かくれ里

木曜日, 3月 31, 2011

今月は


 月初めに、今月は何かと忙しいと書いたが、歴史的にも大きな節目の月になった。日本という国を世界中から再認識されることにもなった月である。

 今の時代、お金さえ出せば欲しいものが何でも手に入るのが当たり前と思っていたが、それは間違っていると分かった。16年前の阪神淡路大震災の時はそんなには感じなかったが今は違う。

 16年前は傲慢だったのか? 年齢を重ねて少しは謙虚になったのかも知れない。今回の災害がもしも自分の身に降りかかっていたらと考えると、今の自分がどんなに幸せかと思う。

 そんな観点から、現在の生活を見直してみると、何かと無駄が多い事に気づく。この機会に身辺の整理をしようと考えているのだが・・・・・

日曜日, 3月 27, 2011

原子力発電


 以前、関西電力の大飯原子力発電所の見学に行ったことがある。この時の説明では原子力発電は絶対安全だと聞いたし、実感としてそのように感じていた。

 ところが今回の福島の原発事故だ。想像を絶する天災の為とは言え、今までの認識が大きく崩れた。核爆発を起こしたわけではないから最悪の事故ではないと思うが、かなり深刻な状況の様だ。

 政府は、枝野官房長官が放送を通じて逐次状況の発表をしているが、専門家たちの様々な解説を加えた報道が流れたりして、住民は右往左往しているようだ。原子力発電に詳しい、武田邦彦氏のブログhttp://takedanet.com/では、詳しい解説がされている。

 僕は、素人で何が正しいのか判断できないが、原子力発電は推進すべきだと思っていたし、今もそう思っている。これからどうなっていくのか心配であるが、今は冷静になるべき時だと思う。

木曜日, 3月 24, 2011

異常だ


 震災の影響で日本国中が大混乱に陥りかけている。身近なところでは、電気工事関係の材料が市場から消えた。そんなに急に何もかもなくなるはずがないと思うのだが、電線もエアコンの配管パイプも入ってこない。

 復興事業の為に必要だからというのならおかしすぎる。被災地はそれどころではない。まず生きる事の方が先だ。復興はその後だ。やはり誰かが買い占めているのだろうか。 

 原発事故で農作物が出荷できなくなった。レストランのメニューから野菜サラダがなくなった。風評被害も重なって農家は大変だ。水道水が汚染したと報道されるとミネラルウオーターが売り切れる。全くおかしな現象が起こっている。

 マスコミの間違った報道によって振り回されている人たちが多すぎる。こんな時こそ、冷静になって物事の判断をしなければ、日本の経済は益々混乱してダメになってしまう。

日曜日, 3月 20, 2011

京都嵐山


 同業組合の親睦の催しが、京都嵐山の料理旅館で開かれた。毎年この季節には、一泊二日の親睦旅行を行っていたが、経費節減の事もあって、今年は日帰りの会となった。

  一泊二日の旅行となると、店主または奥様のどちらか一人参加されるケースが多いが、今回はご夫婦同伴で参加される会員さんが多かった。

  午後4時に現地集合だったが、折角だから嵐山界隈を散策しようとなって、我々10数名は弁当持参で朝から出発した。嵐山は何度か訪れてはいるがゆっくり散策したことはなかった。本日は、竹林の道から野宮神社、天龍寺の雲龍図の拝観、最近オープンしたジオラマ館などを巡った。

  定刻になって、温泉でくつろいだ後、宴が始まった。一流旅館の京料理はさすがにおいしかった。参加者一同が大満足の催しとなって、今回の様な企画のリピート希望などもあった。


木曜日, 3月 17, 2011

シーベルト


 福島原発に於いての放射性物質の放出は憂慮する事態になっているが、ニュースなどではシーベルトと言う単位の数値で放射線量を表している。

 自然界から受ける放射線量は場所によって異なるが、一人がー年間に受ける量は1万~2万マイクロシーベルトだそうだ。レントゲン撮影時には600マイクロシーベルト、CTスキャンでは6900マイクロシーベルトの放射線を浴びると言う。

 しかし、原発近くでは毎時40万マイクロシーベルトという高い放射線量が測定されたそうだ。この値で被ばくすると、ガンの発生率が被ばく量に比例して高くなると言われている。

 関係者は、必死に対策を講じているが非常に難しい作業の様だ。避難を強いられた付近の住民たちは、地震とのダブルパンチで困惑しているようだ。何とか早く終結してくれることを心から願う。

水曜日, 3月 16, 2011

復興計画


 東北地方太平洋沖地震から五日が過ぎた。震災の犠牲者は一万人を超すだろうと言われている。そして、避難されている多数の方々に対する支援も殆ど届いていないようだ。

 大地震、大津波、原子力事故。悪い事は続く。国家の存亡のかかった大惨事である。当面は被災者に対する人道支援が急務だが、一段落したら本格的な復興計画を立てねばならない。

  復興には、莫大な国家予算と綿密な復興計画を立てなければならないが、民主党や菅政権ではとても無理だろう。88年前の関東大震災では、14万人の死者を出す大災害だったが、現在の大東京の基礎を築きあげたのは、後藤新平のリーダーシップによるものだった。

  今こそ、後藤新平の様な人物の登場が望まれるところだが、果たしてどうか。強いリーダーシップがあれば、日本人の忍耐強さと団結力で、きっとこの困難を乗り越えることが出来るであろう。



月曜日, 3月 14, 2011

計画停電


 昨日は、亡母の七回忌の法要を滞りなく済ますことが出来て、ひとまず肩の荷を下ろすことが出来た。テレビの放送は、どの局も地震関連の特別番組をやっている。

 今朝のニュースでは、「計画停電」と言う文言が飛び交っていた。今まで聞いたことのない言葉だが、電力不足の際、電力の消費量を抑えるため、地域を限定して一定時間停電を実施し、時間が経つと停電地区を移動する方法を言うそうだ。

  東京電力の管内では、今回の地震で原子力発電が出来なくなったりして、電力需要が供給能力を上回る可能性があるとして、計画停電の実施を発表した。

 しかし、首都圏で実施する事になると大混乱を起こすことになる。6時20分からの第一グループの停電の実施は中止となった。第二グループからはどうなるのか分からない。いずれにしても大変なことになっている。暫くは混乱が続くだろうが、復興にはかなりの時間と国家予算が必要になる。一体、日本経済はどうなるのだろうか。

金曜日, 3月 11, 2011

大津波


 東北地方での大地震に伴う、大津波発生の状況をテレビ映像で観ていて、津波の恐ろしさが実感できた。被害に遭遇された方々には心からお見舞い申し上げます。

  今回の地震による影響は日本中に広がっているようだ。日本列島すべてにおいて津波発生の予測があった。

 当地には、今のところ津波の影響はないと思うが、「もし大津波が大阪湾に押し寄せて大和川を遡ったとしたら」と、考えると恐ろしくなる。

  時間が経つにつれて、被害の甚大さが伝わってくるのを観ていて、国の予算が決まっていない今、緊急に必要となる災害復旧の財源をどうするのか等々、菅政権にとっては、頭の痛い問題が増えたようだ。

水曜日, 3月 09, 2011

物価上昇


 ガソリン価格が高騰している。いつも入れている店では、レギュラーガソリン1リットル149円になっていた。1週間の間に10円も上がっている。中東の政情不安が原因のようだ。

  コーヒーの小売価格も値上げされるようだ。こちらは、生産国の天候不良と、中国など新興国の需要の増加に加え投機筋による介入があるらしい。

 国内の景気は低迷し、デフレスパイラルから中々脱する事が出来ない中で、このような一部の商品だけが値上がりするのも困ったものだ。

 菅政権の寿命はそう長くはないだろう。世界情勢も気になるが、それよりも国内の政治がしっかりして貰わなければ困る。4月には統一地方選挙が控えているが、いま一つ盛り上がりが少ないように感じる。国民の政治に対する関心が薄らいでいるように思われる。

金曜日, 3月 04, 2011

IPアドレス


 京都大学の入学試験で、カンニングに携帯電話を使った予備校生が逮捕された。この事件の報道で、IPアドレスと言う言葉をよく聞く。

 IPアドレスは、パソコンや携帯電話など、世界中のすべてのネット端末に割り当てられたネット上の住所となる番号で、その総数は43億個も存在する。

 しかし、記録をたどればIPアドレスから、だれが発信したのかが分かる様で、今回の場合も即座に本人が特定できたようだ。逮捕された受験生は騒ぎが大きくなって、当人が一番驚いているのだろう。

 それにしても、受験中に携帯電話に試験問題を正確に打ち込める技は凄いと思う。おそらく画面は見ないでブラインドタッチで打ち込んでいるのだろうが、とてもまねの出来る技ではない。あっぱれと言う他ない。この若者は、若気の至りでやってしまったことだろうから、お灸をすえて、今回だけは穏便な措置で済まされれば良いのだが。

火曜日, 3月 01, 2011

三月

 
  弥生3月、春はもうそこまでやって来ている。今月は何かと忙しい月になりそうだ。まず、3日の木曜日には同業組合支部の定時総会が控えている。

 支部行事では、20日の日曜日に、京都・嵐山方面への日帰りの親睦会もある。8日火曜日の役員会で、参加者の集計を行うことになっている。

 13日の日曜日には、亡き母の7回忌の法要を行うことにしているので、親戚への連絡などその準備に追われている。27日の日曜日には、昨年無くなった義兄の一周忌の法要もある。

 商売の方はそんなに忙しくはないのだが、15日までに平成22年度の確定申告書の提出をしなければならない。先日来集計をしているのだが、売上・仕入ともに前年より増えているが、収益は横ばいといったところか。6日の日曜日に書きあげて、来週早々には提出してこようと思っている。