器は、元々それほど長持ちするようにはできていないようだ。いつまでも自立した生活を送るためには、定期的に運動器のメンテナンスを行いながら使い続ける必要があるのではなかろうか。

 
 添付画像のような7つのチェックをしてみて、一つでも当てはまることがあれば要注意だ。毎日の生活習慣を少し意識づけて変えてみる必要があると言われている。例えば、★歩幅を広くして速く歩く。★エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う。★休日には家族や友人と外出を楽しむ。その他。

 ラジオ体操も良いだろう。その他、普段の生活の中で膝の屈伸、状態を前後に伸ばす、左右のわき腹を伸ばす、上体を回す、手首足首を回す、軽い跳躍等、適度な負荷を与えることが必要。同時に、骨や筋肉の材料となる栄養素を食事でとることも大事だと言っていた。

水曜日, 4月 04, 2018

精日


中国で最近「精日」と呼ばれる人々の存在が注目を集めているそうだ。「精日」という言葉は親造語で、辞書には載っていない。しかし、中国最大の検束エンジン百度によると「精日」とは、精神的に自分のことを日本人と同一視する人々のこととだとする。
 
 “百度はさらに、「精日」の特徴として、精神的日本人の中には、日本を崇拝しており、自らの民族を恨み中国人であることを恥じる極端なものもいる。そのほとんどは10代か20代の若者であるという。
 
 しかし、今の中国の若者たちは、全員1990年代からの「反日教育」で育った年代ではないのだろうか。物心がついた時から政府主導の反日教育を受けていながら、その一部が精神的日本人になろうとしているということは興味深い。
 
 彼らの出現は、中国政府の反日教育の一部失敗を意味すると同時に、日本軍がすなわち悪だとする中国政府の反日教育に対する彼らの造反ではないのだろうか。そして、彼らは現代中国の堕落と嫌悪に嫌気がさしており、日本文化を理想としているのではないのだろうか。

火曜日, 4月 03, 2018

明治150年と西郷隆盛


 
今年は明治150年の年。正岡子規、夏目漱石、横山大観等が生誕150年を迎える。今年の大河ドラマは明治維新に活躍した西郷隆盛の物語だ。
 
 西郷隆盛が明治元年の折には40歳だった。26歳の時に、薩摩藩主 島津斉彬の御庭方役となり、斉彬から直接教えを受ける。だが西郷が30歳の時に島津斉彬が急逝する。西郷は島津斉彬の意思を継ぐことを決意する。38歳の時、坂本竜馬の斡旋によって、長州の桂小五郎(木戸孝允)と薩長連携六ヵ条の密約(薩長同盟)を交わす。
 
 戊辰戦争で西郷は、官軍の司令官に任じられ箱根を占領。その後、江戸に入る。江戸城総攻撃の直前に、勝海舟、山岡鉄舟と会談し、総攻撃中止を命令し、無血開城が行われた。
 
 その後、薩摩に帰郷したが、明治4年、43歳の時に新政府に復職し、陸軍大将などを務める。しかし征韓論で大久保たちと対立。再び鹿児島に戻る。明治10年西南戦争の指導者となるが、敗れて城山で自刃。49歳の人生を閉じた。

日曜日, 4月 01, 2018

春爛漫



早くも月だ。朝から買出しを兼ねて郊外をドライブした。それにしても今年は桜の開花が早い。日曜日とあって公園でも神社仏閣でも大勢の人出だった。大阪のソメイヨシノは今日がピークだろう。車窓からサクラの花を愛でながら走ったが、フロントガラスに舞い落ちてくる花びらもあった。
 
 金剛山の登山口付近のヤマザクラはこれからが見ごろの様だった。ところで、和歌山県で103年ぶりに新種の桜が見つかったというニュースだ。これまで早咲きのヤマザクラと思われたものが新種と分かって「クマノザクラ」と命名されたそうだ。
 
 ヤマザクラとの違いは、① 開花時期が早い(3月上旬~下旬)。② 花の色がヤマザクラの純白に対してピンク色系が多い。③ 葉が出るのが遅く小さめで鋸歯が荒いなどの特徴がある。紀伊半島南部に散らばっているようだが、どれだけの数があるかは今のところわからないとのことだ。

 二上山のヤマザクラも見ごろだろう。しかし、次の日曜日に旧福知山線の廃線跡を歩く積りなので、今日の日曜日は家内のご機嫌を取ることにしたのである。