かくれ里

火曜日, 5月 27, 2008

サマータイム


 わが国でも、早ければ2009年からサマータイムの導入がされそうだ。確か、僕が子供の頃にも導入された経験があるが、4年で廃止されたと思う。果たして今回は旨く根ずくのだろうか。

 報道によると、超党派の「サマータイム制度推進議員連盟」が、導入の法案を今国会に上程する見込みとのことである。明るい時間を有効活用して省エネにも役立つだろうとして、福田首相も前向きの姿勢を見せているようだ。

 サマータイムとは、日の長い夏の間だけ、時計を1時間進めて昼の時間を長くする制度である。世界では80ヵ国ほどが導入しているようだ。しかし、サマータイムの導入には、暑い時間を家で過ごすので冷房する時間が増えて、かえってエネルギー消費量が増えるなどの反対論もある。

 余談だが、僕の腕時計は勝手に1時間進むことがある。ホームセンターで買った安物の電波時計であるが、無意識にどこかのボタンを押しているのだろう。何もしないのに又、元に戻っている。おかしな時計である。

金曜日, 5月 23, 2008

万葉集


 今年正月から始まった「日めくり万葉集」は今日で100首目が放送された。毎日欠かさず見ているが殆どが始めて聞く歌だ。作者も天皇、皇族から庶民まで様々な身分の人が詠んでいる。

 万葉集は4500余首を二十巻にまとめられているが、成立したのは8世紀中ごろから9世紀の始めにかけてで、編者は巻によって異なるが、最終的には大伴家持によってまとめられたようだ。

 内容は、①雑歌(ぞうか) 様々な歌と言う意味で、旅で詠んだ歌や自然をめでた歌など。②相聞歌(そうもんか) 消息を尋ねたり、男女の恋を詠みあう歌。③挽歌(ばんか) 死者を悼み、哀傷する歌の、三大分類になっている。

 万葉集には、五七五七七の五句からなる短歌ばかりと思っていたが、長歌や旋頭歌(せどうか)があるのも知った。いずれにしても知らないことばかりだったが、これまで100首を聞いているうちにいろいろのことが分かった。そして、当時のことがもっと知りたくなって、昔、買ったままの「日本の歴史」の全集を読み始めている。「日めくり万葉集」の放送は今後も続くようだ。

木曜日, 5月 22, 2008

カラダスキャン


 今年の初めに体重計を買い替えた。オムロンの体重体組成計 「カラダスキャン」である。これは両手・両足から微電流を流し、その抵抗値から基礎代謝・体重・体脂肪率・内臓脂肪レベル・BMI値 が表示される。

 10年ほど前から体重・体温・血圧等を毎日、就寝時と起床時に計って、EXCELで作った表で記録をとっている。毎月の平均も出しているがあまり変化がない。

 肥満度を判定する方法の一つがBMI指数だが、これは体重(㎏)/身長(m)2で求められる。標準値は22で、これは統計的に見ていちばん病気にかかりにくい数値だと言います。僕の場合、一ヶ月の平均値は25だから少し高いようだ。体脂肪率も27前後で少し高めのようだ。

 数値にこだわることはないが、毎日の記録をとることは自分の体調を知る上で参考になると思う。これからもこの記録は続けて行く積りだ。

日曜日, 5月 18, 2008

恒例の行事




 今年もバーベキュウの催しが行われた。同業者の家族同士の親睦を計る目的で毎年行っているもので、今年は子供18人を含む65人の参加があった。浩登、裕果たちも一緒だった。

 会場の二色ノ浜のバーベキュウ広場には、コンロや調理場の設備が整っているが、食材と燃料は持ち込まねばならない。野菜やタレなどは有志によって用意してもらった。僕は早朝、前日に注文しておいたお肉を引き取りに行った。

 コンロに火が入り焼肉パーティーが始まった。ひとしきり食べて満腹になった頃、抽選会などのイベントの時間だ。今年は業務用のかき氷機を持ち込んだ。今日は快晴で気温も高く、かき氷は子供たちに大好評だった。

 和気あいあいのうちに予定の3時間は過ぎた。記念写真を写してから現地解散となった。お世話戴いた皆さん、ご苦労様でした。

木曜日, 5月 15, 2008

四川大地震


 11日に起きた中国の大地震は、報道によると死者の数は四川省だけでも1万8千人余。行方不明者も多数あるので犠牲者がさらに増えるのは確実のようだ。被災地に軍や武装警察部隊が10万人以上展開して、生存者の救出には全力を挙げているようだが、はかどっていないようだ。

 阪神淡路大震災の時は6千余人が犠牲になったが、今回の災害はその比ではない。建物の倒壊・損壊は数百万戸になると言うから、被害に見舞われた方々のこれから先のことを考えると心が痛む。

 中国では8月にオリンピックが開催されることになっているが、チベット問題や今度の災害を受けて、果たして無事に開催されるのだろうかと懸念する。

 今月初めには、ミャンマーでもサイクロンによって2万人を超える死者が出る大きな災害が発生した。自然災害による困難は他人事ではない。わが国としても出来る限りの援助の手を差しのべてやってほしい。

日曜日, 5月 11, 2008

里親制度


 今のNHKの連続テレビ小説は「瞳」である。東京の下町の人情味あふれる物語が展開していく楽しい番組だ。ダンスの勉強のために上京してきた瞳だが、もう一つの目的は3人の里子を育てている祖父の手伝いをする為である。

 西田敏行演じる一本木勝太郎は、里親としてのキャリアは長い。妻が亡くなって里親を続けることが難しくなり、孫の瞳が手伝うことになったと言うストーリーだ。瞳の成長していく姿を通じて社会的養護と里親制度をテーマに取り上げているドラマだと思う。

 里親の種類には大きく分けて養子縁組を目的としない養育家庭(ほっとファミリー)と、養子縁組を前提として養育する家庭がある。このドラマでは、さまざまな事情で里子となった3人の子供たちが明るく素直に育っている姿が演じられているが、現実には色々問題があるようだ。

 里親になるのには、児童の養育について理解と熱意があって豊な愛情を有していること。経済的に困窮していないこと。そして心身ともに健全であることが条件だ。社会的養護と言う意味合いからも、里親制度は必要であろう。だが、僕にはとても出来そうにない。

土曜日, 5月 10, 2008

日本の富豪


 アメリカの経済誌「フォーブス」が発表したところによると、任天堂の元会長の山内相談役の保有資産が78億ドル(約8100億円)で日本一になったそうだ。

 任天堂のことはこのブログに何度か書いたが、家庭用ゲーム機業界では世界でも最大級の会社に成長した。北米ではNintendo(ニンテンドー)はビデオゲームを指す俗語として使われているらしい。

 フォーブスの調査では、任天堂のゲーム機「Wii」が驚異的な人気となった為に株価が上昇し、任天堂株の10%を保有している山内氏の資産価値が上がったのだと言う。2009年にかけて時価総額はさらに上昇するだろうとも言っている。

 国税庁が毎年一回公表していた「所得番付」があったが、プライバシーの保護の観点などから廃止されたようだ。お金はあるところにはあるものだが、いずれにしても僕には関係のない世界の話だ。

水曜日, 5月 07, 2008

京都観光の音声ガイド

 京都の町を歩いて観光する時に、ポイントごとの案内を携帯電話や音楽プレーヤーなどで聞くことが出来るようになった。この事業は、京都市が国の補助金を受けて、インターネットを通して音声ガイドを無料で配信している。

 試しにダウンロードしてみた。ガイド役は「ちりとてちん」に出演していた茂山宗彦さんと弟の逸平さんと服飾研究家の市田ひろみさんで、コースマップもある。今のところ六つのコースだけだがもっと増えるだろう。

 一度、実際に使ってみようと思っているがいつになるかわからない。ダウンロードは下記のサイトから出来る。

  http://kyoto-free-walks.com/course/index.html

火曜日, 5月 06, 2008

聖徳太子



 連休最後の6日は、大阪市立美術館で開催中の聖徳太子の特別展を見てきた。聖徳太子については、西暦592年に推古天皇が即位したときに皇太子となり摂政となった。冠位十二階や十七条憲法を制定したことや、四天王寺・法隆寺を建立したことぐらいのことしか知らなかった。

 一昨日は快晴に恵まれた一日だったが、飛鳥川に沿って大和川本流の合流点である斑鳩の里まで凡そ20km.を歩いた。飛鳥・斑鳩は太子の生きた時代の歴史の舞台となったところではなかろうか。当時の時代のことをもっと知りたいと思っていたのでタイミングよく特別展が開かれていたものだ。

 「聖徳太子ゆかりの名宝」と銘打って開催されている今回の特別展は、河内三太子といわれている、叡福寺・野中寺・大聖将軍寺の名宝が沢山展示されていた。各寺院には聖徳太子信仰に基づいて製作された仏像や絵画が沢山伝来していて、それらを一同に集めての展示会なので値打ちがあった。

 展示物を見ただけでは聖徳太子のことは少ししかわからないが、飛鳥時代以降の歴史を知るためにも聖徳太子のことをもっと知りたいと思う。今回も図録を買ったので時々覗いてみる事にしよう。

土曜日, 5月 03, 2008

大型連休


              シャリンバイ

 月日の立つのは早いものでもう五月だ。大型連休も後半になった。もっとも、商売をしていると、連続して休みを取ることが難しいのだが、最近はお客様の理解も得やすくなって、暦どおり休んでいる。

 今年は今日から4連休だが、初日の今日は、母方のおじの25回忌の法要にお参りさせてもらった。僕には何かと目をかけてくれたおじさんだったが65歳で亡くなった。今の平均寿命からするともっと長生き出来たのではと思いつつ故人を偲んだ。

 明日4日は、『大和川を上流から下流へ歩こう』と言う計画の第2弾として、飛鳥川の下流域を、いつものハイキング仲間たちと歩くことになっている。前回はあいにくの雨模様だったが、明日は絶好のハイキング日和のようだ。参加メンバーは15名ぐらいになりそうで、賑やかな催しになることと思う。

 5日は、孫たち一家と一緒に、高野山へ墓参りに行く積りである。毎年数回は訪れる高野山の墓参だが、孫たちと一緒に行くことは少ない。明後日は孫たちとのふれあいを兼ねて、のんびりとした一日を過ごすことにしよう。