かくれ里

月曜日, 10月 28, 2019

バスツアー


同業組合の秋の行事で琵琶湖界隈のバスツアーに行ってきた。僕が加入した当時の組合は会員数も多く活気があった。一泊二日でのバスツアーは毎年行われていた。しかし今は会員数も減少し、今度のようなツアーは本当に久しぶりだった。
 
 朝8時に天王寺を出発。一路近江路へ。今日のメインは琵琶湖テラスからの眺望だ。ここ比良蓬莱山にあるレジャー施設は昭和40年に産経新聞社がサンケイバレイとして開設。カーレターという乗り物が山麓と山頂を20分で結んでいた。このカーレターには一度だけ乗ったことがある。
 
 その後経営者が何度か変わり、カーレターは廃止。ゴンドラリフトが開業し時間は8分に短縮された。現在は琵琶湖バレイ株式会社が施設を運営し、老朽化したゴンドラリフトに変わって121人乗りの大型ロープウェイが動いている。
 
 3年前に展望施設「琵琶湖テラス」を開業した。来場者数も倍増し、今は大いに賑わっている。昨日もかなりの人で混雑していた。ロープウェイはピストンで運転していていたが、それでも観光バスの出発は大分遅れた。大阪到着時間も予定より1時間余り遅くなったが、楽しい一日を過ごすことが出来た。

日曜日, 10月 27, 2019

橋村塁


昨日はNBAの話題を書いたが、プロバスケットの人気は日本ではさほどでもないが、世界中で人気のスポーツのようだ。NBAの人気選手の年収はものすごい金額と聞く。
 
 そのNBAの今年のドラフト一巡目で日本人の橋村塁が選ばれて大活躍しているそうだ。橋村塁は1998年生まれの21歳。父親は西アフリカの国ベナン人で母親は日本人だ。身長が2m超で、中学の頃からバスケットゲームをやりはじめ、現在はアメリカの大学に通っている。
 
 プロバスケットには黒人の選手が多く活躍しているようだが、橋村塁も一見日本人とは見えない。だが国籍はれっきとした日本人だ。今後の活躍を期待しよう。そして、バスケットボール人気が日本でも高まればよいと思う。
 
 今年の8月、このブログにベナン共和国のことを書いた。日本とベナンの関わりはまだ少ないが、アフリカでは珍しく日本語学校が設立されているそうだ。現在、在日ベナン人は少ないが今後増えるのではなかろうか。

土曜日, 10月 26, 2019

NBA騒動


  スポーツ全般に関心が薄い僕だが、北米に4大プロスポーツリーグがあることは知っている。すなわち、NBA(バスケットボール)、NFL(アメフト)、MLB(野球)、NHL(アイスホッケー)だ。
 
  プロバスケットボールは中国国内でも大人気のようだが、米中の貿易戦争の中、中国政府と一部の民間団体がNBAに対して凄まじい包囲戦を展開した。騒動の発端は、デモ活動が激しい香港に於いて、NBAチームの関係者が「自由のために戦おう」などと書かれた画像をツイートしたことだった。
 
  NBA側はこのことに対して、中国側に降伏の姿勢を示したが、中国側は矛を収めない。一方NBA側の降伏はアメリカ国内でも「中国に屈服してアメリカの価値観を捨てた」と、NBAの対応を批判した。
 
  こうした中でNBAコミッショナーのアダム氏は、「表現の自由を支持する」と述べて関係者を擁護したが、これに対して、中国国内の怒りがまた炸裂した。NBAのスポンサー或いは業務提携する企業25社が、NBAとの取引の中止を発表した。NBAが数十年かけて開拓した中国市場が全滅しかねない状況だ。

木曜日, 10月 24, 2019

万世一系

 世界各国の皇室や王室は悲惨な終わり方をしているが、日本の皇室だけが「万世一系」を維持し、天皇は今日、世界に唯一残る「皇帝」となっている。隣国の中国は、清王朝の末期、皇帝を残し立憲君主制の下、近代化を進めようとしたが出来なかった。
 
  中国国籍から日本に帰化した評論家の石平氏は、これを天皇の「無私」ということだと言います。中国には日本よりずっと長い歴史と伝統があるはずだ。中国の歴史上数多くの王朝が存在していたが、こうした光景を見ることは永遠にない。
 
 中国の皇帝と違い日本の皇室は、天下国家を私物化していないし民衆を抑圧と搾取の対象にしていない。その為、皇室は常に財政難を抱えていた。石平氏が来日五年目に一般公開された京都御所を訪れ、かって皇居であった施設を拝観して驚いたのは、気品の高い質素さだったと言う。
 
 その上、無防備で軍事的襲撃を防ぐ機能は皆無だ。中国皇帝の住まいだった紫禁城の比ではない。つまり日本国内においては、天皇と皇室に敵はいないのだ。無敵であるがゆえに現在に至るまでの「万世一系」を保つことが出来たのであろう。

火曜日, 10月 22, 2019

即位礼正殿の儀


 皇居・宮殿で行われる「即位礼正殿の儀」は天皇の国事行事の中心儀式だ。国内外の代表が参列する中、天皇陛下が即位を公に宣言される。皇室の長い歴史を伝える装束や調度品で華やかに彩られる。
 
 平成天皇の譲位により、5月1日に第126代天皇に即位された陛下だが、約半年を経て即位礼正殿の儀に臨まれる。儀式は、皇室の伝統に根ざしながら、現代的な工夫も取り入れられて挙行されるようだ。
 
 当店は本日は休業とした。儀式の模様はテレビ中継がされるようなので、今日はテレビと共にゆっくりと一日を過ごすつもりだ。
 
 平成の30年間は戦争のない平和な時代だった。令和の時代も同様であってほしいと希望する。

日曜日, 10月 20, 2019

アキノキリンソウ


 早朝のラジオ放送で、今日10月20日の誕生日の花は「アキノキリンソウ」と言っていた。この花は山地や丘陵部の日当たりの良い場所でよく見かけられたが、環境の荒廃からみられる場所が少なくなり、最近は、「セイタカアワダチソウ」にとって代わられた感がある。
 
 アキノキリンソウの若葉は食用にもなり、水にさらして和え物やお浸しに出来る。また陰干しにしたものは薬用にもなる。家庭園芸で育てている人もある。

 色は違うが、この季節、似たような花に金木犀がある。こちらは香りが楽しめる。金木犀の話題はこのブログに何度も掲載しているが、大好きな花だ。今年も当分の間、香りを楽しむことにしよう。

木曜日, 10月 17, 2019

歴史資料のこと


  台風19号による水の被害は報道で見る限りでは並の物ではなかったようだ。被害に遭遇された方々には心よりお見舞い申し上げます。
 
 ところで、水や泥で汚れた古文書などの歴史資料は捨てずに保管し、処置の仕方がわからない場合は相談してほしいと呼びかけている団体がある。災害で被害を受けた文化財の救出活動にあたっている「歴史資料ネットワーク」である。
 
 歴史資料ネットワークは、自然災害からの歴史資料保全を行うためのボランティア団体で、阪神淡路大震災を契機として設立された。被災した資料の救出活動だけではなく、地域への成果を還元するために市民向けの講演会や見学会などの企画を行っている。
 
 今回の台風19号の被害を受けて、ホームページに「歴史資料保全のお願い」というメッセージを寄せ、被災した人や片付けなどを行う人たちに、古文書や写真、古いふすまや農具などの歴史資料は、捨てずに保管してほしいと呼びかけている。

月曜日, 10月 14, 2019

磯野家のテレビ


 テレビ漫画のサザエさんの放送が50年以上になる。だが、テレビや冷蔵庫などの家電製品の描写は時代に合わせて若干変えているようだが、テレビは現在もブラウン管式のままだ。現在のテレビは1990年頃の物で、30年選手と言ったところだ。
 
 実際の世の中はほぼ薄型テレビに移行している。この点について製作スタッフは、「時代に合わせて液晶の物に変えてみたらどうかと検討したこともあるが、なんとなく殺風景で茶の間の空気が冷たいものになった」と説明する。
 
 テレビと65年以上付き合ってきた自分としても、テレビ受信機の変貌には唖然とする。ブラウン管テレビには存在感があった。特に真空管式の物は懐かしい。パワートランス付きの14吋型でもかなり重かったが、当時は運搬用の自転車で配達したこともあった。
 
 設置工事も単純だった。それに比べると最新のテレビの設置設定は一筋縄ではいかない。こちらの場面でも年寄りの出番は少なくなったようだ。

日曜日, 10月 13, 2019

軽減税率対象商品


10月から消費税が10%になった。それに伴って軽減税率の適用商品は8%に据え置かれた。これによって販売現場では混乱が生じているようだ。しかし、大型店においてはほぼ対応できているように見受けられる。
 
  いつも行くスーパーでは、買い物の大部分が食料品なのでほとんどが8%の税率だ。しかし、今日は高野槙を買ったら税率10%だった。レシートには8%対象商品の税額と10%対象商品の税額がそれぞれ表示されている。9月30日にレジのプグラムを入れ替えたのだろう。
 
  軽減税率の対応には大型店はこのように早いが、中小の店では、レジを交換しなければならず、かなりの負担になると思う。もっとも、当店の消費税はこれからも内税で行くつもりだ。だが、軽減税率の対象になる商品はほとんど見当たらないのでこれまで通りのレジを使っている。
 
  政府は、消費増税に対してポイント還元など、色々な対策を打ち出しているが、高齢者にとっては今一ピント来ないことが多い。だが、これからの時代をリードしていくのは若い世代だろう。年寄りは一歩下がって見物していよう。

金曜日, 10月 11, 2019

転倒予防


10月10日は転倒防止の日だそうだ。昨年、転倒などが主原因で亡くなられた人は1万人を超えている。そのほとんどが65歳以上の高齢者だった。しかし、実際には転倒をきっかけに介護が必要になり、その後に死亡した人を含めるともっと多くなる。
 
  知人にも、昨年風呂場で転倒し亡くなられた男性の方がいる。地域の世話役を長年務められて、人望が厚く皆から惜しまれた78歳だった。
 
  最近僕も、ちょっとした段差につまづくことが多くなった。このたびの改装工事でも極力バリアフリーをお願いしたが、完ぺきとはいえる状態にはなっていない。

  日本転倒予防学会によると、転倒の主な原因は①年をとることによる身体機能の低下。②病気や薬の影響。③運動不足だ。そして転びやすい場所もある。この場合のキーワードは『ぬかづけ』だ。すなわち、「ぬ」は、ぬれている場所。「か」は、階段などの段差。「づけ」は、かたづけていない場所だと言っている。

日曜日, 10月 06, 2019

運転免許証更新


  運転免許証の更新日が10月5日だった。高齢者の自動車事故が多発していて免許証の返還をする人も増えているようで、正直僕も少し迷っていた。店舗改装工事のこともあったし更新に行くのが遅れてしまった。9月20日ごろになって高齢者講習の申し込みの電話を入れた。
 
 ところが、最短で9月30日の講習日とのことだったので申し込んだ。ところが、2年前から認知症検査を終わってからの高齢者講習となったそうで、10月5日までには、更新ができないことがわかった。
 
 急遽、住吉警察で免許証の延長更新を申請し、12月7日まで延長してもらった。高齢者講習日は11月28日になったのでぎりぎり間に合うことになったがひやひやものだった。
 
 この歳になっては、なるべくハンドルを握りたくないのだが、そうも言っておれない事情もあって今回は更新した。しかし、次の更新までには免許証を変換しようと考えている。ともあれ、あと3年間は運転が可能なので、交通事故だけは絶対に起こさないよう注意して運転しようと思っている。

火曜日, 10月 01, 2019

10月


  月日の経つのは早く今年も10月になった。今日からの消費税のアツプにより、巷では様々な動きがあるようだが、当店は改装工事も終えて一段落と言ったところだ。しかし、店内は商品や工事関係の部材でひっくり返っていて開店セールどころではない。
 
  それでも、店頭だけは何とか格好がついた。一応今日を新規開店日として、本格的な営業の開始日としているが、オープンセールなどは特に考えていない。
 
  この時代、新規の顧客の確保は並大抵ではないと思うが、今のところは時々入る電話のコールに対応して動いている。当店としては、今後も積極的に営業を続ける積りはない。

 だが、この度新規に営業を開始する山本真嗣君には、出来る限りの応援をしていきたいと思っている。彼は長年の経験を生かしての技術力は豊富だし、商売に対する意欲もたっぷりなので、これから先が楽しみだ。