撤退完了
アフガニスタンに駐留していたすべての軍隊が撤退して、これによって2001年の同時テロ事件を受けて始まったアフガニスタンでの軍事作戦に終止符を打った。だが、今も現地にはアメリカ人や地元の協力者が残っている。これらの退避については、今後外交を通じた支援を続けるようだ。
アフガニスタンでは、武装勢力タリバンが再び権力を把握し、今後市民生活の安全が守れるかなどの将来を不安視する声が出ているようだ。
先週には過激派組織ISの組織とみられる自爆テロで、多くの死傷者が出るなどして、アフガニスタンが再びテロの温床にならないか懸念が広がっている。
アメリカのバイデン大統領は、アフガニスタン首脳らに向けて「団結して国のために戦うよう。」と呼びかけた。また、空域からの支援や軍人らへの給料の支払い、食料や設備の供給など、アフガニスタン政府軍への支援を続けると述べている。