今朝のラジオ深夜便3時台は、昨日亡くなったペギー葉山の特集だった。「南国土佐をあとにして」や「学生時代」など10数曲かかった。いずれもよく知っている曲ばかりだった。昨年末にこのブログでも紹介したが、深夜便の歌として10月から12月まで放送された「思い出の岬」も最後にかかった。
ペギー葉山は、1933年生まれの83歳だった。ご主人は根上淳で芸能界きってのおしどり夫婦として知られていたが、根上が2005年に亡くなるまでの7年間は、歌手業の傍ら在宅介護を続けていた。ペギー葉山自身も生来病弱だったが過密スケジュールのために身体を崩し、半年間の入院療養をしたこともあった。
彼女は、1995年には紫綬褒章、2004年には旭日小授賞を受けている。2006年から3年間は日本歌手協会の初の女性会長も務めた。その後、田端義夫・青木光一に次いで3人目となる名誉会長に就任している。
ペギー葉山は僕も大好きな歌手だった。CDアルバムも何枚か持っている。実演は見たことはないが、ラジオやテレビで彼女の声が聞こえてくると聞き入ったものだ。謹んでご冥福をお祈りいたします。