回顧
今年も今日で終わる。我が家ではこの一年間、大きな出来事もなく無事に過ごすことが出来た。孫たちも健やかに育ってくれている。家族全員が病(やまい)知らずで結構な一年だった。
世界中の各地では、相変わらずテロによって多くの命が失われている。地球温暖化のことも大きな問題だ。中国やインドのように、急激な経済発展によって世界中の経済が大きく変動している。来年は世界情勢にも注目する必要があるだろう。
一方、国内ではさまざまな出来事があった。何となく殺伐としていて気持ちが滅入ってしまうような事件が多かった。食品偽装なども明るみに出て、企業の姿勢が問われた一年だった。
政治の世界では、安倍内閣から福田内閣に変わったが、衆参逆転のねじれ国会で審議は一向に進まず、ここでも税金の無駄遣いがされているように思う。
先日、大阪市の市長選挙が行われ、新しい市長が誕生した。大阪市の慢性的な赤字を果たして改善してくれるのだろうか。来年は知事も変わるが、新しい知事と市長で住みやすい大阪にして欲しいと望む。
宮崎県の知事選挙では、タレントの東国原氏が立候補して当選。今年の流行語大賞にもなった「どげんかせんと いかん」を掲げて、自らも率先して宮崎県のPRに奔走して県のイメージを高めた。これによって県庁職員の士気も大いに高まったと聞く。大阪府・市の役人たちもそうなって欲しい。