大阪市交通局は、一般の路線バスとは別に小型のコミニュティーバス(赤バス)を運行している。路線バスがカバーしきれない各区内の住宅地と公共施設などをきめ細かく結ぶ地域密着型の公共サービスとして運行しているのだ。
車体は、1台2,000万円を投じた特殊仕様であるが、当初はベンツなどの外国車を使用していたが、様々な理由で今年からは、国産の日野・ポンチョが導入されている。
乗車料金は一律100円だ。乗車定員は25人(吊革数含む)だが、平均乗車数は4人と乗用車並み。費用に対して1割ほどの収入しかないようで、大阪市交通局の赤字の原因の一つにもなっており、廃止が検討されている。
僕は、これまで赤バスに乗ったことがなかったが、先日、淀川ハイクの帰りに都島区内で初めて利用した。淀川近くの停留所から地下鉄の駅までの13停留所を20分ほど乗車した。この日は満席だった。色んな意見もあろうが、このようなコミュニティーバスは、地域住民の為には必要だと思った。