浄瑠璃寺や岩船寺のある当尾の里へは度々行っている。何度訪れても飽きない場所だ。ここには日本の原風景がある。昨日は、いつものメンバー11名で行ってきた。
浄瑠璃寺の九体阿弥陀をまつるための横長のお堂は、昔、京都を中心に競って建立さていた。しかし、現存するのは浄瑠璃寺が唯一のものだ。昨日は運よく、東の本尊、三重塔内に安置されている秘仏の薬師如来像も開扉されて拝むことが出来た。その上、阿弥陀堂では住職の説明も聞くことが出来た。本当に良いタイミングで来たものだと思う。
当尾の里に行ったときは、いつも門前の「あ志びの店」で「とろろ定食」を戴く。そして店の前庭の草木を愛でるのが楽しみだ。浄瑠璃寺の紅葉も見事だが、ここの庭も素晴らしい。紅葉シーズン真っ盛りではなかったがそれなりに楽しませてもらった。
岩船寺までの散策路を一巡りしてから、奈良公園の方向に車を進めた。奈良公園界隈は春日大社の式年造替が完了し、様々な行事が行われている為か、大変混雑していた。我々は、ならまちにある「ふくろうカフェ」という癒しの場所に立ち寄った。