かくれ里

月曜日, 5月 29, 2017

B級グルメ


B級グルメとは、庶民的だがおいしいと評判の料理のことだ。2006年ころからこれを地域おこしにしようとする試みが増えて「ご当地グルメ」として焦点が当たるようになった。
 
毎週土曜日の朝のラジオ放送の「全国食べ物うまいもの」の27日の放送は、「新潟のイタリアン」だった。いつも通り「やまけん」さんの名口調による紹介だったが、これもB級グルメのようだ。
 
イタリアンというからパスタなどのイタリア料理かと思ったが、何と、太めの焼きそばにミートソースのかかった物らしい。新潟では良く知られているらしいが僕は知らなかった。番組では、新潟出身の女性アナウンサーがよく食べていたと話していた。
 
新潟と長岡でそれぞれのチェーンが店舗を展開しているそうだが、どちらもよく流行っているそうだ。「新潟のイタリアン」はご当地グルメでまさにB級グルメそのものだ。

日曜日, 5月 28, 2017

首相帰国





G7サミットが閉幕し安倍首相は帰国した。日本にとっては、北朝鮮に対する強い表現を盛り込んだ首脳宣言が採択できたことは、今回のサミットの成果だろう。これを受けて国際社会、特に中国やロシアの圧力の強化が焦点になった。

 
国内では、安倍首相を待ち受ける国会が荒れ模様の様相を示している。「テロ等準備罪」を新設する法案は、明日より参議院で審議入りする。野党側は何としても廃案に追い込みたいとしている。
 
加計学園問題は、政権の中枢と、事務方トップの言い分が真っ向から対立していてややこしくなっている。野党側は前川前事務次官の証人喚問と集中審議の開催を求めている。与党は証人喚問には応じられないと言う立場だが、世論の反応次第では法案の審議にも影響が出かねない。
 
安倍首相としては、国会会期末までに法案を成立させたいとしているが、今後の与野党の攻防に注目だ。国会には真相を究明する義務がある。やはりカギを握るのは国民への説得力だろう。

土曜日, 5月 27, 2017

シャープの経営計画


シャープの戴正呉社長は、堺市の本社で記者会見し、2019年度を最終年度とする中期経営計画を発表した。それによると、売上高3兆2千5百億円、営業利益1500億円を目指すとしている。
 
売上高を伸ばすために事業領域を、スマートホーム、スマートビジネスソリューション、アドバンスディスプレイシステム、IoTエレクトロデバイスの4セグメントに再構築して、事業の高付加価値化をめざすと説明した。
 
8K分野では、表示媒体だけでなく、カメラやデーター通信と言ったシステム関連まで事業を拡げ、医療や警備など企業間取引への売り込みも強化する。そして、IoT分野では、インターネッにつながる先進家電データーを解析するシステムといった既存製品を組み合わせてスマートホームまで事業を拡大する。
 
  具体的には、シャープ創業の地のシャープ田辺ビルの敷地を利用し、住宅とオフィスを核とした。「シャープスマートタウン(仮称)構想」の検討を野村不動産と共同で進めることにしていると発表した。経営再建の一環として売却した田辺ビルは昨年末に買い戻していたようだ。果たして計画通りにいくのだろうか。

金曜日, 5月 26, 2017

G7サミット


世界の主要7か国 を意味するG7の会合が今年はイタリアで開かれている。安倍首相は昨日政府専用機で経った。G7のメンバーは、日本、米国、英国、フランスス、ドイツ、カナダだ。昨年は日本で開催し、オバマ氏が広島を訪問したことが話題になった。
 
今年のサミットは、米、英、仏、伊のトップは初めての出席だ。カナダのトルドー氏は2回目。安倍首相は6回目で小泉純一郎氏と同じになる。ドイツのメルケル氏は12回目で最古参である。
 
これまでG5、G7、G8、G20と、Gに続く数字は時代と共に変わってきた。1973年、オイルシック後の対応を巡って、日、米、英、仏、西ドイツの財務相が集まったのが「G5」の枠組みの始まりだ。その後イタリアとカナダが加わり「G7」の体制になった。東西冷戦終了後にロシアが加わって「G8」の形になったが、2014年のクリミヤ問題で再び「G7」に戻った。G7の会合は大きく分けて2つある。一つは主要国のトップが集まる首脳会議(サミット)と、経済政策の協調の場として開く財務相・中央銀行総裁会議だ。
 
1990年代に入りG7各国の高齢化率はスピードが一気に速まり、日本は2015年には高齢化率が25%を上回った。医療・福祉などの高齢化向けサービスの充実と、労働力人口の確保は、経済成長を考える上で重要な議題の一つになった。

木曜日, 5月 25, 2017

こども保険


現在、保育や幼児教育などの子育て支援は税金で行っているが、日本が子育て支援に使っている予算は先進国では最低レベルだ。しかし限られた予算の中では財源の確保は難しい。そうかと言って増税をするわけにもいかない。
 
そこに最近急浮上しているアイディアが「こども保険」だ。自民党の小泉進次郎衆議院議員などが提言しているもので、新たにみんなに保険料を払ってもらって、子育て支援を充実させようと言うものだ。
 
例えば年金の保険料のように、働いている人と企業とがそれぞれ負担する。双方が給料の0.5%相当額を負担すると、年間30万円の支給出来て、保育や幼児教育が事実上無償化できると言う話だ。
 
この制度は保険と言っているが、社会全体で、子育て支援のために少しづつお金を出しあう「基金」と考えた方が良いのだろうか。だが、子供のいない家庭や子育ての終わった人にも負担を求めることになるで、そのあたりをどう考えるかだろう。

水曜日, 5月 24, 2017

新茶


「ペットボトルのお茶が出回って最近は急須のない家庭が多くなった」とラジオで語っていたのは、農畜産物流通コンサルタントの山本謙治氏だ。彼は「やまけん」の愛称で呼ばれていて、彼自身のブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」は大人気である。
 
NHKラジオの土曜日の朝の番組「全国食べものうまいものを聴く」にレギュラー出演されていて、5月20日()のテーマは「新茶」だった。冒頭、自分で入れるお茶にはペットボトルにはない楽しみがある。と言ってお茶の入れ方を披露していた。
 
おいしいお茶を入れるにはお湯の温度をなるべく低くすること。温度が高すぎるとタンニンによる苦みが出る。最近は水出し茶も流行っているそうだ。
 
摘み取った茶葉は速やかに蒸さねばならない。理由は、酸化酵素の活性化を止めるためと、青臭さをなくすためと、柔らかくして揉みやすくするためだ。やまけんさんがこだわりの蒸し方をした茶葉で抽出したお茶を飲んだアナウンサーたちは絶賛していた。

火曜日, 5月 23, 2017

5G


ドコモショップで携帯電話を買い替えたのが5年前だ。この折にサムソン製のタブレットも一緒に買った。この時にはタブレットはノートパソコンと同じような使い方ができるかと考えていたが違っていた。
 
この頃NTTドコモはLTEを次世代の高速通信サービスとして宣伝していたが、なんとなく早いぐらいしかわからずあまり気にしていなかった。当時の通信規格は3Gが主流だった。これをさらに高速化させたものがLTEで4Gとも呼ばれていたようだ。
 
2年前、僕もスマホデビューした。同時にタブレットも替えた。スマホもタブレットどちらも、LTE(4G)や無線LAN(Wi-Fi)を通してインターネットとつながる。若者たちは皆さん上手に使いこなしているが、僕は2年経った今もスマホは携帯電話の域を出ていない。
 
しかし、世の中は第5世代移動通信システム「5G」の時代になりつつある。2020年の情報社会は2010年と比較して1000倍以上の情報量に増大すると予測される。「5G」の実験は既に行われている。テレビでは盛んに報道していた。

月曜日, 5月 22, 2017

終盤国会


通常国会は、6月18日に150日の会期が終了する。与党側は「テロ等準備罪」を新設する法案を衆議院本会議で可決し、参議院に送りたいとしているが、野党側は採決に反対しており、その攻防はヤマ場を迎える。
 
19日の衆院法務委員会では、組織犯罪処罰法改正案が与党などの賛成多数で可決したが、改正案の廃案を訴える野党各党は反発。議長に対し裁決の無効を求めた。
 
衆院法務委の審議では、金田法務大臣の不安定な答弁が目立った。野党側は法務大臣に対する不信任決議案を提出して抵抗したが否決された。
 
ここにきて、学校法人「加計学園」問題などが浮上している。国会が混乱するようなら会期を延長すべきとの意見も出ているが、会期の延長は、野党に政府を追及する場を提供する側面もあって与野党の攻防が激化する。終盤国会からは目が離せない。

日曜日, 5月 21, 2017

住民タクシー


過疎化の進行により、過疎地域住民の輸送手段についてバスやタクシー事業がない場合、その代替手段として自家用車を使用して有償で運送できる「自家用有償旅客運送登録制度」が特例として設けられている。
 
京都府京丹後市ではこの特例制度に基づいた取り組みで、スマホのアプリを利用して配車を行っている。地域交通の充実と観光客の利便性も考えた全国初の試みだ。
 
今朝のNHKテレビで放送していたが、京丹後市では、住民18人が運転者に登録。利用者がスマホのアプリ等で配車を求めると近くの車が迎えに行く。このシステムはアメリカの配車サービス会社の運行ノウハウを使っている。
 
運賃は最初の1.5㎞までが480円、その後1キロにつき120円が加算されるが京丹後市のタクシーより安い。このシステムの運行はNPOが行っており、お年寄りたちの支えとなっている。引きこもりがちな人が外出する機会にもなり、人のつながりがよみがえろうとしている。

金曜日, 5月 19, 2017

物価の優等生



 

物価の優等生という言葉がある。小売価格がほとんど変わらない商品のことだが、その代表格とされるのが鶏卵だ。昭和25年頃からの価格推移を記録したデーターがある。それによると鶏卵の価格は60数年経った現在でもほぼ同額だ。
 
物価の上昇率を考慮すると、昭和25年当時の価格は、1パックが2000円以上になるようだ。そういえば、当時は病気見舞いには卵を持参することが多かったと聞く。その後ぐんぐん価格が下がり、平成の始めごろからは200円台で安定している。
 
卵が物価の優等生を続けられたのは「円高」にあるようだ。外国からの輸入飼料が円高によって徐々に安くなり市場価格に反映されているのだ。しかし、農家が必要とする費用はそこまで安くはないようだ。そして、競争の激化による市場価格の低下は頭の痛いところだ。
 
物価の優等生で忘れてならないのがバナナだ。戦後、バナナは高級果物で滅多に口に入らなかった。こちらも病気見舞いによく使われた。ところが現在スーパーなどでは、特価で一房100円で売っている。一体どうなっているのだろうか。

木曜日, 5月 18, 2017

トランプ大統領の弾劾はあるのか


アメリカのトランプ大統領は、ロシアとの関係をめぐる一連の疑惑が取りざたされている。そのような中、就任以来初めとなる外国訪問として中東ヨーロッパ歴訪に明日出発する。イタリアで開かれるG7サミットへの出席がメインだが、盛り沢山の日程と行事を予定している。
 
トランプ大統領にとって、全くの未知数と言われている外交手腕に注目を引き付けることで政権浮上への足掛かりをつかみたい狙いがあるのだろうが、トランプ政権の上には、内外から暗雲が垂れ込めている。
 
外遊中は一時的に休戦状態になる可能性はあっても、次ら次へと新たな火種が止まる気配がない。現在、トランプ政権を揺るがしている直接の原因はロシア問題だ。連日の政権内からのリークとその報道によって弾劾に向けたボルテージが上がりつつある。
 
ロシア問題は、以前ニクソン大統領が辞任に追い込まれた“ウオーターゲート事件”になぞらえて、“ロシアゲート”とも呼ばれている。はたして暗雲を振り払うことが出来るのか。トランプ大統領の初外游は視界不良の中の出発になりそうだ。

水曜日, 5月 17, 2017

日本郵政(株)


日本郵政株式会社は総務省所管の特殊会社だ。資本金3兆5千億円の巨大会社である。2007年10月の郵政民営化に伴い設立され、業務は傘下の4つの事業会社に移管・分割された。
 
「民業圧迫だ」などの指摘を受けて、ゆうちょ銀行とかんぽ生命の株式は、10年以内に段階を踏んですべて売却し、グループから分離することになっている。これは、民間と同じ土俵に立たせる目的のためだ。
 
この度、日本郵政が野村不動産を買収するとの報道があった。郵便事業を営む会社が不動産会社買収とはいかがなものかと思うが、同社は元々国営だったこともあり、多数の不動産を抱えている。建物などを加えた固定資産の総額は3兆円にもなるそうだ。
 
郵便事業は縮小が余儀なくされており、今後の成長シナリオに不動産事業を取り入れるのは自然かもしれない。しかし、日本郵政には、不動産運用に関するノウハウがない。このたびの買収は、野村不動産のノウハウを活用する目的が大きいのでないのか。

火曜日, 5月 16, 2017

一帯一路構想


2014年11月の中国の習近平総書記が提唱した経済圏構想である。今年5月14日から15日にかけて一帯一路国際協力サミットフォーラムが開催された。
 
一帯の意味は、中国西部から中央アジアを経由してヨーロッパにつながる経済ベルトを指す。一路とは、中国沿岸部から東南アジア、スリランカ、アラビア半島の沿岸部、アフリカ東岸を結ぶ海上シルクロードのことだ。
 
この構想には、北極海航路、北米航路も含まれている。ヨーロッパ~ロシア~日本~中国というルートの構想もある。とりわけ日本の釧路港をアジアの玄関口として位置付けているようだ。
 
  中国政府は、沿線国を訪問し支持を呼び掛けている。先日の第一回世界フォーラムには、130以上の国から代表団を集め開催したが、中国経済の停滞によってこの構想には陰りが見えているようだ。日本はこの構想には一線を画す立場だ。

月曜日, 5月 15, 2017

将来のオリンピックはどうなる


東京オリンピック・パラリンピックまで3年余りになった。小池氏が東京都知事になって様々な問題が持ち上がっているようだ。大丈夫なのか。IOC・国際オリンピック委員会は、東京の次に向けて動き出している。
 
2024年の開催地は今年9月にペルーのリマで開かれるIOC総会で決まる。ところが、当初名乗りを上げていたドイツのハンブルグ、イタリアのローマ、ハンガリーのブタペストが、財政事情や住民の反対などで撤退した。
 
結局のところアメリカのロサンゼルスとフランスのパリのどちらかになった。どちらの都市も3度目になるが、既存の施設を使い経費を抑えたいとしている。
 
世界のほとんどの都市は、巨額の経費が掛かるオリンピックの招致には二の足を踏んでいるようだ。今後のオリンピックは金を掛ける時代ではなくなった。如何にコストを抑え住民の支持を得るかにかかっている。同時にテロ対策などの治安の強化も必要だ。いま、世界の目は東京にむけられている。

日曜日, 5月 14, 2017

素晴らしかった音楽会


ライブの音楽会には若い頃は機会あるごとに行っていた。しかし長らくご無沙汰だったが、お誘いを受けて今日の午後、同業者の皆さんと一緒に行ってきた。会場は泉北高速 泉が丘駅前のビッグアイだ。1000人は有に入ると思われる立派な会場だった。
 
出演者はいずれも音大を卒業後に活躍されている方たちで、さすがに見ごたえ聞きごたえがあった。曲目は、第一部が「ヴァイオリンが奏でる世界の名曲と映画音楽」で、10曲近く。第二部は「蘇る昭和の名曲」をテノールとソプラノの男女二人が交互に10曲ほどを唄った。
 
エレクトーンの演奏が素晴らしかった。最新型エレクトーンの演奏で、まるでオーケストラを聞いているようだった。演奏者の女性は、プロフェッショナルエレクトーン奏者育成の指導と、国内や海外でのコンサートでめざましい活躍をされているとのことだった。
 
この催しは、年に2回行っているとのことで、次回は11月12日だ。主催者は、我が心のノスタルジア実行委員会で、後援は、大阪府 堺市 NPO堺障害者団体連合会他だった。当日券は2500円となっていたが、我々は無料で入場させてもらった。お誘いくださったTさん、有難うございます。大変お世話になりました。



土曜日, 5月 13, 2017

カザグルマ


 ご近所のお宅の西壁に「カザグルマ」の花がきれいに咲いた。毎年この時期に咲いているが、カメラに収めるのは今回が初めてだ。
  
 この花はキンポウゲ科のつる性多年草で、本州、四国、九州北部に自生する。白や淡紫色の花びらのように見える萼は、普通8枚で長さは7-8㎝だ。近縁のテツセンは中国原産で、普通花びらは6枚だ。 
 
カザグルマもテツセンも園芸用のクレマチスと呼ばれることがある。この花にもクレマチスと書かれてあった。
 
今回はニコンのP‐900で撮影した。最近、花などの写真はスマートフォンで撮ることが多いが結構きれいに撮れる。最も、ぼかしを入れたような撮影は無理だが、素人写真としては満足のいく仕上がりになっている。

金曜日, 5月 12, 2017

会見発言の波紋


自民党の安倍総裁は、3日の憲法記念日に改憲派の集会で、憲法改正をし2020年に施行したいと言う内容の発言をした。これに対し民進党や共産党は、憲法改正の発言権は国会にあるとして、発言は不適切だとして反発し11日に予定していた衆議院憲法審査会は開催を見送られた。
 
自民党は、発言は総理大臣としてではなく、あくまでも党の総裁としての考えであるとした上で、審査会のスケジュールは、各党の協議で決めるもので発言に縛られるものではないとし、来週、審査会を再開することで与野党が合意した。
 
安倍首相は9日の予算委員会で民進党の蓮舫代表と対決した。首相は蓮舫氏に、国会に憲法改正の具体的な提案を出すよう求めた。しかし、蓮舫氏は答えず、首相への批判に終始した。
 
今回の安倍氏の発言は、これまでより相当踏み込んだ発言だ。国民投票は、国会の発議から60日から180日後と決まっている。2020年の施行とすれば、今後2年程度で国会の議決を得なくてはならない。安倍氏の今回の発言。今の段階では与野党の対立を深めるだけのようだ。

木曜日, 5月 11, 2017

カンパチとブリ



このブログに時々登場する岸和田の「愛彩ランド」では、野菜や果物売り場とは別の棟に鮮魚売り場がある。規模はそんなに大きくなく値段も決して安くはないが、いずれも新鮮なようだ。今月日に行った折には、養殖のカンパチの粗を380円で買って帰り、ひとまず冷凍庫に保存した。
 
僕は、カンパチもブリも出世魚で、同じ魚か近種かと思っていたが別の種だった。ブリの粗では「鰤大根」を時々炊いているので、昨夜はカンパチも同じ要領で調理して食べた。粗とは言え立派な身が多く、とても一度には食べきれない量だった。
 
カンパチもブリも切り身で店頭に並んでいると同じように見えるが、一般的に食べておいしいのはカンパチだと言われる。
 
興味があって、カンパチとブリの違いをネットで調べてみた。カンパチもブリも成長の過程で名前が変わる出世魚だが、地域によって呼び名が違うのでややこしい。成長した時の大きさは、カンパチがブリの倍近くなるそうだ。知らないことが多く勉強になった。
 
   添付画像は、上がカンパチ 下がブリ

水曜日, 5月 10, 2017

今後の日韓関係


予想通り、韓国の新しい大統領は革新系のムン・ジェイン氏になった。パク全大統領は保守系だったが、革新系のムン氏は、これまで以上に日本に対する姿勢が厳しくなるのではなかろうか。
 
慰安婦問題をめぐる日韓合意に対してもムン氏は批判的だ。日本政府は、「合意は、最終的かつ不可逆的な解決がなされている」として再交渉に応じない方針だ。プサンの日本領事館前の少女像の撤去の解決にも時間がかかるだろうとみている。
 
対北朝鮮の問題も気になる。朝鮮半島は一触即発の状態だ。ムン氏は、北朝鮮に融和的のようだが、核やミサイルの開発を続ける北朝鮮に対抗するため、日・韓の緊密な連携は必要だろう。
 
日本政府としては、早期に首脳会談を実施して率直な意見の交換を行う必要があると考えているようだ。そのためにも、昨年来延期になっている、日・中・韓首脳会談の早期開催が必要だろう。

火曜日, 5月 09, 2017

イギリスは総選挙へ


EUとの離脱交渉を控えたイギリスは、下院が解散し6月の総選挙に向けた戦いが本格化する。イギリスの下院の選挙は、原則5年ごとに行うことに法律で定められているが、今回メイ首相は、議員の3分の2以上の賛成で解散、総選挙の動議が可決されて解散する形をとった。
 
突然の解散の発表は、EUとの離脱交渉に臨む政府の方針に対し、国民の理解を高めるためだ。離脱をめぐっては政府の方針に反対する声が根強く、交渉が始まる前に抵抗勢力を抑え込む必要があったからだろう。
 
メイ首相の率いる与党の保守党は、世論調査で40%台の支持率があって、下院の過半数を大幅に上回る議席の獲得を目指している。野党の労働党が低迷している今こそチャンスととらえたのであろう。
 
選挙後に本格的に始まるEUとの離脱交渉は、難航が予想されるだけに、メイ首相は今が強い指導者になるときだと考えてのことだろう。メイ首相が狙い通り、国民の後押しを受け交渉に臨むことが出来るのかに注目が集まっている。

月曜日, 5月 08, 2017

フランス大統領


EUへの賛否などが争点だったフランス大統領選挙の決選投票は、統合維持の声が多数を占めて、エマニュエル・マクロン氏が圧勝した。マクロン氏は39歳。大政党に属さないフランス史上初めての大統領の誕生だ。
 
仏大統領の任期は5年。現職のオランド氏が退任する14日までに就任式を行い、引継ぎを行って直ちに首相を指名し、閣僚を発表する見通しだ。
 
マクロン氏は当選後の演説で、改めて「親EU」の立場を表明した。同氏は、法人税の税率引き下げや、労働規制の緩和などでフランス経済の競争力回復を目指すとしている。
 
世界の経済界は好感を持ってみているようだ。対日関係ではこれまで目立った発言はないが、FTAなどを通じた通商の自由化には前向きで、EPA(日EU経済連携協定)には追い風になりそうだ。

日曜日, 5月 07, 2017

墓参で高野山へ



高野山には両親の墓がある。母が健在な折に、天下茶屋にあった高野山恵光院の別院にお世話になっていた縁で、父の墓を建立できたのだ。母の知人友人たちとの共同の墓地なので墓石は小さいがにぎやかだ。墓所は奥の院の参道にあって、場所としては最高だ。
 
その後、母のお骨も埋葬した。墓地の管理は、高野山の恵光院にお願いしてあるので安心だ。でも、僕たちも年に数回は墓参に行っている。妹家族は電車で行っているようだが、我が家はマイカーで行くことがほとんどだ。但し僕も正月には、南海電車とケーブルカーで上がる。
 
今年は、今日が初めての墓参だ。今朝は時前に出発した。道路が混んでいると時間ぐらいかかるときもあるが、今日はあまり混んでなくスムーズに上がれた。参拝者も普段より少なかったようだ。
 
天気は終日晴れで、山上の気温も16.6度と爽やかだった。墓参の後は、いつも通り御廟にお参りしてから山上を一巡した。金剛峯寺前のシダレザクラの盛りは過ぎていたが、ドライブの道筋ではヤマフジの紫がきれいだった。

土曜日, 5月 06, 2017

石楠花


月6日の誕生日の花はシャクナゲ。花言葉は威厳。ツツジ科のこの花は、主に低木だが、派手で大きな花に特徴がある。花の色は、白または赤系統が多いが黄色のものもある。
 
シャクナゲは常緑性の花木で、野生種だったものが19世紀中ごろ中国から西洋にもたらされ、数多くの交配が行われてきた。現在では、世界中で5千を超す園芸品種があるそうだ。
 
シャクナゲの原種は高山に自生するため、暑さに弱い性質があったが、現在出回っている花は耐暑性のものがほとんどだ。日本で改良された園芸品種は、栽培の容易なものが多い。
 
大阪近郊にはシャクナゲの名所が多い。これまで何度も訪れている室生寺の石楠花も見事だ。しばらく行っていないが、都合がつけば又行きたいなと思っているのだが。

金曜日, 5月 05, 2017

何れが菖蒲か杜若


今日は端午の節句。この日には菖蒲湯を沸かす習慣がある。腰痛や神経痛を和らげる効果があるらしい。菖蒲の字は「ショウブ」とも「あやめ」とも読む。菖蒲湯などに使われる菖蒲はアヤメ科のハナショウブとは別の種である。              

アヤメ科の花には、アヤメ、ハナショウブ、カキツバタなどがあってよく似ていて混同する。生育地で見ると、アヤメは陸上の乾燥地に生息。カキツバタは水湿地に生息する。
 
開花の時期はアヤメが5月初め頃、カキツバタが5月初旬から中旬、ハナショウブは5月中旬から6月下旬に咲く。花の色もそれぞれ特徴がある。
 
カキツバタ(杜若)は、住吉区の花に指定されている。住吉神社近くの浅沢神社の周辺はこの花で紫色に染まる。傍を通ったのでスマホで撮ってきた。

木曜日, 5月 04, 2017

春日山原始林


昨日は早朝より春日山原始林を散策してきた。かもめクラブのBoobyさんのお誘いを受けて車に便乗させてもらった。Boobyさんは、毎年3~4回は行かれているそうだ。目的は鳥や植物の観察である。
 
僕も過去数回は訪れている。これまでは奈良公園から歩いて入っていたが、最近、Boobyさんも僕も長距離を歩くことが困難になってしまい、昨日は車で入林した。
 
春日山は春日神社の神域で、狩猟や伐採が禁止されており、原始性が保たれている。古都奈良の文化財として、ユネスコの世界遺産にもなっている。
 
Boobyさんの案内で付近を散策し、小鳥のさえずりを聞いて双眼鏡を覗いたり、珍しい植物の写真を撮ったりした。吹く風は爽やかだ。自然はいいな!。それにしてもBoobyさんは何でもよくご存じだ。昨日もいろいろ教えてもらった。Boobyさん、懲りずに次回もよろしくお願いします。

水曜日, 5月 03, 2017

憲法記念日


今日は憲法記念日だ。今年は現行憲法が施行されて70年の節目を迎える。この憲法における「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」ということは、国民の中に広く定着している。

  わが国を取り巻く情勢は70年の間に大きく変化している。そこで、この際70年という節目を契機に、新しい時代に即応した憲法の改正は必要ではなかろうか。
 
憲法改正には、国民投票において国民の過半数の賛成が必要である。自民党は、憲法改正に向けてこれまで以上に党を挙げて取り組んでいくとしている。安倍総理大臣は、2020年を“新しい憲法が施行される年”にしたいと述べている。
 
日本維新の会なども同様の考えを表明している。しかし与党の公明党は、民進党の理解を得ながら、幅広い合意の形成に努めるべきだとしている。だが、野党各党は一斉に反発の態度を表明しているようだ。

月曜日, 5月 01, 2017

神戸海洋博物館


昨日訪れた神戸海洋博物館は、建物が帆船の帆をイメージさせる独特の建造物だ。白色のフレームで出来ており、ポートタワーの赤色との対比が美しい。
 
館内は歴史から見た神戸港や、未来の神戸港についての各種展示物がわかりやすく紹介されていた。
 
併設のカワサキワールドは、川崎重工グループの、陸、海、空、の各分野で活躍するテクノロジーと歴史を紹介し未来を演出していた。
 
2階のシアターでは、平清盛の福原遷都についての放映を観た。歴史に興味がある僕には、展示物の見学以上の収穫だった。