かくれ里

月曜日, 10月 25, 2010

河川レンジャー


 1年ぶりに淀川縁をあるくことになった。昨年4月、琵琶湖より歩き始めた淀川紀行は、3回目で八幡市の三川合流地点まで歩いた。今年は何かと行事が多くて、とうとう1年が過ぎてしまった。

  ハイキング当日の天気予報は曇りのち雨。メンバーは気心の合った13名だ。午前9時、前回の終着点の御幸橋より歩き始める。河川敷を歩くことはできないが、サイクリングロードとおぼしき道を一路枚方大橋を向けて歩く。

  途中、20数人の団体に出会う。リーダーらしき人が、湾処(わんど)の説明をしている。我々も暫く一緒に聞いていたが、グループの世話人から、この日の催しの資料を頂いた。グループは淀川管内河川レンジャーの活動で、国の支援を受けた一般参加の催しの様だった。

  資料によると、河川レンジャーたちは、一定の講習を受けて資格を取得し、一般人や小中学生たちに淀川の自然をPRしたり、自然観察ウオーキングや、川辺の植樹会などの実体験を指導している。河川レンジャーの方から、各種催しへの参加要請があった。機会があれば参加してみたいものである。

金曜日, 10月 22, 2010

BSデジタル放送再編


 電波監理審査会の答申を受けて、NHKの衛星放送の再編が決まった。それによると、現行のBS1・BS2・BShiの3波体制から、ハイビジョンによる「新BS1」と「新BS2」の2波になる。完全デジタル化の7月24日を前倒しして、2011年4月1日からの実施になる模様である。

 現在は、、BS15でNHKのデジタル3チャンネルを放送しているが、再編後は、アナログ放送のBS7を新BS1に、BS11を新BS2に変わる。4月1日から7月24日までの間はデジタルとアナログのサイマル放送になる模様だ。

 アナログ停波による空きエリアを活用する新BS放送へは、、米FOX等の8社が11月以降の開局を予定している。今夏に参入事業者の追加募集があって、ウォルトディズニーや釣りビジョンなど5社に割り当てられた。

 今後は、BS放送に映画やスポーツ、趣味、教養など、多彩な専門チャンネルが加わる。しかし、既存のチャンネルの大半が無料だが、新規参入する18チャンネルのうち16チャンネルが有料との事だ。BSでも、有料放送市場が広がるようだ。

水曜日, 10月 20, 2010

豆名月

 
 今宵は十三夜。中秋の名月から約一月後に迎える十三夜にも、収穫への感謝の気持ちをあらわしてお供え物をするならわしがあった。

 秋の十五夜を芋名月と呼ぶように、十三夜も古くから、豆名月、栗名月の呼び名で親しまれてきたようです。

 一ヵ月ほど前に、このブログに月見だんごの写真をアップした。お得意先のご主人がそれを覚えておられて、「十三夜にちなんだこんなお供え団子があるんだよ」と、豆名月という名前のお団子を、遠路わさわざ届けてくださった。

 甘いものには目のない僕なので、夕食後に早速いただいた。こしあんの道明寺餅を芳ばしい黄な粉でまぶした上品な味のお団子でした。A様、本当にありがとうございました。

日曜日, 10月 17, 2010

今年も盛況


 秋晴れの日曜日は、支部恒例の行事の「バーベキューの集い」を、二色の浜海浜公園において行った。今年も総勢70余名の大イベントである。世話をする方は大変だが、毎年のことで慣れたものである。

 午前11時から午後2時までの3時間は、お互いが親睦を深める事のできる楽しいひと時である。今回は、組合本部と近隣の支部から、数名のの方がオブザーバーとして参加して下さったが、皆さん喜んで帰って貰うことが出来た。

 佳美たちの家族は今年も参加した。浩登・裕果や他の子供は、貰ったシャボン玉セットで早速遊んでいた。参加者総当たりの抽選会などもあって、盛況裏のうちにイベントは終わった。今年も何事もなく、行事が無事に終わって安堵している。

 解散後は、近くの花のスーパー「国華園」に立ち寄って、チューリップの球根など買った。16時頃 帰宅。

金曜日, 10月 15, 2010

インターネットTV


 ソニーは、テレビ放送と、パソコン並みの検索が、同時に楽しめるインターネット対応テレビを、米国市場向けに発売するそうだ。

  インターネット対応テレビとは、インターネット接続機能を持ち、パソコンなどを経由せずに映画や音楽の配信サービスを受けたり、ウェブサイトの閲覧や検索、メール送受信が出来るテレビの事だ。

  ソニーがこのテレビを投入する狙いは、サムスン電子などの韓国勢との価格競争から脱することのようだ。アメリカ市場では、46型の通常テレビの販売価格は1200ドルぐらいだが、付加価値をつけて200ドルほど高く設定されている。

  グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載していて、キーボード付のリモコンで操作すれば、グーグルの検索ボックスが表示されて、キーワードによりネット上の動画や放送番組が目的の画面に切り替わる。
 
 グーグルは半年後に、ネットテレビの基本技術を一般公開する予定だ。今後は、ソニーに追随する企業も出てくるだろう。ソニーは、先行する優位性を生かして他社をリードしたいと考えているようだ。このテレビの日本国内での販売は、まだ決まっていない。

日曜日, 10月 10, 2010

ウエストサイド物語

 
  映画ウエストサイドストーリーが初めて上映されて50年になる。当時は、映画鑑賞が唯一の娯楽で映画館へはよく通った。ミュージカル映画が好きでロードショーは必ず見に行った。

  ウエストサイドストーリーは、映画館で二度見ている。サウンドトラック盤のLPレコードも買って、擦り切れるくらい聞いた。テレビでも何回か放映された。VHDのソフトも買った。そんな訳で今まで何度も見ている。

  昨晩、ハイビジョン放送でこの映画の放映があったので、久しぶりに最後まで見た。しかし、二十歳の頃のあの感動はもうなかった。この放送は、HDDに録画をしたので、これからも好きな時に見ることが出来る。

  この映画の音楽は、指揮者、ピアニスト、作曲家として、音楽界をリードしてきたレナードバーンスタインの作曲だが、どれも良い。NHKは、バーンスタイン没後20周年を記念して特集番組を組んでいる。この番組も全部録画しようと思っている。

土曜日, 10月 09, 2010

混乱する

 エコカー補助金が、財源不足から実施期間中に打ち切られて混乱している。今度は、家電エコポイントも段階的に縮小することになった。つい先ごろ、3か月延長すると発表したばかりなのに全くおかしな話だ。

 家電エコポイントの財源は、当初6000億円あったのが、8月末現在で2300億円になっている。このままでは年末までに枯渇するだろうとして、政府は追加経済対策に770億円のエコポイント財源拡大を盛り込んだが、追いつかないようだ。

 そこで、12月から制度を段階的に縮小すると発表した。その内容は、①12月1日購入分から付与ポイントを半減する。②1月からは買い替え分にのみ適用(増設分はダメ)。③統一省エネラベル五つ星以上の商品に限定。④リサイクル分のポイントは廃止。以上の様だが、非常に分かりづらい。

 政府は、「混乱を避けるために段階的に縮小する」と言っているが、これではかえって混乱するのではないだろうか。消費者もだが、販売現場での混乱は間違いないだろう。財源が枯渇するのが分かっていたのなら、なぜ、3か月延長したのだろうか。不思議で仕方がない。

水曜日, 10月 06, 2010

クロスカップリング反応

 
  あまり聞きなれない言葉だが、日本人化学者のノーベル賞受賞によって話題になっている。クロスカップリング反応は、医薬品や電子材料の製造に重要な役割を果たす化学反応との事だが、ノーベル賞に価するのだからすごい事なのだろう。

 この技術を使って製造した高血圧治療薬は、世界中で販売されており、年間5000億円以上の売り上げがあるそうだ。この他にも、関節リュウマチ治療薬や、抗ウイルス薬もこの技術を使って製造、臨床試験中とのことだ。

 チッソは、クロスカップリング反応を液晶材料の合成に応用した。液晶材料は、テレビやパソコンのディスプレイなどの用途で飛躍的に需要が広がった。次世代ディスプイと期待される有機ELも同様だ。

 この技術がなければ、現在の液晶テレビは出現していなかったであろう。そのような意味においても、今回の日本人のノーベル賞受賞の価値は十分にあるのだろう。

日曜日, 10月 03, 2010

フロッピーディスク


 既に、過去の遺物かと思っていたフロッピーディスクが今脚光を浴びている。厚生労働省の文書偽造事件で、押収したフロッピーディスクを改ざんしたとして、大阪地検のエリート検事が証拠隠滅の容疑で逮捕された。

  そして、数日後には、尖閣諸島沖事件の政府の対応に対し、抗議の文章の入ったフロッピーデイスクと包丁を持って、首相官邸に男が出向いた事件が発生し、報道メディアをにぎわしている。

  フロッピーディスクは磁気ディスクの一種で、当店も、事務用にパソコンを導入した1985年頃からデーターの保存用に使っていた。この頃は5.25インチ型の紙製のものだった。暫くしてプラスチック製の保護ケースに入った、3.5インチ型の物が主流になって来た。

  やがて、インターネットの普及などもあって、光磁気ディスク(MO)や光学ドライブで書き換えの出来るメディアが広まり、さらに、USBメモリーに代表される高速で大容量のフラッシュメモリー等が広まって、フロッピーデイスクは過去のものとなった。