かくれ里

木曜日, 11月 30, 2017

古墳巡り





在所近くの堺市には、仁徳天皇陵を初め多くの古墳が存在する。百舌鳥・古市古墳群が、ユネスコの世界遺産に登録されるような雰囲気だ。そうなったら、訪れる人も多くなり状況もかなり変化するように思われます。
 
仕事の途中にこの付近をよく通ってはいるが、ゆっくりと散策したことはない。先日飛鳥で、日本の歴史で最後の頃の古墳を見てきたが、三世紀から六世紀ごろの古墳群を訪ねるのも面白いのではないかと考えている。
 
交通の便もいいし、歩く距離も好きなように選べるし、場合によっては自宅からサイクリングというのも良いのではと考えている。インターネットを開くと様々な資料が手に入る。
 
12月中に一度歩いてみないかと、Tさんに話したら賛成してもらったので、天気の状態を見て実施したいと思っている。商売が忙しかったころにはこんな計画などとんでもなかった。12月はすべての休日を返上して働いたものだ。しかし、僕にとっては良き時代になったと思っている。
 

水曜日, 11月 29, 2017

鮎のうるか


鮎のうるかは高級珍味として売られている。これは鮎の塩辛のことだ。うるかとは本来は内蔵を指すようだ。通常は瓶に詰めて売られているが、結構なお値段がしている。
 
家庭で鮎のうるかを作る時には、頭やヒレやウロコを取った鮎を内蔵と一緒にすりつぶして、10%程度の塩を加えてよく混ぜ冷蔵庫に保管する。毎日かき混ぜて一週間ほどで全体がとろけたようになったら出来上がりだ。
 
塩加減は好みで調整するが、塩が少ないと腐敗してしまうので注意。塩が多いほど長持ちのする保存食になるが食べづらくなる。食べ方は色々あるようだ。酒の肴にしたり、ご飯に乗せて食べるのが一般的だ。みそ汁に少量入れると、味と香りが良くなるとのことだ。
 
もっとも僕は鮎のうるかは食べたことがない。イカの塩辛なら何度か食べているが、どちらかというとあまり好きではない。よって鮎のうるかも食べてみようとは思わないのだが。

月曜日, 11月 27, 2017

イスラム教と過激派組織IS


エジプトシナイ半島のモスクで起きたテロでは、犠牲者が300人を超えエジプト史上最悪となったようだ。今回のテロは、本拠地を失ってジリ貧になった過激派組織のISが周到に計画の上実行したテロだろう。
 
シナイ半島はエジプト政府による統治が十分に行き届かず、職のない若者も多いことから、ISはテロによって混乱状態を作り出し、新たな本拠地にしようと企んでいるのではないかと言われている。
 
僕は、宗教については無知な人間で、仏教以外ほとんど興味がない。イスラム教がどんな宗教かを調べて少しだけ理解できた。イスラム教にはスンニ派とシーア派があって、ISは、多数派であるスンニ派の武装勢力だが、イスラム国家の樹立を目的として活動していた。
 
ISのこれまでの行動はニューなどで見て知っているが、実際のところ理解に苦しむことばかりだ。たが、ここに来て組織はかなり弱体化したようだ。エジプトでの今回のテロは最後のあがきだと思う。

日曜日, 11月 26, 2017

七五三



午前中自転車で、Tさんとローカルの公園めぐりをしてきた。9時過ぎ万代池公園から出発。住吉公園では池のカモたちをスナップしてから住吉大社に移動。今日はいつもよりにぎわっていた。
 
この季節、すみよっさんは七五三の稼ぎ時だ。境内ではきれいに着飾った子供たちが6人の大人たちに囲まれて記念のスナップなどをしている。6人とは子供の両親と双方の祖父母たちなのだ。
 
13年前の11月、僕たち家族も、孫二人に付き添ってこの神社の神楽殿において祝福を受けた。その折の孫たちの晴れ姿を添付する。早いもので浩登は来春から大学生だ。選挙権も取得した社会人になったのだ。
 
続いて僕たちは長居公園に向かった。植物園内を1時間ほど散策してから帰路についた。例によってデジカメのシャッターを無造作に押しながら100枚ほどのスナップ写真を撮った。帰宅後編集しているが、気に入った写真はわずかだ。それでもいつもながら飽きずにやっている。

土曜日, 11月 25, 2017

テロ支援国家


アメリカ合衆国政府がテロ行為を行っている等としてブラックリストに指定されている国は、シリア、イラン、スーダンだが、トランプ大統領は11月20日北朝鮮に対し、テロ支援国家の再指定の実施を発表した。
 
北朝鮮へのテロ支援国家の指定は、1987年の大韓航空爆破事件を受けて指定していたが、2007年に解除していた。9年ぶりの指定になるが、トランプ氏としては自分の本気度をアピールしたいのだろう。
 
北朝鮮に対してアメリカは、すでに多くの制裁を科している。しかし制裁の直接的な効果より、北朝鮮を無法国家と位置付けて圧力を最大限に強化しようという意味合いが大きいのだろう。
 
安倍総理は、トランプ大統領が再指定を発表した直後、北朝鮮に対する圧力を強化するものとして歓迎し、支持すると表明した。日本政府は「こんな無法な国に核を持たせていいのかという強いメッセージになる」と、北朝鮮への圧力を強めて行くことにしている。

金曜日, 11月 24, 2017

山一最後の社長


旧四大証券の一つ、山一證券が巨額の簿外債務を抱えて20年前の本日、自主廃業を決めた。会社は消滅して1万人近い社員は散り散りになった。自主廃業を発表する記者会見において、社長の野沢正平は「私らが悪いんです。社員は悪くございません」「ですから一人でも二人でも再就職できるようお願いします」と号泣していた姿を今でも覚えている。
 
山一證券で勤続35年の野沢氏は、社長に就任してから巨額の違法簿外債務を抱えていることを知った。直ちにプロジェクトチームを発足させ存続を図ったが、自主廃業を決定せざるを得なかった。
 
自社の不正行為が発覚した際の記者会見では、無責任な発言を繰り返すなど誠意のない対応する経営トップが多い中にあって、野沢氏の行った誠実な謝罪の会見は伝説となっている。この会見によって世間の同情を集める結果となって社員たちの再就職には大いに貢献したようだ。
 
野沢氏は、最後の山一社長として凡そ100日勤めただけだが、その後、乞われてIT業界などに身を投じたが、2004年には証券業界に復帰した。2006年からは企業向けのセミナーの講師に招かれるなどの活動を続けている。

木曜日, 11月 23, 2017

勤労感謝の日


今日11月23日は「勤労感謝の日」。1948年(昭和23年)に交公布・施行された国民の祝日の一つである。その趣旨は、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあうこと」としている。
 
戦前は、収穫物に感謝する大事な行事として飛鳥時代に始まった新嘗祭(にいなめさい)が、GHQの占領政策によって天皇行事・国事行事から切り離される形で改められたものだ。
 
秋の収穫は、朝廷ばかりか民間でも昔から祝われていた。実りへの感謝は日本の歴史の中に連綿と継承されてきている。豊食の時代になったが、この祝日が制定されたころの食料事情は如何だったのか。
 
祝日法の制定から今年で70回目になる。しかし、国民が互いに感謝しあうという美風は今でも生きているだろうか。誰もが互いに感謝しあえるような世の中でありたいものだ。

水曜日, 11月 22, 2017

熟成乾燥肉


近頃、ドライエイジングという肉の熟成の方法について聞く機会が多い。ドライエイジング(乾燥熟成)とは、肉を温度が1度C、湿度が70%前後の熟成庫の棚に、裸の状態で並べて強い風を送り、肉固有の臭みを飛ばして熟成させていく方法だ。
 
熟成期間は約一か月、熟成期間中に肉の中にある酵素等の働きで肉の繊維(タンパク質)がアミノ酸に変化してうまみが増して柔らかくなっていく。
 
温度が高ければ肉は熟成ではなく腐ってしまい、低ければ凍ってしまい熟成にならないので、温度調整には繊細な手間がかかる。乾燥熟成が進んだ状態では外観は赤黒く変色し、薄く白カビなどが発生することもあるがこの状態が最高の乾燥熟成の状態だそうだ。
 
熟成乾燥肉の味は極上だが、歩留まりロスや設備費などの経費が掛かり、一般には高級牛肉に対して行われている。インターネットを検索すると豚肉の熟成乾燥を行っている業者もあった。しかし、熟成乾燥肉はかなり高価になるようだ。

火曜日, 11月 21, 2017

光触媒


今年の文化勲章受章者で東京理科大学学長の藤嶋昭氏は、50年前に酸化チタン光触媒を発見した。毎年ノーベル化学賞候補にノミネートされている日本を代表する化学者だ。
 
光触媒は太陽光が当たるとその表面で強力な酸化力が生まれ、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去することが出来る。この原理を用いて、水処理や大気中の窒素酸化物の分解、室内空気の浄化など、環境浄化に利用することが出来る。
 
今年3月、日光東照宮の陽明門の修理が終わり、話題になった。世界遺産の建物も彫刻も良好な状態に保つためには常に手入れをする必要がある。文化財を末永く保存するために光触媒の抗カビ効果を活用した保護という新たな分野の開拓がはじまったのだ。
 
光触媒による文化財の保護を実現するには、漆塗りを施した木材の表面に光触媒をコーティングする技術の確立が必要だ。将来的には光触媒効果による文化財の保護と同時に光触媒コーティングを施して付加価値を高める技術が生まれることが期待されている。

月曜日, 11月 20, 2017

さつま芋ご飯



昨日「愛彩ランド」でさつま芋を買った。今日は久しぶりにさつま芋ご飯を炊くことにした。調理は簡単。洗ったさつま芋1本丸ごと炊飯器のお米の上に乗せる。味付けはふじっこの塩昆布のみ。
 
芋から出るデンプンの効果で炊きあがったご飯はおこわのような仕上がりだ。さつま芋は柔らかくなっているのでしゃもじで程よい大きさに崩す。
 
シンプルだが、さつま芋の甘さと塩昆布のうまみがミックスしておいしい。栗ご飯もおいしいが同様にこれもいける。調理もいたって簡単なお勧め料理だ。
 
我が家では、時々かやくご飯を炊く。ほとんどの場合スーパーで売っている「まったけご飯のもと」や「たけのこご飯のもと」を買って炊いている。家族が少ないとこれらも便利な食材だ。このような半加工品を上手に利用すれば毎日の食事が楽しい。

日曜日, 11月 19, 2017

金剛山麓の紅葉



秋も深まり各地より紅葉の便りが届いている。食欲の秋でもある。冷蔵庫の中が寂しくなったので、今日は朝から岸和田の道の駅「愛彩ランド」へ買出しに出かけた。オープン10分前の9時50分に到着。
 
野菜や果物と昼食用の弁当を買って、11時前より国道170号線を北に向けて走り出す。最初の目的地は観心寺。今日は参拝者が多く駐車場は満車状態だった。山門の写真撮影をして金剛山方向へと車を進める。
 
千早の登山口からロープウエイ乗り場までの道筋は紅葉真っ盛りだ。マス釣り場近くの空き地に駐車して車内でランチタイム。時折、霰らしきものが降ってきたがすぐやんだ。写真撮影には最適な天気ではなかったが回りの景色をスナップした。
 
金剛山には沢山の登山道がある。若い頃から色んなコースを歩いた。これまでに100回以上は登っていると思う。しかし、今は自信がない。こうして山麓をドライブするのが関の山だ。だが、ロープウエイもあることだし、たまには登山を試みてもいいかなと考えているところだ。

土曜日, 11月 18, 2017

SNSの功罪


SNSとは、パソコン、スマートフォンなどを、インターネットに接続してコミュニケーションを支援するサービスのことで、フェイスブックやツイツターやラインなどが良く知られている。動画配信サイトのユーチューブもSNSだ。
 
SNSは企業側から無料で提供されているが、誰かが何らかの形で対価を支払わなければ成り立たない。その対価を支払っているのは利用者一人一人なのだ。SNSを利用するにあたっては利用規約に同意する必要がある。企業側はこれによって個人情報を様々な形で利用している
 
SNSは災害時の緊急連絡や情報提供には大いに役立つ便利なツールだ。しかし、簡単に情報を伝達できるため、個人情報が悪用されることがある。最近は若年の利用者も多くなって、ネット情報を信じやすい人が増えた。ニュース報道では様々な事件が伝えられている。
 
僕は、フェイスブックとツィッターのアカウントは持っているが、ほとんど発信したことがない。スピードが速すぎてついていけないというのが本音だ。広い意味ではホームページの掲示板や個人のブログなども、SNSに入るのではないかと考えているのだ。

金曜日, 11月 17, 2017

東芝ついて


大騒ぎが起こる前の東芝は、売上高5兆円、粗利1兆4000億円規模で、従業員19万人を抱える日本有数の大企業だった。それが2017年9月の中間決算は、売上高2兆3900億円、営業利益2318億円だった。
 
営業利益のうち、売却を予定している半導体メモリ事業が9割を占めている。半導体メモリ事業が無くなると、残された東芝は全く収益の上がらない会社になる予定だ。
 
いずれにしても19万人の雇用は守らなければならない。もし倒産にでもなれば大きな社会問題になる。低収益会社であっても人件費だけは確保しなければならない。
 
東芝は、稼ぎ頭は売却しても、切り詰めて経営すれば十数万人の従業員を雇用できるだけの粗利は稼げる事業は残っているそうだ。過去の経営陣による東芝はどうしようもないが、これからの東芝は、ある意味で身軽になったのではないのだろうか。

木曜日, 11月 16, 2017

メガバンクのスリム化


日銀は、地方銀行を中心に金融機関の店舗や従業員の数が多すぎることで収益力低下につながっていると、金融システムリポートで分析した。直接的には地方銀行への言及だが、メガバンクも同じ課題を共有しており、日銀のリポートが公表されたのを受け、これまで水面下で策定を進めてきたスリム化のたたき台が一斉に報道された。
 
みずほ、三菱UFJ、三井住友のファイナンシャルグループは、経営環境が悪化する中、店舗削減や人員スリム化によって収益力を高めるのが狙いだ。3メガバンクが削減する業務量は、3万2000人分に及ぶ。
 
高度成長時代には、金融機関は我が世の春を謳歌していた。当店のお得意様にも、都市銀行にお勤めの方がおられる。その方が、年収が100万円以上減ったとぼやいておられた。奥様はパートに出られており留守が多くなった。
 
 インターネットバンキングの普及で窓口に訪れる人が減少し、異業種から預金、送金、貸出業務への参入が相次ぎ、その上これまで手作業で行っていた作業がAI技術の進化による効率化が進み、スリム化を後押ししている。

水曜日, 11月 15, 2017

東芝ブランド


東芝に関する話題は、このブログでも何度も取り上げているが、今やシャープが陥った問題ときわめて似た状態にあり、今後の状況がますますわからなくなってきた。
 
当店は、東芝製品を扱っていないのでよくわからないが、それでも、東芝系列の販売店はよく頑張っておられる。東芝製品のファンも多く、合同展示会などでも盛況のようである。
 
この度東芝は、テレビなどの映像事業を手掛ける「東芝映像リゾーション」の発行済み株式の95%を中国のハイセンスグループに譲渡することになったようだ。REGZAブランドの東芝テレビは如何に。
 
最近のニュースなどによると、東芝が長年スポンサーを続けている「サザエさん」のテレビコマーシャルも近日中に降板するようだ。さて、東芝ブランドはこれからどうなるのだろうか。

 

火曜日, 11月 14, 2017

アジア歴訪の成果


トランプ大統領はフィリピンでの東アジアサミットに出席した後帰国の途に着いた。今月5日に来日したトランプ大統領は、日本、韓国、中国で首脳会談を行った。その後、ベトナム、フィリピンで国際会議にも出席した。長いアジア訪問の旅を終え、今回の訪問でどんな成果を上げることが出来たのだろうか。
 
北朝鮮問題では、韓国の国会で行った演説で、「力による平和を求めていく」と強い言葉で警告し、キム・ジョンウン委員長へは「北朝鮮は、あなたのおじいさん(キム・イルソン主席)が思い描いた楽園ではないぞ」と言い放った。
 
今回のアジア歴訪で最も注目されたのは、中国の習近平国家主席との首脳会談だった。2期目をスタートさせた習近平指導部と中国政府は、トランプ大統領を国賓以上の待遇で受け入れて、大統領を上機嫌にさせてうまくいったと評価しているようだ。
 
米中首脳が親密な関係をアピールしたのは、北朝鮮に見せ付け、けん制する思惑があったのではないのだろか。強力な軍事力で圧力をかけるアメリカと、経済面で北朝鮮の懐を握る中国が、笑顔で手を握り合う姿を見せ付けられた北朝鮮の指導者たちは、心中穏やかではないだろう。

月曜日, 11月 13, 2017

大成功


国際宇宙ステーション(ISS)は、地球の周りを高度約400㎞、時速2万2000kmで飛んでいる。条件が良ければ肉眼で見ることは出来るが撮影は難しい。それを月と重なる瞬間を捉えた写真がJAXAのホームページに掲載された。
 
添付の写真は、アメリカのフロリダ州で撮影されたものだ。秒速7.7kmという猛スピードで飛ぶISSを、月と一緒に収められるタイミングは不可能に近い。このタイミングを偶然に捉えることはまず無理だ。
 
撮影者は、ISSが月の前を横切る瞬間の時間を割り出して撮影に臨んだそうだ。撮影に用いた機材はNikonのカメラとレンズ。撮影モードは不明だが計算の上だろう。
 
撮影に成功したのはフロリダに住む17歳のクラウド少年と聞いて二度びっくり。クラウドさんは通過の瞬間を、秒間5枚の連写で撮影したところ、見事に撮影に成功したものだ。

土曜日, 11月 11, 2017

今日は何の日



起床前に聞いているラジオ放送では、毎日「今日は何の日」というコーナーがある。今日11月11日は「電池の日」だそうだ。電池工業会が昭和62年に制定したもので、乾電池の+-を「十一」に見立ててつけた。
 
電池についての正しい知識と理解を広め、常に正しく使ってもらおうという趣旨の日だ。電気関係では「配線器具の日」と制定されている。差込口の形状を「1111」に見立ててだそうだ。
 
その他にもいろいろあるが、面白いのは「鮭の日」だ。鮭の遡上が多い新潟県村上市が制定したそうだ。漢字の鮭の字の旁の「圭」を分解すると「十一十一」になることからだそうな。
 
 余談だが、村上市と鮭の関係は古く、平安時代に朝廷に鮭が献上されていた記録があり、江戸時代から人為的に増やす取り組みを行っていたらしい。鮭の消費量も日本一多い町と言われている。

金曜日, 11月 10, 2017

インフルエンザ予防接種


多くの医療機関では10月からインフルエンザの予防接種を開始している。しかし、今年はワクチン株の決定が遅れたために、初期のワクチン製造量が少なくて、予約や接種開始時期が遅れているようだ。
 
インフルエンザ予防接種は自由診療にあたるため、基本的に10割負担になる。料金は全国一律ではないが、ほとんどの医療機関では、3000円台に設定されているようだ。地域によるが高齢者には補助もあるようだ。
 
予防接種は、流行前の10月から11月中に受けることが理想的だが、例年インフルエンザのピークが1月に来ることから、遅くとも12月中旬までに接種するのが良いだろう。個人差はあるが予防効果は5ヵ月ほど持続するとのことだ。
 
僕はこれまで、インフルエンザの予防接種は受けたことがなかったが、昨年かかりつけ医で初めて接種を受けだ。今年も受ける積りだが、配布量が少ないとのことで12月の初めごろの予約になった。

木曜日, 11月 09, 2017

鯖街道


若狭から京都間の若狭街道は、鯖街道としてよく知られている。小浜から熊川を経由して滋賀県の朽木を通り京都の出町柳に至る道です。
 
経由地として栄えた熊川宿は、江戸時代初期から中期にかけて特に発展した。200戸ほどの集落となり、今も100戸ほどがそのまま残っている。以前この近くの山歩きをした折に立ち寄ったことがある。
 
これ以外にも鯖街道と言われるものは多くある。京都と小浜の間の多数の峠を越えて鞍馬街道に至る道や、小浜から京都の高尾につながる周山街道。美浜から滋賀県のマキノへ抜ける栗柄越えも重要な街道だ。
 
日本海でとれた新鮮な鯖が京の都に着く頃には、丁度良い塩加減になったと言われ、京都の食文化の中に今も生きている。

水曜日, 11月 08, 2017

日韓の差


トランプ大統領は訪日を終え、国賓として韓国を訪問した。だが、日本の歓迎ムードと比べて歴然の差だ。ソウル市内ではデモ隊が「反米・反トランプ」のプラカードを掲げ、デモを行っていた。
 
米韓首脳会談では、日本同様、北朝鮮問題が最大のテーマになっただろうが、日本と韓国の間には少なからず温度差がある。北朝鮮に対し圧力をかけ続けるという点では日米と同じ立場だが、韓国は、あくまでも対話による解決を目指すべきとしている。
 
これには中国の存在がある。中国と韓国の関係は、THADの配備を巡って冷え込んでいる。韓国はアメリカとの同盟関係は維持したいが、中国の機嫌も損ねたくない。大変難しい立場のようだ。
 
トランプ大統領は、本日韓国の国会で演説を行うことになっており、北朝鮮への厳しい姿勢を強調するものとみられる。スピーチがどの程度厳しいトーンになるのか、世界中が注目している。

火曜日, 11月 07, 2017

拉致問題


訪日中のトランプ大統領は、昨日拉致被害者家族と面会した。北朝鮮に対しては「核・ミサイル」の解決は絶対問題だが「拉致問題」も共に解決しなければならない問題だ。
 
その点、トランプ大統領が、拉致問題に大きな関心を示してくれていることに対して、被害者家族はもちろんのこと、日本国民としてもうれしいことだ。
 
拉致問題は国家の犯罪であると同時に人権・人道問題でもある。しかし、北朝鮮は、拉致問題は存在していないかのような態度を示している。国際社会との約束も幾度となく反故にしている。
 
キム・ジョンウン委員長を振り向かせ、北朝鮮のこの態度を崩さすのにも、アメリカに支持してもらうことが必要だ。日米首脳会談では、北朝鮮に対してより強固な制裁が話し合われたようだが、拉致問題の解決も同時に進めてほしい。

 

月曜日, 11月 06, 2017

石舞台古墳



秋晴れの日曜日、いつものメンバーと久しぶりに飛鳥の里を歩いた。昼食後、石舞台古墳を訪れた。この古墳は、横穴式石室を持つ方円墳で、7世紀初め頃の物と推定されている。被葬者は曽我馬子ではないかと言われている。
 
古墳と言えば、前方後円墳の物が多いと思うが、これらは3世紀半ば過ぎから7世紀頃までに造られたものが各地に存在する。前方後円墳で最大のものは、大阪堺市にある仁徳天皇陵だ。
 
7世紀に入って前方後円墳が造られなくなって、方墳、円墳、八角墳が造られたが、やがて古墳時代は終末期を迎えることになった。僕らは、石舞台古墳の石室の中まで見学してから高松塚へと向かった。
 
 古墳時代の終末期に造られたと言われている高松塚古墳もキトラ古墳も、何度か訪れていたが、高松塚はきれいに整備されていた。飛鳥駅16時26分発の近鉄電車で帰路についた。昨日は気分の良い一日を過ごすことが出来た。万歩計の数値は2万近くなっていた。

土曜日, 11月 04, 2017

ゴルフ外交


トランプ大統領は、明日から三日間日本に滞在するが、安倍総理は、6日に行われる首脳会談に先立って、5日午後に一緒にゴルフをする。場所は2020年の東京オリンピックのゴルフ会場にもなっている「霞が関カンツリー俱楽部」だ。世界ランク4位の松山秀樹選手も一緒にプレーする予定だ。
 
現職のアメリカ大統領が、日本でゴルフをすること自体珍しい。安倍総理は共通の趣味のゴルフを通してトランプ氏と胸襟を開いて話し合い、信頼関係をより強固にする狙いがあるのだろう。
 
だが政界では、核やミサイル開発を続ける北朝鮮の動向に危機感を持っている中でゴルフとはいかがなものかという意見もあるが、今回のゴルフが単なる親密の為だけでなく、本当の意味での信頼関係が築かれればいいと思う。
 
日米首脳会談では、トランプ氏が日米2国間交渉を要求してくる可能性もあるだろう。だが、いざという時に譲れなければはっきりとNOと言えるような構築が作れる関係をゴルフ外交では問われているのだ。

金曜日, 11月 03, 2017

AIスピーカー


人工知能(AI)を搭載したAIスピーカーが話題になっている。このスピーカーにはクラウド型のAIを搭載し、話しかけることで家電製品や防犯機器等様々な製品の操作ができる。米国ではアマゾンとグーグルが既に1千万台以上出荷しているようだ。
 
日本国内でもグーグルが10月6日に発売した。LINEも同時期にAIスピーカーを発売した。アマゾンは今年中に発売する予定とのことだ。価格はそんなに高額ではなさそうだが、果たしてこんなものが生活に必要なのだろうか。
 
これからの世の中を予測するのは難しいが、住宅産業が大きく変わるように思う。「ホームIoT」や「コネクテッドホーム」と呼ばれる、潜在的な巨大な市場があると聞いている。AIスピーカーはその先駆けなのだろうか。
 
  AIスピーカーが脚光を浴びているのは今がピークかもしれない。しかし、AIスピーカーの頭脳と言える音声対話インターフェースは、アマゾンとグーグルの独壇場で、日本の家電メーカーは技術的競争には負けている。今後どのような展開になるのか注目していよう。

木曜日, 11月 02, 2017

特別国会


衆議院選が終わり、特別国会が召集され、安倍氏が第98代総理大臣に選ばれた。全閣僚が留任となり、皇居での認証式を経て、自民党、公明党連立の第4次安倍内閣が発足した。国会の会期は12月9日までの39日間となる。当初与党は8日間を主張していたが、野党側の要求を受け入れた形となった。議長には、自民党の大島氏が引き続き選任された。副議長は立憲民主党の赤松氏に決まった。
 
これまで総理大臣に4回以上指名されたのは、伊藤博文と吉田茂だけで、安倍晋三氏は3人目である。安倍政権の基盤は盤石だが、長期安定政権ゆえの落とし穴に注意する必要があると指摘される。
 
一強体制による「驕り」や「緩み」に関しては、安倍総理も強く意識しているようで、「謙虚」という言葉を繰り返している。先の通常国会では、答弁の様子などが政権与党の驕りと捉えられ、支持率低下に繋がったとされているので、今国会の対応が問われる。
 
安倍総理は、5日に来日するトランプ大統領との首脳会談で、挑発行為を繰り返す北朝鮮への対応を巡り話し合う。スケジュールが詰まった中で、憲法改正草案の国会提出の準備も進めている。

水曜日, 11月 01, 2017

十三夜


11月になった。今年は今日が旧暦の9月13日の十三夜に当たる。この日には、栗や豆を神棚などに供えることから「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれることもあるようだ。
 
十五夜(中秋の名月)から約1ヵ月後に巡って来る十三夜は、十五夜に次いで美しい月だと言われ、昔から大切にされていた。
 
十五夜は中国から伝わったものだが、十三夜は日本固有の風習で、秋の収穫祭の一つではないかと考えられている。
 
 十三夜の夜は晴れることが多く、「十三夜に曇りなし」と言われているようだ。さあ、今夜はどうだろうか。