かくれ里

土曜日, 2月 28, 2015

比較明合成



松山市在住の「ろう」さんのブログ「野草録」は、僕のブログで何度か紹介させていただいた。野草や昆虫のきれいな写真を毎日アップされていた。だが最近は暫くご無沙汰だった。
 
先日、久しぶりに写真をアップされていたが、野草や昆虫ではなく、国際宇宙ステーションの軌跡を写した写真だった。地上の夜景と一緒に宇宙ステーションの軌跡が見事に写っている。一体どのようにして撮影したのだろうか。説明文によると、ISO 800、f=5.6、シャッタースピード4秒という設定で23連写し、「比較明合成」と言う方法で1枚にしたそうだ。
 
「比較明合成」は初めて聞く言葉だったが、ネット検索である程度の理解は出来た。比較明合成とは、複数の写真を比較して明るい部分だけ合成していく方法と言うことだったが、デジタル一眼レフは、このような写真を撮るのに適しているようだ。
 
比較明合成用のフリーソフトもあった。比較明合成をすれば肉眼では見られないような光景を作り出すことが出来る。長時間露光の一発撮りよりも良い写真が撮れるようだ。覚えておいて損はないと思う。一度チャレンジしたくなった。

木曜日, 2月 26, 2015

ラピート



南海電車、難波⇔関西空港間を運行する特急ラピートは、運行開始から20年が過ぎた。流線型の青色の車体はよく目立つ。住之江付近の高架上で停車中のラピートを見る事がある。今日はピンクと白に塗り分けられたラピートが停車していた。
 
この車両は、運行20周年を記念して昨年9月から今年8月までの一年間1日4~8往復運航しているそうだ。この色は関西を拠点とする格安航空会社のピーチ・アビゲーションとタイアップしてピーチの機体とそっくりのデザインを施した特別車両だ。
 
滅多に飛行機に乗ることがないので、関空へは数回しか行ったことがないので、ラピートに乗ったこともないし、ピーチ・アビゲーションの飛行機を見たこともない。ネットで航空機の写真を見たら、特別車両がそっくりだと分かった。
 
記念式典でピーチ・アビゲーションの社長は、「当社は、空飛ぶ電車をコンセプトにしているが、本当に電車になった」と感慨深く語ったとの事だ。ところで、この車両は8月以降、これまでの青色に戻すのだろうか。

水曜日, 2月 25, 2015

中国から逃げ出せ



今、日本の企業が中国から怒涛のように回帰を始めている。何しろ賃金水準は東南アジアの国々より高く、地方政府の役人からはワイロを要求されるし、良いことは何もない。中国に進出したのが誤りだったかと思っても後の祭りだ。
 
特に家電業界は競争力がなくなって、作れば作るほど赤字が膨らむから、従業員に退職金を払ってでも撤退する方が安上がりになった。今月にはシチズンが1000名の従業員の一斉解雇を行って工場を閉鎖した。
 
これまで日本企業は、シチズンの様な精算を行わず、拠点は中国に残したまま東南アジアやインドにそっと逃げると言う企業が多かった。これなら全面撤退でないから優遇されていた税金の返還はしないで済む。実質は撤退だが穏便にことをすまそうという解決策だ。
 
しかし、今回のシチズンの工場精算方式を見ると、そうした対応では済まないような生産環境になったようだ。ジャスコやイトーヨーカドーといったデパート・スーパー業界も撤退を始めたが、中国経済がクラッシュする前に逃げるのが最善の策だ。

火曜日, 2月 24, 2015

国のバランスシート



財務省は2014年末時点の国の貸借対照表を発表した。それによると負債が資産を上回る債務超過額は490兆円あるそうだ。これに関して元大蔵官僚の高橋洋一氏が説明している。
 
日本政府のバランスシートの特徴は、他の先進国の物と比べて政府資産が巨額なことだ。政府資産の中身についても比較的換金可能な金融資産の割合がきわめて大きいことだ。実は、20年前に国のバランスシートを初めて作ったのは高橋洋一氏だったそうだ。
 
その当時、政府内で資産・負債総合管理を行う必要があり国のバランスシートを作ったわけだが、それまでは資産を言わず、負債だけを言って財政危機を説明していたそうだ。
 
  数字が大きすぎて理解に苦しむが、高橋氏の説明によると、日本の場合、政府資産のうち外貨債権が100兆円以上あり、最近の円安で20兆円程度の含み益が出ている。国の場合、形式的に債務超過であっても、国家としての「徴税権」という簿外の資産があると考えていいので。少しぐらいの債務超過は問題にならないと言っている。

月曜日, 2月 23, 2015

お蔭様で



僕の大好きな言葉だ。日本人なら「お蔭様で」は、自然に口に出る言葉だと思う。しかし、他の国にはこのような意味の言葉はないと聞いたことがある。
 
昔から日本人は、子供が無事に生まれた時、病気が良くなった時、受験などで合格した時などに、誰かから「おめでとうございます」と言われた時に、「お蔭様で・・・・・」と答える。
 
この言葉は、自分を支えてくれた方たちのお蔭で、そして、神仏のご加護のお蔭ということだと思う。この「お蔭様で」という心を持っている人と、持っていない人とでは人生に大きな違いが生じるのではないだろうか。
 
日本以外の国に、このような言葉がないということが今、世界各地の紛争の原因の一つになっているのでないのだろうか。こんな些細なことからでも日本は良い国だと思うのだ。

 

日曜日, 2月 22, 2015

届きました

   一週間ほど前に、ソースネクストeSHOPのメールでカメラ用の「一脚」の広告があった。「自立脚付き一脚」ということで、一脚と三脚のいいとこ取りした商品だ。値段は36%OFFで、送料込の5480円(税別)だった。
 
三脚は色々持っているが、一脚は前々から欲しかった。この商品はスリック社の製品との事で、確かなものだろうと思い即刻発注した。心待ちにしていたが、やっと今朝届いた。
 
早速開梱したが、思ったより軽い。全長が1,775㎜あって、ハイアングルで撮影することが出来る。しっかりした雲台が付いているので高くセットしてもカメラの向きを変えるのが楽だ。
 
三脚のように場所を取らないのでイス席でも使える。脚部と雲台部をポールから取り外すことが出来て、ミニ三脚にもなる。これは色々使える。使い勝手も良さそうだ。いいものを手に入れた。

土曜日, 2月 21, 2015

民のかまど



愛知県一宮市の中学校校長が、勤務校のホームページ内のブログで、古代から日本は天皇陛下と民が心を一つにして暮らしてきたなどとする原稿を掲載したが、一宮市教委から注意を受けたことが2月18日付の中京新聞に掲載された。
 
この校長はブログ原稿を削除したが、新聞の読者からは一宮市の教育委員会に対し、抗議の電話が殺到しているようだ。この原稿のコピーがネット上にあったので僕も読んだが、まともなことしか書かれていなかった。この先生の意見にはむしろ共感する。
 
話は、第16代、仁徳天皇が、民家から煮炊きする煙が少ないことから困窮する人々を思い徴税をやめて自らもつつましく暮らしたとする「民のかまど」のことを紹介していた。
 
「民のかまど」の話は、大阪市歌の歌詞にも書かれているので僕も良く知っていた。この校長先生は教育者としては素晴らしい先生だと思う。このような話が理解できない教育委員会などはなくてもいいのでは・・・・・

金曜日, 2月 20, 2015

核のごみの処分場



原子力発電所からでる廃棄物の処分場に適した場所を絞り込む専門家会議が開かれ、新たな要件の案を巡って議論が行われた。国は13年前に始めた公募による候補地探しが進まず、専門家会議で抜本的な見直しを進めた結果、新しい基本方針が示された。
 
それによると、地下300mより深い安定した「地層処分」とし、処分場の候補地は国が有望地を示したうえで、住民との対話の場を設けて合意を得ることを盛り込んでいる。
 
政府は、今回の基本方針について、今後一般からの意見を聞いた上、来月下旬に閣議決定したいとしている。
 
この問題については、内閣府の特別機関の日本学術会議が、最終処分は社会的合意形成がきわめて困難と指摘し、各電力会社が原発の再稼働を判断する際には、暫定的に核のゴミを保管する施設を1か所ずつ確保し暫定期間は50年とする。電力会社にとっては厳しい内容になっている。

木曜日, 2月 19, 2015

イスラム原理主義とは



中東での超過激的なテロ集団が何故このようになったのかを理解するのは容易ではなさそうだ。その根源を探るためにはイスラム原理主義者の実態を知らなければならないだろう。
 
これらを紐解くためには、宗教の基本理念を理解する必要があるようだ。日本人は多宗教で宗教が原因で争いが起こることはほとんどないが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の世界を支配する三大宗教間では、それぞれ歴史的な確執があって、簡単な問題ではなさそうだ。
 
元々の経典は旧約聖書であり、ユダヤ教、キリスト教と根源は一緒だが、イスラム教は「コーラン」を聖典とするアラブの民を中心とした宗教として誕生した。キリスト教から遅れて誕生したのでキリストの布教活動の良い所を取り入れている。
 
20世紀末から21世紀にかけて爆弾テロやバーミヤンの大仏破壊などの過激な活動を展開しているのは、イスラム社会を正していこうとするイスラム復興主義が母体だったが、1980年代の中東情勢の混迷などで次第に変質し、過激な「原理主義」的集団となっていった。いずれにしても僕が理解できる問題ではなさそうだ。

水曜日, 2月 18, 2015

介護報酬削減



14日に閣議決定された平成27年度の予算案では、介護報酬の引き下げが決まった。高齢化が進む一方で、介護職員の人材不足や財政難から経営に行き詰まる介護施設などが問題になっている。
 
現在介護が必要な年よりは600万にいる。かって、介護は家族が家でして当たり前だったが、これからの社会は、皆で支えるようにしようとなって始まったのが介護保険だ。そして、15年前に介護保険制度のルールが出来た。
 
介護する事業者が貰える金額が介護報酬と言う。その介護報酬を負担するのは利用者本人が原則1割で、残りは40歳以上の国民が納める介護保険料だ。不足分は国や自治体などの税金で賄っている。
 
財務省は、介護報酬を引き下げることになった要因の一つは、消費税を10%にするのを1年半先延ばしをしたのと、特別養護老人ホームなどはかなりの含み益があるからだと言っている。政府内では様々な意見のある中、2.27%カットと言うことに決まったが、介護の現場は大騒動だ。

火曜日, 2月 17, 2015

木質バイオマス



林野庁では環境にやさしい社会を築いていくための手段として「木質バイオマス」の利活用を推進している。木質バイオマスとは、間伐材や、樹木の伐採や造材の時に発生した枝、葉など。製材工場などから発生する樹皮やのこ屑、住宅の解体材や街路樹の剪定枝などがある。
 
わが国ではエネルギー需要の多くを化石燃料に頼っているが、リスクの分散という意味からもバイオマスエネルギーの利用を広げる必要の為、木質バイオマスが注目されている。
 
本日放送の「クローズアップ現代」では、木質バイオマス発電をテーマに取り上げていた。今や太陽光に次ぐ再生可能エネルギーとしてバイオマス発電が注目され始め、大規模な発電施設の建設が相次いでいる。今年だけでも30か所で稼働を始め、さらに30か所の建設が予定されているようだ。
 
 
  しかし、課題も見えてきた。燃料となる木材の確保が簡単ではなさそうだ。発電者同士の間で奪い合いとなりしわ寄せが製紙業などの他産業にも波及している。又、乱伐による森林の荒廃も懸念されているという。番組ではドイツの例から、地産地消という原点に戻って、森林保全と発電事業を両立させる模索を始めていると報じていた。

日曜日, 2月 15, 2015

農協改革



安倍首相はアベノミクスの第三の矢の目玉として農協改革を掲げていた。長年、日本農業を指導する立場にあるとされていた農協の規制改革こそが未来の農業のあり方だと考え、今回その改革を断行した。
 
元々農協とは、農業者の所得や地位向上の為の自主的な組織だったが、戦後の食糧難の中で、食糧を統制管理する必要が生じ、官製の共同組合になった。しかし、経済成長を続ける日本社会において、しだいにその役割を失っていった。
 
ところが、農協の上部団体の全中(全国農業協同組合中央会)は、地域農協の経営指導や政府などとの折衝などで大きな権限を持ち、中央集権的な方法で日本農政を動かしてきたが、日本農業の振興のためにはなっていなかった。
 
今回の改革では、全中に対し農協法に基づいた会計監査・業務監査の権限を廃止し、公認会計士による監査を義務付けることになった。全中にすれば全国の700の地域農協からの賦課金、年間約78億円がなくなる。
 
この改革によって、各地の農協が独自に知恵を絞って農家を手助けしていけば、組合員の収入が増やせる仕組みが出来ることになる。「農協解体」には至らなかったが、地域農協は農業者に役立つ組織になればよいのだが。

 

土曜日, 2月 14, 2015

オオイヌノフグリ



早春の野山を歩いていてこの花に出会うとホッとする。知らず知らずにカメラを向けている自分がある。それほどまでに日本の自然によく溶け込んだ花である。
 
この花は地中海原産の帰化植物だが、日本の自然によくなじんでいる。在来種にイヌノフグリがあるようだが見たことがない。昔は普通に見られたのだろうが同じような環境を好む外来種に席巻されたのだろう。
 
資料によると在来種のイヌノフグリの花は淡い紅紫色でオオイヌノフグリよりひと回り小さい。
 
 
イヌノフグリとは、犬の睾丸の事で、果実の形が似ていることからつけられたらしい。オオイヌノフグリの果実もよく似ているが在来種のイヌノフグリの果実を見るとさらに納得できるそうだ。

金曜日, 2月 13, 2015

にっぽん良い国


文部科学省関係の研究所が発表した国民性調査によると、83%の人が「生まれ変わるなら日本に」という結果が出たそうだ。また、小学校1年生から高校3年生を対象にしたアンケートでも、97%の子供が今の日本が「好き」、93%が「幸せ」と回答している。
 
日本が建国された日を知っている日本人の割合と大きくかい離している。「日本が好き」しかし「歴史や記念日などは良く知らない」と言っているのだ。この事は、日本の将来進むべき道へのヒントがあるように思う。
 
僕は、にっぽんは本当に良い国だと思っている。終戦直後の惨状から復活して、ほぼ70年間平和が続いている。現在は戦争を知らない世代がこの国を動かしている。これからもおそらく戦争を始めるようなことはしないだろう。
 
日本人は平和ボケしていると言われることもある。ごく一部だと思うが、権利ばかりを主張して義務を果たしていない人もいる。だが総体的に日本人は勤勉だ。団結力もある。社会福祉も行き届いている。この度病気になって、国民皆保険のありがたさがよくわかった。

木曜日, 2月 12, 2015

建国記念の日



昨日は国民の祝日で「建国記念の日」だった。ところが、日本青年会議所(JC)が行った調査によると、日本が建国された日を知っている日本人は、2割未満しかいないと言う結果が出たそうだ。
 
日本の起源を祝日にしようという動きは、明治時代、神武天皇(初代天皇)即位の日を日本の紀元とし「紀元節」としたことから、全国の神社では祭事が催されていた。
 
しかし、戦後になりGHQの意向で紀元節は廃止されたが、その後の調査で、国民の80%以上の人が建国を記念する日を望んでいることがわかり、1966年の国会で提案が承認され、1967年から適用されることになった。
 
日本書紀では日本国を統一したのは神武天皇であると書かれているが、歴史学上では、神武天皇は実在の人物ではなく「神話」として位置付けられている。「建国記念の日」が成立する時には、専門家による多くの議論があったようだ。

水曜日, 2月 11, 2015

世界経済の動向


アベノミクスにより日本の経済は回復しつつある。大企業の業績は総じて好調のようだ。残念ながら中小や零細企業にはまだその恩恵が行き渡っていないのも事実だ。しかし、努力している所は必ず良くなると思う。
 
一方、世界各国の経済は悪いようだ。ヨーロッパではギリシャの金融危機が引き金になって、EU全体の景気が低迷を続けたままだ。ロシアの経済も原油価格の下落によって良くないようだ。
 
中国では不動産業界の倒産が本格化してきた。これまでは地方政府が懸命に不動産会社をささえてきたが、それも限界に来たようだ。それでも、中国が発表するGDPは7%前後で他国がうらやむ様な数値だが、この国の統計はあてにならないそうだ。
 
このようなことから、2015年中に何処かの国がクラッシュするのではないかと言われている。ヨーロッパのギリシャ発の金融危機は何処かで妥協点を見つけて落ち着くだろうと言われているが、中国は注意して見守る必要がある様だ。

 

月曜日, 2月 09, 2015

家電大手の明暗



スマートフォン事業で大きな損失を蒙り赤字体質だったソニーは、2015年3月期の営業損益見通しを、400億円の赤字予想から200億円の黒字に上方修正した。株価は一時ストップ高となり、時価総額はパナソニックを越えた。
 
円安と構造改革の浸透で強固な経営体質を身に付けることが出来た。だが、ソニーにとっては業績回復が終着点ではない。鍵を握るのがスマホやタブレット向けの世界シェアートップの画像センサーだ。
 
もう一つの鍵が、世界中でソニーのネットワークサービスを利用する6400万人のユーザーだ。知名度の高いプレイステーションブランドを、ゲーム以外の映画・音楽といったコンテンツに展開しようとしている。
 
一方、シャープは2015年3月期の営業利益を約300億円の黒字と発表していたのが、1月に入って300億円の赤字になる見通しと発表した。原因は中国のスマートフォンメーカーのシャオミからの受注が激減したからだ。家電各社も明暗が分かれているようだ。

土曜日, 2月 07, 2015

これからの生活



年初から大阪府立急性期・総合医療センターでお世話になり、様々な検査や治療を受けた。昨日はその結果の説明を聞きに行ってきた。
 
午後2時過ぎから、心臓内科の担当医から話を聞いた。手術後の検査の結果では、一応通常の数値に戻っている。心臓冠動脈の狭窄部は他にもあるが、以後は投薬により様子を見ようとなった。
 
府立病院へは定期的に診察を受けに行くのと、秋ごろに2泊3日の入院で精密検査を受けることを告げられ、当分の間は安静にするようにと言われた。
 
  今後は、掛かりつけの診療所で診察を受けて、内服薬の処方もしてもらうことになった。身体の中で一番大事な心臓の疾患なのでかなり不安だったが、やれやれこれで一安心だ。少しは延命できたのではないだろうか。

金曜日, 2月 06, 2015

中東のテロ問題


このところの報道番組は中東のテロに関する放送が多い。だが、いかなるテロも完全に否定すべきで正当化する余地はない。世界の報道番組ではそれが常識だ。
 
しかし、報道ステーション(テレビ朝日系)の特集番組はこの趣旨からかなりずれていたそうだ。今回の事件でテロ批判を脇におき、安倍政権批判に終始していたと言うのだ。
 
この番組では、ISIL(いわゆるイスラム国)がテロ集団というより、国家として機能しているという印象を視聴者に与えたのではないか。しかも、その歴史をみればやっていることが理解できると云わんばかりの主張をしていたそうだ。
 
僕は、この番組は見ていなかったが、報道各社のニュースなどを見ていて、どの局もISILの宣伝をし過ぎているように思えた。

木曜日, 2月 05, 2015

早春賦


http://youtu.be/n_vWpnYv2FA 


春は名のみの風の寒さや

谷の鶯歌は思えど

時にあらずと声も立てず

時にあらずと声もたてず
 

氷解け去り葦は角ぐむ

さては時ぞと思うあやにく

今日もきのうも雪の空

今日もきのうも雪の空
 

春と聞かねば知らでありしを

聞けば急かるる胸の思いを

いかにせよとのこの頃か

いかにせよとのこの頃か
 
 
歌詞の「春は名のみの」とは、立春を過ぎて暦の上では春になったことを指す。この歌は大正2年(1913年)に発表された吉丸一昌作詞、中田 章作曲の日本の唱歌である。
 
2006年から2007年にかけて、文化庁と日本PTA全国協議会が選定した、日本の歌100選に選ばれている。