かくれ里

月曜日, 10月 28, 2024

選挙結果

 

昨夜は午後7時過ぎより大河ドラマが始まった。8時から総選挙の開票速報のためだ。ドラマに続いてテレビを見ていたが、開票速報の放送が始まったと同時に当選確実者の名前が発表される。いつものことだが、開票0%でも当確がわかるのにはびっくりする。 

テレビは10時ごろまで観ていたが、その後は寝床でラジオを聞いていた。深夜0時ごろには大勢がわかってきた。その結果は与党(自民・公明)が過半数を割ったということだ。半面、野党が大幅に当選者を増やしたようだ。 

与党敗北の問題はいろいろあるだろうが、投票率の低さも関係があったのではないだろうか。それにしても石破内閣発足と同時の今回の解散と総選挙は、ちょっと早すぎたのではなかったのだろうか。 

今後の国会運営がどのようになるのかわからないが、場合によっては、近いうちに再度内閣解散と総選挙があるかもしれないというような話も聞かれる。

日曜日, 10月 27, 2024

投票場

 

午後から総選挙の投票に行ってきた。投票場は墨江中学校から小学校に変っていた。小学校の駐輪場には自転車が1台のみ。新しくなった小学校講堂の投票場はガラガラだった。 

“この分だと投票率はかなり低いのでは” と考えながら投票を済ませたのだが、選挙の結果は今晩には判明すると思う。 

結果がどうなっても、当方にはあまり関係がないのだが、当選挙区の公明党の候補者は苦戦しているようだ。今回は日本維新の会が候補者を立ててきたからだ。 

解散時には、自民・公明で過半数を超えていたが、自民党にも逆風が吹いているので、もしかしたら与党は過半数割れになるかもしれない。

金曜日, 10月 25, 2024

認知症

 

今週の「健康ライフ」は認知症についてだった。歳をとると物忘れがひどくなって、認知症の始まりかと考えてしまうことがあるが、同じ話を何度も繰り返したり、物事自体をエピソードごと忘れてしまったりしなければ、加齢とともに誰にでもあることで心配はないと言っていた。 

かつて、この病は痴呆と呼ばれていた。しかし、2004年に厚生労働省の用語検討会において、「認知症」に置き換えられた。 

程度や発生順序の差はあっても、記憶障害と見当識障害や認知機能障害があって、計算能力や判断力の低下や失語等の実行機能障害が発生する症状がみられる。患者によっては、幻覚、妄想、徘徊、異常な食行動、睡眠障害を起こす場合もある。また、暴力暴言もみられる場合もある。家族や関係者は気を配る必要がある。 

臨床においては、アルツハイマー病と白質型多発性脳梗塞の合併が多くみられ、進行を遅らせる薬品による対処療法しかないようだ。

水曜日, 10月 23, 2024

住吉大社

 

 昨日、YouTubeで住吉大社の御田植神事の動画を見た。僕も以前にビデオカメラを担いで、御田植神事の模様を撮影に行ったことがある。近場の神社だが普段は余り訪れることがない。 

住吉大社は全国にある住吉神社の総本社である。本殿4棟は「住吉造」と称される古代日本の建築様式で国宝に指定されている。海の神である筒男三神と神功皇后を祭神とし、航海の神、港の神として祀られた神社である。 

「住吉」の読みは、現在は「スミヨシ」だか、元々は「スミノエ」だったらしい。万葉集には「住江」「墨江」「清江」「須美乃江」の表記も見えるが、平安時代ごろから「スミヨシ」の呼称が一般化したようだ。 

由緒のある神社が、近くにありながら余り訪れていないのはもったいないのではないかと思っている。僕も、最近は仕事から遠のいて時間はたっぷりあるので、散歩を兼ねて、時々訪れるのも良いのではと考えている。

日曜日, 10月 20, 2024

中東戦争

 
 わが国では対岸の火事ととらえているが、中東でのアラブとユダヤの対立は尋常ではない。第2次世界大戦が終わってまもなく、イスラエルが独立宣言をすると、パレスチナの内戦は、様々な国家間の戦争と化していった。 

その後、イスラエルがらみの戦争は、1973年までに4回にわたって勃発しているが、その後も複雑に絡み合って、収集の付かない状態が続いている。 

中東での紛争によって、我が国が影響を受ける可能性はエネルギーの問題だ。日本は原油の確保を中東に依存しているが、紛争によってホルムズ海峡が封鎖された場合、日本への原油輸送がストップする可能性がある。 

 日本では、石炭火力発電が敵視され、原発の再稼働もめどが立たない現在、中東情勢のあおりによるシミュレーションは、立てておく必要があるのでなかろうか。

木曜日, 10月 17, 2024

秋の七草

 

春の七草は「七草粥」としてスーパーなどに材料が売られているので、一般に認識されているが、秋の七草はあまり知られていないようだ。 

秋の七草は、萩(はぎ)・尾花(おばな)・葛(くず)・撫子(なでしこ)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)・桔梗(ききょう)だ。これらの名前は、575・7のリズムで覚えている。すなわち、「ハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ、ナデシコ」だ。 

今日10月17日の誕生日の花はフジバカマだ。花の色がうす紫色で、弁の形が筒状で袴に似ていることからこの名前が付けられたらしい。現在では絶滅危惧種に指定されており野生の藤袴を見ることはほとんどない。 

長居植物園では萩や尾花(ススキ)、葛、撫子は見られるが、桔梗、女郎花、藤袴の花は見られなかった。野生でも目にする機会の少なくなった秋の七草たちだ。

水曜日, 10月 16, 2024

フレイル予防

 

フレイルとは、健康から要介護へ移行する中間の段階を言う。加齢とともに生じやすくなった衰え全般のことを指す言葉だ。フレイルは、認知機能障害やうつ等の心理的問題、独居や経済的困窮などの社会問題も含まれる。 

一般的に、健康な人が風をひいても数日で回復するが、フレイルの状態になっていると肺炎を発症したり、転倒してけがをする可能性がある。周りの者は、この状態を早く気づき対応することが必要だ。 

フレイルの予防については、すでに、糖尿病や心臓病などの慢性疾患がある場合は悪化させないことだ。適度な運動やバランスの良い食事などにより免疫力を高める身体づくりに努めることだ。 

社会とのつながりも大事だ。趣味のサークルなどで人とのかかわりを続けることは、心身的、精神心理的フレイルの進行予防になる。フレイルの概念を理解して、日ごろから予防に取り組んでいきたいと思う。

日曜日, 10月 13, 2024

ノーベル平和賞

 
 今年のノーベル平和賞に「日本被団協」が選ばれた。この団体は、広島と長崎に原子爆弾が投下されて11年目になった時に、核兵器の非人道性を訴える草の根運動として結成された。日本は世界で唯一の被爆国として世果中が認識しており、今回のノーベル賞は当然の事だろうと思う。 

「日本被団協」は70年にわたり、核兵器廃絶を世界に訴えてきた。核兵器の開発や保有などを禁止する核兵器禁止条約の交渉では、「日本被団協」が中心となって採択を後押しした。核兵器禁止条約は2021年1月に発効した。 

ところが、2022年2月のロシアのウクライナ侵略以降、ロシアは核の威嚇を繰り返している。北朝鮮も核開発の手を緩めていない。 

中東での紛争においても、事実上の核保有国とされるイスラエルと、核開発を継続しているイランとの対立も心配だ。

水曜日, 10月 09, 2024

解散総選挙

 

石破新内閣が出来て8日目の今日、国会が解散した。これを受けてすべての衆議院議員は資格を失って、改めて選挙によってえらばれることとなった。総選挙の投票日は10月27日に決まった。 

解散時の衆議院の勢力は、定数465議席のうち 自民党が258 立憲民主党が98 日本維新の会が41 公明党が32 共産党が10 国民民主党が7 教育無償化を実現する会が4 れいわ新選組が3 社民党が1 無所属が11だ。 

立憲民主党の岡田代表は、野党が協力して、自民公明の与党を過半数割れに持っていきたいとしているが、簡単ではないだろう。 

選挙結果は10月27日中には決まると思うが、現状とあまり変らないのではないだろうか。いずれになっても僕には影響はないが、選挙を戦う当事者は大変だろう。

火曜日, 10月 08, 2024

アラブ人とユダヤ人の軋轢問題

 

中東における混乱について連日報道されているが、アラブ人とユダヤ人の対立は収まる兆しはない。だが、遠く離れた日本国においては対岸の火事でしかない。 

中東での動乱でそこに住む人々にとっては気の毒なことばかりだが、それに引き換え現在の日本人は喜ばねばなるまい。 

日本の歴史を振り返った時、人々の様々な生きざまが見られるが、世界の歴史においても色んなことがあったと思う。アラブ人とユダヤ人の軋轢も同様なのだろうか。 

今、世界中で起こっていることは世界の歴史を振り返ってみれば理解出るかもしれないが、なるようにしかならないだろう。

日曜日, 10月 06, 2024

京山幸枝若

 

今年7月に重要無形文化財保持者(人間国宝)に6名が認定された。その中に浪曲界から「二代目京山幸枝若」が認定された。浪曲界からは初の人間国宝となる。 

彼は1954年生まれで70歳。1974年、初代京山幸枝若に弟子入りし、京山福太郎を名乗った。2004年に二代目京山幸枝若を襲名した。初代幸枝若は実の父親だが、いろんな事情で成人するまでは別々の人生を歩んでいたようだ。 

衰退の一途をたどる浪曲界だが、1960年代には浪曲の人気は非常に高く、ラジオからは毎日のように浪曲が流れていた。 

1960年当時、新世界の通天閣の傍には浪曲の常設小屋があった。勤め先の用事でこの劇場に行くことが多かったが、浪曲師のお客も何人かあった。初代京山幸枝若さんにはオープンリールの録音機を買ってもらったと記憶している

土曜日, 10月 05, 2024

健康食品・サプリメント

 

今週の健康ライフは肝臓の病気についてだった。肝臓は沈黙の臓器と言われているが、最近は有効な治療薬が開発されているそうだ。ところが、健康食品やサプリメントを常用されている方は、注意しなければならないと言っていた。 

健康食品には法律上の定義はない。「健康に良い」「健康に効果がある」「健康の保持増進に役立つ」などの表現で販売されている物をいう。 

テレビショッピングなどで健康食品の広告が目立つが、結構高額の物も多い。健康に効果があると信じて購入される方もあるのだろう。 

天然成分由来の健康食品やサプリメントでも、服用している医薬品との相互作用で、思わぬ健康被害が発生することがある。医師の診察を受けるときには、健康食品やサプリメントを摂っていることをきちんと伝えることだ。

金曜日, 10月 04, 2024

ワレモコウ

 

今日の誕生日の花はワレモコウだ。秋のハイキングなどで時々見かけることがあるが、先に穂をつけたような赤褐色の花をつける。若葉は食用に、根は生薬になるそうだ。 

バラ科の多年草で、日当たりのよい草原などに生える。日本全域に自生しており、草地の草刈りが行われるとろろでよく見かけるが、近年草刈りが行われる草地が少なくなって、次第に姿を消している。 

話は変わるが、京都在住の 「I」 さんのハンドルネームが「われもこうさん」で、20数年前から懇意にさせていただいている。 

京都方面へハイキングの折にはよく同行して貰ったりして大層お世話になっているが、「われもこうさん」には、ここ数年お会いしていない。

木曜日, 10月 03, 2024

平均寿命・健康寿命・介護寿命

 

 均寿命は、厚生労働省が5年ごとに作成しており、ある年齢の人がその後何年生きられるのかという期待値のことを指す。健康寿命というのは、健康上の問題で日常生活が制限なく生活できる状態であると定義されていて、この算出方法はアンケートの回答結果によるものだ。 

現在の日本人の健康寿命は、主観的に健康だと感じ、生き生きと生活できる生存期間によって算出されており、正確には介護が必要となる年齢ではないのだ。 

実際に介護が必要となる平均自立期間のことを、国保ベースでは「要介護2以上」になる状態を不健康と定義し、この期間を介護寿命と言っているようだ。 

 現時点での凡その健康寿命は、男性が72歳、女性が75歳。介護寿命は、男性が80歳、女性が84歳。平均寿命は男性が81歳、女性が87歳となっている。

水曜日, 10月 02, 2024

かかりつけ医

 

 現代医療は医療科目の細分化と縦割りが進み、人間の身体を統合的に診るという視点が忘れがちだ。人間を統合的に診断と治療をする全人的医療が必要だと思う。そんな意味からも、地域でのかかりつけの医院と懇意にしておくことは大切だ。 

どんな訴えでも診察し、生活や人生についても相談に乗ってくれて、必要とあれば専門医を紹介してくれる、かかりつけの医師は絶対に必要だ。 

20数年前の僕は“自然治癒力”を信じており、血圧が高くても通院したこともなかった。健康診断もほとんど受けていなかった。 

 ところが、軽登山やハイキングなどで皆について行くことが出来なくなって、近所の医院を訪れた。その結果、府立病院を紹介され、心臓や他の臓器の治療と手術を繰り返し、85歳の今も健康に生活できている。尚、最初にお世話になった先生はリタイヤされたが、今はその先生の紹介の医院に通院している。

火曜日, 10月 01, 2024

樹木の名前

 

29日の日曜日、長居植物園に1人で行ってきた。この季節は見ごろの花は少ないが、運動の積りでカメラ片手に歩いて回った。 

最近、樹木の名前に関心があって、園内の木をスナップして回ったが、中々名前が覚えられない。帰宅して早速写真を整理したら20種類ほどの名前がわかった。 

今回写したこれらの樹木たちを季節ごとに観察していくのも面白いと思うので、撮影した場所を覚えておこうと思い、園内の地図に書き込むことにした。 

ところで、ここ長居植物園には何種類の樹木が植わっているのだろうか。植樹されたものも多いだろうが、長居の里山と名付けられた二次林の樹木は興味がある。