外国人労働者の受け入れ拡大策を議論する、経済財政諮問会議に出席した安倍首相
今週、政府の成長戦略の素案が示されたが、日本の成長を支えるために外国人労働力の活用が本格的に検討されている。高齢者などの介護、家事といった暮らしに身近なところで外国人を活用しようと言う案が出ている。
なぜ外国人が必要なのか、介護については少子高齢化で人材不足が加速する。団塊の世代が75歳を越える10年後には介護の人材が100万人程度多く必要とする推計がある。
家事についても、日本の場合は女性に負担を掛けることが多い。男性も家事をすることを考えなければいけないのだが、外国人が家事代行をしてくれることになれば、女性の社会進出が進むかもしれない。
こうした動きは、外国人に働いてもらうのであればきちんと労働者として受け入れることを真剣に考える必要があるが、具体的なことはまだ決まっていないようだ。