かくれ里

土曜日, 12月 25, 2021

2021年の回顧

 

今年もあと1週間を残すだけになった。僕は明日から10日間ほどは病院暮らしだ。集金等の残務処理は一応済ませた。年賀状も投函した。

 そこで、今年1年を振り返ってみることにした。コロナ禍で年初よりいつもと違う商売が続いたが、当店は結構忙しかった。決算しなければ答えは出せないが、前年よりは若干アップしたように思う。

 体調の方も自然体で過ごすことができたし、特に不自由を感じることもなかった。6年ほど前から定期的に医療機関にお世話になっている。何度かの入院治療を受けたが術後は特に不具合は感じていなかった。

 だが、心臓内科の医師より、弁膜症の手術が必要と言われ、今回の入院となった。明日の入院で手術は28日だ。カテーテルでの施術なので、退院は年初3日か4日ごろになると思う。来年は正月を病院で祝おう。

木曜日, 12月 23, 2021

打ち上げ成功

 

23日未明、三菱重工はH2Aロケットで、イギリス、インマルサット社の衛星の打ち上げを成功させた。日本のH2ロケットの成功率は世界一高い。今回、衛星通信大手のインマルサット社がこの点を評価してH2Aを選んだ経緯がある。

 しかし、H2ロケットは他国のケットに比べて打ち上げ価格が高いのが欠点だ。三菱重工はJAXAとともに値段をH2Aの半額に抑えた新型のH3ロケットを来年早々に打ち上げる計画だ。

 ただ、営業が苦戦する中、インマルサット社だけは、H3とも契約を結んでくれている。三菱重工としては、この唯一の顧客を逃すわけにいかず、今回は何としても打ち上げを成功させたかった。

 H3ロケットでは、1回あたりの打ち上げコストをH2Aと比べて半分の約50億円を目標としている。だが、スペースX社の再利用型のファルコン9ロケットの攻勢でこれからの勝負は不透明のようだ。

水曜日, 12月 22, 2021

SAF (持続可能な航空燃料)

 

近年、世界的に脱炭素化の動きが加速している。航空業界においても同じだ。CO2排出量の削減のための手段の一つとしてバイオジェット燃料などの持続可能な航空燃料(SAF)の利用がある。

 SAFは、既存の機体を改修することなくそのまま利用できるメリットがあるが、現在は体積で50%が最大とされているが、航空機メーカーは、今後のSAFの普及と脱炭素化促進に備え、100%SAFに適合する航空機の開発に取り組んでいる。

 全日空と日本航空も、2030年までに世界の航空燃料の10%をSAFに切り替えるべきだと提言。その上で、両社がSAFの共同開発等で連携する方針を打ち出した。

 今後、航空需要の増加が見込まれることを踏まえると、日本で2050年に「実質ゼロ」を実現するには、2300万キロリットルのSAFが必要だと試算した。今後、輸出などで国産SAFをアジア圏に広げられれば「日本の経済と環境の好循環を生み出す」としている。

土曜日, 12月 18, 2021

エチオピア

 

エチオピアは東アフリカに位置する連邦共和制国家で、人口1億人を超えるアフリカ第二の国だ。この国で1年ほど前から内乱が起こっている。戦闘によって市民にも多数の被害が出ており、多数の難民が発生している。

 民族系反政府勢力が国軍と戦闘を続けており、内戦の様相を呈している。反政府勢力は反抗に転じて北部各州を占拠。南下しながら首都への攻撃を示唆したため、エチオピア政府のアビー首相は、11月2日に国家非常事態宣言を発出した。

 国連高等弁務官事務所は、非常事態宣言発令後の2週間で、少なくとも1000人が拘束化されたと発表している。国連は、「極度の野蛮な行為が確認された」と双方を非難している。

 エチオピアは、日本からは直線にして1万キロ離れた遠い国だが 親日的な国で、近年はアフリカの有望な投資先として、日本企業の関心も高く、エチオピア航空は、アフリカの航空会社では唯一、日本への直行便が運航している。

火曜日, 12月 14, 2021

腸は命のもと

 

今週の健康ライフは「腸活のススメ」だ。腸内環境を整えることは健康のバロメーターだという。免疫力を向上させて脳の働きをも活性化する。

 人の腸内にはおよそ1.kgの腸内細菌が棲んでいる。このうち1割が悪玉菌で2割が善玉菌と言われていて、残りの7割は日和見菌と言われている。加齢とともに善玉菌のビフィズス菌といわれるものが減少するが、この菌を維持することが大事だ。

 現在のコロナ禍での腸への影響については、運動不足や過食等によって、便秘が起こりやすくなり腸内環境を悪くするので、一層の注意が必要だ。

 腸年齢を若く保つ為には、規則正しい生活と適度な運動と野菜類を多く摂る食生活を心がけることだ。

日曜日, 12月 12, 2021

ニューカレドニア

 

「天国にいちばん近い島」と言われている、面積が四国ほどの大きさで、人口約28万人の南太平洋の島国、“ニューカレドニア”が、今、話題になっている。

 ニューカレドニアは、19世紀にフランスに併合されたが、1980年代、先住民からの独立要求が高まり、1998年の協定で、独立を問う住民投票を3回実施することが決まった。昨年までの2回の投票では独立は否決されている。

 3回目の投票は来年10月までとなっていたが,1年近く前押しされることになった。独立派は、中国の支持を受けて勢力を拡大しているようだ。

 中国が独立派を支援するのには、ニューカレドニアが世界有数のニッケル鉱石の産地だからだ。また、もう一つの狙いは太平洋地域での影響力の拡大のようだ。オーストラリアの東に位置するニューカレドニアを中国側に引き込み、アメリカやオーストラリアなどによる中国包囲網にくさびを打とうとしているのだ。フランスとしても、独立は何としてでも阻止したいところだろう。

 

土曜日, 12月 04, 2021

入院

 

6年ほど前から、府立病院の心臓内科で冠動脈狭窄症の治療で何度か入院をして治療を受けたが、最近の診察では、大動脈弁の狭窄があり手術をした方がよいと指摘され、術前精査のため、先月26日より、3泊4日の入院をした。

 その結果、大動脈弁の交換が必要となった。大動脈弁の交換はこれまでは切開しての手術だったが、今回僕の場合は、切開せずにカテーテルによる施術が出来て、入院も10日ほどで済むそうだ。

 手術日は今月28日に決まり、26日からの入院となった。来年の正月は病院暮らしとなるが仕方あるまい。この際バタバタしても仕方がない。医学を信頼して任せるしかなかろう。

 現在の僕の体調は非常に良い。手術には充分耐えられると思っているが、昨夜受診で行った“かかり医”の先生からは、風邪などを引かないようにと注意をされた。