白鵬 翔
昨日千秋楽だった大相撲秋場所では、モンゴル出身の新横綱「照の富士」が優勝した。先場所は、全勝で45回目の優勝を果たした「白鳳」だが、今回は休場だった。
その第69代横綱の白鳳(36)だが、古傷の右膝の状態が思わしくなく引退を決意したようだ。モンゴル出身の白鳳は宮城野部屋に入門し、2004年に19歳で新入幕を果たし、2007年夏場所後には横綱に昇進した。
野球賭博問題や八百長問題が起きた際には、一人横綱として角界を支えた。2019年9月には日本国籍を取得し、年寄名跡の取得要件を満たした。名実ともに日本人になった白鵬 翔だ。
日本人関取が育ちにくい国技の大相撲だが、モンゴル人を中心に外国勢が角界を盛り上げている。僕もひところは違和感があったが、最近はそれもありかと思うようになった。日本人になった白鳳の今後の活躍を見ていよう。