かくれ里

水曜日, 4月 30, 2025

昭和天皇

 

日本の第124代天皇は1901年4月29日に誕生された。60年余りの在位中に第二次世界大戦を挟み大日本帝国憲法下の天皇と、日本国憲法下の「象徴天皇」の両方を経験した唯一の天皇である。 

1945年8月15日に、ラジオで「玉音放送」を行って国民に終戦を宣言した。1946年正月には、いわゆる「人間宣言」を発して神格化を否定した。 

占領期には、ダグラス・マッカーサーとの会見などを通じて独自の政治的影響力を発揮した。また、1946年から3年間、全国各地を巡幸し、敗戦後の国民と接した。 

1989年1月7日に崩御された。記録が残る歴代天皇の中で、在位期間が最も長く、在位中に崩御した天皇としては最高齢である。

火曜日, 4月 29, 2025

昭和の日

 

今日4月29日は国民の祝日の一つの「昭和の日」だ。以前もこの日は、昭和天皇の誕生日で祝日だった。 

1989年に昭和天皇が崩御され、天皇誕生日が移動することになっため、4月29日は1989年以降は「みどりの日」という名称の祝日になった。 

その後、国会の審議を経て、2007年から「昭和の日」になった。そして「みどりの日」は、それまで国民の祝日だった5月4日に上書き的に移動されることになった。 

ところで、今年のゴールデンウイークは、マスコミ報道などによると最大11日になると言っていたが、当店はカレンダー通りにするつもりだ。

土曜日, 4月 26, 2025

元禄文化

 

17世紀後半から18世紀初頭にかけての日本列島の文化は、農村における生産の発展と、都市町人による経済活動の活発化が顕著になった。この頃のことを元禄文化という。 

毎週日曜日、大河ドラマの「べらぼう」を観ている。時代は江戸時代中期。承久の乱から500年ほどたった。武家社会もこのころは落ち着いて、文芸・学問・芸術の著しい発展が見られた。

今年の大河ドラマの主人公の蔦屋重三郎は、版元として活躍した人物だ。1770年代から80年代にかけて、江戸の版元として文化隆盛の一躍を担い、多数の作家、浮世絵師の作品刊行に携わった。 

ドラマでは、吉原遊郭と江戸幕府の様子を織り交ぜて展開していくが、一寸理解に苦しむところもあるが、フィクションであるのでそのあたりは考慮してみている。

月曜日, 4月 21, 2025

後鳥羽天皇

 

第82代、後鳥羽天皇は、1180年8月6日に高倉天皇の第四皇子として生まれる。平清盛の孫の安徳天皇は異母兄にあたる。1184年に、白河法皇の院宣を受けて4歳で即位した。 

1198年には、土御門天皇に譲位し、以後、土御門、順徳、仲哀と、1221年までの3代に渡り、院政を敷いた。 

この間、鎌倉幕府とは融和的な姿勢で応じていたが、1221年(承久3年)になって、鎌倉幕府執権の北条義時に対して、討伐の兵をあげることになった。 

後鳥羽上皇は隠岐に流さる直前に出家して法皇となった。1239年2月20日、隠岐島の配所にて崩御した。享年60歳。

日曜日, 4月 20, 2025

承久の乱

 

日本の歴史において平安時代の末期、貴族階級の衰退と武士階級の飛躍的に台頭の後、鎌倉幕府が成立した。 

昨日のこのブログで、承久2年(1220)に後鳥羽上皇が熊野詣のおりに、若松神社に行宮を置かれたと書いたが、後鳥羽上皇は、その翌年の承久3年(1221に、鎌倉幕府と戦って敗退し、北条義時によって隠岐島に配流された。この合戦のことを「承久の乱」という。 

承久の乱後、朝廷は鎌倉幕府に完全に従属するようになった。幕府は朝廷を監視し、皇位継承も管理するようになった。 

承久の乱は、武士がそれまでの支配階級であった天皇・公家階級を無力化させて、国の実行支配権を奪取する結果をもたらしたことになる。武家社会はその後明治維新まで、600年以上に渡り続いたのだ。

土曜日, 4月 19, 2025

若松神社

 

当地の氏神さんの若松神社は、スサノオノミコトとイナダヒメノミコトを祭神とする神社だ。 

境内に「後鳥羽天皇行宮跡」があるが、これは上皇が承久2年(1220)に熊野詣のおり、この地に行宮をおき「若松御所」と称したことによるらしい。 

若松神社の正式な名前は、止止呂支比売命(トドロキヒメミコト)神社と呼ぶが、鎮座の年代はわかっていないようだ。 

しかしこの辺では、この神社のことを若松神社又は若松宮と呼んでいる。そして、氏子たちからは「若松さん」と呼ばれているようだ。

木曜日, 4月 17, 2025

通 夜

 

昨晩は、同業のK君の通夜式に参列してきた。彼と僕は同年齢で、20数年の間、同業組合の運営を一緒に行ってきた。 

商売を始めて50年以上になるが、僕は当初から何らかの形で同業組合の運営に携わっていた。しかし、「長」になった事はない。 

K君とは、プライベートにおいても、家族ぐるみのハイキングなどで、常に一緒に行動していた仲間だ。彼が数年前から介護施設に入所されてからは、ご無沙汰だった。 

僕は、今のところ元気だが、今後どんなことが起こるかもしれない。しかし、介護施設の世話になるのは避けたいと思っているのだが。

土曜日, 4月 12, 2025

大阪・関西万博

 

明日13日から夢洲で開催される博覧会の正式名称は「2025年日本国際博覧会」である。日本での国際博覧会の開催は6回目である。本日は午後より、天皇陛下をお迎えして開会式が行われる。 

今回の博覧会のテーマは、『いのち輝く未来社会のデザイン』だ。公式キャラクターは、「ミヤクミャク」開催期間は10月13日までの184日間。主催の公益社団法人 日本国際博覧会協会は、想定来場者数を2820万人と見込んでいるようである。 

開催場所の夢洲には、会場の建設が始まった頃に訪れたことがあるが、今回の万博開催中には今のところ行くつもりはない。 

ちなみに入場料は、大人が3700円~7500円、中人が2000円~4200円、小人が1000円~800円のようだ。

金曜日, 4月 11, 2025

ミャンマー

 

ミャンマーはインドシナ半島西部に位置する共和制国家。以前の国名はビルマだった。ASEAN加盟国で、人口は5440万人程。首都はネビドー。 

ミャンマーの国土は日本の約1.8倍の面積を持ち、おおむね北部が高く、南部が低い地形だ。熱帯季節風気候であり、雨季と乾季の別が明確である。 

世界で最も地震の多い国だが、今年3月28日に中部で起きた大地震では.多数の死傷者が発生している。 

現地で実権を握る軍と民主派勢力側の双方は、地震の後も戦闘を繰り返していたが、一時停止を発表した。被災地への支援が急がれる中、戦闘による救援物資の輸送などにも影響が出ているようだ。

火曜日, 4月 08, 2025

花まつり

 

4月8日は花まつりの日。花まつりとは、お釈迦様の誕生日を祝う行事のことだ。かって当家の旦那寺の誓源寺では、子供たちを集めて稚児行列などを行っていたと記憶している。 

お釈迦様は、生まれてすぐに7歩歩き、右手で空を、左手で大地を指して、「天上天下唯我独尊」と言葉を発したと言う伝説がある。 

花まつりでは「天上天下唯我独尊」と言葉を発した時のお釈迦様の像(誕生仏)に、甘茶をかけてお祝いをするのだ。 

甘茶には、平和な世が訪れると、甘い露が降ると言う言い伝えや、不老不死になれるという伝説があるようだ。

土曜日, 4月 05, 2025

トランプ関税

 

トランプ大統領が「相互関税」を発表したことでアメリカの株価が急落した。しかし、トランプ氏は予想されたことと受け止めて冷静だ。 

トランプ大統領は大き賭けに出たようだが、関税で米国内でインフレが燃え上がればドル高が進むだろう。 

だが、トランプ政権はシェールガスや石油を増産し、エネルギー価格を下げる算段だ。長期的には米国はエネルギー安をバネに経済を活性化させることが出きると 踏んでいるようだ。 

トランプ関税は短期的には痛いが、長期的にはどうなのか。その成否はエネルギー政策と、他国の動きにかかっている。日本も冷静に立ち回らねばなるまい。

金曜日, 4月 04, 2025

韓国大統領

 

韓国の憲法裁判所は本日、尹錫悦大統領の弾劾が妥当とし、罷免すると言い渡した。  

 韓国で大統領が罷免それるのは、2017年の朴槿恵元大統領に続き二人目だ。憲法裁判所の決定により、尹錫悦大統領は失職し、今後60日以内に大統領選挙が行われる。 

今年は日韓国交正常化60周年に当たるが、歴史的に見ると20世紀の前半の朝鮮半島は30年にわたって日本の一部だった。 

第2次世界大戦後、朝鮮半島は南北に分かれたが、日本国内においても、数十万人に及ぶ北朝鮮・韓国人が存在し、南北の対立も見られる。

木曜日, 4月 03, 2025

新年度予算

 

国の令和7年度予算は、3月31日に決まった。予算額は115兆2千億円で、当初の予算案より3兆4千億円ほど少なくなったようだ。 

成立した予算案は自民・公明両党と、日本維新の会が合意した教育無償化の具体策などを反映する形で修正されたものだ。 

今回は、参議院で可決された再修正案が衆議院に回付されて採決が行われた結果、同意することが決まり、2度にわたる修正を経て決まった。 

参議院で修正された予算案が、衆議院の同意を得て成立するのは、現憲法のもとでは、初めての事である。

火曜日, 4月 01, 2025

エイプリルフール

 

4月1日はうそをついても良いと言う風習は世界上で広まっていると聞くが、日本に伝わったのは大正の頃からのようだ。 

エイプリルフールは、「四月馬鹿」と訳されているが、この起源はいつどこで始まったのかはわかってないそうだ。 

僕が20代の頃には結構流行っていたが、最近はあまり聞くことが少なくなった。新型コロナウイルスが拡大するにつれて、フェイクニュース対策として自粛する流れが広まった。 

ところで、今朝いつものようにAmazonのスピーカーに向かって、「アレクサおはよう」と話しかけると、「ニャー~ニャー・ニャー」と猫語で返事が返ってきた。