かくれ里

土曜日, 10月 31, 2020

Google Earth」

 
  「Google Earth」は、世界中の地図が閲覧できるバーチャル地球儀ソフトだ。僕はグーグルマップとともに様々な場面でよく利用させてもらっている。

   実はこのソフトのサービス、「火星」の探索にも対応しているのを知った。操作はそんなに難しくない。インストール済みの「Google Earthプロ」を開いて、左上の「表示」タブから「検索する」を選び、火星にチェックを入れるだけだ。同様の操作で、「月」や「星空」も検索できる。

   今のところ、実際に操作していないので、あまり理解できていないのだが、これらはGooglから無料で提供されているのだ。それにしてもGoogleは、大変大きな利益を出している。やっぱり、Googleはすごい会社だ。


水曜日, 10月 28, 2020

センブリ

 

  本日の誕生日の花はセンブリだ。ドクダミ、ゲンノショウコとともに日本の三大民間薬の一つとされている。センブリは昔から胃腸薬として使われてきた。

   センブリの名前は、植物体を煎じて「千回振り出してもまだ苦い」ということからついたようだ。名前の由来から、苦みが非常に強く、最も苦い生薬とされる。

   センブリは日本の他、朝鮮半島から中国にかけて自生する二年草である。タネまき後、春に芽生えた苗は、小さなロゼットの状態で冬を越し、2年目から茎が伸びて8月から11月にかけて星形の白い花を多数咲かせる。

   センブリ属には80腫ほどあって、切り花などの観賞用に栽培されている物もある。花の色も白以外に何種類かあるようで、紫色のハナセンブリ(ムラサキセンブリ)が良く知られている。

土曜日, 10月 24, 2020

鰯の煮つけ

 

いつものスーパーで、体長20センチぐらいの生の鰯を6尾買って来て、生姜をたっぷり入れて煮つけた。頭と内臓を取り除いて千切りの土生姜を散らし、水と酒を入れて落し蓋をして5分ほど炊いた。

   沸騰して来たら灰汁をひいてから、醤油、味醂、砂糖を適量入れてからは落し蓋を取って、中火で10分ほど煮つけて火を止めた。

   ネットでレシピをチェックしてから、我流で炊いてみたのだが、結構おいしく炊けた。冷蔵庫に保存すると3日間ぐらいは大丈夫とのことなので、これから数日食卓に上がることになりそうだ。

添付した写真はネットより拝借したものである。

水曜日, 10月 21, 2020

小惑星探査機はやぶさのライバル

   

   小惑星探査機はやぶさとはやぶさについては大きな話題になったが、これを見て、惑星探査で世界をリードしてきたアメリカの闘志に火が付いた。1000億円を投入して探査機オシリス・レックスを開発。打ち上げた。

   小惑星ベンヌ上空に到着後は、口径が、はやぶさ2の10倍の大型カメラで観察を行った結果、着陸できそうな場所がなかなか見つからなかった。

   アメリカのチームは、わざわざ来日して日本にアドバイスを求めた。日本チームは、事前に着陸点の岩の高さなどを正確に把握することなどのノウハウを伝達した。

   今朝のニュースによると、探査機オシリス・レックスは無事着陸できたようだ。岩石採取も最大2Kgの物を採取しようとしている。はやぶさ2は今年12月に地球に帰還の予定である。オシリス・レックスは2023年の帰還予定だ。今後もライバル同士切磋琢磨し、謎の解明をしてもらいたいものだ。


火曜日, 10月 20, 2020

発酵食品

 

 発酵食品は健康に良いとよくいわれる。ところで、発酵と腐敗の違いはと問われると、発酵は食べられることができるもの。腐敗は食べることができないものと答える場合が多い。だが、発酵と腐敗の違いは科学的には同じ反応のことだ。つまり、我々が役に立つと思ったら発酵で、役に立たないと思ったら腐敗なのだ。

   発酵食品を摂取すれば免疫力を高められるといわれることが多いが、新型コロナで大わらわの今においても、発酵食品の摂取を進める場合が多い。

   日本人は発酵食品の摂取量が多い。新型コロナウイルス感染者が欧米などと比べて少ないのもそのためかもしれない。

   僕も発酵食品と言われるものはよく食べる。数か月前より、味噌とヨーグルトの床で胡瓜や大根を漬けている。プレーンヨ―グルトを水切りし、麹味噌と混ぜた床だ。糠床と同じ要領だ。冷蔵庫内において、ホーロー製の容器で様々な野菜を試しているのだが、結構おいしく漬かっている。

木曜日, 10月 15, 2020

月探査

 

日本も参加を表明している、アメリカが主導して進めている月探査、「アルテミス計画」について、文部科学省は来年度の予算案で800億円を概算要求することになった。

  「アルテミス計画」は、月を周回する宇宙ステーション「ゲートウェイ」を建設するほか、2024年に月面に宇宙飛行士を送り、その後も継続的に月探査を行う国際的な計画だ。

 月探査には今後どれだけの費用が必要かは調整中だとしているが、日本はすでに、1兆円余りを国際宇宙ステーション(1SS)に費やしている。

 一方、独自に月探査を計画している中国に、ロシアが協力することで合意したことを明らかにした。月や火星などへの宇宙開発でも、アメリカを中心とした西側諸国と、中・ロが競う構造が出来上がりつつあるようだ。

水曜日, 10月 14, 2020

ジオパーク

 

ユネスコが認定している、国際的に価値のある地質遺産を保護することを目的に活動している組織を「ユネスコ世界ジオパーク」という。世界中で、44ヵ国・161か所を認定している。

   日本においても、日本ジオパーク委員会が認定した「日本ジオパーク」がある。現在、日本国内には、43地域が認定されているが、そのうちの9地域は「ユネスコ世界ジオパーク」からも認定を受けている。

   ジオパークとは、地球(ジオ・Geo)と公園(パーク・Park)を組み合わせた言葉だ。「大地の公園」を意味し、地球を学び、楽しむことができる場所を言うそうだ。

ジオパークは地球活動が生み出した地形や地質だけでなく、目で見てわかる美しい景色、耳で聞く鳥たちのさえずり、香りでわかるその土地の雰囲気、舌で味わう地元のおいしい料理など、自分の五感をフルに活用し、ジオパークのすばらしさを味わってほしいと日本ジオパーク委員会のスポークスマンは語っている。


月曜日, 10月 12, 2020

ため池

 

ため池は日本全国には20万ヵ所近くあるそうだが、当地でも堺方面でよく見かける。これらは主に、農業(灌漑)用水を確保するために水を貯え、入水設備を備えた人口の池のことで、その目的で新設したり、天然の池や沼を改築した池のことだ。

   ため池は、農業水源としての利用だけではなく、その活用分野は広範囲にわたっている。例えば災害時の飲料水などにも使われている。また、防火用水の確保等、貯水槽やプールなどと同様、消防水利施設としての役割もある。

   大雨の時には川の水を一時的に貯留。出水の量を緩和し洪水を防げる。洪水などに伴う土砂の流出も未然に防げる。貯められた水がゆっくりと地中にしみ込み地域の地下水のかん養にも役立つ。

ため池には、水質浄化に役立つ植物や昆虫類も生息している。ため池を保全することは、自然環境を守ることにつながっている。ため池の周辺は、自然環境に恵まれている場所が多く、レクリェーションの場になっているところもある。


土曜日, 10月 10, 2020

赤字国債

 

赤字国債は日本国において、財政の赤字を補填するために発行される国債である。国債とは国が行う借金のこと。その元本や利息の返済は基本的に税収によって賄われるため、赤字国債の発行を減少させる努力が進められている。

 国債にはいくつかの種類があり、特に利払い・償還財源が主に税財源で賄われている国債を普通国債と言う。建設国債、年金特例国債、復興債、借換債などがあって、赤字国債(特例国債)も普通国債である。

 しかし現実には、返済期限がきた国債はすぐさま借り換えがなされ、政府が支払うのは利子だけになっている。ところが、その利子はゼロ金利政策によってほとんど0%に張り付いている。

 これまでの経済理論では、赤字国際の過剰な発行はハイパーインフレーションを引き起こすといわれていたが、現在は違うようだ。世界では、アメリカやEUも赤字国債を大量に発行している。コロナ対策として仕方のない面もあると思うが、世の中が大きく変貌したのだと思う。


木曜日, 10月 08, 2020

外務大臣の中東訪問

 

茂木外務大臣が、サウジアラビアとクウェートを訪問した。日本の原油最大供給国はサウジアラビアである。来月には首都リヤドでG20サミットが開かれるが、日本は昨年の議長国を務めた経験を活かした協力をすることで一致した。

   そして、サウジアラビアが進めている、石油への依存から脱却し、産業の多角化を図る改革を、日本が支援する方針を伝えた。これに対しサウジアラビアからは、今後も日本に対する原油の安定供給の約束を取り付けた。

   クウェートへは、先日亡くなったサバハ前首長の弔問のためだった。サバハ前首長は親日家であったが、ナワフ新首長との会談で、これまでの支援に感謝の意を伝えた。これに対し,ナバハ新首長はこれまでの路線を引き継ぎ、日本との協力を一層発展させたいと述べた。

   今回の中東訪問は、エネルギーの安定確保が狙いだが、今後も可能な限り、湾岸アラブ諸国との信頼関係を築くことが大切だろう。


水曜日, 10月 07, 2020

スマホ老眼

 


最近、若者の間で老眼のような症状に悩む者が増えているらしい。これは、スマートフォンなどの長時間使用による「スマホ老眼」と呼ばれている症状ので、加齢による老眼と同様、眼のピント調整がスムーズにできないことによって起こる。

   通常物を見るときには、対象物の距離に応じ、水晶体の厚みを変化させて自動でピントを合わせて調整している。一般的な老眼は加齢によって水晶体が硬くなったり、毛様体筋が衰えたりすることでピント機能が低下した状態だ。

   しかし、スマホ老眼は至近距離でスマートフォンなどを見続けることにより、毛様体筋が凝り固まってピント調整がうまくできなってしまった状態だ。

   だが、スマホ老眼は一時的なことが多く、疲れの度合いによって視力が安定しないこともこの症状の特徴のようだ。

火曜日, 10月 06, 2020

特別区設置協定書について

 

   大阪市を廃止し、新たな自治体としてつの特別区を設置することについて住民投票が行われる。大阪市から概要説明のパンフレットが届いた。

   特別区制度(大阪都構想)は、大阪府と大阪市の役割分担を徹底し、二重行政の解消と住民サービスの充実の実現を目指すためで、市民にこの制度の仕組みと意義を理解してほしいと書いてある。

   広域行政を一元化することで、権限と責任の所在を明確にできる。また、東西二極の一極を担う、大阪を副首都してのビジョンもあるようだ。

   特別区の名称は、北区・天王寺区・中央区・淀川区とし、当区(住吉)は、現在の中央区、西区、大正区、浪速区、西成区、住之江区と合体し、「中央区」になる。住民投票の結果で賛成が有効投票の半数を超えると、大阪市は廃止され特別区が設置される。現在のところ、僕は賛否を決めていない。


月曜日, 10月 05, 2020

藤原京跡のコスモスの花

 

藤原京跡には橿原市が300万本のコスモスを植栽している。見ごろは10月頃だが開花期間は結構長い。数年前の11月の中ごろにドライブで行ったときは盛りが過ぎていた。

   ネット上には満開のころの写真が貼られたサイトが沢山ある。自動車だと1時間ほどで行ける距離だし、又行ってみたいと思っている。藤原京跡には無料の駐車場もあって、入場料もいらない。

   昨日は、大和三山の登山を兼ねて行ってみようかと書いたが、登山口まで自動車で移動すれば、負担が少なくて済むのではと考えている。

  コスモスの花が見ごろの頃に行きたいが、今年の10月は、第二・第三日曜日は予定が入っている。コスモスの花は毎年咲くし、今年にこだわることはないのだが、なにぶんにも後期高齢者のため、来年の体力のことがわからない。

日曜日, 10月 04, 2020

大和三山

 

橿原市にある大和三山は、万葉集などの多くの和歌にも詠まれている。三山に囲まれた平野部分には、藤原京の中心であった藤原の宮が造営されていた。現在、特別史跡藤原宮跡として保存されており、そこから大和三山の眺望が望める。

  三山の標高は畝傍山が200mほどで、香具山と耳成山は150mほどだ。いずれの山も往復1時間ほどで登れるそうだ。

  これまで、藤原宮跡へは何度も訪れているが、大和三山は登ったことがない。藤原宮跡にはコスモスがたくさん植栽されており、満開の時は見事である。コスモスの花は10月ごろが見頃なので、今年も行ってみようと思っている。

  この折に思い切って大和三山を登ってみようかと考えたりしているのだが・・・・・。同行してくれる人がいたら計画してみようと思っている。

土曜日, 10月 03, 2020

大阪市歌

     最近はほとんど聞くことがなくなったが、大阪市には立派な市歌がある。「早春賦」などを作曲した中田 章氏の作である。僕が二十歳のころには「はたちのつどい」のグループ活動などでよく歌った。

    昨日のブログで、「たかつの宮」とか、「民のかまど」などと、仁徳天皇の逸話を書いたが、これらは大阪市歌の歌詞を引用したものだ。

 

      

   (一)高津の宮の昔より、代々(よよ)の栄(さかえ)を重ねつつ、民のかまどに立つ煙、賑わいまさる大阪市、賑わいまさる大阪市。

 (二)難波(なにわ)の春の朝朗(あさぼらけ)、生気 (ちまた)にみなぎりて、ものみな動く産業(なりわい)の、力ぞ強き大阪市、力ぞ強き大阪市。

(三)東洋一の商工地、咲くや木()の花さきがけて、四方(よも)にかおりを送るべき、務(つとめ)ぞ重き大阪市、務(つとめ)ぞ重き大阪市。

金曜日, 10月 02, 2020

政治家の仕事

“たかつの宮”の昔、仁徳天皇は高台に登って国を見渡し、民(たみ)のかまどに煙が立っていないのを見て、民が貧しいと判断し、3年間の徴税を辞めたとの逸話がある。政治家の仕事も、国民の声を拾って政策として実現することだろう。

   菅首相は役所の統計だけでなく、自らが集めた生の声を重視しているようだ。この情報収集にはかなりの時間を割いている。菅総理は、資料全体を一瞬で読み込み、理解ができるタイプの人のようだ。

   菅総理は、いろいろと話は聞くが決断は早いようである。官房長官を7年以上も務めた関係から、これまでにも首相に上がる情報は原則的に官房長官にもあがっており、その過程で頭の中を整理していたはずだ。

   高橋洋一氏は、「過去の首相たちは比較的に官僚の言いなりになる人が多かった。しかし、菅首相はたたき上げであり、仕事の成果を求め、決して官僚の言いなりにはならないし、卓越した情報収集能力がある」と、語っている。


木曜日, 10月 01, 2020

旬の魚を食べよう

 

日本人の魚離れが言われている。一人当たりの年間消費量は2001年をピークに減少の一途をたどっているそうだ。古来、日本人の食卓にのぼってきた魚を見直そう。

  魚にはたくさんの栄養素が含まれている。魚には必須アミノ酸が多く含まれており良質なたんぱく質だ。青魚に豊富なDHAとEPAは不飽和脂肪酸の一種で悪玉コレステロールを除去し善玉コレステロールを増やす効果がある。

  おいしい魚の選び方は、店頭に並ぶ魚のパックなどには「鮮魚」「解凍」などと表示されているが、解凍したものは時間とともに鮮度が低下するので加熱調理したほうが良い。一尾の魚は目とエラをチェックする。鮮度が落ちるにつれ、魚の目のハリがなくなっていく。また、エラの色が赤黒くなっていたら時間がたって鮮度が低下している可能性が大だ。

  僕はどちらかというと、鯖、鯵、鰯などの青魚が好きだ。秋刀魚や鰆も好きだが、秋刀魚は最近漁獲量が減って大衆魚ではなくなったようだ。