シャープが世界初のトランジスター電卓を発売して50年になる。今は100円ショップでも買える電卓だが、当時はかなり高価だった。
初めの頃は電子計算機と言われていた。僕は当時から関心があって、昭和50年頃に最初に買ったのはシャープの製品だった。A4ノート位の大きさで、電源は交流100Vだった。表示は蛍光管式の緑色表示だった。内部は殆どトランジスターで構成されていて、長時間使っていると温度上昇によって計算が狂った。
購入価格は忘れたが10万円以上したと記憶している。その後、どんどん進化して価格競争等もあり、買いやすくなって新製品が出るたびに買っていた。記念品に貰ったりもしたので、これまでにどれだけの電卓を触ったかわからない。
最近は、パソコンや携帯電話などの付加機能を使って計算できるので、電卓は一般的にあまり使われなくなった。それにしても50年の間に大きく様変わりしたものだ。