平成23年は終わった。一年を振り返ってみて国の内外ではいろいろな出来事があった。その中でも、3月に発生した東北地方の大震災と原発事故は今後もずっと尾を引くであろう。
天災とはいえ、被害にあわれた人たちは本当に気の毒なことである。それに比べて我が家は、この一年間何事もなく無事に過ごせたのは喜ばねばなるまい。
商売の方はあまり芳しくなく、その分自分の時間が多少増えたようだ。時間ができればやりたいことは沢山あるが、料理もその一つだ。ここ数年料理をライフワークとしてやって来たが、手前みそだが少しは上達したのかな?
ここ数年、大晦日には正月用のおせち料理を造っている。1セット数万円もするデパートなどで売っているものとは程遠いが、それなりに仕上がった。
煮しめものが多いが、毎年、昼ごろより「だしとり」から始めて、牛蒡、蓮根、筍、小芋、人参、蒟蒻などの下ゆでが一通り終わってから炊き始める。材料に応じて調味料を加減するのだが、今年は全般的に満足のいく仕上がりだった。
煮しめのほかにも、酢の物、和え物、田づくりなど、全部で14品目ほど出来た。黒豆と棒ダラは出来合いのものを買った。毎年炊いている金時豆も今年はやめた。
昨年は、午後8時ごろまでかかったが、今年は6時ごろに終わったので、7時過ぎから始まる紅白歌合戦を最後まで見ることが出来た。