かくれ里

水曜日, 8月 31, 2022

半世紀ぶりの月探査

 

NASAは29日に予定していた月探査計画(アルテミス計画)の初号機の打ち上げを、直前でエンジンの不具合が見つかり延期となった。次回打ち上げは早くても9月2日だ。

 今回月を目指すロケット「SLS」は、全長100m世界最大級だ。先端には新規開発の4人乗りの宇宙船が搭載されるが、今回は無人で打ち上げ、月を周回して10月に地球に帰還させる計画だ。

 アルテミス計画は、NASAが2024年までに宇宙飛行士を月面に着陸させるという計画だ。2020年には、日本も月面探査に関係する宇宙事業に協力するという共同探査意向表明書に署名をしている。

 今回の打ち上げは、アポロ計画から約半世紀ぶりに人類を月面に送るアルテミス計画の最初のミッションで、僕は大いに期待し注目している。

土曜日, 8月 27, 2022

TICAD(ティカッド)

 

2050年には世界の4人に1人がアフリカの人たちになると予測されている。アフリカは今、新型コロナによる景気後退と、ロシアのウクライナ侵攻が加わり深刻な食糧不足に陥っている。

 1993年に日本が主導して国連や世界銀行などが立ち上げた、TICAD・アフリカ開発会議が本日27日からチュニジアで開かれている。

 日本はこれまでTICADプロセスを通じてアフリカ諸国の自助努力とパートナーシップが重要であると提唱してきた。

 しかし、中国の影響力は依然として高く、欧米主要国も将来を見据えて投資に積極的だが、日本は劣っている。「最後のフロンティア」と呼ばれて久しいアフリカだが、今後は現地の人々に寄り添った支援と投資を行うことが日本の使命だろう。

月曜日, 8月 22, 2022

米韓合同軍事訓練

 

朝鮮半島におけるアメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習は、これまで春と夏に実施されていたが、革新系の政権下に於いて4年間実施されていなかった。

 朝鮮半島を取り巻く情勢は4年間で大きく変わり、本格的な合同軍事演習が、本日22日より9月1日までの日程で野外軍事訓練が始まった。

 これに対して演習の中止を求めてきた北朝鮮は猛反発している。キム総書記は、「軍事的な行動を取れば相応の対価を払うことになる。」と報復を示唆している。

 日本政府内では米韓両国の抑止力の向上につながり、地域の平和に貢献するとの意見もあるが、北朝鮮がミサイル発射など軍事的なけん制を行う可能性もあるとして、北朝鮮の動向に警戒と監視をすることにしている。

土曜日, 8月 20, 2022

スリランカのその後 ②

 

スリランカの議会は、ラニル・ウイクラマシンハ氏を新しい大統領に任命した。深刻な経済危機に陥り破産を宣言しているスリランカは、債務再編の協議の主導を日本に依頼する考えを示した上で、同大統領は日本を訪れ、岸田総理大臣と会談する意向を表明した。

 スリランカの債務は中国やインド日本などが主な債務国で約62億ドルに上ると推定される。ウイクラマシンハ大統領としては、経済危機からの脱却のため、日本の主導で債務再編の交渉を円滑に進めたい狙いがあるようだ。

 現在世界の多くの国々がエネルギー問題に直面している。日本はスリランカの債務再編を主導するだけでなく、エネルギー問題まで踏み込んでスリランカを支援すべきだろう。

 その過程で、日本もエネルギー安全保障に取り組むべきだろう。このことは、ロシアのウクライナ侵攻により世界の多くの国々が認識するに至った。日本の省エネ技術を世界に貢献する道筋をつけることができれば良いのだが。 

木曜日, 8月 18, 2022

ベナン共和国

 

アフリカには多くの国々があるがベナン共和国は知らなかった。西アフリカの共和制国家で、面積は112、622㎢の南北に長い国で、人口は1180万人だ。1960年にフランスの植民地より、ダホメ共和国として独立した。1990年に現在の国名になった。

 現在の政府は1991年に成立したもので、アフリカ大陸の国家の中でも安定した政治体制を持つと言われている。

 大統領を元首とする共和制を国家体制としている。大統領は国民による直接選挙によって選出される。大統領の任期は5年で3選はできない。三権分立で、83人からなる1院制の国民議会がある。

 ベナンの気候は、南部は高温多湿であり、1年に二度雨季が存在する。全般的に降水量は多く、年間降水量は1000mmを超える。国土の約27.8%が森林地帯である。国の北部には自然公園群があり、ライオン、アフリカゾウ、チーター他の多彩な野生動物が生息している。

日曜日, 8月 14, 2022

原子力発電所が危ない

 

ロシアとウクライナの戦争は泥沼化している。ロシア軍はウクライナ南部の原子力発電所に武器を持ち込んで攻撃の拠点にしているとのことだ。

 ロシア軍は原発を盾に使っているのだ。これに対してウクライナ軍は反撃しずらい状態だ。国際社会からは、この状況について強い批判の声が出ている。

 ウクライナはチェルノブイリの事故を経験しているが、同様のことが再び起こるかも知れない状態だ。

 福島の事故でも明らかなように、原子炉が無事であっても、冷却装置の電源が切れてしまうとメルトダウンの恐れがある。戦争だから仕方なかったでは済まされない。双方に強く自制を求めたい。

土曜日, 8月 13, 2022

スリランカのその後

 

先日、スリランカがデフォルト(債務不履行)の状態になったと書いたが、これまで10年以上にわたって、スリランカの政権を把握していた大統領一族が辞任に追い込まれ国外に脱出した。

 スリランカをめぐっては、もともと中国とインドが影響力を競い合ってきたが、ここでインドが巻き返しに出た。インドはスリランカに対し、日本円で5000億円近い財政支援を表明した。

 スリランカは第2次世界大戦後、対日賠償請求権を放棄するとともに日本を国際社会の一員として受け入れるよう訴えてきた。

 日本とスリランカが外交関係を樹立してから今年で70年になる。「自由で開かれたインド太平洋」を掲げる日本としては、インドとも連携して支援していくべきであろう。

日曜日, 8月 07, 2022

核戦争

 

広島に原子爆弾が投下されて77年になる。この爆弾の重さは4.5トンあってB29爆撃機から落とされたものだ、しかし、現在の戦争はミサイルによる攻撃が中心だ。双方がこのミサイルに核爆弾を搭載したら地球はどうなるのだろうか。考えても恐ろしいことだ。

 ロシアとウクライナの戦争は5カ月が過ぎたが終息のめどは立たず、ますます残酷な姿が続いている。今のところ核戦争になることはないと思うが、今後はどうなるかわからない。

 日本国は77年前にリセットされて生まれ変わった。世界中の情勢のこともあるが、日本人の勤勉な国民性によって平和が続いている。しかし、これから先の予測はできない。

 僕はあと何年生きられるかわからない。多分そのあいだは日本の国は安泰だろうが、これからを担う者たちにも平和な時代が続くことを願いたい。

火曜日, 8月 02, 2022

カレーうどんの日

 

朝のラジオ放送の「今日は何の日」のコーナーで、8月2日はカレーうどんの日だと言っていた。ルーツは100年前にあるそうだがおそらく業界が宣伝のために決めたことだろう。

 我が家もカレーうどんはよく食べているが、ほとんどの場合ゆでたうどんにレトルトされカレーうどんのルーを温めてかけて食べている。

 冷蔵庫の棚には、カレーうどんのレトルトパックがあった。冷凍のうどんも常備してあるので今日の夕食はカレーうどんをたべることにした。

月曜日, 8月 01, 2022

運転免許証更新

 

運転免許証更新連絡書が届いた。前回の更新の折には次の更新までには変換しようと考えていた。3年間が過ぎた今、体調は悪くない。自分の運転技術について不安もあるがもう一回だけ更新しようかと考えている。

 更新期間は誕生日の1か月前から誕生日までとなっている。今回は数日後から申請ができる。しかし、申請前に高齢者講習を受けねばならない。高齢者の関与した事故が増えているので身体機能の現状を確認するためだ。

 高齢者講習はこれまで何度か受けているので要領は心得ているが、この講習の終了証明書を添付して更新手続きをしなければならない。

 今後は実際の運転はなるべくしないようにと思っている。自分だけの場合の移動は自転車か徒歩で済ます積りだが、家内の通院時などには自動車がいる。運転免許証はそんな時に必要で、お守りのようなものだろう。