財政健全化

今年度の補正予算案では、緊急経済対策の財源として２５兆円余りの国債を追加発行することになった。当初予算と合わせて５８兆円余りに達し、歳入の半分近くを国債に頼ることになった。

これについて麻生副総理兼財務大臣は、２８日開かれた衆議院の財務金融委員会で、「借金がこれだけ増えても金利が上がらないのは誠にラッキーなことだと思うが、これを永久に期待するのは間違いだ。今年度の税収がさらに減るのは確実で、国債への依存度が５０％を超えることは間違いないだろう」と述べた。

そのうえで麻生大臣は、「財政健全化のためにもしっかりとした経済成長をやらなければいけない」と述べて、経済の回復を優先しつつ、長期的には財政健全化を進める必要があるという認識を示した。

そのためにも、この度の新型コロナウイルス騒動は、できるだけ早急に終息させなければなるまい。

ステイホーム週間

東京都は、ゴールデンウイークの間をステイホーム週間として、自宅にとどまるよう呼び掛けている。このキャンペーンのためのテレビコマーシャルが首都圏で放映されているそうだ。

このＣＭには、萩本欣一氏と香取慎吾氏がボランティアで出演した極めてシンプルな作品らしい。制作には東京都も広告代理店も立ち会わず、出演者の二人と少人数の制作スタッフだけで行われたらしい。

ＣＭは、東京在京キー局５局などが５月６日の連休最終日まで随時放送する。最近の報道によると、東京各地のメインストリーでの人出は極端に少ないようだ。

大阪の梅田も難波も同様に人出は極端に減っているようだ。関西圏においても、ゴールデンウイークの間は不要不急で行動を慎まねばなるまい。

かかりつけ医

 
   「かかりつけ医」として、これまでお世話になっていた診療所の先生は高齢のため、３月末でリタイヤされた。４月からは先生の紹介で、近所の医院で診察を受けることになった。

僕は、以前より自然治癒力を信じており、医療機関にはあまり縁のない人間だった。ところが、７年ほど前から体調が思わしくなくなり、近くの診療所を訪ねるようになった。当時は肥満気味でＢＭＩも高かった。

初診の折に、「あなたは立派な病人さんです」と言われ、降圧剤や糖尿病の薬を処方してもらった。さらに、府立病院の心臓内科への紹介状を書いてもらい手術を受けた。その後も府立病院には何度もお世話になっているが、いずれの場合もかかりつけ医のアドバイスがあってのことだ。

今、体調が良好なのは、リタイヤされた先生のお陰だと思っている。今後お世話になるドクターへの紹介状には、これまでのデーターを添付していただいたようでありがたい。今は医療関係の皆様方は大変な時だと思うが、どうかこれからも「かかりつけ医」としてよろしくお願いしたいものである。

月例経済報告

３月の景気ウオッチャー調査では、景気観が急速に冷え込みリーマン危機を下回る水準に沈んだとしている。政府は４月の月例経済報告で、景気は急速に悪化しており、極めて厳しい状況と判断した。

政府は、２月まで緩やかに回復としていた景気判断を、「感染拡大を受けて急速な悪化が続いており、極めて厳しい状況だ」としている。

外出や移動の自粛を徹底するよう求められており、例年なら消費が盛り上がる５月の大型連休も、新幹線の予約が前年比９割減になっているようだ。

製造業にも影響が広がっているが、月例経済報告の資料では「影響が大きいのは観光・飲食・イベント関連業種で雇用調整助成金の活用がカギ」との記述があるが、政府の危機感がにじみ出ている。

買い物ツアー

昨日は岸和田市の愛彩ランドへ買い出しに行った。１０時ごろ到着したがオープン前で長蛇の列だ。その列が非常に長いのは、新型コロナウイルス感染拡大防止のために間隔をあけて並んでいるからだった。入場制限を行っており、店内はいつものような混雑はなかった

  例によって果物や野菜などを買い込んで、１０時半ごろに退散した。その足で、夕陽丘のいつも行く業務スーパーへ向かった。ここではいつも、肉類と冷凍食品を買って帰り、冷凍庫に保管している。今回は、調味料もいろいろ買い込んだ。

朝９時より運転を開始してから３時間半余りの買い物ツアーだったが、両店で１万４千円ほどの買い物をした。「家族二人でそんなに買ってどうするの」、と言われることもあるが、いつの場合もすべて消費している。

このような買い物ツアーは、ほぼ毎月行っている。僕はこれらの食材を使って料理をするのが楽しいのだ。自分が食べるための料理だから体裁などは関係ないが、毎食の栄養バランスを考えながら作っている。料理も趣味の一つとしてこれからも買い物ツアーは続けたいと思っている。

宇宙開発新時代

国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）から地球への帰還者、ロシア人と米国人二人の飛行士を乗せた宇宙船「ソユーズ・MS-15」は、４月１７日、カザフスタンの草原に無事着陸した。。

スペースシャトルが引退して１０年近くなるが、この間ＩＳＳへ宇宙飛行士を送るのには、ロシアのソユーズ宇宙船が活躍していた。しかし、ＮＡＳＡは宇宙飛行士一人につき日本円で１０億円近い費用を払っていた。

米国は間もなく民間企業２社が有人飛行を実施しようとしている。スペースＸ社は、今年５月後半に、クールドラゴンを用いた初の有人打ち上げをフロリダのケープナナベルで実施する予定だ。

スペースＸ社とボーイング社は、ＮＡＳＡから資金を与えられて宇宙船の開発を行っている。これら２社の打ち上げコストはソユーズを下回るようだ。今後、ＩＳＳへ向かう有人飛行をロシアが独占していた時代は終わることになる。米国の宇宙開発は新たな時代を迎えようとしている。

現金１０万円給付

政府は、先日打ち出した３０万円を給付する案を撤回し、国民一人当たり１０万円を給付することにしたようだ。これに対する財源は１２兆円必要とのことだ。

新型コロナウイルスの影響で所得が減った世帯を対象にした３０万円給付案だったが、事務手続きなどが大変だろうなと思っていたら案の定、国民全員一律に１０万円給付となった。

このことは国民の多くが望んでいたことだが、公明党の山口代表が政府に掛け合って決まったことになったようだ。いずれにしても、できるだけ早急に届けてもらいたいものだ。

緊急事態宣言も全国的に発令されることになって、ますます人の動きが制限される。どうか、今以上に感染が広がらないように願いたいものだ。

クラシック音楽

東京では日を増すごとに感染者の数が増えている。大阪もこれに続くのではといわれている。外出を自粛する人が多く，何処の地域も活気がない。

当店も来客が皆無に近い。顧客からの電話も少ないが、この際は我慢をしなければなるまい。しかし、家賃や人件費などの固定経費が大きい事業所はそんなのんきなことなど言っておれないだろう。

当店の場合は比較的必要経費が少ないのでのんきにしていられる。今日は、これまでに撮りためてあったＤＶＤの中から、交響曲やオペラなどを選んで再生し、終日テレビ三昧で過ごした。

色んなジャンルの音楽がある中でも、僕はクラシック音楽が好きだ。レコード盤やＣＤも沢山持っているが、これまで聞く機会があまりなかった。不要不急で外出自粛の今こそ、クラシック音楽を堪能しようかと考えたりしているところだ。

ヤマザクラ

あなたにほほえむ

今日４月１０日の誕生日の花は「ヤマザクラ」。花言葉は「あなたにほほえむ」だ。この季節、二上山は花盛りを迎える。ヤマザクラの花が特に見事で、毎年４月の第二日曜日は二上登山を試みていた。

だが、今は世界中がコロナ騒動で大荒れに荒れている。わが国も例外ではない。緊急事態宣言も発令されて、人の動きもまばらだ。どこの行楽地も閑散としている。花見どころではない。何とか早くコロナ騒動が終息していつもの生活に戻ることを望む。

しかし、この騒動は簡単ではなさそうだ。世界中の経済が大きく落ち込むことは間違いないだろう。日本政府は大きな予算を組んで様々な対策を講じているが、国民すべてが満足できるのは無理だろう。これから先が思いやられる。

３０万円現金給付

　 政府は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、所得が減った世帯などを対象に、一所帯当たり、３０万円を給付する案を打ち出した。

住民税の非課税の水準まで年収が落ち込むと見込まれる世帯や、収入が５割程度下がるなどの世帯が対象としているが、実際の給付には自己申告をしなければならないようだ。

自己申告といっても、凡そ１千万世帯が対象のようなので、世帯ごとの所得減を調べる事務は大変だろう。はたしてどのようなことになるのかな。

三蜜と医療崩壊

わが国でも、新型コロナウィルスの感染が広まる中、不要不急の外出を控える呼びかけが叫ばれているが、これには２つの理由がある。

それには、人と接することを避けて感染の拡大を防ぐことだ。すなわち、三つの密を避けることだ。三つの密とは、①換気の悪い密閉空間、②多くの人が集まる密集場所、③近くで会話をする密接場面のことだ。

もう一つの理由は医療崩壊を防ぐことだ。限度を超えて患者が増えるとベッドや必要な医療機器が足りなくて、救える命も救えなくなるからだ。

世の中は何となく重苦しい空気が漂っている。この状態がいつまで続くのだろうか。食べ物屋さんはもちろん、どの業種の商売も客足が極端に落ちているようだ。今年の景気はこの先どうなるのだろうか。

不要不急

４月になった。万代池の桜はそろそろ見ごろのようだ。しかし、今年は例年のような宴会の賑わいはないだろう。日本全国いずれの桜の名所も同じのようだ。世間では不要不急という言葉が飛び交っている。

普段はほとんど聞くことのない言葉だが、東京都の小池知事も大阪府の吉村知事も「不要不急」を連発している。辞書によると、不要不急とは、「重要ではなく急ぎもしないこと」と書かれてあった。

世界中で蔓延している新型コロナウイルスだが、日本では今のところ何とか蔓延するところまでは行っていない。しかし、終息するまでにはもう少し時間がかかりそうだ。

毎年この季節、同業の有志と一緒にどこかへ行っている。先日は支部の掲示板に、「４月になったら浄瑠璃寺界隈でも歩きませんか」と書き込んだが、今回は「不要不急」で取りやめることにした。