かくれ里

木曜日, 4月 29, 2010

テレビでカタログ


 最近のデジタルテレビはインターネットサービスに対応している。シャープが提供するサービス、「AQUOS.jp」において、デジタルカタログを閲覧できるサービスを凸版印刷㈱が5月下旬から開始するらしい。

 「カタログデパート パラリー for AQUOS」という名称で、インターネット接続した対応機種であれば、通販のカタログなどの閲覧が無料で出来る。

 高精細度なHD画質の写真が、リモコンの簡単な操作で、紙のカタログの様にパラパラとめくったり、気になる商品を拡大表示することができる。

 凸版印刷㈱は、このサービスによって、大画面に映し出された画像を家族が一緒に閲覧ができるといったサービスを提供できて、商品の注文もテレビ上で購入が完結する機能を拡張していくと言っている。

火曜日, 4月 27, 2010

みちびき


 カーナビゲーションシステムのお陰で何処へ行くのも便利になった。性能も初期のものに比べると格段に進歩していて、しかも、値段は安くなった。

 カーナビが性能を発揮出来るのは、米国がGPS衛星を無償で提供してくれているからだ。しかし、今の衛星の寿命が終わるまでに次世代衛星の製造と配備をしなければならないが、米国政府は、予算面と技術的問題に直面して苦慮しているようである。

 わが国では、GPS衛星の機能を補完する目的の衛星を、今年の夏ごろに種子島宇宙センターから打ち上げるそうだ。「みちびき」と命名されたこの衛星は、縦横3メートル、高さ6メートル、重さ4トンの大きさの機体だ。

 計画では、日本の上空に3機配置すると、常に1機は日本から見えるようになって、全国のほぼすべての地域でGPSが利用できるようになる。開発費は1機が245億円だが、打ち上げ費用などを含めるとかなりの金額になるようだ。事業仕分けなどもあって、果たして計画通りに行くのだろうか。

日曜日, 4月 25, 2010

播磨富士(笠形山)

 兵庫県にもたくさんの山々がある。しかし、大阪在住の僕には六甲山系の山々しか知らない。以前より、播磨富士の名で親しまれている笠形山へは一度登ってみたいと思っていた。

 この度、N君の誘いを受けて登山のチャンスが到来した。25日の日曜日の朝は絶好のハイキング日和だった。今日のメンバーは7名。I 君のワンボッスカーで阪神高速、中国道、播但道を経て、神埼町の登山口には9時20分に到着した。

 標高939mの笠形山には数か所の登山道がある。我々の登った道はよく整備された歩きやすい登山道だった。12時前に頂上到着。360度展望のできる山頂には他の登山道より登ってきた団体で賑やかだった。

 一等三角点のある山頂で一時間ほど休憩し、同じ道で下山する。14時半には今朝の出発点に戻る。ここ神埼町には「いこいの村」なるものがあって、町民の憩いの場になっている。僕たちもここで1時間ほど休んだ。天気にも恵まれて、今日は久しぶりに楽しい一日を過ごすことができた。

土曜日, 4月 24, 2010

平城京

 日本の歴史をひもとくと、都が藤原京から平城京に遷都したのが710年とされている。今年はそれから1300年目に当たることから、奈良県では平城遷都1300年記念の行事が大々的に行われている。

 メーン会場となる「平城宮跡会場」が24日にオープンした。130ヘクタールほどある敷地内には、天皇の即位などが行われた大極殿が復元され、ほかにも「平城京歴史館」や「平城京なりきり体験館」があって、11月7日まで様々な催しが行われる。

 平城京は元明天皇が律令制に基づいた政治を行う中心地として唐の長安城などを模して作られた。聖武天皇の御世に都を転々と移したこともあったが、長岡京に都が移る784年までの74年間、奈良の地が都として栄えた。

 平城京のメインストリートは、南の羅生門から北にまっすぐ伸びる幅約74mの朱雀大路です。平城京は大小の直線道路によって碁盤の目のように整然と区画されて作られていた。朱雀大路の北端には朱雀門がそびえていて、この門をくぐると天皇の住居の平城宮であり、政治や国家的儀式が行われていた。

 この場所へ10年ほど前に訪れたときは、儀式の場である大極殿の礎石のみが残っているだけだった。1300年祭のイベント中に、機会を作って今回復元された大極殿などを拝見に行きたいと考えている。

水曜日, 4月 21, 2010

駅弁


 JRが旧国鉄時代の旅行には、各地の停車駅で駅弁を買って食べるのが楽しみのひとつだった。全国に先駆けて駅弁を販売したのは大阪の水了軒だ。その老舗の水了軒が20日で事業を停止した。

 近く、大阪地裁に破産申請をする見通しとの事だ。負債総額は3億円とみられる。コンビニやスーパーなどの安価な弁当が増えて、経営が悪化していったらしい。

 駅弁事業は旅館などが内職として作られた駅弁もあったが、それらの製造元は小規模な業者がほとんどで、衰退傾向にある。

 一方、駅弁業者から発展して、それぞれの地域を代表する食品企業になった業者もある。これらの製造元は駅弁も作ってはいるが、実態は駅弁業者というのは不適切であり、日産数万食を、スーパーやコンビニに供給しているそうだ。食品業界も大きく変貌しているようである。

日曜日, 4月 18, 2010

造幣局の通り抜け


 日曜日、Tさんと造幣局のさくら見物に行ってきた。大川(旧淀川)沿いにある造幣局には約120品種、400本ほどの桜が植えられている。

 造幣局の中へは普段は自由に出入り出来ないが、桜の開花時期に一般の人に公開することになったのは明治16年が始まりというから随分長く続いているものである。

 毎年4月の中旬から下旬にかけて開放され、多くの人でにぎわう。地下鉄天満橋に着いたのが夕方の6時ごろだ。駅の構内から行列が続いていた。天満橋を渡り、川沿いに歩き南ゲートから入場し、北側のゲートに抜ける一方通行になっているので「通り抜け」と言われている。

 毎年「今年の桜」として一品種を紹介しているが、今年の花は都錦(みやこにしき)ということだった。この花を含め、全部の花が丁度見頃を迎えていた。造幣局の通り抜けは一度は行きたいと思っていたがやっと念願がかなった。

木曜日, 4月 15, 2010

OADL放送

 デジタルチューナーを搭載しているテレビやDVDレコーダーは、性能向上や放送局側の環境変化に対応するために、不定期に修正プログラムが送られているそうです。

 出荷時には、オンエアーダウンロード(OADL)放送を自動的にダウンロードされるようになっているが、プログラムに不備があると受信機の調子がおかしくなる。

 4月12日に送出されたソフトに不具合があって、パナソニックの液晶テレビの一部で、電源を入れて操作すると「電源が切れる(1回点滅)」の症状が発生する可能性があるとのことだ。

 メーカーでは、翌日には不具合を改善したソフトウエアーを送信したので、症状を発生した事例はわずかだったと言っているが、たまたま、当店では一件のコールがあって訪問し、暫定の回避処置を施しました。

木曜日, 4月 08, 2010

花見


  大阪の桜の花の盛りは終わった。今年はお花見と洒落込む訳にはいかなかった。それというのも、3月31日の深夜、義兄が急死した。家内の姉婿で親しい間柄だった。

 連絡を受けて病院に駆け付けたが残念な結果になった。それから四日間は仕事には成らなかった。葬儀式が終わって行った斎場の付近に咲いていた桜はそれは見事だった。しかし、お花見と浮かれる気分ではなかった。

 毎年、4月の第二日曜は二上山に登っている。年によって当たり外れはあるがこの時期の二上山のヤマザクラは見頃なのだ。だが、今年は行けそうにない。4日休んで溜まった仕事を済まさねばならない。11日の日曜日は終日仕事の予定が入っている。

 ソメイヨシノの季節は終わったが八重桜はこれからだ。しばらくしたら造幣局の通り抜けが始まるだろう。この通り抜け、僕は一度も行ったことがない。話のタネに今年は行ってみようかな。

火曜日, 4月 06, 2010

ふるさと記念硬貨


 政権交代を果たした民主党は国民の期待通りには行っていない様で、支持率の低下には歯止めがかからない。再度の政権交代も視野に入れてか、自民党を離党した与謝野氏らは新党の結成を模索しているようだ。

 今年の大河ドラマは「龍馬伝」。日本の夜明けを夢見た龍馬が現在の日本の政治の現状を見たなら、「今一度、日本を洗濯致したく候」と言うかもしれない。

 龍馬のふるさとの高知県は、坂本龍馬を図柄にした1000円銀貨を5月下旬に発行するそうだ。地方自治法施行60年を記念して、2008年から各都道府県ごとに硬貨を発行している。

 造幣局の話では、1枚の価格は6000円で、10万枚発行する。通信販売で販売するが、注文が殺到しそうだ