かくれ里

火曜日, 1月 30, 2018

奈良大立山まつり


今年で3回目となる「奈良大立山まつり」の立山は、奈良県各地に江戸時代の頃から伝わる「作りもの」を身代わりとして降りかかる厄を落とす風習のことをいう。奈良県各所で立山祭りが続けられており、これ等の伝統が奈良大立祭りにと発展したそうだ。
 
奈良大立山まつりのメインとなる四天王は、持国天、増長天、広目天、多聞天の総称で、それぞれに東西南北を守るという。寺院では須弥壇の四方に安置される。
 
会場の平城宮跡には、奈良県内各地から数多くの伝統行事が集って、祭りを大いに盛り上げている。子供縁日など各種プログラムも盛りだくさんだ。
 
同時に県内39の市町村から、あったかもんメニューの出店があって、お互いにグランプリーを競い合っていた。あったかもんメニュューは400円均一で、長蛇の列ができているところも何ヵ所かあった。僕たちは曽爾村のちからうどんを味わった。
 

月曜日, 1月 29, 2018

平城宮跡


奈良の平城宮跡へは何度も行っている。最初は2001年にTさんと行った。この前年の2月11日には毎日放送ラジオ恒例のラジオウオークで2万人以上の人が訪れている。この時のゲストは、今は亡き川島英五だった。
 
その次は2004年に、メンバー17人でラジオウオークと同じコースを歩いた。僕たちは、放送を録音した音源を聞きながら歩いた。その後にも鳥見などで訪れているが、昨日は、TさんとIさんと3人で行った。
 
JRの平城山駅近くのパーキングに駐車して、磐之媛命陵などの古墳群の道を歩いて、14時前に平城宮跡に到着した。タイミングよくこの日は奈良大立山まつりの最終日で大勢の人でにぎわっていた。大立山祭りについては改めてアップする。
 
15時過ぎに平城宮跡を退散し、少し回り道をしてから17時まえに駐車場所に戻った。万歩計の数値は23000歩ほどになっていた。2月の11日の日曜日には、いつものメンバーの皆さんに呼びかけて、昨日歩いたコースを一緒に歩こうかと考えている。

土曜日, 1月 27, 2018

リフレ派とは


僕がよく見ているインターネットのサイトには、安倍首相がリフレ派になったのはいつの頃からかとの話題がある。リフレ派とは、緩慢なインフレを継続させることにより、経済の安定成長を図ることが出来るとする理論を政策に取り入れようとする人々のこと書かれている。
 
このサイトの管理人は経済学者で大学教授の高橋洋一氏だ。元大蔵官僚で、内閣府参事官などの重要な仕事をされている。小泉政権では、竹中平蔵総務大臣補佐官をされていて、政権内で量的緩和の有効性を説き、弊害のないことを指摘していた。
 
ところが日銀は、2006年3月に量的緩和を解除した。その為デフレ脱却が遠のいてしまった。当時、高橋氏の意見に賛同していた政治家は数人だったが、官房長官だった安倍氏もその一人だった。
 
第二次安倍内閣が成立した時点においても、2006年3月の量的緩和解除は失敗であり、その失敗を踏まえての2%のインフレ目標を明確に導入したアベノミクスをつくった。「安倍氏は記憶力がいい。誰の予測が正しかったのか、間違っていたのかをよく覚えている」と高橋氏は書いている。

金曜日, 1月 26, 2018

プラザ合意


今から32年前の1985年の9月に、日本、アメリカ、西ドイツ、イギリス、フランスの、蔵相と中央銀行総裁がニューヨークのプラザホテルにおいての会談で、行き過ぎた円安を円高に転換することに決めた。これを「プラザ合意」と呼ぶ。
 
当時の円相場は1ドル=240円前後だった。日本は欧米諸国に対して巨額の黒字を出し、世界経済はほとんど一人勝ちの状態だった。アメリカは日本の黒字の原因は行き過ぎた円安だと分析し、G5を開いたのである。
 
プラザ合意から26年後には1ドル=75円になった。現在の円相場は110円前後で動いている。円が2倍以上になったということは、日本製品を海外で売る時は2倍の価格で売らねばならない。販売価格が2倍を超えてやっていける企業はない。やむなく生産拠点を海外に移転し始めた。
 
生産拠点を海外に移すということは、日本国内では失業者が増えることになる。プラザ合意は日本経済の失われた20年を招いた。日本経済が空洞化したためアベノミクスは息切れしている。だが、今年の経済は上向くような気がするのは僕だけだろうか。

木曜日, 1月 25, 2018

8Kは普及するか


今年中に8Kが一般家庭でも視聴できる環境が整うことになるのだが、今のところ国内メーカー各社の足並みはそろっていない。8Kに最も積極的なのはシャープだ。20年度には60型以上のテレビの半数以上を8Kテレビにする目標を打ち出している。
 
パナソニックのテレビ事業は、有機ELパネルを搭載した製品を主力に於いており、プラズマテレビ時代から培ってきた自発光技術が生かせると考えている。当然、8K時代においても有機ELで考えているだろうが、現時点で8Kを商品化する場合は、まずは液晶パネルでの投入になるだろう。
 
ソニーも8Kの実用放送に向けた取り組みには消極的だ。「4Kが愈々定着してきた段階の今は、8Kテレビをメッセージングするのは時期が早いと考えている」とソニーの平井社長は述べている。
 
僕は以前に書いたように、今度のオリンピックは8Kで観たいと考えており、去年の誕生日から毎月3万円の貯金を始めた。オリンピックまで2年余りある、その頃には事情が変わっているかもしれない。

水曜日, 1月 24, 2018

年金のこと


年金生活者が増えている。僕も65歳から貰っているが、月6万円ほどでは生活できない。支給を受ける時点では、「70歳まで延長すると受取額が増える」と言われた。一度きまった毎月の額はそのまま続く。だから、長生きするほど後からもらい始めた方が得になる。
 
何歳から貰い始めても、平均的な受給期間に達した時点で貰える年金の総額は同じになるという設計になっていて、現在だと82歳ぐらいで同じになる計算のようだ。
 
今話題になっているのは、選択できる期間を70歳よりもっと先に延ばせるようにすることを国が検討しているというのだ。
 
今や人生100年時代が迫っている。長い老後のことを考えると、働けるうちは働いて、自分の年金の額を増やしておく選択肢もある。年金財政にとってもその方が良いのだろう。そのためには、高齢者が働きやすい社会にする必要があるのではなかろうか。

火曜日, 1月 23, 2018

昭和27年


昨日は通常国会が召集されたと書いた。テレビ・ラジオで実況中継もされていた。ところで、国会中継が初めてラジオで放送されたのは昭和27年の1月23日だ。当時の総理大臣は吉田茂だった。
 
戦後もまもないこの年の8月に、僕たち家族5人は、広島の疎開先から大阪に戻ってきた。僕は13歳、中学1年生の夏休みだった。それから66年経った。人生いろいろあったが、今は心身ともに安定した生活が送れている。
 
当時を振り返ると、世の中は大きく変貌した。テレビをはじめ多くの電化製品が出現して生活は便利で快適になった。やがてパソコンが普及し始めた。そしてインターネットで世界中がつながった。
 
何よりも通信手段が大きく変わった。27年前の通信手段と言えば、郵便・電報か電話ぐらいだった。公衆電話機がそこここにあった。現在は小学生でもスマートフォンを使いこなしている。これからも、世の中は加速度的に進化することだろう。

月曜日, 1月 22, 2018

通常国会


通常国会が今日召集された。通常国会は憲法によって、毎年1月中に召集するものと規定されている。この国会では、主に翌年度の予算案が重要な議案となる。            

天皇陛下隣席のもと開会式が行われた。冒頭に、内閣総理大臣による「施政方針演説」、外務大臣による「外交演説」、財務大臣による「財務演説」、経済財政担当大臣による「経済演説」が行われた。会期は620日までの150日間。
 
安倍首相は、「働き方改革国会」と位置づけ法案の成立を期すとともに、憲法改正議論も進める考えのようだ。野党からの攻勢が予想される中。政府、与党としては、9月の自民党総裁選を控え、会期の大幅延長は避けたい考えのようだ。

  憲法改正に関しては安倍首相が、「今年こそあるべき姿を国民に提示したい」と意欲を示している。一方野党は、「もり、かけ」問題などや、カジノを含む統合型リゾート実施法案などで攻勢をかけたいとしている。審議が紛糾すれば、憲法改正議論が停滞する可能性もある。

日曜日, 1月 21, 2018

買出し


最近、野菜の値段が上がっている。そこで、午前中に岸和田の道の駅「愛彩ランド」でたっぷり買い込んできた。野菜や果物に魚介類も買って1万円弱支払った。それでも近所のスーパーなら何割か高かっただろう。
 
愛彩ランドは、最近マスコミになどにも取り上げられていて人気があるようだ。今朝も10時前に着いたが、駐車場はすでに満車状態だった。10時オープン前というのに長蛇の列で最後尾に並んだがどんどん後ろにつらなった。
 
大混乱の店内に40分ほど滞在してから帰路に着いた。正午ごろ帰着。昼食後に愛彩ランドで買った高野槙をもって、西成区内の家内の両親の墓と先祖の墓にお参りに行った。
 
その足で、いつも行く天王寺区の業務スーパーに赴いて、冷凍食品と肉類の調達をした。1年ほど前からは、毎月1回このような買出しをしているが、新鮮でリーズナブルな買い物ができている。よって、近所のスーパーでの買出し回数は少なくなった。

 

土曜日, 1月 20, 2018

トランプ大統領就任から一年


トランプ政権が発足して1年が過ぎた。就任演説で「米国第一主義」を掲げたが、それは、強いアメリカを取り戻すことに主眼があったはずである。その源泉は、自由と民主主義の普遍的価値と国際秩序を守ることにあるのだがトランプ氏はあまり重きを置いていないようだった。

  その結果、南シナ海などで、中国にわが物顔の振る舞いを許してしまった。その為にこれまで、軍事・経済で米国が主導してきた国際社会繁栄の基盤が、中国によって破壊されようとしている。

その間、米国経済は右肩上がりに推移した。しかし、貿易赤字は少し大きくなっているが、経済が成長していると輸入が増えて貿易赤字は増える傾向にある。経済成長しつつ貿易赤字が減らなかったことなので問題ないとのことだ。
 
米国内でも日本でも、トランプ政権を批判する人が結構多いが、経済に関しては、指標をみる限り文句のつけようがない状態だ。過去の例からも、経済が良ければ他で批判されても結構長持ちしていることが多い。

金曜日, 1月 19, 2018

地震雲?


大分県在住の方のブログに、昨日の朝、ふと空を見ると、添付画像(拝借した)のような雲が出ていた。とにかくこんな不自然な雲は見たこともないし、もしかしたら日向灘沖地震の前兆なのか?と書いていた。
 
日向灘にしたら随分近くに見えるので、どなたか他の地域での目撃情報がないかとネットをチェックしていたら、イプシロン3号打ち上げのロケット雲だと分かったそうだ。
 
イプシロン3号が打ち上げられた種子島から大分までは、直線距離で約230kmある。「そんなに遠くの雲がこんなに近く見えていたとは驚きだ」と書かれてあった。
 
僕は、昨日の打ち上げの模様は朝6時のニューズで観た。打ち上げの瞬間はものすごく迫力があった。これまでに数えきれないくらいロケットが打ち上げられるているが、このような雲が出ることはよくあるのだろうか。

木曜日, 1月 18, 2018

宇宙ビジネス


インターネットが普及し、ソーシャルメディアも普及し、次の大きなものは一体何かという議論がしばしばなされる。その一つに宇宙ビジネスだという意見がある。では、宇宙ビジネスとは一体何なのか。
 
今朝、打ち上げられた小型ロケット「イプシロン」3号機は、NECの地球観測衛星「アスナロ2」を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。イプシロンは固体燃料を使う3段式ロケットで、3回連続の成功。打ち上げ費用は、大型機H2Aの半額以下で、将来は商業打ち上げ市場への参入を目指すようだ。
 
NECは「アスナロ2」の投入を機に、宇宙事業の拡大をもくろんでいる。観測データーの販売や衛星の運用により、3年間で50億円規模の売り上げを目指している。
 
宇宙ビジネスが今後どのような方向に進むかは知らないが、イーロン・マスク氏によって立ち上げられた「SpaceX」は、最も注目すべき宇宙ベンチャーだろう。日本では、堀江貴文さんが力を入れている。

水曜日, 1月 17, 2018

23年前


月日の経つのは早いもので、あれから23年が過ぎた。阪神淡路大地震では大きな揺れで目が覚めた。我が家にはほとんど影響がなかったが、テレビのスイッチを入れると被害の状況が刻々と報道されていた。一週間後に、尼崎の知人宅へ見舞いに行ったら、店舗は無事だったが自宅が半壊していた。
 
当店は、震災の前年に店舗を大幅に改装した。もし大阪が同様に見舞われていたらと思うと身震いした。それでも西区の顧客宅の屋根瓦が落下したり、別のお客様は、分譲マンションにヒビが入って困惑しておられた。
 
この年にはオウム真理教のサリン事件などもあって、いやな年だった。景気も下降気味で、売り上げも低迷していた。そんな状態のときに仕事中の事故で腰の骨を圧迫骨折して、完治するのに半年ほどかかった。
 
 この頃から商売に対する考えが大きく変わった。販促活動は一切やめた。売掛金や商品在庫もできるだけ減らしていった。当然売り上げは大幅にダウンしたが必要経費も減った。その後24年間店舗改装もしていない。

火曜日, 1月 16, 2018

駐車料金


昨年末にコインパーキングの話題を書いたが、住吉辺りでは1時間200円ぐらいが相場で、最大料金も1000円未満だ。ところが、今日エアコンの取替工事に行った本町付近の駐車料金が非常に高いのには驚いた。

  添付写真のパーキングは、15分500円で最大料金が書いていない。3時間預けたら6千円になる勘定だ。だが、このパーキングは満車だったので、現場から少し離れているが、公安委員会管理の1時間300円の道路脇のスペースに駐車した。

仕事は3時間半ほどかかったので、1時間経過ごとにチケットを買ってフロントガラスに貼りに行った。結局、今日の駐車料金は1200円で済んだが、なんとなく落ち着かなかった。

月曜日, 1月 15, 2018

SHINGO西成


SHINGO西成は、西成区出身のミュージシャンである。本名は池上慎吾。1972年生まれの45歳だ。彼の存在は最近知ったのだが、歌のジャンルはヒップホップである。
 
ヒップホップと言われてもどんなものか知らなかったが、ユーチューブなどで聞いてみると結構面白い。
 
釜ヶ崎の三角公園近くの長屋で生まれ育ったそうだが、釜ヶ崎と聞けば、あまりいい印象がもたれないが、この地域に元々住んでいる人はいい人が多い。僕も西成生まれで若い頃は西成で働いていた。釜ヶ崎あたりにも得意先があって何度も訪問している。
 
彼がどんな仕事をしているのか知らないが、西成には誇りを持っているのだと思う。そうでなければ芸名に西成とはつけないだろう。しかし、彼の年齢からしても大きくブレークすることはないと思うが、陰から応援してやろうと思っている。

日曜日, 1月 14, 2018

公園散歩



  Tさんを誘って、午前中に自転車で万代池公園と長居植物園に行ってきた。万代池には水鳥たちが沢山来ていたが、桜のつぼみはまだ硬かった。池の周りを散策してから長居公園へ移動した。
 
鶴ヶ丘駅側から公園を横切って植物園の駐輪場に自転車を止めて入場する。この季節の植物園は殺風景だがそれなりの風情が楽しめる。
 
ソシンロウバイが淡い黄色の花をつけている。スイセンの花も咲いていた。梅林のウメは枝をぐんと伸ばしていてまもなく開花するだろう。
 
いつも通り、万葉の小経の藤棚の下で記念のスナップ。植物園入口の壁面花壇の前でも記念のスナップ写真を写した。12時半ごろに帰宅。

金曜日, 1月 12, 2018

大学入試センター試験


今年の大学入試センター試験が明日から行われる。昔は共通一次試験と言っていたようだが、僕はこれまでほとんど気にしていなかった。今年は孫の浩登が高校卒業で現役だ。しかし、どうやら希望の学校に推薦入学できることになったようだ。
 
センター試験は、国公立大学と多くの私立大学も利用する。定員の一部をセンター試験の結果だけで判断する学部などあって、多様化する入試に受験生の心理が働いているようだ。
 
さらに、私立大学では、大都市圏にあって人気の高い大学と、受験生が定員に満たない大学への二極化が顕著になっているようだ。このため人気の大学に合格するのにはかなりハードルが高いようだ。
 
それにしても受験生は大変だ。目先の志願倍率に惑わされないで、これまで培ってきた実力を発揮してほしい。天気が心配な地域もあるので、会場の下見などもして試験に臨んでほしいと思う。

木曜日, 1月 11, 2018

全固体電池


自動車産業は世界中がEVシフトする中、完成車各社だけでなく、エンジン関連部品メーカーも対応に迫られている。点火プラグ最大手の日本特殊工業(日特)は、EV向けの次世代電池として期待される「全固体電池」の開発を加速している。
 
日特では、現在の売り上高の84%の部品がEVによって不要になる。だがガソリン車のアフターパーツ需要はすぐには消えないとして、まだ時間的猶予があるとみている。
 
全固体電池とは、現在主流のリチュームイオン電池の電解質を、可燃性のある液体から固体に替えた電池で、安全性が高く、大容量、大出力、長寿命などが実現でき、航続距離を延ばすことも可能だ。
 
全固体電池は、トヨタやホンダ、独のBMWなどが開発を進めている。パナソニックはトヨタと組んで、全固体電池の製造にシフトするようだ。TDKや村田製作所も開発しているが、自動車用ではなく、IoT機器や通信端末向けを想定しているようだ。

水曜日, 1月 10, 2018

デフレ脱却宣言



最近、小麦粉やビールといった身近な食品や外食チェーンの利用金なども値上がりしている。原材料費の高騰や人手不足による賃金の上昇が背景にあるようだ。
 
こうした状況のなか、政府も「デフレ脱却に向けた局面の変化がみられる」という見解を示していて、近日中にデフレ宣言をするかどうかに関心が高まっている。
 
しかし、一般論として「物の値段はやすいほうがいい」という意識が根強く、政府が一方的にデフレ脱却を宣言しても人々の気持ちがついていかないということにもなりかねない。
 

 そのためには、国内の消費がもっと活発になり、結果として物の値段が自然に上がっていくことが必要だろう。そのカギを握っているのが賃金の上昇だ。今年の春闘で消費の上昇をぐっと押し上げる賃金の上昇が実現するかが注目の所だ。

火曜日, 1月 09, 2018

はやぶさ2


2014年12月3日に打ち上げられた「はやぶさ2」は27億キロを旅して、小惑星「リュウグウ」まで370万キロに迫っている。明日から軌道修正作業に入る。これに成功すれば6月下旬に到着の予定だ。
 
はやぶさ2の本体の基本構造は「はやぶさ」とほぼ同じだが、その後に進展した技術を導入している。「はやぶさ」になかったものとして「衝突装置」で人工的にクレーターを形成し、衝突により露出した表面からサンプルを採取する計画だ。
 
太陽系の起源や進化を知るためには小惑星を調査する必要がある。はやぶさ2が目指す小惑星「リュウグウ」には、有機物や含水鉱物をより多く含んでいると考えられている。地球をつくる生命の原材料物質は太陽系初期と密接に関係があると考えられている。
 
はやぶさ2は、1年半ほど小惑星「リュウグウ」に滞在して、2019年末頃に小惑星を出発し、2020年末ごろに地球に帰還する。気の長い話だがそれにしても凄いことが出来るものだ。

月曜日, 1月 08, 2018

明治150年


今年は明治維新から150年目になる。今年の大河ドラマも西郷隆盛が主人公で昨夜から始まった。維新の三傑と言われるのが西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允で、倒幕から明治維新の激動の中で活躍した。
 
西郷と大久保は幼馴染で、共に日本の政治基盤をつくったが、征韓論で意見が分かれた。藩籍奉還や廃藩置県によって職をなくした不平武士と西郷隆盛によって「西南戦争」が起こった。新政府側として西郷を死に追いやった大久保利通は、翌年、47歳の時に不平武士達によって暗殺された。
 
大久保利通と西郷隆盛を比べた場合、一般的には西郷の方が人気がある。だが僕は大久保の方が好きだ。2年間にわたる欧米への訪問で世界を見て回り、新しい世の中の礎をつくったのには賢く努力家で、私利私欲にとらわれなかったからだろう。大久保は本当の意味での政治家だったと思う。
 
神武以来、連綿と続く日本の歴史において、僅か150年の間の世の中の動きを知れば知るほど、現在の日本がどんなに素晴らしいがわかる。今後もこの状態が続くよう願う。

日曜日, 1月 07, 2018

大野寺の摩崖仏




正月2日に娘たち家族がやって来た折に、3日には旦那の姉宅に行くと言った。榛原から最近、室生口大野の大野寺付近に引っ越したそうだ。僕は、これまでにハイキングで2度、大野寺から室生寺まで歩いたことがある。
 
久しぶりに大野寺の摩崖仏が見たくなった。今日は天気が良さそうなのでドライブでもしようかとなって、9時半頃からスタートした。一般道を走って12時前に大野寺に到着した。
 
途中コンビニで買ったおにぎり弁当を車内で食べてから、周辺をスナップする。室生川の河原では、キセキレイ(?)を発見。シャッターを切ったが持参したカメラと僕の腕では添付写真が精いっぱいだ。摩崖仏の撮影もお決まりの構図だ。
 
30分ほどで大野寺を後に、室生寺前を経由して帰路に着いた。途中、大宇陀の道の駅に立ち寄った。数年前の1月4日には、この場所に車を止めて、TさんとIさんと3人で付近を歩いた思い出がある。小休止の後、帰路も一般道を走った。自宅には16時頃に到着。

土曜日, 1月 06, 2018

これからのテレビ


昨年、韓国のLGデイスプレイ社が170万枚の有機ELパネルをテレビ向けに生産し、ソニーにも提供しているようだ。LGの今年の有機ELパネル生産計画は280万枚だそうだ。
 
これに対してサムスンは液晶テレビに力を入れている。しかし、サムスンとシャープを除く多くのテレビブランドが有機ELテレビを強化する計画になっているようだ。
 
有機ELを採用しないテレビメーカーは量子ドットバックライトを採用した「QLED TV」で対抗しつつ、さらに8Kの液晶テレビを投入して対抗していこうとしている。
 
シャープは「2020年に60型以上の液晶テレビの半分を8Kにする」として、8Kテレビの早期普及を目指している。

金曜日, 1月 05, 2018

儒教


孔子を始祖とする儒教のことは聞いたことはあっても殆ど理解していなかった。ところが、年末に買った「日本人だけがなぜ日本の凄さに気づかないのか」というタイトルの本を読んで少し理解が出来た。
 
ケント・ギルバート氏と石平氏の対談を、編集し書かれたこの本を正月の間に読んで目からウロコが落ちた。両人は、儒教はきれいごとを言うが、日本と、韓国や中国との解釈の仕方が全く違うというのだ。

  儒教は中国で生まれたものだが、万民に対する愛というものは中国にも韓国にも全くなく、自分の一族あるいは自分の派閥とか関係者に対する情はあるが、それ以外に対してはない。キリスト教でいう愛とは決定的に違うのだ。
 
 儒教の教えは簡単には理解できないが、日本人と中国・韓国人との解釈の仕方がかなり違うということは分かった。

木曜日, 1月 04, 2018

日本の政治、今年の注目


今年の日本の政治を考えるについて、秋に予定されている自民党総裁選だろう。安倍総理にとって今年は総裁期目最後の年だ。3期目を目指す安倍総理としては万全の体制で臨みたいところだろう。
 
次の注目点は、憲法をめぐる議論がどうなるかだ。「憲法9条の条文を変えず、自衛隊の存在を書き加える」という安倍氏の意見に対し、「条文を書き換えて自衛隊の位置付けを明確にする」という石破氏の意見や「いずれにしろ丁寧な議論が必要」とする岸田氏の意見などがある。
 
それに加えて、天皇陛下の退位、参議院選挙、消費税の引き上げ問題等、来年への準備などのこともある。このような3つの要素が、今後どう絡んでいくのか、今年の政治は大いに注目しなければないだろう。

水曜日, 1月 03, 2018

住吉大社へ初詣


 午後から一人で住吉神社行ってきた。自宅ら神社までは1km足らずの距離だが脊柱管狭窄の影響は少なからずあった。途中何度か立ち止まりながら、たどり着いたのは午後時ごろだ。案の定、大勢の参拝者たちで大混雑だ。言葉遣い等から判断して外人さんも多かった。
 
参拝者たちはガードマンの誘導で一方通行で進んでいる。本宮の参拝はあとにして、持参したデジカメで太鼓橋(反橋)を歩く人たちを動画撮影する。
 
  本宮の参拝を済まし、住吉東駅より難波行きの電車に乗った。目的は、家内から頼まれたHORAIの「豚まん」を買うためだ。HORAI難波駅北口店では改札を出なくても買うことが出来る。「豚まん」4個入り680円也を買って、今乗ってきた一番線ホームに停車中の電車で帰宅した。


火曜日, 1月 02, 2018

ぞうに



我が家の雑煮は、白味噌仕立てで焼かない丸餅の関西風だ。具には里芋、大根、人参、焼き豆腐を入れる。具材は大晦日に下こしらえしておいて、夫婦二人が3回食べる分を大鍋で炊く。
 
ところで、暮れのスーパーには雑煮用の大根が売り切れたのかなかった。仕方なく今年は青首大根で代用した。夕方、孫たち一家がやってきた。佳美に雑煮大根の話をしたら、生産が少なくどこのスーパーにも置いてなかったそうだ。
 
毎年、正月二日には、家族四人がやってきて食事を共にするのだが、今年はペットのワンちゃん同伴だった。最近、飼い始めたそうだがおとなしい犬だ。種の名前を聞いたが忘れた。タブレットで撮影した写真を添付する。
 
孫たちはこの春から大学生と高校生だ。体格が大きくなって僕の伸長を抜かれてしまった。二人とも健やかに育ってくれて何よりだ。今年も災いのない一年を過ごしたいものだ。

月曜日, 1月 01, 2018

ブログ


あけましておめでとうございます。2018年の幕開けです。2006年の正月から始めたこのブログ「かくれ里」は、11年が過ぎた。日記を書く積りでアップし始めたものだが、気が付いたら投稿数も2600を超えていた。
 
このブログは、Googleが提供するBloggerのアカウントにワード文で投稿することが出来る。写真も添付できる。最初のうちは戸惑ったが何とか使いこなせるようになった。これまで書き貯めたものは全部、Bloggerに預かってもらっていて、検索すればすべて呼び出すことが出来る。
 
日記を書く積りで始めたものだが、最初のうちは緊張して、たどたどしい文章が多かった。しかし、最近は開き直って、その時々のニュースなどからテーマを見つけてアップしている。今のところ更新もほぼ毎日できている。これからも今の調子で続けていきたいと思っている。