かくれ里

月曜日, 9月 30, 2024

沖縄と不発弾

 

太平洋戦争末期、沖縄は「鉄の暴風」と言われるほどの、無数の砲弾にさらされた。しかし、1万トンほどが不発弾として残ったと推定された。1972年の本土復帰までにはアメリカ軍が処理に当たったが半数ほどだ。 

80年経った今でも自衛隊の部隊によって処理活動が行われているが、県内各地で一日に1件ペースで見つかっている。 

しかし、全数処理するにはあと70年から100年ほどかかるとみられ、終わらない戦後処理と言われている。昨日も、周辺の住民に一時避難を求める大規模な処理が行われた。 

今回処理された不発弾は、去年12月、下水工事中に見つかった250キロ爆弾で、長さ1.2m直径36cmほどの大きさのものだった。

水曜日, 9月 25, 2024

和温療法

 

日本は超高齢化社会へなったが医療は全人的でなければならない。長生きしてよかったと、人間としての人格を保ちながら終焉が迎えられる社会が理想的だ。 

健康長寿は国策として推進されているが、健康はいつか必ず損なわれて介護寿命を経て人生は終わる。介護寿命を幸せに過ごしてこそ満足のいく人生と言えるだろう。 

介護の必要な高齢者や、持病を抱えている人々に福音をもたらす治療法が和温療法だ。和温療法は、遠赤外線乾式サウナ治療室で全身を15分間温めて、その後30分の安静保温を追加して、発汗に見合う水分を補給する治療法だ。 

この療法が開発されて25年になるが、これまで様々な臨床研究を通じて、多くの方々が驚くような回復を示している。薬物療法等これまで確立された治療法に加えて、和温療法を組み合わせることで著明な治療効果が発揮出きるようなのだ。

木曜日, 9月 19, 2024

はがき木

 

僕は樹木のことが好きで、ネットで「このきなんのき掲示板」を毎日見ている。このサイトでは、全国各地より写真添付で色々問い合わせが来るが、その都度適切な応答があって非常に勉強になる。 

昨日は添付写真の質問だった。しばらくして“はがきの木では”との答えが入った。はがきの木とは、モチノキ科のタラヨウのことだとも書かれていた。そこで、「タラヨウ」について調べてみた。 

タラヨウの葉は楕円形で、長さが15~20cmと大きく肉厚で、尖ったもので字や絵を描くと、乾燥しても読み取ることが出来るので戦国時代には通信に使われていたそうだ。 

実際に宛先を明記し定形外の切手を貼れば郵送することも可能とのことだ。平成9年には、当時の郵政省(現・日本郵政公社)が、緑化推進のためにタラヨウを「郵便局の木」として定め、全国各地の郵便局に植栽を奨励したと書かれてあった。

火曜日, 9月 17, 2024

月 見

 

今年の「中秋の名月」は今日だ。旧暦の8月15日の夜に見える月のことを指して言う。この月をめでる習慣は、平安時代から始まったと言われている。農業の行事と結びつき「芋名月」などと呼ばれることもあるそうだ。 

中秋の名月が必ずしも満月とは決まらず、今年は、明日の夜が満月だそうだ。大阪の天気は今晩も明晩も良さそうなのでお月見をしようと思っている。 

今年は月の近くに土星が見られるそうだが、月が明るいため見ずらいかもしれない。それでも注意して見てみよう。 

お月見は10月にもある。旧暦の9月13日の夜を「十三夜」と呼び、この日にも月見をする習慣があるようだ。今年の「十三夜」は10月15日だ。

月曜日, 9月 16, 2024

見舞い

 

昨夜、義弟(妹の夫)の見舞いに行った。昭和16年生まれで83歳だ。脳卒中で倒れて寝たきりの状態だ。そんな訳で妹家族は介護に奔走されている。 

府立病院に入院していた間はまだよかったが、退院してからが大変だ。介護施設にも世話になっていて、数日ごとに送り迎えしてもらっているようだ。 

母の面倒を妹夫婦が見てくれていた関係で、僕たち夫婦は感謝している。彼が元気な時には、色々と世話になった。 

そんな訳で、全快をを願っているのだが、今の病状からして無理なようだ。それにしても妹たち家族の介護生活のことを考えたら、何とかしてやりたいと思うのだが。どうしようもない。

日曜日, 9月 08, 2024

果物の日

 

毎月8日は“果物の日”に制定されているそうだ。子供たちの果物離れを防ぐことが目的だそうでオヤッ(8つ)代わりに果物を!という意図があるようだ。 

9月に入って、果物がおいしい季節になった。この季節は、ぶどう、イチジク、桃、梨等がスーパーの棚にならんでいるが、結構高い値段が付いている。 

もっとも、生産者側からすれば、手間暇かけて育て上げた品々だから、それ相応の対価がほしいだろう。 

最近は、果物のジュースバーや商品も増え、手軽に果物を摂取出来るようになった。生産者にとっても、B級品の活用も必要だろう。

木曜日, 9月 05, 2024

バングラデシュ

 

1971年に独立したバングラデシュで、政変が起きているようだ。これまで同国で20年以上に渡って首相を務めたハシナ氏が政権を追われてインドへ亡命した。 

長期政権下のハシナ首相は、輸出振興策を進め国民一人当たりのGDPは3倍となった。しかし、国内貧富問題は解消せず、若年層の就職率も悪く、政変につながったようだ。

バングラデシュは、北と東西の三方はインド、南東部はミャンマーと国境を接する。パキスタンの飛地領土(東パキスタン)を経て独立した。イギリス連邦加盟国のひとつだ。 

この地方は、古くから文明が発達し、紀元前7世紀には文明が存在していたことが証明されている。16世紀にはムガル帝国の下で商工業の中心地へと発展した。このころからイスラム教徒が多数派となっていった。

水曜日, 9月 04, 2024

車いすラグビー

 

パリで開催中のパラリンピックでも日本選手の活躍ぶりが報道されている。車いすラグビーの決勝戦では、アメリカと対戦し勝利して金メダルを獲得した。 

車いすラグビーは、1977年にカナダで考案され、2000年からパラリンピックの公式競技となった。昨年パリで開催それた「ラグビーワールドカップ2003」に合わせて「国際車いすラグビー2003」が同時に開催された。 

車いすラグビーは、四肢に麻痺のある障碍者が車いす同士でぶつかり合う競技だ。コートは、28×15mのバスケットボールのコートで行う。1チーム4名男女混合で競技する。 

バレーボールサイズの球形のボールを使用して、ボールを受け取って40秒以内に敵陣のエンドラインを超えて得点する。相手チームの攻撃を妨害する際の車いすによるタックルは迫力があって面白い。

火曜日, 9月 03, 2024

通天閣

 

大阪で通天閣を知らない人はないと思うが、現在の通天閣は2代目で1965年に落成した。当時僕は叔父の電気店で働いており、仕事の関係で建築中の通天閣をよく知っている。現在の通天閣は竣工してから68年になるが、僕はまだ一度も登ったことがないのだ。 

YouTubeで最近の通天閣を見たが、耐震工事が施され、タワースライダーという滑り台も完成した。タワースライダーは、地上22mある3階から地下1階まで滑り降りるのだが、斜度が30度もあり、スリル満点のアトラクション施設のようだ。

 通天閣のある新世界界隈は相当変化したしたようだが、インバウンド需要で外人客も多く、結構賑わっているようだ。 

この歳になって、通天閣を登ってみる気はないが、新世界界隈を散策してみるのも楽しいのではないか思っているのだが。