かくれ里

火曜日, 6月 26, 2007

大還暦

 宮崎県にお住まいの田鍋時友さん(111)がギネスブックの男性長寿世界一に認定されたそうだ。女性の長寿世界一は皆川ヨ子さん(114)で日本は名実ともに長寿国となった。

 統計によれば、昨年9月の時点で100歳以上の人口は2万8395人だった。日本人の長寿の秘密は健康的な食事と共同体によるところが大きいと言われている。

 鹿児島県生まれの泉重千代翁が120歳と237日生きたことは良く知られているが、120歳と言えば2回目の還暦を迎えたことになる。2回目の還暦のことを「大還暦」と言うそうだ。

 昨年、このブログで「
皇寿まで」と書いた。皇寿の上に大還暦があるのは知らなかった。この折に、あわよくば皇寿までと書いた記憶があるが、あわよくば大還暦までと訂正しようか・・・・・



金曜日, 6月 22, 2007

巣立ち


 京都北山からの帰りに、花脊あたりの茶房に立ち寄った。この店の軒下にツバメが巣を作っていて巣立ち間際の雛が3羽、大きな口を開けて親ツバメが運んでくる餌を待っている。

 コーヒーを飲みながら眺めていたら、虫を銜えた親鳥が、口移しに与えるとサッと飛び去って行く。まばたきする間の一瞬の出来事だ。このようにして子供たちは大きくなって巣立っていくのだ。そして、次の年にはこの子たちが親となってこの巣に戻ってくるのだろか。

 自然界の生き物はこうして子孫を残しているのだ。しかし、自然環境の変化に伴い絶滅して行く生き物もあるようだ。兵庫県立コウノトリの郷公園では、試験放鳥したコウノトリの雛が元気に育っているとの報道がされています。あと1ヵ月ほどで巣立つだろうと言っていました。

 ところで、我が家に暫く滞在していた“ねずみのチュウ吉一家”も子供たちが巣立って行ったのか、洗面の石鹸をかじりに来なくなった。(これはジョークです)

月曜日, 6月 18, 2007

佐々里峠の石室


 17日(日)、天候に恵まれた一日を11人で京都の山を満喫して来た。佐々里峠到着が9時少し前、装備を整え早速歩き始める。予定では標高930mの小野村割岳を往復することになっていたが、大阪近郊の山では見ることの出来ない景色に感動しながら歩いていたら歩が進まず、時間的に小野村割岳は無理と判断し、途中から引き返すことにした。再び佐々里峠に戻ったのは午後3時頃だった。

 昨年来たときにも気になっていたが佐々里峠には堅牢な石室がある。奥には地蔵尊も祀られてある。興味があって調べてみた。

 峠を徒歩で越えなければならなかった時代には、京都北山や丹波高原のあちこちに、峠を行き来する人のために峠小屋があった。小屋の形式には大別して3種類あって、峠の重要度、麓までの距離に応じて、①雨露をしのぐ為の、4本の柱と屋根だけの小舎、②入り口の一面は開いているが3面と天井は板壁で天候急変の時などは仮泊が出来る小舎。③石垣で囲まれた半地下状の石室となっている峠小舎。

 佐々里峠にあるのは③の形式で、峠の最高地点にあるが、一般的には峠の登り口近くに設けられることが多い、と書かれてあった。

日曜日, 6月 17, 2007

ブランドイメージ

 旧製品の事故防止のために社告を出した松下電器だが、発表までには、水面下でかなりの準備時間を費やしたのだろうと思われる。

 今回の措置は、リコール問題とは異なるので、マスコミも殆ど騒いでいない。お客様からの反応も良い。我々関係者も、仕事が増えたことに対してあまり異議を唱える者もいないだろう。

 大きな予算を組んで行った今回の市場対応は、メーカーとしてのブランドイメージ゛を高めることが目的だったように思う。

 それに対して、年金記録問題はどうだろうか。政府の対応は後手後手で、あまりにもお粗末と言
わざるを得ない。安倍内閣のブランドイメージは著しく低下したのではなかろうか。

木曜日, 6月 14, 2007

雨が似合う花


 今日は一日中雨だった。 近畿地方は今日梅雨入りしたとの発表があった。平年より10日ほど遅いとの事だ。しばらくうっとうしい日が続きそうだ。今度の日曜日の天気はどうだろうか。

 町内のアジサイの花が見事に咲いた。アジサイは雨によく似合う花である。

火曜日, 6月 12, 2007

京都北山



 昨年11月に京都最北端で、芦生近くの小野村割岳を目指したが、雨のため途中で引き返した。今度の日曜日(6月17日)に再度挑戦する積りで計画を立てた。同行者は10数名になる模様である。

 昨年6月には芦生へも行ったが、その頃から入林が制限されるようになった。芦生の景色に魅せられて、毎年2回は訪れていたが、残念である。

 しかし、京都北山のことは殆ど知らない。これから先も、折を見て計画を立てようと考えている。

日曜日, 6月 10, 2007

アメダス

 アメダス(地域気象観測システム)は、気象庁が全国に設置した自動気象観測所で、1974年より運用している。「アメダス」とは、「Automated Meteorological Data Aquition System」を「AMeDAS」と短縮した言葉である。

 全国に約1300箇所あり、雨、風、気温、日照時間の4要素を観測している所と、雨だけを観測している所がある。また、約200箇所は、積雪深も観測している。

 観測所は、概ね17km間隔を目安に設置してあるが、気象データを電話回線で収集しているため、高い山など、電気や電話が来ていない所は、空白域となっている。

土曜日, 6月 09, 2007

どこいっ太郎

 5月30日の「物忘れ」で書いたグッズの「どこいっ太郎」を買ってみた。テレビのリモコン大の親機に5色の子機がセットになっている。親機には1から8までの数字と懐中電灯にも出来るらしく、点灯用のボタンがついてある。ボタンを押すと数字に対応した子機がピーと鳴る。音の間隔を替えてあるのでどの子機か判断できるようになっている。子機はあと3個追加できるようである。

 ところで、現物を手にしてみて、使い道のないのに気づいた。目的は物忘れ対策であるが、日常業務の煩雑な作業の中ではあまり必要ではない。それよりも、こんなものに頼らず自分がもっとしっかりしなければならないのだと悟った。

 午後から孫たちがやってきた。彼らが来ると仕事の手は止まるのだが、気が休まる。このグッズを浩登に見せたら、早速、裕果と二人でかくれんぼを始めた。一人が子機を持ってかくれたらもう1人が親機で探す。次は隠した5個の子機を宝探しよろしく探し回る。結構楽しそうに遊んでいる。

 帰り際、「これ、持って帰ってもいいか」と言うので、持って帰らせた。結局、当初の目的とは違う形で落ち着いたが、それにしてもチョッと高い玩具だったのかな・・・・・・

木曜日, 6月 07, 2007

Windows Vista



 Microsoftの新しいOS Windows Vistaの搭載したノートパソコンを触っているのだが、XPや2000とは大分違う。それでも何とか使えるようになった。分からない所もあるが、どちらかと言うと快適に使えそうだ。

 メールソフトは、今まで Outlook Express を使っていたので、VIsta搭載のPCでもこれを使おうと思って探したがみつからないのだ。不思議に思っていたら今日やっと分かった。Outlook Expressの後継のメールソフトの Windowsメールと言うのが搭載されていたのだ。 Outlook Express からアップグレードする場合、既存のアカウント情報と電子メールアドレスを Windowsメールにインポートできるようである。

 Office2007 も今迄のバージョンとかなり変わっているようだが、なれればこの方が使いやすいのだろう。とりあえず Excelと Word だけはマスターしなければと思っている。

火曜日, 6月 05, 2007

年金記録問題

 所有者不明の「宙に浮いた年金記録」が問題になっているが、どうしてこんな事が起こったのだろう。安倍首相は、該当者不明となっている約5000万件の再調査を「1年以内にすべての記録と照合する」と言っているが、果たしてそんなことが出来るのだろうか。

 詳しいことはわからないが、以前の手書きされたデーターと、コンピューターのデーターを一件一件照合しなければならないと思うので、膨大な時間が必要だろう。それを一年間でやると言うのだから、かなりの人員が必要になるであろう。これらに費やされる費用は一体どれぐらいになるのだろうか。すべて国民の血税で賄うことになるのだ。

 話は変わるが、このたび松下電器が「社告」を出して、電子レンジ、衣類乾燥機、冷蔵庫の旧製品の事故防止のために、市場対応(部品交換)を行うことになった。その数300万台以上。気が遠くなるような数である。しかし松下電器は本気で対策を進めている。恐らく相当な予算を組んでいるのだろうと思う。

 松下の問題は、1企業の資金で賄うのだからいいと思うが、年金問題に対やする費用はすべて我々に負担が回って来るのだ。今回の騒動で社会保険庁への電話相談は急増し、1日4万件を超える日もあるそうだ。いずれにしても大変な問題である。

土曜日, 6月 02, 2007

新語

 今年の初めごろから日本の若者の間で使われ始めた、「けーわい(KY)」と言う言葉があるそうだ。これは、その場の空気が読めない人を差して使われているようである。

 KYとは、空気(Kuuki)・読めない(Yomenai)の略で、その場の雰囲気が読めず、頓珍漢な発言をしたりする人のことを言うらしい。又、インターネットの掲示板などで話題が盛り上がっている時に、関係のない話題を書き込んで来る者に対しても、KYと書くことがあるそうだ。これは、「空気が読めない」が転じて「空気を読め」となるらしい。

金曜日, 6月 01, 2007

秋山ちえ子さん

 1月12日に秋山ちえ子さんの話題を書いたが、再び、今朝のラジオから彼女の明るい声が聞こえてきたので聞き入ってしまった。開口一番、最近、大きなショックを受けて落ち込んでいると言う。アナウンサーが訳を聞くと、若者たちが話しているインターネットについての内容が理解できず話についていけないのだと言う。90歳を過ぎた彼女の言葉だから驚いてしまう。やはり秋山ちえ子はただ者ではない。

 現役を退かれた現在でも、新聞7誌に目を通しているそうだが、最近の新聞の内容は偏っているように思うと言う。しかし、いまさらインターネットのことも勉強できないし、と嘆いておられる。それにしても、彼女の前向きな姿勢には頭が下がる。

 宮城まり子さんとは親交が深く、先日、六本木ヒルズでの「ねむの木学園」の作品展に招待されて行ってきたが、超高層ビルのエレベーターには始めて乗ったとおっしゃっていた。

 1月12日にも書いたことだが、僕は、秋山ちえ子さんから、改めて元気を貰った思いがする。