日曜日, 6月 22, 2025
土曜日, 6月 21, 2025
中東危機と日本の使命
中東の混乱で原油価格が高騰、イランは世界の原油4%を握り、ホルムズ海峡の封鎖をちらつかせる。この混乱でロシアは原油収入が増え、ウクライナ戦争の資金が膨らむ。
中東の火はウクライナを苦しめ、台湾に影を落とす。中国は海軍演習で台湾海峡を挑発する。日本は海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が台湾海峡を堂々と通過した。
Quad(クアッド)加盟各国は、情報共有を強化して中国の脅威を封じ、インド太平洋の安定を確保し、さらに結束を固める。
日本は再生可能エネルギーの幻想を捨て、原発の早期再稼働にかじを切る。最新の安全基準で再稼働すれば中東依存を減らす。台湾海峡では自衛艦の通過を常態化し、日本の主体性を確保する。
金曜日, 6月 20, 2025
イランのウラン在庫
国際原子力機構は、イランが60%まで濃縮されたウランの在庫を大量に抱えていると表明した。一般的に核兵器を作るためには、90%までウランを濃縮する必要があると考えられている。
しかし、比較的コンパクトな核爆弾を作るためには60%の濃縮レベルで事足りると言う報告もあって、イランを核保有国と確立するのに十分だとすることが出来るとする。
イランは、イスラエルに衝撃を与えて戦争を終結に追い込もうとして、簡易な核兵器を作る可能性もある。
イランの、地下核施設を破壊することが出来る強力な爆弾を持っているのは、米国だけだと考えられている。イランが絶対に核兵器を手に入れない唯一の方法は、米国の参戦を考える人もいるようだ。
木曜日, 6月 19, 2025
イスラエルとイランその2
イスラエルとイランは18日も、空爆やミサイル攻撃の応酬を続けた。国際社会からは停戦を求める声が高まっているが、双方とも攻撃を緩める気配はなく、緊迫した情勢が続いている。
イスラエル軍は同日、70カ所を超える対空ミサイル施設や、地対地ミサイルの保管庫などを攻撃したと発表した。イスラエルがイランに対し、大規模なサイバー攻撃を実施したとも報じられた。
一方、イランも、イスラエルにミサイル攻撃を繰り返した。だが、一度に発射される数は交戦初期より減っており、目立った被害は報告されていない。
イスラエル軍はこれまでに200以上のミサイル発射施設を攻撃したとしており、イランのミサイル戦力に影響が出ている可能性がある。
水曜日, 6月 18, 2025
日曜日, 6月 15, 2025
土曜日, 6月 14, 2025
認知症予防の日
今日は、認知症予防の日だ。2023年6月14日、参議院本会議においてにおいて「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が全会一致により可決成立した。
この法律は、急速な高齢化の進展に伴い、認知症であるものが増加していることに鑑み、相互に支えあいながら共生する社会の実現を推進することを目的としている。
基本的施策は、①国民の理解の増進 ②バリアフリー化の増進 ③社会参加の機会の確保 ④福祉サービスの提供 ⑤家族の相談体制の整備 ⑥認知症に関わる研究等の推進 ⑦認知症予防に関する取り組みの推進等。
この法律は、2024年1月1日に施行された。2025年には認知症の人が700万人に達するとする試算もあって、認知症は誰にとっても身近な問題になっている。
木曜日, 6月 12, 2025
水曜日, 6月 11, 2025
国産海底鉱物資源
2013年、南鳥島EEZで公開調査を行い、超高濃度レアアース泥を発見。東大に「レアアース泥開発推進コンソーシアム」を設立する。
その後、有望海域の資源量を可視化し、効率的な選鉱手法を確立。2024年には、揚鉱実証試験の準備を開始した。このプロジェクトの成功には、政府と民間の総力を挙げて取り組む必要がある。
揚鉱プロジェクトについては、添付した画像がわかりやすいと思う。
世界のレアアースのサプライチェーンの9割は中国が握っており、日本は中国から6割近くも輸入している。経済安全保障の観点からもレアアースの国産化への挑戦は重要だ。
火曜日, 6月 10, 2025
日曜日, 6月 08, 2025
介護保険制度
今朝のNHKテレビの日曜討論は、これからの介護についての話題だった。介護を社会全体で支えることを目的に、2000年に創設されたのが介護保険制度だ。
介護保険の被保険者は65歳以上(第1号保険者)と40歳から64歳までの医療保険加入者(第2号保険者)に分けられている。
しかし、社会の高齢化に伴い介護に必要な高齢者が増加し、介護期間が長期化したことで需要が増えた。家族の介護のため、やむなく退職する介護離職が出現し、高齢者を社会全体で支える仕組みが問題化している。
そこで、国民の努力及び義務として、① 加齢に伴って生じる心身の変化を自覚して健康の保持増進に努める。➁ 要介護状態になった場合でも、能力の維持管理に努める。③ 介護保険事業に要する費用を公平に負担することを求められている。
土曜日, 6月 07, 2025
みちびき
カーナビや携帯電話はアメリカのGPS衛星が出す電波を目印にして、今いる場所を教えてくれる。アメリカのGPSは、本来は軍事衛星専用であったものを民生用途に拡大されたものだ。
今後アメリカ政府の意図次第でGPSのサービスレベルが変更される可能性もある。そこで日本及びアジア太平洋地域を対象にした衛星システムを開始した。これが日本が運用する衛星測定システムである。
2018年から衛星4機体制で運用を開始した。2025年末までに3機追加して7機体制で運用する計画。2030年代には11機体制に拡張する検討をしている。
システムを構成する人工衛星は、静止軌道、準静止軌道のものを含めて準天候衛星と呼ばれ、「みちびき」の愛称が付けられている。
金曜日, 6月 06, 2025
クモの巣作戦
ウクライナが、ロシア国内の数か所の軍用飛行場を、ドローンで襲撃する「クモの巣作戦」を敢行して、戦略爆撃機など41機を破壊したというニュースだ。
これが事実とすれば、最新の戦争は遠隔操作ですごいことが出来るものだと思って、YouTubeを検索したら、ドローンによる作戦が理解できた。
ところで、ドローンをどのようにしてロシア国内に運んだのかと思っていたのだが、爆弾をセットしたドローンを乗せたトラックを空港近くまで運び込み、遠隔操作で爆弾を投下する様子が映し出されていた。
それにしても、この作戦を成功させるには1年半にわたる準備期間を有したようだが、ウクライナのゼレンスキー大統領は、歴史的行動だと絶賛していた。
木曜日, 6月 05, 2025
HTV-X
日本の宇宙船補給機「コウノトリ」は2009年の1号機から2020年の9号機までの補給ミッションを完遂した。7号機では小型のカプセルでISSから物資を持ち帰ると言うミッションを成功させた。
ISSへの補給ミッションは後継機となる新型補給機HTV-Xに引き継がれることになった。HTV-Xでは積み込める物資も増え輸送能力を強化して利便性の向上を目指している。加えて、月周回拠点の「ゲートウェイ」への物資補給にも活用の検討も行っており、必要な技術の実証も行っていく。
初号機の打ち上げは2024年初頭に予定されていたが、H3ロケットの打ち上げ失敗によって延期されているが、 2025年中には打ち上げるようだ。HTV-XはISSから離脱後も、一定期間(最長1年半)軌道上にとどまり、他のミッションを行えるようになる。
メカニズムの面では、従来の電気/推進モジュールが「サービスモジュール」として統合され、「コウノトリ」に搭載されていたメインエンジンは廃止され、120Nの姿勢制御クラスター×24基のみで飛行を行う形になる。
水曜日, 6月 04, 2025
SMR
6月1日、北海道釧路市が「ノーモアメガソーラー宣言」を発出した。釧路湿原周辺には多数の太陽光パネルが設置されており、これに対し、国の天然記念物のオジロワシの繁殖への影響を危惧した市民団体が、さらなる建設の中止を求める要望書を提出したためである。
環境と景観へのこだわりに対し、日本各地においても、再エネに対して反対の声が上がっている。これまで日本が国策として実施してきた太陽光発電の大量導入は停止するべきだとの意見もあるようだ。
そこで原子力の活用が話題に上がっている。原子力は発電量あたり安価で安全な電源であり、早期の再稼働、運転期間延長、新増設が必要との意見もある。
新増設には、従来の原子炉より小型の核分裂炉SMRが適当と言われている。SMRは工場で製造され、設置場所にコンテナ輸送ができる。放射性物質や放射線の封じ込めの効率を高め、より安全だと主張されている。
日曜日, 6月 01, 2025
6月になった
過ごしやすい季節になった。それにしても月日の経つのが早く感じるようになった。僕もあと3か月で満86歳になる。だが、今のところ体調はすこぶる良いのだ。
さて、日曜日の今日は、午前中に食料品の買い出しに出かけた。いつものスーパー2か所に行ってみたが、米の在庫は少なかったので、今回も2キロ2280円の新潟産「こしひかり」を買った。
政府備蓄放出米はインターネットで買えたと言う人もあったが、すぐに売り切れになったようだ。テレビの報道などでは、行列のできた販売先も紹介していたが、こちらもすぐになくなったようだ。
米問題は当分の間は続くと思うが、米は生産者や流通等について、色々と考えなければならない時が来たように思う。