土曜日, 3月 01, 2025
木曜日, 2月 27, 2025
水曜日, 2月 26, 2025
火曜日, 2月 25, 2025
寒緋桜
今日2月25日の誕生日の花は寒緋桜だ。旧暦の正月頃に咲くことから元日ザクラと呼ばれることもある。浄瑠璃寺門前の「あ志び乃店」の庭園の寒緋桜は、今日あたりが満開の頃だろう。
寒緋桜の原産地は中国南部と台湾だ。台湾では「山櫻花」と呼ばれ、海抜1000m前後の山地に自生する。日本では、沖縄県の石垣島に国の天然記念物に指定された「荒川の寒緋桜自生地」が存在する。
沖縄県や鹿児島県の奄美地方でのサクラの開花予想及び開花宣言の標本木には、ソメイヨシノではなく、寒緋桜が用いられているそうだ。
今年の関西地方の桜の開花予報はいつ頃になるだろうか。今年もいつもの皆さんに声をかけて花見に行きたいと考えているのだが。
日曜日, 2月 23, 2025
金曜日, 2月 21, 2025
硫黄島の戦い
太平洋戦争末期、硫黄島において日本軍は玉砕した。この作戦では、アメリカ軍も多数の死傷者を出した。作戦が始まった1945年2月19日から80年が経過した日に、トランプ大統領が談話を発表した。
トランプ大統領は談話の中で、「日本とアメリカは、かって、残酷な戦争を戦ったにも関わらず、今日の日米同盟は、インド太平洋地域における平和と繁栄の礎として確立されている。」と述べている。
硫黄島談話では日本との絆を称賛したが、ウクライナとロシアの停戦協議で、ウクライナのゼレンスキー大統領がゴネている姿勢に対し、トランプ大統領は、ゼレンスキーは選挙をしない独裁者だと切り捨てた。
トランプ大統領の思惑は、アメリカの国益を最大化し中国に備えるためにも、ウクライナ戦争を早く終息させたいと言うのが本心のようだ。
木曜日, 2月 20, 2025
ウクライナ戦争の行方
ロシアがウクライナに侵攻して3年が過ぎた。米国とロシアは戦争停止に向けた和平交渉を始めたようだが、これが、ウクライナや欧州抜きで行われることに警戒の声が上がっている。
この戦争は、ロシアの侵略行為が100%非難されるべきだが、欧州諸国は、直接参戦しない中途半端な支援しか出来ていない。ロシアは、核の使用をちらつかせて牽制している。
ウクライナは、深刻な人的資源の枯渇に直面している。一方ロシアは、国際的に孤立しており、戦争経済の影響で短期的なGDPの伸びは見られるが、この成長は持続的ではない。
しかし、両国とも完全な勝利を達成するのは不可能だろう。過去には、この戦争を抑止する可能性も充分あったのではなかろうか。だが現状では、アメリカによる和平交渉に期待するしかないのだろうか。
月曜日, 2月 17, 2025
備蓄米
米の市場価格が倍増している。我が家は食べる量が少ないのでそんなに気にならないが、影響を受けているところは多いと思う。
コメ価格の上昇は、投機的な業者による買い占めや売り渋りによるためと思わられるが、政府は、国の備蓄米のうち、21万トンを市場に放出して、流通量を正常化することで米価の高騰を解消しようとしている。政府は、放出した備蓄米を1年以内に買い戻す方針を示しており、これが市場に出回る量が減少することが予想でき、投機的な業者の動きが気になる。
日本の備蓄米は約100万トンあるが、通常、放出されて消費者や業者に販売されて、食用として消費されるが、災害時には支援物資として活用される。さらに海外支援にも活用されることがある。しかし、放出した米を1年以内に買い戻すという条件は、短期的な価格変動を引き起こす可能性もある。
このため、定期的な市場調査を行い、備蓄米の管理や運用に関するデーターを公開し、需給バランスに応じた柔軟な政策の採用が必要だろう。
火曜日, 2月 11, 2025
月曜日, 2月 10, 2025
ロシア経済の成長は本物か
ウクライナ侵攻が始まった2022年2月以降、欧米各国からの経済制裁にも関わらず、ロシア経済は壊れないどころか高い経済成長を実現している。2023年の実質GDPは前年比で3.6%増加している。確かにロシアの経済は、一旦はマイナスに陥ったが、今では堅調に推移しているのはなぜか。
経済の専門家からは、軍需産業への巨額の財政出動が経済を浮揚させているとの指摘がある。これによって多くの雇用が生まれ賃金が上昇し、消費につながる「トリクルダウン効果」が生まれているのだというのだ。
トリクルダウン効果とは、富裕層が富むことで経済活動が活発化し、その富が低所得層にまで波及する経済理論だ。しかし、富裕層への優遇措置が必ずしも、中間層や低所得層に波及するわけではないという批判もある。
ロシアの経済の成長が軍需支出の依存によるものとすれば、成長の多くは軍需産業によるもので、健全な発展と言えないのでは。国民の生活向上を伴わない経済成長はいずれ生き詰まると思う。