かくれ里

土曜日, 11月 22, 2025

ニューグレン

 

Amazonの創業者ジェフ・ベゾスが率いるブルーオリジンが、大型ロケット「ニューグレン」の2度目の打ち上げに臨み、NASAの火星探査機「エスカベード」を、予定軌道に投入した。 

再利用型の第1段ブースターを自律的に着陸させることにも成功した。これで、再利用に成功したのは、スペースX社に次いで2社目になる。 

ニューグレンは全長98mの2段式ロケットで、第一段目には液体メタンを燃料とする。「BE-4」エンジンを7機搭載している。液体メタンは液体水素より安価でコスト低減を図っている。 

現時点で打ち上げにかかる費用は公開されていないが、今回、NASAとの契約金が2000万ドルだったことから、日本円に換算して、30億円程度と試算できるようだ。

木曜日, 11月 20, 2025

アルテミス2号

 

 アルテミス計画の2番目のミッションは有人宇宙船オリオンで初めて乗組員を乗せた飛行テストとなり月周回飛行で、4人の宇宙飛行士が搭乗予定だ。 

当初の打ち上げ予定は2024年11月だったが、2026年4月頃まで遅れることになった。有人月面着陸ミッションが計画のアルテミス3号についても2027年半ばごろまで打ち上げが遅れるようだ。 

2022年11月に打ち上げられたアルテミス1号は月周辺を飛行し地球に帰還したが、飛行後の分析で耐熱シールドが予想以上に摩耗していた。 

NASAは延期の理由について、「宇宙飛行士を宇宙に送り、安全に地球に帰還させる準備が出来ていることを確認するための時間だ」と語っている。


火曜日, 11月 18, 2025

非核三原則

 

我が国は、「核は持たない、造らない、持ち込ませない。」という事を決めたのは1967年12月の国会において決まった。時の総理大臣は佐藤栄作だった。 

佐藤総理は、国際的な核の脅威に対しては、「日米安保条約に基づくアメリカの核抑止力に依存する」と国会で語った。 

しかし冷戦下において、安全保障の実務においては、日本へのアメリカの原子力潜水艦の寄港が行われてきた。日本政府はその後も、アメリカの核の傘を利用するためこのスタンスを守ってきた。 

高市総理の今回の国会発言に対しての、中国側の反応に対し、日本は、この際「非核三原則」についても考え直す必要があるのではなかろうか。

金曜日, 11月 14, 2025

台湾をめぐる現実

 

高市総理が「台湾有事が我が国の安全保障に直結する」と表明したが、中国は、日本が “沈黙する国”から “自立した主権国家” に戻っていくことを恐れているようだ。 

日本の対潜能力は、日本海で蓄積してきた膨大な音響データーが中国原潜に、この監視網が張り付いている。中国軍がどこで動こうとしても日本側が先に気付く構造が定着している。 

日本が沈黙しようが反論しようが、中国は自らの利益に圧力を強める国だ。台湾に対する軍事圧力も強まっている。 

高市総理の台湾発言に中国が過剰反応したこと自体、日本が安全保障の現実に向かい始めたことが、中国には最大の脅威なのだろう。

水曜日, 11月 12, 2025

中国外交官の発言問題

 

高市総理の国会発言に対し、中国の駐大阪総領事の“汚い首を斬る”発言が、大きな国際問題に発展している。 

11月7日、衆議院予算委員会において、立憲民主党の大串議員が、「中国が台湾を海上封鎖した場合」の質問に対し、高市総理は、「武力の行使を伴うような事態であれば、我が国の存立危機事態に当たり得ると考える」と答えた。 

これまで日本政府は、「我が国が直接攻撃を受けない限り、集団的自衛権は慎重」としてきた。しかし高市総理は、『台湾有事が我が国の安全保障に直結する』と言う現実を、初めて公の場で明言した。 

駐大阪総領事が、「その汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない」と、X(旧ツイッター)に投稿しているのがわかった。これに対し木原官房長官は、記者会見において、中国側に「極めて不適切だ」と抗議したと語った。

火曜日, 11月 11, 2025

みちびき5号打ち上げ


  H3ロケット8号機による準天項衛星システム「みちびき5号機」の打ち上げ予定日が、12月7日に決まった。打ち上げ場所は種子島宇宙センター、大型ロケット発射場だ。 

みちびき5号機の大きさは、重さ 約5t、寸法 約6m×2.3m×2.4mでかなりの大きさだ。打ち上げ用のH3ロケットは、補助用の固体ロケット2機付きのH3-22S型だ。 

10月26日にはISS補給機「HTV-X」1号機が打ち上げられてISSにドッキングしたが、今回も間違いなく成功すると思う。引き続いて、みちびき6号、7号の2機が打ち上げられるようだが、ぜひ成功してほしいと思う。 

 今後日本は2030年代前半までに、1年に30回程度の打ち上げ能力を目指すようだ。今後大型ロケットを軸に、産業基盤の構築を急がねばなるまい。

月曜日, 11月 10, 2025

高市総理 働きすぎ

 

高市早苗首相が衆院予算委員会の準備で午前3時過ぎに始動した。このことについて、「国会答弁のシステムに問題があるのでは」と話題になっている。 

テレビで国会中継を観ることがあるが、開催当初に首相の指針方針演説が行われる。次の日より各党からの質問に対し答弁が始まるが、首相は多数の質問に対して、明快に答えているが、この答弁書は、事務方が徹夜で作成するらしい。 

代表質問の答弁が終わって、今度は予算委員会での各党代表者からの質問が行われる。この質問の内容は事前通告されるが、今回の臨時国会においては、事前通告時刻までに届かず、答弁書の作成が遅れたために打ち合わせ時間が午前3時過ぎになったらしい。 

国会答弁の仕組みを初めて知ったが、各大臣はじめ、事務方の役人たちの労働は時間制限なしの大変なのだと理解が出来た。

水曜日, 11月 05, 2025

骨粗しょう症

 

加齢に伴い骨密度が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気のことを骨粗しょう症という。 

昨年初め、自転車で転倒して、大腿骨を骨折し、府立病院で手術を受けた。その後定期的に診察を受けているのだが、昨年5月ごろから、骨粗しょう症の治療として、オスタバロ皮下注射による治療をすすめられた。オスタバロは非常に高価な注射薬だが、180日間続けて10月末で終わった。 

昨日は、3ヵ月ごとの診察日だったので府立病院へ行った。すると、引き続いて骨粗しょう症の治療を告げられた。それは、プラリアという骨密度を増やし、骨折を起こしにくくする薬とのことだ。 

プラリアは、6ヵ月ごとに、注射で治療を行う。そして、担当医から処方された、カルシューム、ビタミンD等の配合された錠剤を毎日服用するのだ。そんな訳で、まだ当分の間、府立病院とは縁が切れそうにない。

月曜日, 11月 03, 2025

高市外交大成功

 

高市早苗首相は就任直後から、驚くべき速さで外交を動かした。一連の成果の頂点が10月31日に行われた中国主席の習近平との会談だった。 

この会談で両首脳は「相互利益を高める関係を築く」と確認した。日本側は東シナ海や南シナ海における中国の活動などの懸案を率直に伝えた。 

中国外務省は、高市氏の総理就任直後には、「日本が本当に専守防衛と平和的発展を堅持しているのか、強い疑問を抱かざるを得ない」として、祝電を送ってこなかった。 

しかし、10月28日の日米首脳会談の状況を見てからか、習近平主席は真剣に会談に応じたようだ。会談後、高市総理は、記者団に対し「日中間の戦略的互恵関係、そして建設的かつ安定的な関係を構築していくという大方針」と述べて、実務的かつ対話重視の外交姿勢を強調した。

土曜日, 11月 01, 2025

ラジオ体操

 

86回目の誕生日が過ぎたあたりから食欲が落ちている。最近体重がかなり減った。月に一度の割合でかかり付け医院の診察をうけて処方された薬を服用しているが、診察の結果は正常とのことだ。 

筋肉が落ちて、このままでは歩行が困難になっては困ると思い、同業のTさんの勧めもあって、万代池でのラジオ体操に参加することになった。早朝より結構多くの人が来ている。 

毎朝、6時頃から自転車で万代池まで行っている。10月の中頃から初めて、今のところ2週間ほど続いている。6時半からの「ラジオ体操の放送」に合わせて体操をしてから、池の周りを1.2周する。今後も続ける積りだ。 

50年ほど前の一時期、万代池の近くに住んでいたが、この折にもラジオ体操に参加していた。この頃は若かったが、今は随分歳をとったものだと感じる。