半世紀ぶりの月探査
NASAは29日に予定していた月探査計画(アルテミス計画)の初号機の打ち上げを、直前でエンジンの不具合が見つかり延期となった。次回打ち上げは早くても9月2日だ。
今回月を目指すロケット「SLS」は、全長100m世界最大級だ。先端には新規開発の4人乗りの宇宙船が搭載されるが、今回は無人で打ち上げ、月を周回して10月に地球に帰還させる計画だ。
アルテミス計画は、NASAが2024年までに宇宙飛行士を月面に着陸させるという計画だ。2020年には、日本も月面探査に関係する宇宙事業に協力するという共同探査意向表明書に署名をしている。
今回の打ち上げは、アポロ計画から約半世紀ぶりに人類を月面に送るアルテミス計画の最初のミッションで、僕は大いに期待し注目している。