かくれ里

日曜日, 12月 31, 2017

読書



今年も今日一日となった。当店は今日から正月休みに入った。今朝10時過ぎチャイムが鳴った。シャッターを開くとAmazonに注文しておいた本(添付写真)が届いた。
 
今年一年の間にAmazonから10数冊の本を買った。ジャンルは色々だがすべて衝動的に買ったものだ。それにしても便利になったものである。わざわざ書店まで出向かなくてもネットでほしい本が手に入るのだ。
 
仕事が忙しかったころは読書する時間は殆どなかったが、最近は結構読書時間が増えた。ネットからも色んな情報が手に入るが、ディスプレイの画面で理解しにくい場合は、プリントアウトして読んでいる。
 
若い頃から本はよく買っていたが、ほとんどの場合「積んどく」だけだった。最近これ等の本も目を通したりもしている。一か月ほど前より、孫たちが小学生の折に買ってやった「漫画日本の歴史全集」を借りて読んでいるのだが、これがわかりやすくて面白い。来年も読書は続けたいと思っている。

土曜日, 12月 30, 2017

安倍政権について


元内閣参事官で嘉悦大学教授の高橋洋一氏が、第2次安倍政権誕生から5年経った現在、経済、外交、安全保障の面がどのように変わったのかを分析されている。今年一年を締めくくる意味合いから、この記事から転記させていただくことにした。
 
経済面ではGDPは伸び悩んでいるが、雇用の面では問題なしで、その結果、若者の安倍政権への支持率は高く、政権の躍進に寄与している。経済全体としてはまあまあの合格点だと分析された。
 
外交面では、外遊の回数が多く、これまでの首相と比べると際立っている。こうした外交経験が、国際社会で安倍首相の存在感を高めている。トランプ大統領は安倍首相を信頼していると公言しており、訪米の折には、格別の待遇を受けている。
 
今後の課題は、朝鮮半島危機である。これまでの北朝鮮の行動や国連決議の進捗を見ると、春までに大きな動きがあるのではと書かれていた。今回は、添付画像もそのままお借りした。

金曜日, 12月 29, 2017

日韓関係


日本が朝鮮半島を併合・統治していたのは1910年から1945年であるが、韓国側はこれを違法として賠償金や謝罪などを要求していたが、1965年の日韓の国交正常化交渉中に、韓国側の要求に応えて8億ドル(当時)を供与した。
 
しかし、韓国はその後も慰安婦などの一部個人に対する補償は対象外であったとの表明をしている。慰安婦問題については2年前に交わされた合意で「最終的かつ不可逆的に解決する」ことになっている。ところが、韓国外務省の作業部会は、昨日「合意は被害者の意見を十分に集約していない」などとする報告書を公表した。
 
この報告書は、大学教授やメディア関係者など外部の専門家の意見を集約したもので、韓国政府の結論ではないが、検証結果を踏まえた上で最終的な対応を決めたいとしている。しかし、日本政府としては「破棄などはとんでもないことだ」と言っている。
 
北朝鮮問題で、日本と韓国の連携が重要な時期だけに、韓国側が一方的に破棄するのは難しいだろうが、韓国国内に慰安婦合意に反対する強い世論があることも事実だ。ムン・ジェイン大統領は、外交と国内世論の板挟み状態だ。韓国政府としても日韓関係の悪化は避けたいところだろう。最終的にどんな結論を出すのか注目だ。

木曜日, 12月 28, 2017

コインパーキング


時間貸しの駐車場(コインパーキング)について法律違反の疑いがあるとして消費者庁が事業者に改善を求めている。同時に消費者にも注意を促している。

  コインパーキングが増えて路上駐車は確かに少なくなった。駐車料金は安いに越したことがない。長時間止める場合にはなるべく安いパーキングを探す。

今問題になっているのは、例えば「24時間、最大1000円」などと書かれた表示のことだ。利用者はこれを見て3日間止めて清算したら5000円請求された。苦情を言ったら1000円は最初の24時間だけで以降は別料金だと言われた。
 
  こうした苦情が各地の消費生活センターに多く寄せられているそうだ。条件をわかりやすく表示しておくべきだというのだが、僕は、コインパーキングが、最大料金というのは一日限りのことで、連日預ける場合は、24時間以内に一度出庫して改めて駐車するべきだと思っていた。

水曜日, 12月 27, 2017

ナンテン


今日1227日の誕生日の花は「ナンテン」だ。昔から縁起の良い木とされ鬼門または裏鬼門に植えると良いと言われている。又、火災除けとして玄関前などにも植えられることもある。赤い色にも厄除けの力があるとされ慶事にも用いられるようになった。                   

高さは2m位、高いものでは4~5mになるものもある。葉は互生し複葉で、緑色でややつやがある。初夏に白い花が咲き、晩秋から初冬にかけて赤色の小球上の果実をつける。まれに白色の物もあるようだ。
 
ナンテンは薬用の木としても重宝されてきた。実を煎じて飲めば、咳止めに効果があるとされている。葉には、殺菌、防腐の作用があり、乾燥させて飲むと、ものもらいや血尿に効果があると言われている。
 
ナンテンの木は、実を鳥に食べてもらい、フンに紛れて種子を落としてもらうことでも増える。そのため「植えた覚えがないのに庭でナンテンが成長している」なんてこともあるようだ。園芸種としても品種改良が行われ、100を超える品種が生み出されているようだ。

 

火曜日, 12月 26, 2017

技術試験衛星「つばめ」


23日に打ち上げられた人工衛星2機のうち「つばめ」は、高度300キロ以下の軌道での運用の実験をするための技術試験機だ。光学カメラなどで地上を観測する地球観測衛星は、高度が低いほど高い解像度の画像が得られ消費電力も抑えられる。
 
しかし、高度が低くなるにつれ大気の抵抗が強まり、高度を維持するのが難しくなる。そのため、現在の地球観測衛星は、600キロから800キロの軌道上から地球を観測している。ISS(国際宇宙ステーション)は高度400キロ付近を飛行しているが、定期的に高度を上げるリブーストを行っている。
 
JAXAは、超低空軌道が活用できれば、より精度の高い観測のほか、衛星の小型化や省エネ化でコストを抑えることが出来るとして、「つばめ」で衛星の運用方法を実証したいとしている。
 
「つばめ」は、幅と高さが凡そ1メートル、太陽光パネルは長さが2.5メートルで、重心を安定させるために6度傾けられ、鳥が翼を広げて空を飛んでいるような形をしているのが特徴だ。

月曜日, 12月 25, 2017

ロケット打ち上げ


戦後まもない頃、東京大学の糸川英夫教授のグループの、全長23㎝のペンシルロケットの開発で日本の航空科学は幕が開いた。1957年になって、世界中の科学者が協力して地球の全体像を解明しようと始まったプロジクト「国際地球観測年」に日本も参加することになった。
 
日本は地球上の観測点9ヵ所のうち一つを受け持った。そのため、数年のうちに到達高度100㎞を達成しなければならなかった。試行錯誤を重ねた末に、1958年には、2段型ロケット「カッパ6型」の開発に成功した。
 
現在はH2Aロケットで人工衛星を打ち上げていている。23日に種子島宇宙センターから打ち上げられたH2Aロケット37号機には、二つの人工衛星を搭載し、別々の軌道に投入することに成功した。
 
これまでの人工衛星は高度300キロ付近で切り離され、衛星が自力で軌道までたどり着く必要があった。ロケットの高度化が進み、今回は790キロ付近で気候変動観測衛星「しきさい」を分離後、ロケットを反転させ480キロ付近で技術試験機「つばめ」を切り離した。今回の成功は衛星1機当たりの打ち上げコストの削減につながるとのことだ。

日曜日, 12月 24, 2017

腸の健康



先週の健康ライフのテーマは「老いに負けない腸を作る」だった。歳を重ねると心身の衰えと同時に腸も衰える。腸の健康は全身の健康に関係する。老いに負けない腸を作るためのノウハウを語ってくれた一週間だった。担当は消化器内科医の松生恒夫先生だ。

1960年代には腸の疾患は少なかった。しかし最近は大腸がんやクローン病などが急激に増えている。原因はいろいろあるが食事因子に関するものが大きい。人々の腸が、急激な洋風化に着いていけなくなったのだろう。1960年代に日本人が食べていた食事を見直す必要があるのではなかろうか。
 
それには、一日一回は一汁三菜の食事を摂るように心がけることだ。具体的には、①食物繊維を含んだ食品を多く摂ること。②植物性の乳酸菌の摂取量は多いほどいい。③できるだけ不飽和性の脂肪を取るように心がける。
 
腸の健康は運動とも関係がある。一日30分ぐらい歩くことがお勧めだ。お腹を冷やすことは良くないので腹巻の着用が効果的だ。ストレスも禁物で規則正しい生活を心がけることだ。

土曜日, 12月 23, 2017

原発廃炉問題


関西電力は、福井県にある大井原発1号機と2号機の廃炉を決めることにしたようだ。原発は福島の事故以来、これまでに6基が廃炉になっているが、いずれも小型でコストをかけて安全対策をしても採算が取れないからだった。
 
ところが、大井原発は効率が良く、100万kWの発電能力がある。これまで再起動を目指すと言っていただけに関係者の間では驚きの声が上がっている。
 
政府のエネルギ政策としては、温暖化政策の事もあり、2030年までに原発で必要電力の20%余りを賄おうとする計画を立てている。しかし、現在稼働しているのは5基で全電源の2%だ。
 
  僕は、以前大井原発の見学に行ったことがある。その折には原発の安全性を実感して帰ったことを覚えている。その後福島の事故があって、考えも少し変わった。しかし現在は、化石燃料の枯渇問題や地球温暖化のことなどを考えると、原子力発電は必要ではないかと思っている。

金曜日, 12月 22, 2017

冬至となんきん


今日は二十四節気の第22番目、冬至だ。北半球では一年のうちで最も昼の時間が短い。この日は太陽の力が一番弱まった日であり、この日から運が上昇に転じるそうだ。
 
冬至の日には、カボチャ(なんきん)を食べる風習がある。カボチャ(なんきん)はビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪や中風予防に効果があると言われている。我が家では普段からカボチャ(なんきん)はよく食べている。もちろん今日も炊いて食べた。
 
皮は硬いが長く煮ることで柔らかくして食べることが出来る。さつま芋と同様にデンプンを糖に変える酵素を含んでおり、ゆっくり加熱することによって甘みが増す。
 
保存性に優れ、常温で数ヵ月保存できる。但し保存できるのは切っていない場合で、切って空気に触れると数日で腐ってしまう。

木曜日, 12月 21, 2017

防衛予算


政府は、地上配備型の迎撃ミサイル設備「イージス・アショア」の導入を決定するようだ。見積もりでは1基当たり1千億円弱かかる。この配備計画はあくまでも北朝鮮を意識したものだ。
 
現在、日本のミサイル防衛は、イージス艦に搭載する海上配備型のSM3と、地上配備型のPAC3の2段構えだ。今回導入する設備は、イージス艦と同じ機能を持つ地上型の設備で、2基で日本全土をカバーできるとされている。
 
配備までには5年程度はかかるようで、政府は最速で導入したいとして、必要な経費を来年度の予算案から前倒しして、今年の補正予算に組み込み、アメリカとの契約を急ぐことにしているようだ。
 
だが、ミサイル防衛システムにも対応能力に限界がある。北朝鮮の脅威を理由にしての防衛設備の導入が、費用対効果の視点を欠いた「行け行けどんどん」の姿勢になっていないか、今後の国会論戦の焦点になるのだろう。

火曜日, 12月 19, 2017

将来の自動車


昨日は、将来的に自動車のヘッドライトのビームが自動的に切り替わるようになるだろうと書いたが、これ等は今後の自動車の性能アップのごく一部だろう。いずれは完全自動運転になるだろうが、近いうちに運転補助はかなり進化すると思う。
                    
それと同時に電動化も進むだろう。トヨタ自動車の豊田章男社長は、12月13日に開かれたパナソニックとの共同の会見で、2030年までに世界で販売する車両の50%以上を電動車両にすると述べた。
 
豊田氏が言う電動車両とは、ハイブリット車、プラグインハイブリット車、電気自動車、燃料電池車を指す。現在トヨタの電動車両の世界販売台数は147万台/年で、2030年までには550万台にしたいとしている。
 
この計画を実行するには、小型で大容量の車載用電池を低コストで安定的に調達する必要がある。そこでトヨタはパナソニックと、角型リチウムイオン電池に関する協業を検討することにしたようだ。

月曜日, 12月 18, 2017

夜間走行時のヘッドライトは


自動車のヘッドライトにはロービームとハイビームが備えられている。僕は夜間運転時はほとんどの場合、ロービームを使っている。ところが、道路交通法では事故防止のため、通常はハイビーム運転を義務付けていると知った。
 
確か、対向車や前走車が存在する場合はロービームを使用しなければならないと習ったと思うのと、都市部では街灯などがあって充分に安全が確保されているので、ハイビームに切り替えることはほとんどなかった。
 
最近のニュースなどで、ハイビームでの運転が推奨されているのを見て、少し考えが変わった。そこで、夜間はハイビームにして運転し、状況に応じてロービームに切り替えることにしたが結構煩わしい。
 
将来的には、ヘッドライトのビームは自動的に切り替わるべきだと思うが、既に一部の車種には搭載が始まっているようだ。高齢者ドライバーの事故が増えているようだが、自分も含めて後期高齢者になったらなるべく夜間運転を控えた方がよさそうだ。

日曜日, 12月 17, 2017

ザ・ピーナッツ




昨夜のラジオ深夜便で、昔好んでよく聞いた、ザ・ピーナッツの「心の窓にともし灯を」がかかった。ザ・ピーナッツは1960年代の歌謡界で人気を博した双子のデユオだ。1941年生まれだから僕より2歳年下だったが、残念ながら二人とも他界している。
 
渡辺プロには16年間所属し、キングレコード会社のLPの累計売上数は1000万枚を突破している。フジテレビ系の歌謡番組『ザ・ヒットバレード』のレギュラーに抜擢され、又、日本テレビ系のバラエティー番組『シャボン玉ホリデー』の司会などを務めた。
 
姉の伊藤エミは、元ザ・タイガースの澤田研二と結婚し、一男を出産したが離婚している。1975年に引退してからは、ザ・ピーナッツとして公の場に姿を現すことはなかった。 

作曲 中田義直  作詞 横井   


土曜日, 12月 16, 2017

日野菜の漬物


明日、日野菜の漬物、出しますよ~!
 
毎週土曜日の早朝のラジオ放送に「全国食べ物うまいもの」という番組がある。今朝のテーマは「日野菜」だった。カブの一種で滋賀県日野町原産の伝統野菜である。アブラナ科の植物は自然交配をしやすく、ほおっておくと交配種が出来てしまう。日野町では原種を守るために少数の農家が原種の中の原種を隔離して育てているそうだ。
 
僕は日野菜の漬物は大好物だ。市販されている物は甘酢に漬けたものだが、本来は糠漬けして自然発酵させたもののようだ。日野菜の漬物は京都の老舗店などで買うと結構高い。毎年のように訪れている当尾の里の無人販売所などには、一吊り100円で売っている。あったら買って帰ることが多い。添付写真は、浄瑠璃寺門前の「あ志び乃店」サイトの Twitter に投稿されていた画像です。
 
今朝のラジオ放送では、番組担当のアナウンサー二人ともが日野菜を知らなかった。どうやら日野菜は関東地方には出回っていないようだ。

金曜日, 12月 15, 2017

千両・万両


この季節、町中で赤い実を付けた植物をよく見掛ける。当家の旦那寺の境内には、小さな真っ赤な実を沢山つけたセンリョウが植わっている。先日墓参で訪れた折にスマホで撮った画像を添付する。
 
センリョウ(千両)は名前がめでたいので、マンリョウ(万両)などとともに正月の縁起物とされる。我が家では、毎年、年末にマンリョウかセンリョウの鉢植えを購入している。いつも自分の机の上に置いているが、結構長持ちして4月ごろまで鑑賞できる。
 
今日12月15日の誕生日の花はセンリョウだ。花は7月から8月ごろに咲き、茎の先に穂状で黄緑色の花をつける。花言葉は『富』『利益』『祝福』『財産』他だ。沢山の実を付ける姿が豊かな印象を与えることにちなむからのようだ。

木曜日, 12月 14, 2017

温室効果ガス


地球の平均気温は、近年、どんどん高くなっている。これは、二酸化炭素などの「温室効果ガス」が大気中に増えすぎたことが原因だ。
 
太陽によって温められた地表面の熱は、反射して再び宇宙に戻っていくが、その一部が地球のまわり取り囲む「温室効果ガス」によって吸収され地球を暖める。その結果、地球に熱がこもった状態になってしまう。
 
世界主要国の2010年時点での排出量は、中国(23%)が一番多く、アメリカ(16)、インド(5.7)、ロシア(5.4%)、日本(2.9%)、ブラジル(2.6%)、ドイツ(2.1%)、インドネシア(1.9%)、カナダ(1.7%)と続く。
 
2010年時点での日本政府は、2020年までの削減の中期目標を発表している。それによる削減目標は2005年の15%としている。この数値は京都議定書の基準値では8%になる。しかし、この問題は簡単ではなさそうだ。

 

水曜日, 12月 13, 2017

ピラミッド


エジプトにある三つのピラミッド群は有名だが、今から4500年前ごろに築かれたと言われている。最大のクフ王のピラミッドと言われている物は、高さ135m。底の一辺が230mで、重さ25tの石を約230万個も積み上げていると言われている。
 
これ等は王の墓として造られたと言われてきているが、王のミイラなどが見つかっていない為、今も墓かどうか謎のままだ。最近の日本チームの調査では、内部にこれまで知られていなかった空間があるのを確認したとの、テレビの報道を観た。
 
それにしても、これだけのものをどのようにして造ったのだろうか。最近の研究では、ナイル川があふれて農作業が出来ない時期を利用して、農民たちに造らせたと言われているが真偽のほどは分からない。
 
  日本の古墳群もそうだか、現在のように重機もない時代に人力だけで、これだけの物を作ることが出来たとは驚くしかない。歴史をひも解いていくのは面白い。先日の百舌鳥古墳群巡りは良い勉強になった。これからも折を見て知識を深めたいと思う。

火曜日, 12月 12, 2017

国際連合



国際連合は、第二次世界大戦後の1945年10月に51ヶ国が加盟して設立された。国際連合の主たる目的は、国際平和の安全と維持だ。2017年現在の加盟国は193ヶ国だが、我が国は1956年12月12日の安保理決議で承認勧告を受け、続く総会において全会一致で80番目の加盟国となった。
 
1952年にサンフランシスコ講和条約が発効し、主権が回復してから加盟申請をした。しかし、ソ連などの社会主義諸国の反対によってなかなか実現しなかったが、1956年10月の、日ソ共同宣言とソ連との国交回復によって障害がなくなったのだ。
 
以降、経済社会理事会の理事国を14期務めたほか、安全保障理事会の非常任理事国に12回選出されるなど積極的に貢献している。
 
日本は国際連合の通常予算へは、アメリカに次いで2番目の負担をしている。このほかの国際連合の機関にも資金を提供している。日本の財政的負担に比べて、日本人の国連職員の割合が少ないという声もあるようだが、幹部職員として活躍する日本人も少なくないようだ。

月曜日, 12月 11, 2017

百舌鳥古墳群を歩く



昨日は、堺市のボランティアガイドの方の案内で、仁徳天皇陵他数か所の古墳を巡ってきた。午前10時30分、JR百舌鳥駅前には、僕たち5人を含む15名が集まった。遠路、名古屋や姫路からも来られていた。
 
仕事の途中で時々訪れて、水鳥等のスナップをすることのある「御廟山古墳」を皮切りに、「いたすけ古墳」、「履中天皇陵古墳」等数か所の大小の古墳群をガイドさんの説明を聞きながら2時間余り散策した。
 
解散後、大仙公園内で昼食を食べてから園内の「堺市博物館」を見学した。その足で今度は「百舌鳥八幡神社」を参拝し、南海高野線の百舌鳥八幡駅より帰路についた。
 
車ではよく通っている百舌鳥界隈だが、一度は周辺を歩きたいと考えていた。今回は、ボランティアガイドさんの丁寧な説明もあって良い勉強ができた。今年も20日を残すだけになった。脊柱管狭窄症は完治していないが、これからも無理をしない範囲であちこち歩きたいと思っている。

土曜日, 12月 09, 2017

国宝の刀剣


41年ぶりに京都国立博物館で開催されていた国宝展は終わった。国宝とは、文化財保護法によって国が指定したものであって、建造物、絵画、彫刻、工芸品、書跡、経典、古文書、考古資料、歴史資料がある。
 
正直言って、国宝にはあまり興味がなかったのだが、Eテレの趣味番組「国宝に会いに行く」という放送を観ていて、刀剣にも国宝があることを知った。
 
昭和20年の終戦時に、日本刀も含めたすべての武器を、連合軍側に引き渡すことになった。しかし、刀剣を国宝とか重要美術品に指定しているのは日本ぐらいで、これらは戦時中も実戦には使っていなかった。そこで、関係者は連合軍に嘆願した。その結果、没収されたら困るものは全国の博物館や美術館に集めることになったそうだ。
 
熱心に嘆願した日本人と、理解のあったアメリカ人によって日本刀は守られたのだ。その後、財団法人日本美術刀剣保存協会が設立され現在に至っている。

金曜日, 12月 08, 2017

有機EL


次世代ディスプレーの有機ELは、現在、韓国勢の独占市場だ。12月5日、JOLEDが、韓国勢と競合しない、中型市場での有機ELパネルの出荷を開始したとのニュースだ。
 
JOLEDは、産業革新機構主導でジャパンディスプレイ(JDI)、ソニー、パナソニックの有機EL事業を統合して設立された会社だ。産業革新機構が75%、JDIが15%、ソニーとパナソニックが各5%ずつ出資し2015年1月に発足した。
 
JOLED社の有機ELパネルの製造方法は、「印刷方式」と呼ばれ、韓国勢の「蒸着方式」より2~3割安くつくとのことだ。JOLED社は量産に向けて国内の数社に1000億円規模の出資を募っている。
 
昨日東証1部に復帰したシャープは、すでに堺工場などへ有機LEラインを入れており、スマホ向けの小型有機ELの試験出荷を始めようとしている。JOLEDへの出資には慎重なようだ。

木曜日, 12月 07, 2017

ディスプレー


 

テレビやPC用のモニターなどの表示装置としてはブラウン管が主流だったが、薄型で軽量の液晶やプラズマへの移行が進み、現在は液晶が主流になっている。かって、日本企業は液晶の市場で主導権を握っていたが、90年代に入り激しい価格競争で韓国や台湾の企業にシェアーを奪われた。
 
液晶に代わる次世代ディスプレーとして注目されている表示装置が、有機ELディスプレーだ。有機ELは、電圧をかけると赤や青、緑に発光する有機物を使っている。液晶よりも省電力で高画質と言った特徴がある。しかし、液晶に比べ高価格で寿命が短い欠点がある。
 
最近では、スマートフォンなどに有機ELディスプレーが搭載され始めた。一方、プラズマディスプレーはパナソニックが推進していたが、液晶陣営に押されて2013年にテレビ用のパネルから撤退した。
 
先日パナソニックは、2枚のガラスを張り合わせて内部を真空にした断熱ガラスを開発したと発表した。プラズマディスプレーパネル技術を転用し,厚さ6mmの薄型としては業界最高クラスの耐熱性能を実現した。用途の一例としては、スーパーやコンビニなどのショーケースで庫内の冷却を減らし、ガラス表面に結露防止のヒーターを取り付けることが不要になる。今後は住宅用にも用途を探すようだ。

水曜日, 12月 06, 2017

エルサレム



アメリカのトランプ大統領は昨日、イスラエルにあるアメリカ大使館をエルサレムに移転する意向をパレスチナ暫定自治政府のアッパス議長やヨルダンのアブドラ国王らに電話会談で伝えたようだ。アメリカがエルサレムを事実状イスラエルの首都として認めていることを示すもので、イスラム諸国は強く反発している。
 
エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地があり、イスラエルは首都だと主張しているが、国際社会は認めていない。今回の電話会談では移転の時期までは明らかにしていない。
 
世界歴史については殆ど知らないが、ネットで調べると、エルサレムは紀元前4000年頃に築かれ、紀元前1000年頃にユダヤ王国の聖地とされ、その後キリスト教の聖地となった。638年にはアラブの支配下に入り、メッカ、メジナに次ぐ第3の聖地になった。
 
16世紀以降は、オスマン帝国の支配のもと、城壁で囲まれた旧市内に集中する3宗教の聖地が保護され、宗教的共存の時代が続いていた。1967年の中東戦争でイスラエルが占領、統一都市として主張したが国際連合は承認していない。

火曜日, 12月 05, 2017

月軌道上の宇宙ステーション


米航空宇宙局(NASA)が、月の軌道上に新たな宇宙ステーションを建設する構想を明らかにした。日本政府は、この計画に参加すべく指針案を発表した。
 
日本は、国際宇宙ステーション(ISS)に水や食料などを運ぶ無人輸送機「こうのとり」の技術で、国際的な評価も高く、この計画にも貢献していきたいとしている。
 
国際宇宙ステーション(ISS)の運用は、2024年までとされ、それ以降はどうなるかわからない。そんな折、今回の計画が発表された。いずれ日本人の月面着陸が実現するかもしれない。宇宙開発には大きなお金がかかると思うが、日本も国際協力は続けてほしいものだ。
 
添付画像は、今朝の6時頃に我が家の3階の窓から、NikonのP900で撮った満月の写真だ。少しピントが甘いが良い記念になった。

月曜日, 12月 04, 2017

国技、大相撲


日本の国技大相撲は、年に6場所開催されるが、ほとんど満員御礼の垂れ幕が下がっている。最近は日本力士よりモンゴル力士の活躍が目立っているが、そのモンゴル出身の力士たちの集まりで起こった傷害事件が大きく報道されている。僕が愛読している千葉在住の山崎氏の本日のブログでは、この問題を詳しく解説されていたので少し引用させていただく。
 
九州場所の始まる前、モンゴル力士たちの飲み会があった。その席で、貴乃花部屋の貴ノ岩に対し、白鵬が説教をしていたところ、スマホに熱中していて話を聞こうとしなかった。それを見た日馬富士が激怒したものだ。報道ではいろいろ言っているが本当のことは良くわからない。
 
山崎氏は貴乃花親方のクーデターと言っているが、結果として横綱日馬富士が引退することになった。日馬富士はファンから好感を持たれていたようで、山崎氏も誠に気の毒で同情に耐えないと言っている。
 
大相撲は国技ではあるが、裸でぶつかり合う競技で怪我も多い。そんなことから日本人がこの世界に入りづらくなったのではなかろうか。そこで改革も必要な時期になっているのではないのか。貴乃花はそんな理由で行動しているのではなかろうか。

日曜日, 12月 03, 2017

カレンダーの日


今日12月3日はカレンダーの日。1988年(昭和63年)に業界団体によって定められた。現在の太陽暦が採用されたのは1872年(明治5年)のこと。当時の政府は「来る12月3日を新暦の明治6年1月1日にする」と発表した。
 
この改暦は、諸外国と足並みを揃えるもので、日本が文明国家に仲間入りしたことを海外にアピールするために実施したものだ。
 
しかし、庶民の暮らしは旧暦によるところが大きかったので、農村の種まきや祭礼等は旧暦通りに行われていた。改暦当時はかなり混乱したのではないかと思われる。
 
この度の天皇陛下の生前退位によって、再来年のカレンダーは元号も国民の祝日も変わるので、関係者は大わらわしていることだろう。再来年のカレンダーの印刷は遅くとも来年1月までに始める必要があるということだ。新たな元号を早く公表してほしいという声が聞こえる。

土曜日, 12月 02, 2017

新生シャープ


8Kの本放送開始まで1年となった昨日、シャープは、他社に先駆けて8Kに対応した家庭用の液晶テレビを発売した。梅田のヨドバシカメラの店頭には、70インチの8K液晶テレビが、税込み価格108万円で販売されているそうだ。
 
新生シャープは、これまでの総合家電メーカーではなく、IoT通信事業やスマートホームビジネスに傾注しているようだが、かって、シャープのテレビは「亀山モデル」というブランディングを行っていたが、シャープは「8K」の技術を今後推進していこうとしているのだろうか。
 
1年後の実用化放送に先駆けてシャープは、4K/8Kチューナー搭載の受像機を発売すべく、着々と準備を進めているようだ。実用放送を見据えた量産が可能なのは、液晶パネルの開発はもちろん、高画質LSIの開発に至るまですべて自社で対応できるからだ。
 
経営不振で債務超過に陥り、東証1部から2部に降格していたシャープについて、東京証券取引所は、業績が回復しているなどを理由に、今月7日から東証1部に復帰することを承認した。今後のシャープを注目しよう。

金曜日, 12月 01, 2017

天皇陛下の生前退位


古事記や日本書紀によると神武天皇は初代の天皇であり皇室の先祖であるとされている。日本の歴史はそれから連綿と続いて、今の天皇陛下は125代目に当たる。本日、生前退位の日程が再来年の4月30日に決まった。平成の時代は31年で終わる。
 
5月1日から新しい元号になって、皇太子徳仁親王殿下が今上天皇となられる。昭和、平成の御世を78年間生きてきた僕は、新しい元号の何年まで生きられるだろうか。
 
昭和は激動の時代だったが、戦後の無の時代からよくぞここまで来れたものだ。日本人すべての勤勉さがあったからだろう。世界中を見渡しても日本ほど良い国はない。新しい元号になっても変わることはないだろう。
 
世の中は今まで以上のスピードで変化していくだろう。10年後の世界を予測することは不可能だ。しかし、日本の平和がこれからもずっと続くことを願う。