かくれ里

金曜日, 12月 31, 2010

回顧

 平成22年も今日でピリオドを打った。71歳になった今も、現役で何事もなく無事に一年を過ごすことが出来たのにまず感謝している。

 しかし、我が国の世情は芳しくない状態が続いている。経済しかり、景気は一向に良くならない。就職難には拍車がかかり、失業者はおろか新卒者の就職もままならない状態のようだ。

 政権交代を果たした民主党の政治も、国民が期待した様には全然なっていない。国際的にも信用はがた落ちである。政治が良くならなければ景気の回復は無理だろう。

 そんな中でも、我々の業界はまだ恵まれている方だ。テレビ放送のデジタル化によって、テレビ関連の商売が活発だった。家電エコポイントも追い風になったことは確かだが、正直言って非常に煩わしかった。

 平成23年も経済の上昇は望めそうにない。年内に再度の政権交代があるかもしれない。かと言って、誰が総理大臣になっても世の中は急激に変わることはないだろう。来年も我慢の年になりそうだ。

月曜日, 12月 27, 2010

ネットオークション


 車や美術品のオークションはよく知られているが、ネットオークションでは、ありとあらゆる物が出品されている。一般のオークションと違うところは、出品、入札、落札などは、すべてインターネット上で行うことである。

  ネット上には様々なオークションのサイトがあるが、「楽天スーパーオークション」や「ヤフーオークション」が有名だ。日常的に出品したり気にいったものを落札したりしている知人を知っているが、僕は経験がない。

  ネットオークションは、基本的には個人対個人の売買ではあるが、業者も数多く出品している。最近、「ペニーオークション」と呼ばれている新しいタイプのネットオークションに対しての苦情が、各地の消費者センターに寄せられていると聞く。

 家電製品などが格安で購入できるという触れ込みだが、入札のたびに50円から100円の手数料を払う必要があり、落札した価格が安くても、手数料を足すと、一般の店で買うより高くなっている。又、落札出来なくても、手数料は帰ってこない。この種のオークションは十分注意することだ。

水曜日, 12月 22, 2010

「嵐」

 今年のCDなどの年間売上げランキングがオリコンより発表されて、一位から十位までを男女二組のグループが独占して話題になっている。女性グループは「AKB48」。男性グループは「嵐」。嵐が今年リリースした6曲すべてがトップテンに入ると言う快挙を遂げた。

 「嵐」は今年の紅白歌合戦の司会に選ばれたことでもニュースになっている。今、大人気のアーティストのようだが、正直言って僕はこのグループの事は殆ど知らない。

 佳美(浩登のママ)が嵐の大ファンである。CDやライブを収録したDVDは欠かさず買っている。時々頼まれて、Amazonよりネット購入をしてやったりすることもある。

 メンバーは20代後半の5人組で1999年にデビーしている。グループでの音楽活動の他にも、テレビドラマ・映画・舞台・バラエティー番組や報道番組など、個人の活動もあるようだ。話題づくりに佳美からDVDを借りて観てみようかな・・・・・・・

水曜日, 12月 15, 2010

すぐき漬け

 
 日曜日の朝のテレビ放送に「たべもの一直線」と言う番組がある。12日は京の上賀茂で、すぐき菜の栽培から加工まで一貫して行っている農家の紹介があった。先代からの教えを守り続けて伝統の味を生み出している様子が報じられていた。

 千枚漬け、しば漬けと並んで京都の代表的な漬物が「すぐき」である。原料のすぐき菜を育て、伝統の「てんびん漬け」で大きな力をかけて水を抜き、乳酸菌を発酵させて適度な酸味のある独特のうまみが生まれる。

 すぐきの歴史は古く、400年ほど前に上賀茂神社の社家の間で栽培が始まったそうで、最初、社家の屋敷内で作られていたものが、江戸時代末期から一般農家でも作られるようになった。一般に普及し始めるのは明治維新以降。

 酸味のきいたすぐきは大好物だが、すぐき独特の酸味が生まれるのは乳酸菌発酵が起こるためで、長年使い込んだ樽や室に住み着いた乳酸菌によるもので、すぐき農家それぞれの味が生まれる。近年、すぐきから植物性の乳酸菌「ラブレ菌」が発見され注目されている。

木曜日, 12月 09, 2010

六次産業


 近頃、六次産業と言う言葉をよく聞くようになった。産業分類では、第一次産業が農畜産物や水産物の生産を行う。第二次産業はこれらの加工を行う。第三次産業が流通業や販売業と分類されていると理解していた。

 それでは、六次産業があるのなら四次産業・五次産業もあるのかと思ったがそうではなかった。ちなみに六次産業と言う名称は、一次産業の1と二次産業の2と三次産業の3を足し算すると6になることから付けられた造語らしい。

 第六次産業とは、農業者等が、農産物や水産物の生産だけでなく、食品加工や流通販売にも関わり、加工賃や流通マージンを得ることによって、農畜産業や水産業を活性化しようということの様だ。

 情報化社会の中で時代は大きく動いている。一次産業に携わっている人たちも努力しているようだ。我々第三次産業に従事している者たちも、同じことをやっていたのでは進歩がない。時代に合った努力をする事も必要ではないだろうか。

水曜日, 12月 01, 2010

デジタル放送の日


 今年も一ヵ月を残すだけになった。何だかあっという間に師走を迎えたような気がする。それでも、今年の商いは結構忙しかったし、健康で対応できたことはよかったと思っている。

  今日12月1日は「デジタル放送の日」だった。テレビのデジタル放送は、衛星放送が平成12年、地上放送が15年の12月1日に始まったことにちなんで、12月1日を「デジタル放送の日」としている。来年7月のテレビ放送完全デジタル化を控えて、関係者は、円滑な移行に向けての対策に全力を尽くす事を確認している。

  しかし、現段階で、実際にデジタル化に対応できていない消費者はかなりあると思う。地域差はあろうが政府が発表している数よりは少ないようだ。11月はエコポイントの関係でテレビの買い替えが多かったが、それでも当店は顧客全体の半分ぐらいの買い替え率だろうか。

  完全デジタル化まであと200日余りだが、受信機の買い替えやアンテナ設置を含めた受信設備工事の仕事は増えるだろう。これらに対応できる準備はしておかねばなるまい。