かくれ里

木曜日, 6月 29, 2017

ぶらぶら野菜で夏バテ知らず


ぶらぶら野菜とは、料理研究家の清水信子さんの言葉だが、今が旬の胡瓜、茄、トマトなど、ぶら下がって成っている。そういえば,豆類もカボチャもみんなぶら下がっている。これらの野菜は体を冷やしてくれる食物だ。最もこれらも一年中手に入るようになって季節感が無くなった。
 
清水信子さんは、若い人たちに敬遠されがちな和風料理を手軽に作れるようにわかりやすく伝えている。NHKの料理番組にもよく出演されているが、説明が具体的でよく理解できる。
 
日本には四季があり、自然の恵みを受けた食材が出回る。昔からその土地で採れた旬のものを食べることが健康に良いと言われていたが、戦後、世界中の料理が食卓に並ぶようになり、食生活が大きく変わった。そして、生活習慣病が増えた。
 
最近和食が見直されるようなり、国内だけでなく外国からも注目されている。清水信子さんは、和食の基本を手抜きしてもおいしく作れるかを伝えたいと言っている。だから料理の解説もユニークだ。

水曜日, 6月 28, 2017

老老介護


高齢者が高齢者を介護する「老老介護」が問題になっている。国民生活基礎調査の結果、要介護者と介護者の年齢が75歳以上の割合は過去最高の30.2%になったことが明らかになった。
 
厚生労働省は「高齢化と核家族で今後も老老介護は増えるとして、支援が必要だ」としている。介護が必要になった原因で多いのが認知症で4人に1人にのぼり脳卒中より多くなったと報告している。
 
昨日のテレビニュースでは、千葉県に住む90台の老老介護の夫婦の例を伝えていた。妻は「要介護2」の認定を受けておりほとんどベッドの上での生活だ。介護していた夫も、転んで足を痛め、最近「要介護2」の認定を受けた。
 
夫婦は特別養護老人ホームへの入居を検討したが、金銭的な問題であきらめた。僕の知り合いにも似たような例がある。老老介護は大きな社会問題だ。いずれ自分たちも経験することになるかもしれない問題であろうか。

火曜日, 6月 27, 2017

これは本物だ


将棋の藤井聡太プロの話題は、28連勝をかけた対局に臨んでいるときにも書いたが、昨日行われた対局でも勝って、デビュー以来負けなしの29連勝となって歴代連勝記録のトップとなった。
 
30年前に28連勝を達成した神谷広志八段は、一位でなくなることは個人的には寂しいが、「凡人が運だけで作った記録を実力で抜いたと言うのは、将棋界にとっていいことだと思う。」と語っている。
 
将棋界で一世を風靡した羽生善治三冠も、「結果も素晴らしいが内容も伴っている。将棋界の新しい時代の到来を象徴する出来事だ。檜舞台での対戦が楽しみだ。」と述べている。
 
先日はこのブログで、このあたりで負けるのも有りではないかと思うと書いたが、藤井聡太君は、受け答えもしっかりしている。体力もある。どうやら本物のようだ。これからもさらなる記録を目指して精進してもらいたいものだ。

月曜日, 6月 26, 2017

超大型倒産


タカタ製のエアバッグのリコール問題のことは聞いていたが内容はあまり理解していなかった。タカタという会社のことも知らなかった。問題のエアバッグは、世界で約1億個がリコールの対象になっているようだが、それでも存続しているタカタとはいったいどんな会社だろうかと思っていた。
 
そのタカタが本日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し受理されたとのニュースだ。負債額は1兆円を超える見込みで、製造業で過去最大の倒産になるようだ。
 
タカタは、1933年に滋賀県彦根市で繊維メーカーとして創業した近江商人だ。1980年頃からエアバッグの生産をはじめ、世界シェアの約2割を占める大手に成長した。欧米やアジアなど世界中に拠点を持ち、従業員は4万6千人いる。
 
従業員のことなど今後のことが心配だ。莫大なリコール費用は日本の自動車メーカーが肩代わりしているようだが、事実上回収は無理だろう。自動車メーカー各社は、費用の大半は引き当てており、業績への影響は限られる見込みのようだ。

日曜日, 6月 25, 2017

エナガ


NHKの日曜日の朝のラジオ放送で「いきもの色々」という番組がある。今朝は小鳥の「エナガ」の話題だった。僕は今年2月、平城京旧跡へ鳥見に行った際にエナガを動画撮影していたので、今朝は興味深く聞いた。
 
エナガの体長は14㎝ぐらいだが、尾羽が長く、体重は5~8gぐらいで、スズメ(24g)に比べるとずいぶん軽く小さい。雌雄同形同色で、外観上の区別はできない。
 
主に、平地から山地の林に生息するが、木の多い公園や街路樹の上などでも見ることも出来る。繁殖期には、つがいで小さな縄張りを持つ。木の枝先などで小さな昆虫類を食べる。特にアブラムシを好み、ホバリングしながら捕食することもある。
 
3月ごろから繁殖期に入り、つがいとなって樹木の枝や幹の股に、苔をクモの糸で丸くまとめた袋状の巣を作る。卵は7~12個産卵し、雌雄交代で抱卵する。2週間ほどで巣立ちするが、無事に巣立つ確率は低く、原因は、カラス、イタチ、ヘビなどに捕食されることによるようだ。

金曜日, 6月 23, 2017

支部親睦会の写真編集


先週の土曜日の夜には、同業組合支部の春の親睦会が道頓堀の「敦煌」で開催され参加した。役員の折には早めに行って受付などをするのが常だったが、今回は一会員としての参加で気が楽だった。
 
この日の出席者は家族を含めて50名余りだった。僕は趣味の写真撮影を楽しんだ。いつも通り無造作に100枚ほど撮った。カラオケで盛り上がった場面は動画で撮影した。
 
今日は午後より、当日撮影した画像の編集を行った。プリントはインクジェットプリンターでL版または2L版に印刷しているが、インクの消耗が思いのほか早く、結構経費がかかる。
 
そこで、近頃はカラーのレーザープリンターで普通紙に印刷しているのだがきれいだ。印刷時間も速い。上等の紙を使えばもっときれいになるのだろう。問題はランニングコストだ。純正トナーは高価だが、Amazonのサイトで格安のトナーを買っているのでインクジェットより割安だ。本日も全体を撮影した写真はレーザープリンターで印刷。個人のスナップはインクジェットプリンターでL版に印刷した。

木曜日, 6月 22, 2017

ジョージア決戦


アメリカでは、日本ではなかなか理解できない出来事が多い。20日行われたアメリカ南部ジョージア州の連邦議会下院の補欠選挙が話題になっている。開票の結果与党・共和党の候補が接戦の上勝利した。
 
ジョージア州は、これまで40年間共和党が議席を守っていて、本来なら共和党の楽勝のはずだが、今回はトランプ陣営とロシアの関係をめぐる一連の疑惑によって野党民主党は、トランプ大統領への信任投票と位置づけて選挙資金をつぎ込んだ。
 
そのため思わぬ苦戦を強いられた共和党も、記録的な規模の選挙資金を注ぎ込んだ結果、民主党の候補は一歩及ばず、共和党の候補が逆転勝利に漕ぎつけた。
 
  アメリカのメディアのほとんどはリベラル・左派系だ。しかし、トランプ大統領の登場によってそれまで表に出られなかった保守層が台頭し始めてきた。ところがメデイアは連日反トランプ的立場から報道する。今後アメリカはどのように変わるのか見守っていよう。

水曜日, 6月 21, 2017

28連勝に挑む


子供の頃、趣味で将棋を指したことはある。一応ルールも知っている。大人になってからは機会がなく全然指したことがない。余談だが、僕の亡父は強かった。色んな大会でよく賞品を貰って持って帰っていた。
 
14歳のプロ棋士藤井聡太君は、本日28連勝をかけた対局に臨んでいる。それにしても名古屋の中学校に通いながら大阪での対局が続いている。6月に入って八局目だそうだ。よく身体がもつものだと思う。
 
今日の対局者は25歳の澤田六段だが、今月2日にも対局し、苦しみながら勝った。もし今日も勝てたら連勝記録は歴代タイになるそうだが、果たしてどうなるだろうか。結果が楽しみだ。
 
ところで、藤井聡太君の為には、このあたりで負けるのも有りではないかと思う。素晴らしい結果を出して、皆からチヤホヤされることは彼にとっては決して良いことではないだろう。今後も将棋を続けるにしても、学校教育はきっちり受けた方が良いと思う。

火曜日, 6月 20, 2017

築地市場移転問題



 


東京都の小池知事は、20日の記者会見で市場移転問題について、「築地を守る、豊洲を活かす」と述べて、築地の再開発・再整備を軸とするとの方向性を打ち出した。豊洲は築地の一時移転先として利用した後、物流加工等の総合拠点として湾岸地域の物流センターに発展させていくと言う。
 
 小池氏は「豊洲のような市場に最も不向きな場所に、巨大な設備をすることなどありえない判断だが、既に、土地建物を手当てし整備してしまった以上、次善の策を考えなければならなかったとも述べた。
 
 小池知事は自分の考えを正当化したのだろうが、今後の費用など具体的なことは何も述べていない。いずれにしても大きな金額になるだろう。おそらく税金もつぎ込まれることになるのだろうが都民は納得するのか。
 
 そして、これまで中途半端な形で仕事をしていた市場関係者も落ち着かないだろう。補償問題なども発生するだろう。今回は都議選を控えての記者会見だと思うが、果たしてこれでいいのだろうか。

月曜日, 6月 19, 2017

ロンドンのビル火災


ロンドンの24階建ての高層住宅で起きた火災では、79人が死亡したとみられるとのことだ。日本でもビルの火災は時々あるが、ほとんどの場合、一部屋か二部屋が燃えただけで鎮火している。
 
イギリスの今回の火災はビル全体が燃えたようだ。一体どんな作りになっていたのだろうか。火災のあった建物は昨年改修工事が行われ、外観をよくするために燃えやすい外装材が使われた為に、炎が急速に燃え広がったのではないかと言われている。
 
この地区の近くには富裕層が暮らすエリアがあって、そこに暮らす人たちは、反対側のビルが見苦しいので外装だけをきれいにしたのだと住民たちは怒っている。
 
19日、メイ首相は火災の被害者のために500万ポンドを支援すると発表したが、家が亡くなった数百人の人々は、遅れた発表でメイ首相へ反発している。それにしても、イギリスでは国内に様々な問題が起こっており、混乱しているようだ。

日曜日, 6月 18, 2017

当尾の里の花の寺めくり


関西花の寺25ヵ寺のうち第15番の岩船寺はあじさいの寺と呼ばれている。摩崖仏や石地蔵が数多く点在している当尾の里にある。当尾の里には同じく関西花の寺16番の浄瑠璃寺もある。
 
20年ほど前にこの地を知ってから、毎年のように訪れている。当尾の里は日本の原風景がそのまま残っていて、何度行っても飽きないところだ。今日は4人で行ってきた。午前9時に出発し、1時間半ほどで浄瑠璃寺の駐車場に到着。
 
浄瑠璃寺のご本尊九体阿弥陀仏を拝顔し、門前の「あ志び乃店」でとろろ定食を食べる。食後は、自然のままの庭園を散策し、紫陽花をバックに記念撮影。ここから岩船寺までの石仏の道は、カメラ片手にゆっくり歩く。
 
岩船寺の本堂で住職の話を聞いてから、満開のあじさいの花を愛でながら寺内を一周した。再び石仏の道を駐車場に向けて歩く。帰路は下り坂が多く、楽に歩けた。浄瑠璃寺の駐車場を15時頃に出発し、途中の「道の駅ならやま」に立ち寄った。今日は天気にも恵まれ、気持ちの良い一日を過ごすことが出来た

木曜日, 6月 15, 2017

中間報告


日本の国会法では、原則として委員会での審査を経て、本会議に付することになっている。しかし、審査が長引いて緊急の案件が本会議に上程されない場合には、各議院は中間報告を求めることが出来るようになっている。
 
これまで国会での中間報告後の本会議への審議移行例は、衆議院で4回、参議院で19回の例がある。実際の中間報告の活用例は、野党議員が委員長を務める委員会で求められることが多いようだ。
 
本日の参議員本会議では、テロ等準備罪を新設する法律が自民、公明他の賛成多数で可決成立した。与党は法務委委員会での採決を省略して「中間報告」を行った。野党は一斉に反発したが、与党の強行採決で幕を閉じた。
 
与党は会期を延長せず、警報改正案などの積み残しの法案処理を行う考えのようだ。当初はテロ等準備罪を新設する法律の成立を期すため小幅の延長も検討していたが,加計学園の獣医学部新設問題など、野党に追及の場を与えるのは得策でないと判断したのだろう。

水曜日, 6月 14, 2017

中学生


中学生がニュースを賑やかしている。一人は将棋の藤井聡太君。もう一人は卓球の張本智和君だ。藤井聡太君はプロ4段で昨年12月に加藤一二三 九段 に勝って以来25連勝中だ。
 
卓球の張本君は、両親は中国の卓球選手だったが日本に帰化した。宮城県で生まれて2歳からラケットを握っている。小学一年生から全日本世代別卓球大会で優勝を続けている。
 
両人とも「凄い」の一言だが、僕が中学生の頃を振り返ってみた。終戦後余りたっていない学校はプレハブ校舎で、一クラス50人以上がほとんどだった。勉強は皆まじめだったが、スバ抜けた能力の者はいなかったように思う。
 
世の中は大きく変貌したものだ。今の中学生たちは我々の孫の世代になるが、総じてしっかりしている。方向を間違えなければこれからの日本は大丈夫だ。そんな意味からも、現代世代の大人はしっかりしなくてはなるまい。

 

月曜日, 6月 12, 2017

奈良の鹿


東京の伊豆大島でシカ科の「キョン」が野生化して増加し、島の特産物であるアシタバなどを食べる被害が広がっているとのニュース。東京都は駆除に取り組んでいるとのことだ。
 
奈良のシカも急増しているそうだ。奈良のシカといった場合は、奈良公園周辺に生息するシカのことだが、奈良では平城に遷都した1300年前からシカと共存してきた。神の使いとして保護してきたのである。
 
奈良のシカは、夜を春日山の森で過ごし、朝になると奈良の町に出て境内などの草を食べつつ観光客の相手をして、シカせんべいをおやつにもらう。夕方には森に帰る。という日常パターンで集団で暮らしている。
 
だが、公園には出ず森で暮らす一群もあるようで、森の草や稚樹を食べる為、森が荒れてきた。農作物の被害も減らない。そうかと言って、伊豆大島の「キョン」のように駆除に取り組むわけにもいかない。奈良県や奈良の鹿愛護会などは、どうすれば、今後もシカと共存できるかを模索しているようだ。

日曜日, 6月 11, 2017

美空ひばり



昭和の歌謡界を代表する歌手と言えば、美空ひばりだろう。彼女は女性として史上初の国民栄誉賞を受賞した。1937年(昭和12年)の生まれで1989年に亡くなったが、今年は生誕80年に当たる。
 
先日のラジオ深夜便では、本邦初公開の単独インタビューが放送され、感慨深く聞いた。インタビューは、1988年2月26日に、NHKの山川静雄アナが、美空ひばり宅に於いてインタビューしたものだ。
 
東京ドームコンサートに臨む直前の収録で、これまでの歌手人生、母への思い、長期入院を乗り越えた心境を語っていた。この放送は、南米向けの国際放送のみに放送されたもので、大変貴重なものだ。山川アナが個人保管していたものを聴くことが出来たのだ。
 
  ひばりが亡くなって今月24日で満28年になる。彼女の歌声は今でも放送でよく流れているが、僕は、VHSタイトルの「昭和とともに 美空ひばり」3巻セットを持っている。税込み価格2万円で購入した品だが棚に飾ったままだった。久しぶりに再生してみようかと棚から降ろした。DVDにコピーしようかと考えたりしているのだが。

金曜日, 6月 09, 2017

全会一致で可決


天皇陛下の退位に向けた特例法は、参議院本会議で採決が行われ全会一致で可決・成立した。これによって約200年ぶりに天皇の退位が実現する。退位は平成天皇一代を対象とするが、政府は、「将来の先例となり得る」との見解を示している。
 
特例法の第1条には「趣旨」として、陛下は83歳と高齢になられ、公務などの継続が困難になるお気持ちを国民が理解し共感している。と明記した。付帯決議では「女性宮家」創設などの検討を盛り込んだ。
 
退位日となる特例法の施行日は、公布日から3年を超えない範囲で定める。退位後の陛下の呼称は「上皇」となり敬称は「陛下」を維持する。また、皇后さまの敬称は「上皇后」となる。
 
陛下が退位すれば直ちに皇太子さまが天皇に即位する。尚、天皇誕生日については、現在の12月23日から2月23日に移る。即位に伴い、皇位継承順位が1位の秋篠宮様は、秋篠宮家を維持するが、処遇は皇太子と同等にするとして活動予算は増額になる。

木曜日, 6月 08, 2017

イギリスの総選挙


本日イギリスで総選挙が行われる。本来なら総選挙は、2020年に行われる予定だったが、メイ首相は、EUとの離脱交渉を前に国民の信任を得て、強い指導者として交渉に臨むために選挙を前倒しにした。
 
野党の支持率が低迷している今こそ、選挙を行って圧勝する目論見だったが、様子が変わってきた。一時は20ポイント以上開いていた野党との支持率の差が一桁まで縮まった。
 
イギリスでは、3月以降3度のテロ事件が起き、250人以上が死傷している。政府の治安対策への批判が強まっている。だが見方によっては非常時だからこそ強いリーダーシップを望む声も根強い。
 
選挙の結果が仮に与党過半数割れともなれば、EUとの交渉にも影響が出るだろう。離脱をめぐる国内の溝は深いだけに交渉の難航が予想される。総選挙の結果に注目だ。

水曜日, 6月 07, 2017

みちびき


GPSが使えるようになって世の中が非常に便利になった。今般、若干の誤差を補完する目的で日本独自の測定衛星「みちびき」の打ち上げが行われ成功した。実は、2010年に1号機が打ち上げられており今回打ち上げられたのは2号機だ。
 
計画では、今年中にもう2基打ち上げ4基体制を構築し、来年4月から測定データーの提供を開始するそうだ。4基体制が実現すれば、自動運転や、農業、建設などに利用が広がり、新たな可能性を秘めた技術になるとJAXAは説明している。
 
「みちびき」は、GPSと異なり、日本のほぼ真上にいる時間が長い軌道を選ぶため、ビルの谷間や山間部などの電波の届きにくい「死角」をカバーする効果がある。但し、1基がカバーできるのは凡そ8時間なので、一日で最低3基が必要になる。
 
JAXAの説明では、4基のうち1基は静止軌道に投入するそうだ。既に始まっている実証実験では様々な利用に向けた検証が進められている。現在使用されているカーナビなどでも「みちびき」の信号が受信できるのかは、製造元に直接聞いてほしいとのことだ。

火曜日, 6月 06, 2017

公園の枇杷



当店のワークエリアには多くの公園がある。その時々の気分で公園の樹木のスナップをしている。西成のとある公園には樹高3mほどの枇杷の木が1本だけ植わっている。何年か前に誰かが種をまいたのか知れない。
 
一か月ほど前に横を通ったら直径2㎝位の実が沢山ついていた。色は黄緑色だった。今日その公園に立ち寄ってみたら添付写真のように色づいていた。しかし誰も手入れをしていないようで、最終的には小鳥の餌になるのだろうか。
 
枇杷はバラ科の常緑高木で、多くは果樹として栽培されている。一口大の甘い実がなり、実の中に大きな種を一つ持つ。ビワの語源は、葉っぱが楽器の琵琶に似ているからだ。
 
鹿児島県、長崎県などの温暖な気候の土地で多く栽培されているが、近年の食の多様化に加え農家の高齢化等もあって、収穫量は減り気味だ。近年はビニールハウスなどでの促成栽培もおこなわれているようだ。

月曜日, 6月 05, 2017

宅配業界の動向


宅配大手のヤマト運輸が値上げを検討していることが分かってしばらくたつが、このところ連日のように宅配業界の今後の動向を占うニュースが賑やかだ。
 
ヤマト運輸や佐川急便などの宅配便が出現して世の中は非常に便利になった。ひと昔前は、郵便か国鉄貨物でしか物品の送り届けはできなかった。荷造りも自分でして拠点の窓口まで持って行っていた。届いた品も貨物駅まで引き取りに行くこともあった。しかし、今は便利になった。送りたい物品は梱包しなくても引き取りに来てくれて、相手先まできっちり届けてくれる。
 
インターネットが普及してからはより便利になった。送料も相手負担で届くものもある。しかも早い。だが、宅配業者同士の競争は激しく、そこに働く人たちはサービス残業のようなことも多いことだろう。当然、従業員たちからは待遇の改善を要求してくるだろう。
 
待遇改善しなければ人手不足になる。業界では会社同士が連携して、「一括配送」の強化や宅配ボックスの整備など、ドライバーの負担軽減のために何ができるかを盛んに論じられているようだ。人口減少社会に向けての国民的議論も必要だろう。

日曜日, 6月 04, 2017

深泥池でトンボ観察


 
今日は同業のOさんと二人で京都の深泥池に行ってきた。Oさんの目的はトンボ観察だが、僕はもっぱら植物の写真を撮って楽しんでいた。天気も良く、湖面からの涼やかな風は心地よく、くつろいだ一日を過ごすことが出来た。
 
Oさんは、早速珍しいトンボを見つけてカメラに収めていたが、僕は、ほとんどが初めて聞く名前で姿を確認するのがやっとだった。Oさんは望遠レンズを操作しながらシャッターを切っておられた。
 
今日一番の目的は「ハッチョウトンボ」とのことだったが、この種は残念ながら現れなかった。それでも最終的には、12種類のトンボをカメラに収めることが出来たとおっしゃっていた。
 
僕も持参したカメラでトンボを撮っては見たが、ほとんどがピンボケだったが、時間はタップリあったので小さな花を接写したりしていた。楽しい一日だった。

金曜日, 6月 02, 2017

地球温暖化対策


パリ協定は気候変動抑制に関する国際的な協定で、COP21が開催されたパリに於いて2015年12月に採択された。2016年9月には、中国とアメリカが同時に批准し、同年11月4日に発効することになった。
 
ところが、アメリカのトランプ大統領は、パリ協定は非常に不公平だとして離脱すると発表した。選挙公約を正当化したのだろうが、世界第2位のCO2排出国が抜ければ、地球温暖化対策には大きな打撃となる。
 
トランプ氏は先月末のG7サミットでも、各国首脳から協定に留まるように説得されていたがこれに応じなかった。声明では、「再交渉を始めて公正な協定を結びたい」とも提案したが、ドイツ、フランス、イタリアの3首脳は連名で、即座にパリ協定は再交渉できないとトランプ氏の提案を拒んだ。
 
温暖化対策は、世界全体が直面する共通課題として時間をかけて合意を作り上げてきた。パリ協定は、各国が目標設定と削減実行を継続的に進める仕組みだ。アメリカが「自国第一」を理由にパリ協定から抜ければ大変だ。パリ協定の規定では、離脱が可能になるのは発効から4年後の2020年11月になるようだ。

木曜日, 6月 01, 2017

6月


6月になった。この頃には、エアコンや冷蔵庫などの夏物商品の引き合いが増えて、商売は活気があった。と、過去形で書いているが、いい時代だった。今は夢のまた夢だ。しかし、体力も落ちているので丁度いいのかもしれない。
 
そんなわけで、最近は自由になる時間も多くなったが、医療機関に通うことも多くなった。歩行も怪しくなって山歩きなどは殆どしていない。若い頃から素人写真が趣味でこれまで色々なカメラを買った。デジカメの時代になってからも何台買っただろうか。
 
今はスマホを含んで4台のデジカメを、用途に合わせて使い分けている。小鳥や昆虫の撮影は自分の性格では無理と悟ったので、樹木などを撮影して遊んでいる。
 
最近,接写にも興味があって、色々試しているのだが簡単ではなさそうだ。コンデジのマニュアル撮影では無理のようだ。と言って、今更カメラを買い足すつもりはないので、現在使っているカメラで再度挑戦してみようと思っている。